巨匠・里見桂が描く時代劇短編集。辛く厳しい仇討ちをテーマに「甦(い)きる」「助太刀」「開運」「返り討ち」「仇討ち地獄旅」「御用状」「恩讐」の全7編収録。感動必至の本格時代劇傑作選。
幕末の悲運のヒーロー土方歳三! その土方の少年期からの成長と、新選組の結成から激闘の歴史をつぶさに描写し尽した正統派新選組大河ストーリー! 土方の熱き士魂に感涙とまりません!! 若き土方が剣の道を志して、今、立ち上がる!
田沼意次が支配する江戸を舞台に、“土竜”と呼ばれる異色剣士が悪を斬って斬って斬りまくる!! その正体は、普段は蔵の中に住む風采の上がらない昼行灯だが、実は田沼の手より逃げのびた徳川のご落胤!! 見えざるの石より作られた秘刀“天の一角”を手に、田沼からの刺客と死闘を繰り広げる!! 確かな世界観に裏打ちされた正統時代劇にして、かつてないアクション満載の作品に仕上がってます!! 悪しき支配者から逃れる為、日の当たらない道を生きることを余儀なくされた運命を背負いつつも、闇より出でて病み世を払う!!
昭和23年、東京・銀座--。東京の片隅で、葵は戦争から戻らない幼馴染を待っていた。それは出征の前夜、ただ一度だけ身体を重ねた男(ひと)でもあり…。ところがその鷹彦が突然目の前に現れて…!! 相変わらずのワガママさで葵をあきれさせるが、人を引きつける力も昔と同じ。そして役者になるという夢に向かって少しずつ変わろうとする鷹彦に、葵は秘めていた恋心を止められず…。痛くても、苦しくてもお前とともに生きたい--お前は俺を照らす光、俺の生きる理由だから。
膳茶屋で腕を振るう評判の料理人・宮村惣右衛門は実は北町奉行・遠山景元に仕える隠密だった! 「バリスタ」の花形怜と「ハルの肴」「蒼太の包丁」の本庄敬が描く江戸の味と人情満載の激旨グルメ活劇! 粋な料理と鯔背な裁きをご堪能あれ!!
歴女なバスガイド・山城ねね。彼女が案内するツアーは、どんなものでも歴史ツアーになってしまう?誰でも知ってる有名な史跡から、説明を聞いてもわからないようなマニアックな場所まで、お客様を楽しい歴史の旅へご案内。歴女漫画家・そらあすかならではの歴史の楽しみ方、歴女の生態が描かれる、歴史好きも、そうでない人も楽しめる一冊。一月から十二月まで、旅のお供に。書き下ろしエッセイも充実。
昭和20年代―。終戦まもない日本で、懸命に生きる一人の少女がいた―。沢田麻紀、17歳。職業は“バスガール”。バスの車掌を勤める少女のことである。ひたむきに仕事に打ち込む中で、様々な人と出会っていく。戦争の傷跡が色濃く残る時代、前を向き生きていく、感動の物語。
幕末、不穏な風が吹き荒ぶ京都に、二匹の龍がいた。坂本龍馬と楢崎竜。運命によって出会った二人。そして時代は攘夷の波を起こす。愛さえも間々ならぬ時に結ばれようとする二人だが…。英雄・坂本龍馬の妻、お竜の物語!
復讐を心に誓って辛苦するという意味を持つ「臥薪嘗胆」のごとく、長きに渡り苦悩しながらも武士道を貫いた男達を描いた傑作時代劇。竹城藩家老の河合龍左(かわい・りゅうざ)は、後継者である息子・惣太郎(そうたろう)の放蕩に悩んでいた。そんなある夜、使用人の仙蔵(せんぞう)が、主人の龍左を殺害するという“主殺し”が起こる。そして惣太郎は、殿から父の仇討ちを命じられるが……!?
戦国の世を駆け抜けた熱き漢(おとこ)の生き様がここに!!痛快“真田幸村”伝説開幕ッ!!こんな“幸村”…見たことない!!巨匠が放つ衝撃必至の新境地!!
国民的作家たちが描いた食の情景と、そこに込められた苦悩や喜びに迫る!!毎朝新聞の深川支局に配属された主人公・川中は、趣味の食道楽を生かして、文豪たちと食を結びつける企画を提案する。それは、夏目漱石や芥川龍之介、太宰治らが書き残した“食”の数々を通して、彼らの生活や本質を描く文豪探訪記であった。果たして、近代文学を代表する文豪たちはどんな思いで食を描いたのか?ラズウェル細木氏も推薦!!カラー記事「六人の文豪ゆかりの食を訪ねて」&書き下ろしコラム30ページも収録!!
東京の隠れたスポットをフィルムに収めてゆく叙情あふれる“街歩きフォトコミック”!レトロな下町、歴史ある祭、観光名所の意外な一面など極上の街歩き感を貴方にお届けします…!!
政治は腐り、国土は荒れ、民衆は苦しむ、そんな後漢の乱世を憂いて立ち上がった英雄たち。ひとりは豪快で破天荒な熱血漢・劉備(りゅうび)、そして、もうひとりは冷静沈着なる天才・曹操(そうそう)。そんな対照的なふたりの活躍を描いた異色の三国志コミック!叔父・元起(げんき)の力添えで、慮植(ろしょく)先生の私塾に通うことになった劉備。しかし彼は真面目に勉学に励まず、賭け事や女遊びに明け暮れていた……。
※ネタバレを含むクチコミです。