ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<149150151152153>>クラシック豆知識をしっかり学べるギャグ漫画フロイデ 車戸亮太名無し天国にある音楽の都ウィーンで偉大な音楽家たちが死後も作曲しまくってるギャグ漫画。誰もが知ってる音楽家がたくさん登場しますが、ギャグの合間に挿入される大量の偉人豆知識が全部破天荒すぎて、本当に天才と変人は紙一重だなと思いました。ギャグとして好きだったのはモーツァルトも映画「アマデウス」に感化されてサリエリを犯人扱いするところと、超絶技巧が有名なリストはスマホを打つのも早かったところかな。クラシックに詳しくなくても面白かったです。これは良いムチムチ具合…Lv1魔王とワンルーム勇者 toufu名無しムチムチした女子(魔王)ともうくたびれてしまったおっさん(元勇者)というあるある設定ですが読んでみると面白い! なんというか独特なテンポ感がくせになりますね、これは!! おっさん勇者がただくたびれているだけでなくてちゃんとゴリゴリに強いとこがミソだと思います! 魔族もセーラー服だったりハイレグのメガネだったりビール片手に全裸で走り回ったり、、オッサン臭のする漫画ですがそこがたまらない気にしたら負け!なペンギン飼育漫画エンペラーといっしょ matoあうしぃ@カワイイマンガある日、皇帝ペンギンが冷蔵庫に入っていた……水族館行きを拒む?彼を、見つけた女子高生は飼うことにする……。 ●●●●● この作品は、「細かい事を気にしたら負け」なところがあります。 ペンギンの登場に始まり、エサの出所やペンギンの丈夫さなど、ツッコミどころは登場人物達が真っ先に突っ込むけれども、よく分からないので現実を受け入れていく。いつまでも気にしていたら、この面白い状況を楽しめない!……それは、登場人物だけでなく、読者にも言える事。 受け入れてしまえば、目すら判別できない無表情な皇帝ペンギンの、意外と伝わるコミュニケーションや、人間との生活を楽しんでいる面白さ、そしてモフモフを堪能できる、楽しいペンギンライフが待っている! 飼う大変さは描かれるけれど重くならず、ちょっとお間抜けな愛らしさを笑い、ヒトと鳥の交流に温かい気持ちをもらい、皇帝ペンギンの生態を学べる、楽しい漫画作品。 合言葉は「気にしたら負け!」非現実をツッコみ切れずに受容していくコメディと、傍若無人な皇帝ペンギンの愛らしさを味わっていただきたい!時代を感じる…平成よっぱらい研究所 完全版 二ノ宮知子starstarstarstarstar_bordernyaeちょっと(いや、かなり)自分の感性とかけ離れた人たちの話なので、別世界の話として楽しく読めました。身内にひどい酒飲みがいたら他人事として読めなかっただろうな… あと今だったら絶対描けない話ですね。 売れっ子はこのくらい破天荒であるべき、とは思いませんが二ノ宮知子先生はこの酒と共に生きてきた人生があるから奥深い漫画が描けるんだなと納得(するしかなかった)。 いやー、ますます酒飲みじゃなくて良かったなと思います。反面教師としては非常に優秀な漫画です。 ハリネズミと女子高生の相棒物語ゆづちゃんはハリネズミがささってる 雪本愁二あうしぃ@カワイイマンガ雪元愁二先生の短編集『けもらいふ』に何度か描かれた、ハリネズミと女子高生のお話を膨らませたものが、この『ゆづちゃんはハリネズミがささってる』になります。 ▲▲▲▲▲ 「私より弱いペットは飼わん!」というゆずちゃんのメッセージはかなり不思議です。ペットは人の都合で飼うもの、だから人間はペットを、責任を持って庇護しなければならない、というのが普通。 しかしゆずちゃんは、ペットに強さを求める一方、飼い主も強くなければと考えています。結果、ゆずちゃんとハリネズミのトラ夫の関係は、ペットというよりは「相棒」。