ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<147148149150151>>ハイテンション漫画家漫画それでもペンは止まらない 熊田龍泉六文銭漫画ばっか読んでいると漫画家漫画も読みたくなるんですよね。 漫画家の生態に興味湧いてくるというか。 板垣巴留先生の『 パルノグラフィティ』のようなエッセイも良いのですが、非現実的な漫画も好きなんです。 本作もそんな感じ。 大ヒットとはいえない、中ヒットくらいの中堅漫画家の話。 編集者には頭が上がらず、アシスタントには舐められ、それでも締め切りは守るという苦悩を描いております。 締め切り守らないと、他の漫画家に取って代わられてしまうから。 なんともやるせない感じなのですが、基本、全身使ったアクション全開のハイテンションギャグ風味なので、暗くなるどころか、読んでいて気持ちいいです。 元気バカっていいですよね。前向きになれます。 1巻目はアシスタントとの関係が中心でしたが、2巻目には主人公美空の恋物語が描かれそうで楽しみです。 しかし、登場人物全員、丸の内OLみたいな格好しているのが気になるところ。なんでだろ。今も続くキン肉マン 38巻〜キン肉マン ゆでたまご名無し80年代に大人気だったキン肉マンが2011年から再開されたものですが、次々と全盛期が更新されていく面白さで、新たに登場した敵キャラクターも大変魅力的です。旧作の必殺技もほとんどが改良を加えて登場しており、進化した絵柄と合わさって実に見ごたえがあります。今の人気作家のインタビューが掲載されていたもう、しませんから。~アフタヌーン激流編~ 西本英雄マンガトリツカレ男「もう、しませんから。」のシリーズだからだいぶ古いのかなと思ったら2年くらい前まで連載されていた。 「青野くんに触りたいから死にたい」の椎名うみや「ブルーピリオド」の山口つばさのインタビューなどが掲載されていたが中でも市川春子の話が一番面白かった。 心の距離感はこれくらいでちょうどよいワカコ酒 新久千映野愛ワカコ酒って飯漫画酒漫画の距離感としていっちばんちょうどいいと思います。 グルメ雑誌的でもレシピ紹介でもなく、過剰な蘊蓄や食レポもなく、美味い酒を飲んでつまみを食べてただそれを楽しむというスタンスが好きです。 ワカコさんの人となりが語られるすぎることもなく、語られなさすぎることもなくちょうどいい塩梅を保ってくれます。 「職場ではかわいい女の子のふりしてるから酒好きなんて言えないっ」も「女だからなんだ!酒持ってこい!」も極端すぎてそんなやつなかなかいねえだろっていうこのご時世。 男女問わず多くの人が、適度に取り繕って無理をして自分を作って生きていると思います。 ワカコさんもそんな人なんじゃないかなあ、よくわかんないけど…みたいな掴めそうで掴めない感じが魅力的です。なんかタイミングが合えば仲良くなれそうだけどちょっと距離置いて接してる同僚みたいな。 だからこそ、一人で飲む解放感が伝わってより美味しそうに感じるのかもしれません。 ハイクオリティな会話劇ラブラブエイリアン 岡村星starstarstarstarstarかしこ私も本当は女友達とこんなおしゃべりがしたいんですが、ここまでぶっちゃけてしゃべれる友達がいないので、いつも一人で脳内会話をしています。女三人寄ればかしましいといいますが、こんなハイクオリティな会話をしている女達はどこにいるんでしょうか。脳の片隅でこんなこと考えてる女はたくさんいそうですが巡り会えないもんですね。 ガールズトークだけじゃなくて男の本音とか主婦の魂の叫びがメインになってる回があるのも面白いです。「俺はいま金とエロいことしか考えてないんだ!」からのプロポーズをする話が好きでした。途中でWEB連載に移行したりドラマ化したりで、主要キャラが変わったり変わらなかったりするんですが、ノリは最後まで同じです。