春はドライブ、夏は海、秋は合コンで冬はスキー。オシャレして目一杯、遊んだ大学1年からの3年間。しかし、4年生になった現在、地味に就職活動。朝6時に起きて満員電車で通勤。昼は近くの定食屋、上司のセクハラにも耐え、安い給料。OLなんていいことないけれど、内定が欲しい女子大生の心の叫び。就職氷河期を生き抜く、お嬢様たちの笑いと涙の内定活動とは!?
国際情報誌『SAPIO』に連載された「業田良家のTip off シアター」をまとめたコミックス。1993年から1998年初頭までの政治的な出来事を網羅。各ページごとに解説記事が載せてあり、4コマ漫画で笑った後にこの記事を読めば、当時の記憶がよみがえってくることでしょう。 ――橋本龍太郎、ビル・クリントン、ボリス・エリツィン、江沢民、金日成…彼らの業績を覚えていますか? 他にも、池田大作や麻原彰晃までもが登場。鬼才の政治風刺4コマ!
本書は、月刊アフタヌーン連載の『スズキ』およびその前身作品『金太郎のうた』からけっこう適当に、あのね、セレクトした傑作選です。一応、掲載時の古いものから順に並んではいますが、別にどこから読んでいただいてもアレですから。そいで、悲しいとき、イライラしてるとき、ヒマなとき、頭を使いたくないときなんかに読むといいっつうかね。満員電車の中で読むと、うしろの人が笑いだしたり怒りだしたりするので危険。
長女・香穂、次女・詩織、三女・真弓の女系家族の花園一家。次は絶対に男と願った父に、待望の長男・了が誕生。だが、四女・柊との双子だった。月日は流れ、次女の詩織は大学卒業、三女・真弓は高校卒業、双子の了と柊は小学校卒業。長女の香穂も家を卒業して嫁いでほしいと思う父と母だったが…。女系家族、花園家のご迷惑4コマ炸裂!!
もなみは23才、華のモテモテミーハーOL!その上、子持ちで未亡人!!娘のぱえむと幼なじみのいちまとの3人暮らしに同寮町田くんもルームメイトとなったからさあ大変!?おかしなおかしな家族のおはなし。
漫画・ゲームおたくの梅子、プロレス狂のマッチョな桜子、いつもボーッとしてるお嬢様の桃子。紅花女子校を舞台に、なぜか人気者のこの三人を中心に巻き起こす笑いと、ゆったりとした時の流れるペーソスの物語。今では忘れられたに等しい学園ドラマに話題集中
●登場人物/無名のキャラクター多数。●あらすじ/30年わき目もふらず働いてきてやっと建てた新築の家に入居した日、通りすがりの人が下痢でトイレを貸して欲しいという。彼が帰ったあとを見るととても汚かった。それを見て逆上した父親は新築の家に火を付けてしまう。夜中にうなされて起きてみると、祖母の霊がいる。祖母はお墓参りに来てくれないこと恨んでいるようだったが、祖母は生きているはずである。やはりよく見ると、痴呆の祖母であった。家族全員で、祖母にまだ死んでいないと説明するのだが。天国ではお釈迦様が地獄に糸を垂らしている。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のように糸は切れる。お釈迦様達は逃した魚はこんなに大きかったと自慢し合う。▼第1話/まぜまじえごはんPart1.▼第2話/大人はわかってくれない▼第3話/小説版・天才アホ親父▼第4話/限りなく透明に近いピンク▼第5話/イート・エム・アンド・スマイル▼第6話/学舎よ永遠なれ▼第7話/時間よ止まれ▼第8話/哀しみ節よ海峡を渡れ▼第9話/抜け忍は今日もユウウツ▼第10話/タケトリアン▼第11話/ウルトラP▼第12話/マンが道▼第13話/デンワ急げ!!▼第14話/少年探索団▼第15話/青春に賭けよう▼第16話/恐怖がこわい▼第17話/W1[ワンダー・ワン]▼第18話/亡霊の山田荘▼第19話/狼たちの平和な年末▼第20話/下品な街角▼第21話/沖田は、メタル中国へ行く▼第22話/まぜじえごはんPart2.<BR>●登場人物/兄貴(暴力団の組員らしい)サブ(兄貴の部下)
農村で暮らすセントバーナード犬・タロ。体は大きいのに、表情はいつも困り顔。子犬の時にはこの困り顔が「かわいいっ!」と評判だったのに……。タロはおっとりのんびり、それからちょっと臆病。その性格ゆえか、ついつい、みんなにもて遊ばれちゃう。飼い主の理不尽な仕打ちにグッと耐え、カラスやキツネ、タヌキに襲撃される毎日。それでも四季折々で表情を変える大自然の中、無事な一日の終わりを喜ぶタロなのだっ!!