仲良く戯れながらも、互いを尊重し、補い合うような関係。そのため、ペットものにありがちな「ペットの世話の大変さ」「病気、死」といったものを感じさせない。ありえないけれど、安心して見ていられるギャグ漫画になっています。 カワイくて、対等に渡り合える「相棒」。 こんな子、側にいて欲しいです……。想像以上に重かったコタローは1人暮らし 津村マミ名無し一巻読了! 目が無理で読んでなかったのですが試しに一巻。 想像以上に重い! こんな話だったんですね…! おとなび過ぎてる子供とそれに感化される周りの大人たち。 コンビニで弁当詰め替えるとか、漫画だからまだいいですが辛過ぎじゃないですか…ギャルの手料理食べたいよギャルごはん 太陽まりい野愛ギャルってかわいいですよね。JKの頃はギャルこわいと思っていましたが大人になってみるとギャルは総じてかわいいです。 陰キャは漏れなくビビリ散らかし、優等生は敬遠し、でもほんとは心優しくて純情でエロくて不器用なギャルが主人公の漫画です。 そんな都合のいい設定があるかよと思うけれども、なんかギャルならありそうだなあと思わせてくれるのがいいところ。 パンツも谷間も死ぬほど豪快に見せてくれるけど、さすがにそれはアンドロイドか男として育てられた武家の娘じゃないとそこまでの露出はだめだよ!でもギャルだとエロも爽やかなのが不思議なところです。 飯×エロは大嫌いだけどギャルは爽やかエロかわいいのでOKです。ギャル大好きです。 教師とギャルの恋?模様も描かれますが、ギャルが純情で健気なので応援したくなるけど距離感保ってほしいなあ…なんて思ってみたり。 絆創膏だらけでポトフ作ったのはまじでかわいすぎるので読者は漏れなく恋に落ちるでしょう。 ギャルが好きっていうかみくちゃんが好き。わたしもお魚綺麗に食べるの苦手だよ陰キャだけど!! 変な動物vsもっと変な女子!けもらいふ 雪本愁二あうしぃ@カワイイマンガこんな動物と女子がいる漫画です(ほんの一例です) ★隠れる芝犬vs気付かない女子 ★気弱な熊vs強い女子 ★飼われたいハリネズミvs強い女子 ★巨大インコvsモフモフしたい女子 ★無限に増えるヒヨコvsそれで遊ぶ女子 愛らしいフォルムの変な動物(割とハイスペック)と、それを自然に受け入れて戦ったり、楽しんだりしている女子の図は、とってもシュール。 変な動物に動じない、強メンタルで鈍感な女子にクスリと笑えたり、思わず突っ込んでしまうこの感じは、例えばあらゐけいいち先生の作品に通じる物があるかと。 個人的には、女子に運命を委ねられる「なかなか飛ばない鳥(画像。多分ハクセキレイ)」がシブくていい!私の運命も導いて欲しいと思いました! ●●●●● ハリネズミと女子の話は、後に内容を膨らませて『ゆづちゃんはハリネズミがささってる』という作品になります。面白いよ!男性恐怖症の陶芸家と5人の男たちの濃厚人間ドラマ #1巻応援それでも男は信じません アキヤマ香nyae主人公が5人の男性の中で誰と結ばれるのか?という話ではなく、男性キャラも全員主人公と言っていいほど、どんな人間かを丁寧に描いていて、人間ドラマとしてかなり面白い漫画です。もちろん恋愛関係が今後どうなるかも注目です。でもそこはゆっくり進行かも? 男性恐怖症で体に触れると拒絶してしまうランさんですが、講師として生徒のことをよく見ていて信頼も厚く、意外と果敢に人にぶつかっていくところやドジなところもあり、一方で芸術家兼職人という側面もあるので、人間味あふれたカッコいい女性だなと思います。友だちになりたい。 恐怖症はどうにか克服して心置きなく次のステップに進んでほしい。 わたしは紙の単行本(1・2巻同時発売)で読んでいますが電子と収録されてる話数が違うみたいなので、一気にたくさん読みたい場合は紙の方をおすすめしたいです。表紙のデザインも違うので、その好みで選んでもいいかと。 思いっきり影響を受けてしまい、通えるところに陶芸教室あるかな?