自身をモデルにしたかのような生々しさのあるマンガ家マンガ

小松菜290円

浅野いにおの最新作。スペリオールで連載していたがついこないだ完結した。単行本は10月ごろに全1巻で発売予定。

ヒット作の連載が終了したマンガ家・深澤が主人公。仕事への情熱をなくし生きる意味も見失い、風俗嬢ちふゆとのひとときだけに仮初めの平穏を見出す、そんな日々を淡々と描いている。

マンガ家マンガはサクセスストーリーが多いが、『零落』は夢を叶えて燃え尽きた人間の虚無感がある。それを強く印象付ける場面は「マンガへの情熱はなくなった」「マンガ業界は終わってる」と自身のアイデンティティごとマンガを否定するシーンや、深沢の構想ノートに書き込まれた「SNSで拡散されやすい」など随所に見られる。

一つ一つの暗い感情が生々しくて、浅野いにお自身をモデルにしたかのよう。マンガ家だけでなく、仕事に意義を見出す人にとっては、人生における一つの可能性としてとても強く響く作品かもしれない。

1巻で完結したんだ。単行本発売するのを楽しみにしている。

ほぼ自伝らしい

“次のゲスト浅野いにお。「零落」に描かれてる話(編集者の奥さんとの離婚話や風俗話など)はだいたい自伝とのこと。浅野「吉田さんは顔広いけど(恋人は)どういう所から選ぶんですか?」吉田「そろそろゲストパートは終了で…」浅野「付き合い長いですけど自分の話絶対しないですよね」 #夏の魔物”

小松菜290円

自伝なんだ…あのリアリティに納得がいきました

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