なんやかんや主要キャラ全員が彼氏が出来たり結婚したり出産したりしたので彼女達のその後の話も気になります。続編の予定はないのかな?「……うん♡」ポー、じゃねー! #1巻応援のんちゃんとアカリ 日日ねるこstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)お化け屋敷って言われてるような洋館に引っ越してきた友達いない女子高生が呪いの人形に「オマエニ一生ツキマトッテ不幸ニシテヤル…」と取り憑かれて、「私も一生一緒にいることを誓います」って友達できたって喜んで、絡みが濃厚すぎて呪いの人形が逆に逃げ出そうとするホラーコメディ漫画めっちゃ面白いからみんなに読んでほしいよー! 呪いの人形、通称のんちゃんが愛されすぎてどんどん可愛くなっていく様子も見逃せない! ↓1話↓ https://viewer.heros-web.com/episode/10834108156740407901"今"を生きてる高校3年生たちの群像劇 #1巻応援クレッシェンドで進め 宇仁田ゆみnyae受験シーズン真っ只中に行われる校内コーラス大会の練習や準備に追われる様子を賑やかに描いた1冊。途中までピンとこなかったんですが、最後のセンター試験と言っていて、あ、これまさにいま(物語の中でいうと2019年夏)を生きている高校生の話なんだと気づきました。人によっては失敗できない大変な状況だったりするんですね。 そんな忙しい中でやらなければならないコーラス練習。本来ならば適当に済ませて大事な試験勉強の方に時間を使いがちな気もしますが…なにがクラスをひとつにしたのか、そのきっかけが「優秀な成績をおさめたクラスに与えられる学校オリジナルの手ぬぐい」というところが高校生らしくて可愛らしいのです。 また、あらすじにもあるようにクラス内にいくつも発生する「片思いの連鎖」も見どころ。ほんとどこまで続くのこれ!?という感じ。 いろんなものを乗り越えて大会の本番を迎えたクラスはどんなステージを見せてくれるのか。私は鳥肌が立ちました! 1冊完結でさほど長くない話ですが、みんないい子たちなので、これからいろんな辛いことたくさんあるかもだけど頑張って生きてね…と謎の目線で読んでしまった。 綾女さんカッコいい女優で素敵なお姑さんお姑様は大女優! 原なおこPom 結婚後の、こんな家族像は理想〜なのでしょうか?! 義母が悪役をこなす大女優で、同居していて嫁は姑大好きで世間から見られる姑のイメージを良い変えるべく嫁が奮闘する物語。 ちなみに義母は、家ではとても優しい人情味溢れたおばあちゃん。ギャップが凄いです。 女優スイッチ入った姑、綾女さんはかっこいいです。 ありえないでしょーと思いつつも、、面白楽しく読みました!毒舌介護ロボット、ロボ子ロボ子ちゃんオーバーケア あらい・まりこnyae複雑な事情がありバラバラになりかけているとある家庭のもとに、やけに毒舌な介護ロボットがやってくることで知らず知らずのうちに問題を解決していく、コメディです。 「家族=血の繋がり」ではないというメッセージを込めたハートフルな展開も、一冊完結作品として完璧な締め方をしてますが、 なにより、所々に散りばめられたシュールなギャグが最高です。 いつ読んでも声を出して笑える抜群のセンスがあるのですが、悔やまれるのは作者のあらい・まりこ先生が現在活動してない(と思われる)こと。 こんな作家さんがいたということを可能な限り広めたい。不動産を買う前に読め!正直不動産 夏原武 大谷アキラ 水野光博クロキ不動産業界の闇に切り込んだ初めてのマンガ!リアルな不動産屋の本音がわかる!マンガだが、1冊にビジネス書10冊分の不動産の知識が入っている。おそらくマンガ史上初めてのモノであろう。