あらすじ長瀬智也主演で大反響を巻き起こしたドラマ『フラジャイル』。その原作漫画の最新刊! 主人公の岸は病理医。病理医とは、直接患者と会うことなく病気の原因を調べ診断を下す医者だ。同僚の医師は彼についてこう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と。茅原道宣、52歳男性。岸に心膜炎と診断されたが、状態はかなり悪く、手術は危険を伴う。だが手術しなければ10日もつかわからない……。岸は命を救えるか!?
「病理の診断を待ってから〜」 なんて台詞を見たのはどの漫画だろう。 「腸よ鼻よ」かなぁ。 その病理医が主役の漫画です。 病理というお仕事詳細、知らなかった。 もっと知らなかったのは、「正しい診断書は救命6割、その他は8割」。 そして救命で働く先生が3日寝てないとさらっと言う。 もしかして、寝たら割合が変わるんじゃ…と、ふと思ってしまった。 閑話休題。 話数がすべて「岸先生、」という呼びかけなのがおもしろい。 そんな呼びかけをしても、先生が全うに聞いてくれてなさそうなのがイメージできて、またおもしろい。 ドラマ化してタイトルは聞いたことあったのだけど、実際に読んでみたら興味深く読めた。