吾妻ひでおの路上生活・肉体労働・アル中の日々を綴ったノンフィクションマンガ

冒頭になるべく暗くならないように楽しそうに描いたよ的な前書き通り、路上生活や自殺未遂、アル中になったのち病院に収容された生活を綴っているのに悲しい気持ちになったりはしない。路上生活と言いつつ毛布をどこかから拾ってきて人気のない茂みで寝ているだけの屋根もない暮らしがちょっと楽しそうにすら見える。

路上生活も配管工の生活もアル中になった話も、「いやー昔こんなことがあってさー」って笑って話している感じで楽しいし、最悪人間どうなっても生きていけそうだなって勇気が湧いてくる気もする。あと、最後にとり・みきとの対談があるんだけどそれも面白かった。

警察に連れて行かれた時に若い警察官に「なんで吾妻先生が…」的な展開になっていたのが面白すぎる。

配管工のときの社内漫画コンペの話が好きだな。よくある「実は私…」系ストーリーの本物版という感じがする。

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