巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…!大ヒット!!圧倒的迫力の叙事詩!!
女子高生・摩季は一見普通の女の子。だが、ストリートファイトでは空中殺法を使って無敵を誇る「エアマスター」となって戦う!
処女と童貞のまま、見合い結婚をした真と優良(ゆら)。「本当の夫婦」になるため、H修行の日々!?愛と性のラブラブコミック!!
東京の東桜高校に転校してきた大阪育ちの江戸っ子“春山”と寡黙な男“仲井戸”。この2人は大阪の族を統一した伝説の男たちだった…!エロス&バイオレンスでおくる最強ヤンキー伝説!!
「この国に移民したのは、人間だけじゃなかったのさ」。 舞台は1885年、西部開拓時代アメリカ。元ヘビー級の黒人ボクサー、ヴィクター・フリーマンが、人間社会に身を潜め、人間を喰らう不死の獣人魔族達を追い、狩り潰す!武器は左腕にはめた、純銀の弾丸を放つ「ブラスター・ナックル」!!
『ベルセルク』の三浦建太郎、幻の初期作『王狼』と『王狼伝』をまとめた大ボリュームの1冊!歴史に残る英雄ジンギス・カンが支配する13世紀のモンゴルへとタイムスリップしてしまった歴史学者・伊波と恋人の京子。そこで王狼と崇められるジンギス・カンの正体は源義経だった――!!モンゴル軍の将軍としてジンギス・カンと共に戦う伊波だったが、彼の子を王狼が所望した時、究極の選択を迫られる――!? 運命と歴史に翻弄されながらも、気高く生きた蒼き狼の戦いを壮大なスケールで描く、弩級歴史アクション!!
今野のアルバイト先に、後輩として雇われた涼子。家具の買い出しを手伝ったのを機に、9歳も年上とは思えない天真爛漫な彼女とのセックスにのめりこむ今野だが、次第に彼女に惹かれてゆく。表題作ほか互いに異性として意識し合う二組 の兄妹・姉弟を描く「エンゲージ」など、男と女の微妙な愛と性のかたちを描く作品集。
相馬彬、職業・医師。北斗医大付属埼珠病院救命救急部の外科講師だ。傷害事件の現場に居合わせた彬は、怪我人とともに救急車に乗り込んだが、渋滞に巻き込まれてしまう。──生死ギリギリの状況の中で挑戦する救命救急医療を描く問題作!!
幸薄い主人公・銀河幸多。12年前に母親を亡くして以来、ず~っとツキに恵まれてない…。今年はなんと親父が家出!!大きな家に一人ぼっちになってしまった幸多の前に、そらみという女性が現れた。家出中の父親と再婚し、新しい母親としてこの家にやってきたのだ。自分とあまり歳が変わらない「母親」の出現に戸惑う幸多は…!?
ベルセルクとは中学~高校にかけて読み始た思い出深い作品です。 当時はジャンプ系の主人公に食傷気味だったこともあり、本作の「ガッツ」の存在が、自分の中では斬新かつ衝撃的でした。 復讐のために使徒とよばれる魔物を、それこそ何でも使って倒していく(モブキャラだとしても人間をも利用する感じ)、ダークヒーローの象徴的なキャラだと思います。 勧善懲悪・人類皆兄弟みたいな博愛的な主人公とは真逆で、自身の、ある意味利己的な復讐のために戦い続ける様は、シビれました。 以降、もう20年くらい?新刊がでればチェックしている数少ない作品の一つ。 著者の訃報には、最後まで読みたかったという諦念だけでなく、著者のほうがさぞ無念だったろうという想像で、悲しいやら悔しいやら得も言われぬ感情が襲いました。それこそ中高時代の思い出が走馬灯のように駆け巡って思い出補正も相まってしばらく昔の巻を何度も読んでましたね。 内容は・・・まぁ世界的に著名な作品なので割愛させていただきますが、 自分の思いをば。 「長編作品あるある」なのですが、読んでいた当初から自分の中にある「作品への期待値」から徐々にずれていくことって多々あると思うんですよね。 「ベルセルク」は、自分にとってそれなんです。 (だからといってダメだとか、言うつもりは全くないです。) 自分は、シールケが出てきたあたり、魔法の概念(妖精パックも魔法といえば魔法ですが・・・。)や狂戦士の鎧みたいなものが出てきてから ん? と思うことが多くなりました。 なんというか、自分はガッツが生身の人間として「超常的な存在(ゴッドハンドとか)」と戦っていく様にシビれたんですよね。 それこそ、身一つ、大剣一つで、ズタボロになりながらも這いつくばってでも、倒していく様が圧巻で好きだったんです。 どっこい、そこに、仲間として同じく超常的なものが入り込んでくるとちょっと何でもアリだなってなってしまったんですよね。 もちろん強さのインフレがおこりがちだし 「どうやってコッドハンドに勝つんだろう、いや無理だろ」 と思っていた節もあるので、この加勢は、むしろ必然と言えば必然だし、物語として深味がましてきたとも思います。 でもやっぱりガッツの腕力のみを期待していたので、このズレが最新刊までずっと続いちゃってますね。 (何度も言うようですが、だからといって面白さが損なわれたとか、つまらないとかではないです。) 私の中では「進撃の巨人」も同様で、どうやって人類が巨人と立ち向かっていくのだろうとワクワクしていた矢先に、3巻くらいでいきなり主人公が巨人になって、あれーと感じたもの近いです。 変な嗜好で恐縮です。 好き嫌い混ざったとしても、やっぱりベルセルクは好きな方に傾くし、それこそたぶん一生読み続ける作品の一つです。 今後どうなるか未定なようですが、未完のまま終わらせるのか、代筆させるのか、いずれの場合でも変わらぬ思いでこの作品を大事にしたいと思いました。