ちょっとなつかしくて、ちょっとあったかい、そして可笑しい。そんな少年時代の情景。心のかたすみにあるそんな風景を、思い出してみませんか?必ず笑える大橋ツヨシの4コマまんが!
舞台はなにわの小学校。小学校とはいえ、生存競争は激しい。…とは言っても、「笑わしたモン勝ち」のお土地柄、生徒教師父兄、一丸となっての笑かし勝負!?
主な登場人物/星野ルナ・天王寺ケン(熱烈に愛し合うふたりだが、その愛が過激すぎて……)、おじいちゃん(特技は口からなんでも出してしまうこと。例えばゴキブリとか、ネズミとか……)、しづえ・ヒサ子(神埼家の嫁と姑。日に日にイビリはエスカレートし、ついに……)、てるみ(貧苦の母子家庭に育ちながらも、素直にまっすぐにすくすく育つが……)、原田先生(熱血先生。この先生あるところに血ありき……)※……としたところはあまりの過激さに自粛した部分です。本編でお楽しみください。見開き海水浴写真、ほのぼのするぬりえコーナー、あまりの過激さに4コマにカットされてしまった作品2作の8コマ版を収録。代表的な4コマ作品の「予告篇」が見られる「禁ドン!」独特のスタイルはPART2から始まった。
コーヒーを飲もうと、彼女の部屋に誘われた男。だが、コーヒーはきれていた。彼女が代わりに出してきたものは…!? 臨終の間際、祖父が最期に望んだものは女子高生が足で踏んでつくったウドン。孫たちは願いを叶えるべく…!? ――ソフトからハードまで取り揃えたエッチなものから、男女間の心理葛藤まで、“人間”を余すところなく描ききった4コマ(基本は4コマだが、5コマなどもある)漫画集の第1巻。『月光の囁き』の喜国雅彦が放つ、傑作ギャグ!
巨人軍の松井秀喜選手を主人公にしたプロ野球4コマ。マツイを筆頭にニシ、ニオカ、タカハシ等、プロ野球ファンならおなじみの選手が勢ぞろいでシュールなギャグをくりひろげます。
「われわれは、ネコ権尊重を主張する!!」――ネコネコ様は、人間世界をロジカル(=論理的)に見ているのだっ。だらしな~く黄ばんだ白ネコ=「林太郎(りんたろう)」をはじめ、カツラみたいな模様を乗っけた「山下帽子店」に、「黒田ロク」……。個性豊かな自遊ネコたちが、縦横無尽(じゅうおうむじん)にツメ立てます☆四コマ仕立てのおにゃんこGAG!
霊能力のある美青年、死体愛好家の熟女、花嫁を夢見る美少年、色狂いの老人etc.色んな筋の変態が、草薙家に大集合!!当然、その友人たちも一風変わった人ばかり。あなたはこの奇態ワールドにどこまで耐えられるか!?変態一家とその仲間たちが繰り広げる、不穏な笑いはびこる4コマ漫画の傑作!!男女の双子が繰り広げるおバカコメディ「はるかかなた」も同時収録!!
似顔絵4コマの第一人者、TVでも活躍中のやくみつるが、スポーツ界を鋭くえぐる爆笑コミック。イチロー、松井、佐々木、野茂等、時代を席捲するヒーローたちが続々登場!!20世紀のスポーツ界をもう一度振り返ろう!!
