昭和26年、京都。歴史ある料亭の長女・いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めている。料亭「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。その結婚相手のはずだったいち日の妹は、結婚を嫌がって料理人と駆け落ちしてしまう。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日――。年の差夫婦が織りなす、旨し麗し恋物語!
食事の好みが合う男はイイ男ッ!!失恋直後にラーメン屋のおばちゃんと格闘したり、壊れた炊飯器のせいで「ほんとの気持ち」に気づいたり、突発性ホットドッグ食べたい病が二人の距離を縮めたり、おでんの頼み方に恋したり……。大好きな人とのゴハンは絶対おいピー!第29回講談社漫画賞受賞――恋と食のハーモニーを描く、大人気オムニバス・ショート☆
漫画家・鶴ゆみかに憧れのグルメレポ漫画の依頼が。しかしその企画には、「行列店限定」という恐ろしい制約があった! 築地ではお寿司に並び、クリスマスには渋谷のスイーツに行列、焼きそば専門店ではソースの匂いをずっと嗅がされながら長時間のおあずけ…。待ち時間もたっぷり楽しむおあずけ系グルメ漫画!
ごはんをつくろう、ふたりの笑顔を見るために。食卓から始まる新しい家族のカタチ――。律(りつ)は受験を控える高校3年生。弟・調(しらべ)と妹・奏(かなで)、そして父を亡くしてからも温かく自分たちを育ててくれた母と4人暮らし。ところがある日、母の病気が発覚。入院する母に代わり、律ははじめて台所に立つことに――。<今回のレシピ>●おかかご飯●餃子●野菜とチーズのケーキ●鶏鍋●おいなりさん●おでん
男前なデブ・大森さんと、自然体で大人な恋人・渡辺さんを中心に、様々な食と恋を描いてきた大人気オムニバスショートが結婚して復活!講談社漫画賞&手塚治虫文化賞ダブル受賞作品!
福島紗代(27歳)はスイッチが入ると語りが止まらない歴女。普段はそのスイッチは隠しているけれど、社の飲み会で出会った2歳年下の男の子・加藤さんと会うとなぜだか歴史話が止まらない。信長のおもてなし料理、江戸時代の料理店ランキング、紫式部の食べていたイワシ…。歴史上の人物たちと食べ物にまつわる話を交えながら、2人の恋はゆっくりと進んでいく…!歴史好き女子×ごはん好き男子のふんわりストーリー!
小さいおっさんは実在した!?それは、願いをひとつだけかなえてくれる妖精。悩める人々の前に現れ、願いをかなえ、去っていく。小太りの妖精・ジョナサンの小さな活躍を描くオムニバス・ショート。うっかり人生の深淵に迫ったりもする、読むと心が上向くフェアリーテイル!『ホルト荘デイズ』第1~4話も併録!
おいしい!のにカンタン!イタリア料理エッセイ!イタリア人に嫁いだ著者による、おうちで本格イタリアン。お手軽料理17品のレシピつき!●スパゲッティ・アマトリチャーナ●ナポリ風ピッツア●ミネストローネ●トスカーナ風パンの冷製サラダ●ポルチーニのリゾット●イタリア流モンブラン●カネーデルリ入りスープ●カプレーゼサラダ●イタリア風野菜のグラタン●豚のバルサミコソース焼き●パニーノ4種●魚のムケッカ他
戦後昭和の京都。 料亭、ホテル、料理の数々。品もあり、その時の世界に吸い込まれていく様な素敵な作品でした。 いち日と周(34才と19才の夫婦)お互い好きな人はいる中での結婚生活。多少のギスギス感が否めない。。 周は桑乃木(料亭)の立て直しのために、試行錯誤し、いち日は料理人として腕を上げていく。楽しそう。 なんやかんやと言いつつも、二人のチームワークは抜群と思う。 1年で立て直すことができるのか。 ここも読みどころですが、周といち日の関係も徐々に深まって行くので気になる所です。 所々出てくるお料理も、暖かい気持ちにさせてくれて、懐かしい気持ちにもなりました。 この作品の雰囲気がとても好きです。