ネタバレ
名無し

男ならダレもが一度はハンター
憧れるのではないだろうか。
そんな思いを抱き続けた男達が
日本の岡山で、ハンターとしての
日常生活をすごすエッセイ漫画。

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絵はめちゃくちゃ上手いとは思わないが、
下手ではないと思う。
独特の味やテンポを生んでいると思うし。
無駄な線を描かない、という感じかな。

ジビエ料理も色々出てくる。
猪、鹿、ハトや雉。
出来上がった料理の絵そのものはさして
美味そうに見えないが、漫画を読み進めていると
美味いのだろうなと感じてくる。
やはり猟師漫画だけに、捕るところから
読んだぶんだけ、苦労して捕ったのだから
美味いだろうと思ってしまうのか(笑)。

昔に読んだゲテモノ食いの本に、
「カラスだけはどう料理してもマズイ。
 喰えたもんじゃない」
と書いてあったのだけれど
岡本さんは「いけるといっていい」って書いてる。
カラスでも種類によるのか、ナニを喰っているカラス
かによるのだろうか?

それと同じことを鶴で思っていました。
江戸時代は鶴が高級食材で美味いという記述を見ましたが、ムツゴロウさんの本では、そんなに美味くはないという書き方がされていました。カラスと同じく個体差/食べた部位/環境によるものなのか気になるところです。

鶴とかだと、食べた人は
「滅多に食べることの出来ないものなんだから」
という意識なども働いてしまうのかも。

佐々木さん(岡本の罠猟師匠)は
「猟師が素人におすそ分けするのは
 売れん肉。血が廻ってるとか。」
と言っているし、処理の仕方の良し悪しも
大きく左右するでしょうし。

そういう意味では「山賊~」での
美味しい時期に新鮮なうちに適切に処理した
野生動物の味の評価は、参考になりますね。

さすがにミドリガメを食したさいは
「いかにも亀」
と、婉曲に?まずかったようなことを
書いていましたね。

食べた後に、そのままバタンッと寝たりするのも
いかにも美味かった、満足だっ、て感じに見えます(笑)。

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山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記

的確に 狩猟の世界を描いている漫画

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 岡本健太郎
名無し

小さい頃から、やることなすこと漫画に影響されて生きてきたと自負しておりますが、30歳にもなってもその性分が抜けていませんでした。この『山賊ダイアリー』を読んで、妙なテンションになってしまった私は、突発的に狩猟免許を取ろうと志し、現在、試験の結果待ちという状況です。  『山賊ダイアリー』のなにがそんなにも私の心を動かしたのか。それは、鳥・狩猟をし、それを捌いて調理し、おいしくいただくという、猟師の日常に対する、とてもシンプルな憧れです。『山賊ダイアリー』はダイアリーという通り、作者である岡本健太郎の猟師としての日常を描いています。仲間と獲物を探したり、罠を仕掛けたり、先輩猟師からおすそ分けしてもらってり…そんな出来事が淡々として描かれているのですが、狩猟とは縁遠い人間にはそのどれもが新鮮に映ります。  よくよく考えてみれば、狩猟という文化も間違いなく日本の文化の一部で、2~3代遡ればもっと身近なものだったのに、今はとても遠くのものにあるように感じます。実際、狩猟について色々調べてみましたが、やはり銃を持つということは大変に難しいということがわかりました。そりゃそうです。人口の大部分が熊害も鹿害も猪害も無関係な都市に住んでいる現在、市民生活を脅かすおそれのある銃を許可する必要があるのかということですから。  それでも、この『山賊ダイアリー』に描かれている「DIY【Do It Yourself】精神」には自分の日常を変えるきっかけになるのではないかと思います。

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そんなヒロキも異世界へ

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