小さいおっさんは実在した!?それは、願いをひとつだけかなえてくれる妖精。悩める人々の前に現れ、願いをかなえ、去っていく。小太りの妖精・ジョナサンの小さな活躍を描くオムニバス・ショート。うっかり人生の深淵に迫ったりもする、読むと心が上向くフェアリーテイル!『ホルト荘デイズ』第1~4話も併録!
真面目に働き、真面目に過ごす。他人に迷惑をかけないように生きている。でも、人生、不条理なことばかり。はずれくじを引いてばかりいる気がするのは、私だけ?
「人の幸せなんてどうでもいいわ」――己の幸せを日々、探求し続けている矢野さん(28歳、OL、独身、好きな言葉:「果報は寝て待て」、苦手な言葉:「努力、行動」、目下の夢:「寿退社」、好みのタイプ:「正社員」)。いちゃつくカップルはもちろん、ブランド物で着飾ってる若い女から道ばたでソフトクリームなめてる子供まで、幸せな人を見ると無性にイライラしてしまう彼女の日常に大共感!?異色の8ページショート!
ちっさい小太りなおっさんの妖精、ジョナサンが、いろんな人のところに現れて、ひとつだけ夢を叶えてくれる物語。でも、夢をそのまま叶えてハッピーになるばかりじゃなくて、ちょっと引っ掻き回したり、意外と日常はなにも変わらなかったりして、淡々としていて面白いです。日常に妖精が出てきても、案外、こんなふうに劇的に変わらずに日々は続いていくのかも、と思わされます。 あと、妖精のジョナサンが、とくに良いこと言ったり優しかったりするわけじゃない、ちょっと口の悪い普通のおっさんなのが、サバサバしていて面白いです。
絵柄からかそれとも内容か、読んでると安心します。 自分以外の人間がなにやってるかちょっと垣間みえて落ち着くって感じでしょうか? 激動でリズミカルな漫画も好きですがたまにはこういう漫画もいいな、って感じですね〜
妖精のイメージは小さくて細くてティンカーベルのような可愛さをイメージするのだけど、このお話に出てくる妖精ジョナサンは小さいポッチャリメガネおじさんで思ったことハッキリ言うし一つだけ願い事叶えてあげますって言って伝えたら、その願い事でいいのですか?と聞き返してしまうし、まるで可愛くないのだけど何故か憎めないし、可愛く見えてきてしまう。 そして読んでいくうちにジョナサンに少しだけ癒されていきました。笑
面白かった!OLの日常生活が詰まりに詰まっている短編漫画。 主人公自身の感情との対話が、重なるところもあるし、グサっとくるところもあるし、笑ってしまうところもある。 タイトルに惹かれて読んでみたが、思った以上に心に刺さる話だった。 今日も安定っていい言葉だと思う。
ちっさい小太りなおっさんの妖精、ジョナサンが、いろんな人のところに現れて、ひとつだけ夢を叶えてくれる物語。でも、夢をそのまま叶えてハッピーになるばかりじゃなくて、ちょっと引っ掻き回したり、意外と日常はなにも変わらなかったりして、淡々としていて面白いです。日常に妖精が出てきても、案外、こんなふうに劇的に変わらずに日々は続いていくのかも、と思わされます。 あと、妖精のジョナサンが、とくに良いこと言ったり優しかったりするわけじゃない、ちょっと口の悪い普通のおっさんなのが、サバサバしていて面白いです。