と探してしまった。博物館の裏側は研究者たちの戦場だった!へんなものみっけ! 早良朋名無し町民もほとんど利用しない博物館の仕事を描いたマンガ。 主人公は無駄なものをどんどん省きたい性分の役所勤務の男、薄井透。出向先の博物館に向かう道中、カモシカを背負った女に引きとめられて、そのまま解剖の手伝いをさせられてしまう…という感じで始まる。 博物館は自然科学分野の研究室があり、動植物の採集や保護、依頼があれば警察から「この植物の生息地を教えてくれ!」って依頼を受けたりするらしい。こんな感じで実は自然科学の研究者たちの研究拠点としての博物館の仕事を描いたマンガ。全然知らなかった。 主人公の薄井は、主に鳥類研究者のキヨスさんに連れられていろんな動物と触れ合ったりしているうちにどんどん博物館の仕事が楽しくなっていっている。博物館はわりと本当に暇していると思っていたので、裏側を知れて面白い。就職したいくらい。ナショナルジオグラフィックとか好きな人はハマるかも。 こんな連載が始まっていたのかw獅子上司 青木U平名無しタイトルそのままです。上司がライオン。ただ言動は大きいただの猫っぽいです。作者って「マンガに、編集って必要ですか?」の方ですよね。振り幅凄いな。 上司が百獣の王でたいへーん!というものではなく、日常に居るな、ライオンが。という感覚ですね。言葉も通じるので大丈夫です。 いつか猫村さんみたいに有名になってドラマ化とかしたら面白そう。ぬいぐるみが「動く」のを夢見た人へほしのこぐま ~もふもふといっしょに暮らしてみました~ ミサトあうしぃ@カワイイマンガ女子高生の大熊みちるは、夜道でこぐま座の強烈な発光現象に遭遇する。気がつくと、目の前には……こぐま? 白くてモフモフで星模様のある、熊みたいな不思議な動物との、楽しい日々が始まる! ●●●●● モフモフで、愛嬌があって、雑食で食いしん坊で、ちょっといたずら坊主……しかし何をしてもファインプレー連発!出会う人みんなを虜にして、確実に癒してしまう、ペットとしてはパーフェクトな奴。言葉は交わせないが意思疎通は出来て、気持ちを察して慰めてくれたりも……。 こんな子……飼いたいに決まってる! ご都合主義といえばそうなのですが、それの何が悪い!実際のペットを飼うのは大変だと二の足を踏みつつ、本当は側にいてくれる伴侶が欲しいと思う人は大勢いるのだから、そういう人にこの作品と出会って欲しいと、切に願うのです。 日々に疲れている方、ぬいぐるみが動かないかなぁと夢見た事のある方、あらいぐまラスカル等の「ハウス名作劇場」が好きだった方など、まずは深く考えずに試し読みしてみて下さい。 (ちなみに私は『母を訪ねて三千里』に出てくる白いお猿さんの夢を、3回くらい見たことがあります。微妙に意思疎通できるっていうのが、癒しポイント高いんですよね……)表紙の雰囲気が最高にオシャレブサメンガチファイター 弘松涼 上月ヲサムななし※ネタバレを含むクチコミです。 いっぱい食べる君が好き春川さんは今日も飢えている おりはらさちこ野愛美味しそうにご飯を食べるひとは老若男女問わず素敵ですよね。見ていて幸せな気持ちになるし、お腹空いちゃいますよね。 春川さんはめちゃくちゃかわいいしめちゃくちゃ飯を食べます。それはそれは美味しそうにステーキ6枚食べたりカレーライスとおでんとうどん食べたりホールケーキ重ねて食べたりします。 実際に目の前でやられたら「かわいい」より「すげえ…!!」ってなっちゃいそうですが、それでもやっぱり春川さんはかわいいです。 唯一無二のグルメを追い求めるでもなく、食事シーンを大袈裟にしたりエロくしたりすることもなく、ただただ春川さんが美味しくたくさん食べるところが素晴らしいです。 芹沢さんと弟さんのひたすら善人なところも好きですね。悪い奴とまずい飯が出てこない、美味しいご飯を美味しくたくさん食べる平和な漫画です!! 