ネタバレ
名無し

男ならダレもが一度はハンター
憧れるのではないだろうか。
そんな思いを抱き続けた男達が
日本の岡山で、ハンターとしての
日常生活をすごすエッセイ漫画。

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子供のころ、山奥に住んでいる親戚が
ときどき鹿肉をくれたので、
刺身で食べるのが楽しみだった。
なのでこの漫画の「鹿サシ最高」には大共感。
でも赤木さんご推薦の鹿肉と猪の脂との合挽きも美味そう。
ツクネ串とかハンバーグで食べてみたい。

赤木さんの実家の居酒屋、一度行ってみたい。
もしかして漫画効果で岡山では有名店だったりして?

岡本先生、先月から猟が解禁になって
今頃は狩猟生活の真っ只中なのでしょうか。
漫画のほうもSSやソウナンデスカだけでなく
元祖山賊ダイアリーを復活させて欲しいのですが。

この漫画を読んだあとにネットのYoutubeで
猪のくくり罠猟の動画を見た。
猪の暴れる様や、掘り返された地面とか
「おー、山賊ダイアリーで見たとおりだ」
と思った。
やっぱり現実に体験している人が描いている
漫画はリアルなんだね。

猪とか鹿、ヌートリアとか、
結構カワイイ絵で描いてあるんだよね。
解体シーンとか、実写でみたらグロそうな場面も
漫画だから適度に穏やか(だと思う)。
実写作品ならリアルであればあるほど良いかもしれないが、
この漫画は漫画だからこその良い面がでていると思う。

第一話で、いきなり彼女に猟師を否定されていた。
同じように、動物愛護団体なんかから抗議されたりしたかもなーとこの漫画、とか思った。
なので野鳥鑑賞の人とわだかまり無く会話したりするシーンは、なごんだ。

アキ君が「きっぷのいい」奥さんに後頭部を蹴り上げられるシーンがあったが、ハイヒールってのは洒落にならんと思った(笑)。
あれはエースハンターより破壊力がありそう。

田圃のあぜ道でヌートリアを見かけた。
「捕まえられそうだな・・・でも捕まえたら逃がしちゃまずいんだよな・・結構うまいらしいな・・。」
などと考えてしまった。
山賊ダイアリーを読んでから、動物や昆虫を目にすると
「捕まえられるか?喰えるか?」
と考えるようになってしまった(笑)。

この漫画を見て、狩猟とかハンティングに興味を持った
けれども、実際には雪の中での狩猟とか大変なんだろうな。
あと、作中にも触れている部分があるけれど
プロ猟師同士の関係とか、そこに趣味のアマチュアハンターとか
も関係してくるだろうし、
自然を相手にする職業でも、結構人間関係とかも大変そう。

この漫画にときどき「パラコード」ってのが
出てきて、なんだか丈夫な紐らしいがなんだろうと
思っていた。
調べたらパラシュート用に開発された紐で、
アウトドアナ趣味の世界では結構使われていた。
Youtubeあたりには色々と使用例があった。
確かにストラップとかにして持ち歩いていたら
役に立つこともあるかも。

猟期が年間で4ヶ月くらいしかないのでは、
なかなかプロ猟師として生活するのは大変でしょうね。

銀玉鉄砲やモデルガンまでなら手にとるのは
簡単だけれども、本物の鉄砲までは
なかなか触れる機会がない。
岡本先生みたいに子供のころから猟師さんと
知り合いだったとか、身近に猟師さんが
いるなら別なんだけれど。
猟や銃に興味がアル、という段階と、
免許をとって銃を持って猟師になるという段階との
段階間の幅が広すぎる。
その間を縮めたり埋めたり、ときには猟師になるという
段階への橋渡し役を、この漫画は担っていると思う。

山賊ダイアリーSSとか、第二巻は発売日未定なんですね。
なんか似たような漫画ないかな、と思って検索したら
岡本先生の作品ではないけれど
罠ガール
「鷹の師匠、狩りのお時間です」
とか発見。
知らない間に狩猟漫画って増えていた・・。

たしか「マタギ」という題名でしたかね。
釣りキチ三平は自然が豊かな東北が舞台ですから、
猟師さんとか炭焼き職人さんとか出てきますね。
砂金取りの人なんかも出てきた。
実際にマタギの登場人物が釣りキチ三平に登場して
三平君と一緒に熊を撃ちに行く話もあったような。

佐々木さんやマサムネ君が猟師を辞めた理由もリアルでしたね。
アキくんは引っ越して、狩猟グループを抜けたとかだから
まだ猟師をしているかもしれませんが。

ソウナンですか?の1巻を読みました。
面白いですよ。
けれど山賊ダイアリーとは似て異なる味ですね。
山賊がトンカツ定食だったらソウナンはカツサンドという感じ。
ちょっとアニメ調の絵にいかにもな女子高生サービスシーンとかもあるから、ソウナンのほうが読みやすいかもしれないけれど、好みは分かれるかなあ、と思います。

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山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記

的確に 狩猟の世界を描いている漫画

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 岡本健太郎
名無し

小さい頃から、やることなすこと漫画に影響されて生きてきたと自負しておりますが、30歳にもなってもその性分が抜けていませんでした。この『山賊ダイアリー』を読んで、妙なテンションになってしまった私は、突発的に狩猟免許を取ろうと志し、現在、試験の結果待ちという状況です。  『山賊ダイアリー』のなにがそんなにも私の心を動かしたのか。それは、鳥・狩猟をし、それを捌いて調理し、おいしくいただくという、猟師の日常に対する、とてもシンプルな憧れです。『山賊ダイアリー』はダイアリーという通り、作者である岡本健太郎の猟師としての日常を描いています。仲間と獲物を探したり、罠を仕掛けたり、先輩猟師からおすそ分けしてもらってり…そんな出来事が淡々として描かれているのですが、狩猟とは縁遠い人間にはそのどれもが新鮮に映ります。  よくよく考えてみれば、狩猟という文化も間違いなく日本の文化の一部で、2~3代遡ればもっと身近なものだったのに、今はとても遠くのものにあるように感じます。実際、狩猟について色々調べてみましたが、やはり銃を持つということは大変に難しいということがわかりました。そりゃそうです。人口の大部分が熊害も鹿害も猪害も無関係な都市に住んでいる現在、市民生活を脅かすおそれのある銃を許可する必要があるのかということですから。  それでも、この『山賊ダイアリー』に描かれている「DIY【Do It Yourself】精神」には自分の日常を変えるきっかけになるのではないかと思います。

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山賊ダイアリーSS

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