不動産を買う前にかならず読んでもらいたい。このマンガを日本人全員が続めば、日本は大きく変わるだろう。 8bit世代の現役ゲーマーにオススメ無慈悲な8bit 山本さほさいろく山本さほ先生は同世代…!そして恐ろしくこの人ゲームしかしてない…! 「岡崎に捧ぐ」から入った人も多かろう山本さほワールドですが、この「無慈悲な8bit」はファミ通に連載されていたので、それだけでも威張れちゃう!ていうのがなんとなくわかる人向けです。 ファミ通で連載してるなんてしゅごい…ってなる人は読んでたら楽しいと思う。 あと最近(2010年代以降)のゲームの話もポコポコ出てくるので楽しい。 感心するぐらい山本さほ先生はゲーマー女子のようだ。 あと学ぶことも多い。積みゲーが増えてにわかになってしまっている感覚や、兄のセーブデータを上書きしてしまった話なんかまさに同じことやったことあるし共感しかなかった。最終的な読後感はどちらもよかったこどもの体温/彼は花園で夢を見る よしながふみ名無し父子家庭の親子が主役の『こどもの体温』は中学一年生の息子が「クラスメイトの女の子を妊娠させてしまったかもしれない…」と父親に打ち明けるところから始まります。他にも亡くなった妻の実家を尋ねる話や、父親の高校時代の同級生が登山中に事故にあってしまった話(これだけボーイズラブの要素も有ります)など、このシュチュエーションすごいなって話ばかりですが、どれもオチが明るいので読後感は気持ちがいいです。 架空の中世の国が舞台の『彼は花園で夢を見る』は、美しい花園がある屋敷に住む男爵と彼に楽師として拾われた孤児が主役です。男爵が生涯で二度だけ本当の恋をした話は、昔から語り継がれてるおとぎ話なんですよって言われたら信じちゃうくらいドラマチックな悲劇でした。こちらも全体の最後としてはいい終わり方をしているので読後感はよかったです。脳内麻薬出せないと漫画って描けないのかなってミニぱと 柳沢きみお野愛大市民シリーズの圧倒的アッパーさにやられてしまい、何故か柳沢きみお先生が気になりだしています。 絶対好きになれない気がするんだけどどうしても気になるので、短めのやつで絵が可愛くて軽そうなやつから読んでみるかと思ったのがこの作品。 ドタバタコメディっていうからわかってはいたものの、めちゃくちゃアッパーでした。 内容なんて1ミリも入ってこず、そもそも内容があるのかもわからないけれども、終始ハイテンションでアッパーすぎて頭真っ白のまま読みました。 こういう時代なのかな、こういう作風の方なのかな、とかいろいろ考えてしまいますが考えても答えは出ないのでこれからも柳沢きみお先生の作品をいろいろ読んでみたいと思います。 全てのテンションがおかしい強烈コメディ中沢啓治作品集「げんこつ岩太」 中沢啓治hysysk主人公の行動原理は母親のために純金の墓を建てること。この時点で「何か変だな」と思っていい。なぜかスナックを経営していて、さまざまな事件に巻き込まれながら一攫千金を夢見る。 他の登場人物も親に捨てられたり受験に失敗したりといいことがないが、基本的に元気。系統としては『男!日本海』からエロを抜いた感じのような気もするけど、単に自分のリファレンスが少ないだけかも知れない。全5話のうち3話で主人公が「早く死ねっ!」と言われて終わる。がんばれ蔦屋ちゃん江戸の蔦屋さん 桐丸ゆい名無し蔦屋重三郎という人物は、 知っている人は知っている、というか、 もしかしたら謎の天才浮世絵師・写楽を 世に送り出した版元の経営者として 有名な人物かもしれません。 しかしただそれだけの人物ではなく、 今よりも娯楽が限られていた、というか 生活するだけで色々と大変で、という時代に 各種娯楽をプロデュースして世に送り出し、 それを生業として繁盛させており、なかなかの ヤリ手ビジネスマンだったと言えるでしょう。 