巨乳の天然女子、大食いキャラになりがち。 グルメ漫画あるあるかもしれない。V系カリスマの休暇プリンス・ボンバーにくびったけ 中川勝海名無しプリンセス・ボンバーに狂い咲きの続編。サディスティックスの活動を休止して1年した頃のお話。 「プリンセス・ボンバーに狂い咲き」では、父娘だけど恋人という紫織と李奈の関係にとまどったけど、実際のところ2人はただ「恋人のように仲が良い」だけでちゃんと冷静。 この続編のプリンス・ボンバーにくびったけでは、 「紫織ちゃんに好きな人が出来たら結婚していい」 「李奈に好きな男ができたら親子だと公表する」 …などと、それぞれがお互いに恋人が出来る可能性について話している。 この「恋人」と言いつつ結局のところ2人はメチャクチャ仲のいい親子止まりなのがちょっとスッキリしなかった。 まあ人間の関係なんて完璧に白黒ハッキリつけられるものでもないし、つける必要もないんだけど…漫画としてはきっちり描いてほしかった気もする。 それにしても、この漫画は同衾するシーンがやたら多くてすごく印象に残った。父娘・同性の知り合い・兄弟…布団の中でおしゃべりしまくりでみんな仲良いな。 真理のデビューも決まったことだし続きがあるならぜひ読みたい…! 2人がどうなるのか結末を見届けたいです。綺麗なお父さんは好きですか?プリンセス・ボンバーに狂い咲き 中川勝海名無し※ネタバレを含むクチコミです。 久しぶりに全部読んだぞエリートヤンキー三郎 阿部秀司starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中に読んでたけど最近見かけてまた読みたくなったので全部読んだ。 今読むと昔と感想が違い、大河内三郎の話よりも兄の大河内一郎、二郎や準主人公とも言える河井星矢や三郎軍団の親衛隊隊長の石井武、電撃を食らったショックで途中から「オウヨ」しか喋れなくなった福士、後輩の最初はイケイケだったが後半から全く活躍しない後藤田、頭のおかしい奴らしかいない学校で比較的まともな思考を持っているせいで苦労する萩原、ウルフ前田などの主人公ではない奴らの方が面白い 特に河井星矢と石井武に関しては昔と印象が逆で昔は河井星矢がタチ悪いなと思ってたけどどう考えても石井武の方がタチが悪い。河井星矢は自分の利益の為に大河内三郎を生贄にすることが多いが、石井武はどんどん悪い方向に加速させていく。まさに「予想の斜め上」をやるのでどんどんおかしい方向にいくことになる。 このマンガのすごいのはだいたい長期のギャグマンガだとたまにハートフルな話があったりするのだが、全くそんなことはなく最初から最後までヤンキーギャグマンガを追求していた。 コロコロコミックと同じかそれ以上のハイテンションTHE 大市民 柳沢きみお野愛ビールだけでこんなにアッパーになれるはずがない。 テンションの高さがコロコロコミック並。 漫画としては面白く読んでいるけど山形が人として好きかと聞かれたらわたしは首を傾げますね!!でも薄いカツ食べたいし寝かしビール飲みたいしカキ氷食べたくなっちゃったりしたよね!! 読んでいるとこちらもよくわからないけどテンションが上がって怒りなのか喜びなのか空腹なのかよくわからないけどテンションが上がります。(某政治家構文) 漫画読んでて「うるせえ!」って思ったのははじめてですね。無音なのにうるせえの凄いと思います。 人としてはどうかと思うけれども山形の周りにいる人たちは楽しそうにしてるし、夏の終わりから秋口にかけては少しだけ静かになったし憎めないっちゃ憎めないんだなあ…。漫画としてはまあ面白いし料理は美味しそうだし…。 にしてもビールだけであんなにアッパーにはなれねえ!マグロの餌として生きる女の奮闘記ギャグ「大漁!まちこ船」大漁! まちこ船 戦え! 北極警備隊 三宅乱丈 Extra Works 三宅乱丈かしこ脱サラして漁師を始めた小川はすれ違ったマグロ漁船に小柄な女の子が乗っているのを見つける。