大人ならどうする?社会人になったばかりの小袋くんには会社のしくみが何もわからない。会社や社会の常識がまったく通用しない小袋くんが送る、シュールな笑いの4コマシリーズ。待望の第1巻!
シロは犬です。お父さんとお母さんと三郎さんと一緒に暮らしています。シロはいろいろなことを感じて、いろいろなことを考えます。シロが考えていることと同じことを、三郎さんが考えていることもあるみたいです。。
榎田保=こだわりの権化。そんな榎田君の理解者(?)妻・恵美は、異常に神経質な夫にあきれながらも、最近、その神経質さに慣れてきた自分が怖いと感じるように……。榎田君の日常は、健康診断で健康と診断されると「今からあらゆる病気になるスタート地点に立った」というストレスで風邪をひく。雑誌は新品でないとイヤ。エレベーター道について食事中に熱く語る……。榎田君にとって、不合理は不条理なのだ!!
企画課は、仕事に遊びに恋にいつも大騒ぎ。素直で真面目な新入社員・六鹿くんは、上司になった世話好きマドンナの朝美さんに片想い。しかし、朝美さんには長いつき合いの彼がいて、でも倦怠期…?姉御肌の夕妃子さん、不思議系上司まひるさんなど、他の上司さまも魅力的。さらに、フェミニストの蝶野くん、出世志向の猪口くんなど同僚も個性派揃い。上司の女性三人と部下の男性三人の恋愛模様が花開く…!!
「こだわり」というのは難しいものです。「こだわり」が多かった僕は、「こだわるのは男らしくないのではないか?」と「こだわらないことにこだわる」を実践したこともあります。意味はありませんでした。次に「カッコイイこだわりとカッコ悪いこだわり」があるのではと思い、「カッコイイこだわり」にこだわってみましたが、面倒臭いのでやめました。そうやって摩耗していくこだわりの中、今、残っているこだわりこそが、本物のこだわりであり、幸せの青い鳥なのですが、それは自分でもよくわからないのです。 『それはエノキダ!』の主人公、榎田はこだわりの権化です。彼のこだわりは、なにかを突き詰めたいという“興味”と、なにか起きたらどうしよう?という“恐怖”に起因しています。 強迫観念にも近い彼のこだわりは、我々の想像を軽く越え、とんでもない新しい世界の扉を開いていくのです。例えばこんなエピソードがあります。 榎田はある日突然、「恩を受けた人に足を向けて寝られない」と飛び起きます。恩人リスト(日頃恩を受けた人をリスト化しているのです)を確認すると、都内には恩人だらけ。とても足を向ける方向はありません。妥協案として、自宅と同じ階層にいない人は勘定にいれないことにして、一旦は収まりますが、恩人が常に自宅にいるわけではないことに気づき、いっそ恩人を一箇所に集めた恩人牧場を作れば…と、狂気をはらんできます。このように、死ぬっほどどうでもいいことをトコトン突 き詰め、その過程で常識とか理性が吹っ飛んでいくのがこの漫画の面白いところです。 また、榎田くんのこだわりは、遺伝的なもののようで、彼をはじめとする榎田一族は、ほぼ全員が同様の究極こだわり性質。彼らの考え方は極めて理性的で合理的。榎田一族は、時に自分たちのこだわりを推し進めるために政治を動かすこともするほどの力があるのです(ただ、盆暮れの行事は旧暦でやるべきと、至極どうでもいいことを真剣に主張する「裏榎田家」が存在し、対立しているらしい)。 自分自身に芽生えた小さな疑問を起点に、途中で妥協しないでどこまで遠くにいけるのか…。僕の摩耗してしまった「こだわり」なんて「こだわり」でもなんでもなかったと思い知らされました。 榎田は、同じ作者の4コマシリーズ『気分は形而上』に登場したキャラクターです。婚前の独身者ならではの榎田流こだわりが楽しめますので、ぜひそちらも読んでみてください。