そういうヤリ手、切れ者というと、マンガ的には 大人物でセンスがあってそれでいて金銭感覚がシビア、 という少しクールな完璧人間に描かれがちです。 しかし、この漫画の蔦屋重三郎は「蔦屋ちゃん」とでも 呼びたくなるようなカワイイキャラに描かれています。 他の登場人物(とくに歌麿)に振り回されますし。 作者の桐丸ゆい先生が江戸文化を愛する方らしく、 史実にそった範囲の中で、蔦屋、歌麿、写楽などの 喜怒哀楽に満ちた江戸生活が愛らしく描かれています。 吉原が舞台の話もあります。 なんせ吉原ですから光と影というか、陰鬱な部分も 実際には存在したでしょうけれど、 このマンガは良い意味で江戸文化の愛すべき部分を カワイイ絵で描いていて、明るく楽しめるマンガです。 ゴロゴロしてばかりで働かない歌麿や 吉原で女郎として働く女性たちなどを描きながら。 江戸文化の良い面を味わえるマンガだと思います。人間の周りにいるモノたちが主人公のショートストーリー三分間のアニミズム サメマチオ名無しサメマチオの新作。たぬきの置物とか蛍光灯とか人間の身の回りにあるモノたちが主人公。 モノ視点で人間の生活が描かれていて面白いし、頑張ってたり落ち込んでいたりしている時も、別に神様が見ているってわけじゃないけどモノは見ていてくれるみたいなちょっと救われるような話もある。何かをしてくれるっていうわけじゃないけど。 三分くらいで読める長さの1話完結ストーリーなので寝る前とかちょっと空いた時間に読んだりするのにちょうどいい手軽さもいい。 尾玉なみえ作品の中でも読みやすい方かもアイドル地獄変<完全版> 尾玉なみえ名無し純情パインも少年エスパーねじめも苦手だったがこれはワリと楽しく読めた。途中からほとんどアイドル関係ない話になってたけど。どこで笑うのかわからんギャグが相変わらず多かったがクスッと笑えるところも結構ある。ムシゴロウの回とか、普通にめっちゃ面白い回なんだよなあ。下ネタの程度もちょうどよかったし。「座輪ザワ吉」みたいなパロディネタも冴えてた。※画像参照。かなり早い時期にカイジのパロネタやってたんだな。 1巻打ち切りは勿体ないね。 もう少し続いても良かった気がする。 終わり方はなかなか酷いぞコレは(笑)ワンオペ?!若坊主のドタバタ奮闘コメディー極楽寺ひねもす日記 宮本福助名無し「お父さん本当は絵本作家になりたかったんだ」そんな夢を語られた翌日に、住職である父が家出をしてしまう…!そして母も父を探す旅に出てしまったので、副住職の息子がワンオペでお寺を切り盛りすることになっちゃった!初の一人仕事がヤクザの親分の葬式だったり、住職失踪のウワサも広まり檀家が押し寄せてきたり、平穏だったお寺ライフがドタバタしちゃうコメディーです。 表紙のお坊さんがイケメン過ぎて最初はピンと来ませんでしたが「ん?宮本福助?拝み屋横丁顛末記の作家さん?」と思って読んでみたら、いつもと変わらないノリでとても面白かったです。お寺と縁が深い関係である葬儀屋が幼馴染なのも個人的に好きなポイント。1巻がいいところで終わったので続きが気になります。俺は好きだけどmahjong まんが王 喜国雅彦マンガトリツカレ男元ネタがわかる人がもう少なそうだな あかつき戦闘隊/忍者武芸帳/おそ松くん/ハリスの風/ハレンチ学園/サイボーグ009/火の鳥/秘密探偵JA/包丁人味平/同棲時代はわかったけどその他はちょっとわからんかった。 このシリーズで聖闘士星矢とかハートカクテルのバージョンもあったと思うけど収録されていなかった。 美少女…ではなく主人公が最強の漫研ラブコメ!漫研に美少女 轍平天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。めちゃくちゃ面白いじゃん…忘却バッテリー みかわ絵子名無しいま二巻分よめるらしいので試しに読み始めました。 