あらすじ赤毛でさらに返り血を浴びながら人を切り倒すことから、『ザクロ頭』の異名を持っていた少年時代のラジャード。そんなラジャードに手を差し伸べたのは、亡きノアの父・ブラッドだった。ブラッドが遺した手帳の最後に記してあった「アスカム」の名。その名を名乗る男が現れ、後悔の念が再び沸き上がるラジャード。アスカムの従者に呼び出されたラジャードは何も言わず一人、敵が待つ場所へ―――
温かみのあるタッチと可愛らしく親しみやすいキャラクター、いかにもコミックリュウって感じの漫画です。 大英帝国の植民地支配の最盛期となる19世紀の東南アジアが舞台で、依頼を受ければ市場にとどまらず時に山や森に分け入り、どんな珍しい花でも見つけ出し採集する「植物採集家」の話。いわゆるプラントハンターってやつですよね。 登場人物たち、とくに女の子がとても魅力的です。この2巻の表紙の子なんてこんなお嬢様みたいなナリしてとんだ跳ねっかえりで、木には登るわ縄抜けするわの大立ち回りw 商会の護衛のハリエットも個人的に大好きなんですが、4巻でようやく表紙を飾ってくれました。