『へんなもの』どころか『世界の不思議』を見つけられる傑作!
<ログライン> 博物館で働く人々を中心としたサイエンス&ヒューマンドラマ。 <ここがオススメ!> 生命や未来を真正面から考えたくなる大傑作! マクロの世界やミクロの世界、僕らの世界、全てについて「なるほど!」と思わされる、誰かに話したくなることばかり。 世の中は知らないことに満ち満ちているなぁ。 サイエンスと共にヒューマンドラマも展開されるので、「漫画」としてもどれもこれもめちゃくちゃ面白くて、 子供にも読むと良いよと薦めたところ、案の定ハマっていた。 <この作品が好きなら……> ・天地創造デザイン部 https://manba.co.jp/boards/80112 ・ふしぎの国のバード https://manba.co.jp/boards/13613 ・ディノサン https://manba.co.jp/boards/130754
町民もほとんど利用しない博物館の仕事を描いたマンガ。
主人公は無駄なものをどんどん省きたい性分の役所勤務の男、薄井透。出向先の博物館に向かう道中、カモシカを背負った女に引きとめられて、そのまま解剖の手伝いをさせられてしまう…という感じで始まる。
博物館は自然科学分野の研究室があり、動植物の採集や保護、依頼があれば警察から「この植物の生息地を教えてくれ!」って依頼を受けたりするらしい。こんな感じで実は自然科学の研究者たちの研究拠点としての博物館の仕事を描いたマンガ。全然知らなかった。
主人公の薄井は、主に鳥類研究者のキヨスさんに連れられていろんな動物と触れ合ったりしているうちにどんどん博物館の仕事が楽しくなっていっている。博物館はわりと本当に暇していると思っていたので、裏側を知れて面白い。就職したいくらい。ナショナルジオグラフィックとか好きな人はハマるかも。