名無し

町民もほとんど利用しない博物館の仕事を描いたマンガ。
主人公は無駄なものをどんどん省きたい性分の役所勤務の男、薄井透。出向先の博物館に向かう道中、カモシカを背負った女に引きとめられて、そのまま解剖の手伝いをさせられてしまう…という感じで始まる。

博物館は自然科学分野の研究室があり、動植物の採集や保護、依頼があれば警察から「この植物の生息地を教えてくれ!」って依頼を受けたりするらしい。こんな感じで実は自然科学の研究者たちの研究拠点としての博物館の仕事を描いたマンガ。全然知らなかった。

主人公の薄井は、主に鳥類研究者のキヨスさんに連れられていろんな動物と触れ合ったりしているうちにどんどん博物館の仕事が楽しくなっていっている。博物館はわりと本当に暇していると思っていたので、裏側を知れて面白い。就職したいくらい。ナショナルジオグラフィックとか好きな人はハマるかも。

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3巻すごく良かった。何かに熱くなれない(なれなかった)ことを否定しないし、研究者として生きる(主に金銭的な)大変さも描いていて、夢だけを見せてる訳でもない。でも背中を押してくれる。

ずっと積んでた3巻をようやく読んだ。最高に面白い。
子供の頃の考古学者になりたいっていう初期衝動とか、そういうものもちゃんと掬って描いているのがいい。だからトカゲ釣りの回とか、コウライキジの回とか、ワクワクするものが描けるんだなと思った。ほんとよかった

極地研の人に会ったことある。流氷に邪魔されないように南極まで辿り着くための最短ルートを探してる人で、世の中には色んな仕事があると思った。

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漫画家さんのおいしいさしいれ

漫画家さんのおいしいさしいれ

いくえみ綾、志村貴子、藤村真理、谷川史子、松田奈緒子、高野雀、磯谷友紀、池辺葵、久世番子さんら42人が結集した、女子漫画家のグルメエッセイ最旬アンソロジーです。今までで一番感動したあのケーキ、今も忘れられないあの惣菜、いつか貰いたい憧れのあの和菓子! 定番チョコから、老舗和菓子、人気のクッキー、最新スイーツまで、おいしいグルメ情報が満載です! これらを貰えたら、漫画家さんも原稿アップが早くなること間違いなし(笑)

博物館の裏側は研究者たちの戦場だった!にコメントする
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