忘却バッテリーってそのまま忘れてるのに野球やる漫画ですが設定はさておき1話がうまい!いや、キャッチャーのキャラがいい!?最高でした、読み進めます 1話読んでみてくれ〜!今思うと…ちょびっツ CLAMP名無しちぃの起動方法がすごいエッチだ… 人生しょせんバクチだよ!!レピッシュ! ひうらさとる野愛怖いものなんてない、失うものなんてないというマインドはやっぱり守るものや抱えるものが多くなればなるほど失われていくものだと思います。 ということは最強に守られていて愛されていて全てを手にしているけどそんなこと知ったこっちゃない子どもたちって死ぬほど強いのではないでしょうか。強盗に入られたら超こわくて通報すらまともにできない気がするけど子どもだったらみんな全盛期のマコーレカルキンくらいのことできちゃうもんな(偏見) そんな無邪気で聡明で金持ちで怖いものなしの子どもたちが大活躍するのがレピッシュ! 小学生なのに人生はバクチだとか言っちゃうの最強すぎる。飛行機とか電車自由に動かせるくらいの金持ちなんだからそもそも人生勝ち戦じゃねえかと思いつつも、無鉄砲で素直なチャコたちが眩しくて仕方ないのです。 怖いものなんてない、失うものなんてないように見えるけれど、原動力は大切なひとを守るため。無鉄砲なだけじゃなくて優しくて強いのが素晴らしいところです。 主人公が小学生だからといって侮るなかれ、バトルありスリルあり胸キュンありの最強エンターテイメント漫画です!ユーモアのおもちゃ箱みたいな漫画菫画報 小原愼司ANAGUMAなんといっても主人公・星之スミレのキャラクターが強烈。173cmの長身でタバコをスパスパやりながら周囲の迷惑顧みずやりたいことに猪突猛進。持ち前の破天荒さにはいつもスジが通っていて嫌味なところがありません。見ていて気持ちのいい、カッコイイ主人公です。 スミレの所属する新聞部のメンバーも魅力的。スミレの相棒かつストッパーの優等生・琴子、ガタイはデカいけど繊細な部長に、スミレLOVEの後輩・上小路くんとバランスがよいです。 特に上小路くん、ちょっとおマヌケなキャラなのですがふとした時にスミレとちょっといい雰囲気になるのがほっこりします。いい部活モノだ…。 基本は高校生活のドタバタした日常を描いているのですが、ちょっとファンタジーな出来事もごくごく普通に起こったり。 それを「まぁいっか!」と受け入れてしまえる理由のひとつは、スミレを始めとするキャラクターたちの実在感でしょう。 何が起きても彼女たちのあり方は変わらんだろうという安心感が作品の懐を深くしている気がします。 そしてもうひとつはどのページ、どのコマにもたっぷり詰まった遊び心。どんな展開になっても必ずくすりと笑えるのがすごい。 頭をユル〜くして想像力とウィットの世界に身を委ねるのが最高に気持ちいい作品です!<<147148149150151>>
漫画ばっか読んでいると漫画家漫画も読みたくなるんですよね。 漫画家の生態に興味湧いてくるというか。 板垣巴留先生の『 パルノグラフィティ』のようなエッセイも良いのですが、非現実的な漫画も好きなんです。 本作もそんな感じ。 大ヒットとはいえない、中ヒットくらいの中堅漫画家の話。 編集者には頭が上がらず、アシスタントには舐められ、それでも締め切りは守るという苦悩を描いております。 締め切り守らないと、他の漫画家に取って代わられてしまうから。 なんともやるせない感じなのですが、基本、全身使ったアクション全開のハイテンションギャグ風味なので、暗くなるどころか、読んでいて気持ちいいです。 元気バカっていいですよね。前向きになれます。 1巻目はアシスタントとの関係が中心でしたが、2巻目には主人公美空の恋物語が描かれそうで楽しみです。 しかし、登場人物全員、丸の内OLみたいな格好しているのが気になるところ。なんでだろ。