世界観は面白い。未完。第一章完
死ぬと蝶になり、国に管理される。 親類は蝶を通して故人と話せる。 面白い世界観。 しかし、テンポが悪いと言うか、あんまり引き込まれない。 バタフライストレージは4巻完結だが、第一章なだけで、続きは「特蝶」という漫画に続く。
時に19世紀――東南アジア。植物採集家のノアは、植物の根より記憶を辿ることができる「起源追想」という特殊能力を持つ。「起源追想」の最中、引き剥がすと精神を根に持って行かれ死んでしまう。そんな彼の助手兼護衛のラジャードは元海賊。かつて海賊の護衛をしていたほどの剣の腕。二人はディーバ商会から植物採集の依頼を受け、希少な植物を求め世界中を飛び回る!
温かみのあるタッチと可愛らしく親しみやすいキャラクター、いかにもコミックリュウって感じの漫画です。
大英帝国の植民地支配の最盛期となる19世紀の東南アジアが舞台で、依頼を受ければ市場にとどまらず時に山や森に分け入り、どんな珍しい花でも見つけ出し採集する「植物採集家」の話。いわゆるプラントハンターってやつですよね。
登場人物たち、とくに女の子がとても魅力的です。この2巻の表紙の子なんてこんなお嬢様みたいなナリしてとんだ跳ねっかえりで、木には登るわ縄抜けするわの大立ち回りw 商会の護衛のハリエットも個人的に大好きなんですが、4巻でようやく表紙を飾ってくれました。