彼女の名前は「まちこ」。実はただのマグロの餌である…。船長から釣り竿の針を口に付けられ海に飛び込みマグロに食われる、それが彼女の仕事、そう!使命なのです。最初はひ弱な都会人の小川に興味がなかったまちこですが、だんだん恋愛モードに入っていきます。なぜなら卵を産んだから。見た目は人間の女の子ですが何故か産卵するんです。自分が産んだ卵に小川から「かけてもらおう」と思い立ってから色んなすれ違いが起きるんですけど、すごいですよ。超爆笑モノです。何を言ってるのか分からないと思いますが、本当にそういう漫画なんです。私にとって「大漁!まちこ船」が理想的な漫画の一つかもしれません。それくらい大好きです。 もう一編の「戦え! 北極警備隊」は三宅乱丈先生の思い入れがものすごくある作品のようです。近未来SFギャグ漫画なんですけど、何が起こるか分からない具合で言えば「大漁!まちこ船」よりすごいです。どちらも傑作であることは間違いありません。大船に乗った気持ちで読んで大丈夫です。 コタロー(4歳)から目が離せないコタローは1人暮らし 津村マミ名無し※ネタバレを含むクチコミです。友達になれる気はしないけど一度お話ししてみたいセナのまわり道 郷田マモラ野愛セナちゃん好きですねえ。たぶん友達にはなれないと思うし、テンポも性格も合わない気がしますが、好きです。 おしゃべりで真っ直ぐで、所謂性格が良いとか優しいとか善人ではないけれど、彼女なりの正義感があって筋が通ってる。義理人情に厚いとはこういう人のことを言うんだろうなあ。 例えお客さんであろうと媚びへつらうことなく自分を貫くセナちゃん、が運転するタクシーに乗ってみたいかというと…どうだろうなあ…。旅先で乗せてもらえたら楽しいかも、法定速度ガンガン越えて逆走されたらさすがに嫌だけども。 でもこんな人と一度でも出会えたら忘れられない思い出になりそうだし、缶コーヒーもらったらまた会いたくなっちゃうだろうな。 やっぱりセナちゃん好きですねえ。読めばきっと好きになるはず。俺に休載というのを教えてくれた...ボクはしたたか君 新沢基栄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男超問題児のしたたか君が如何彷町に引っ越してきて大沢城小学校に転入するところから始まる。主人公らしからぬ言動のしたたか君や周りの友達の中でも「佐々木コタロー」がお気に入り。久しぶり読み返したけどやっぱりいいな。 個人的には「奇面組シリーズ」より面白いと思うね ボクはしたたか君はすごい好きで、毎週楽しみに読んでいたし新キャラクターが登場してより面白くなりそうなところで作者が体を壊し休載をし、そのまま連載が終了してしまった。 最強ババア、誕生 #1巻応援殺し屋は今日もBBAを殺せない。 芳明慧ANAGUMAなぜか殺し屋に命を狙われるお婆さんが毎度衝撃の強さで敵を撃退していくのですが、このババア(※敢えてそう呼びます)がとにかくカッコイイ!あらゆる言動にハードボイルドな人生哲学がバシッと刻まれていて、“強者”感が迸っています。 命のやり取りをしているので本来は血生臭くなりそうなものですが、あまりに強すぎるために勝負にならずに笑っちゃう。この空気感が最高です。歴戦の殺し屋たちが彼女を前にしてビビリまくるあまり、毎回モノローグ過多になるのが見所ですね。 基本的には各話完結形式で読みやすいのも魅力。毎話出てくる殺し屋キャラクターの造形が本当に素晴らしくて、みな個性が際立つシルエットと表情を見せてくれるのが楽しいです。瞬殺されるのがもったいない。僕の推し殺し屋は待ちガイルが持ちキャラのテッコちゃんです。 個人的には殺し屋を派遣する黒幕・布施がまだまだ底知れないキャラで注目しています(マヌケなところもあるけど)。いつか直接対決が見たい!変わってると言われたい人向けの漫画だと思ってた原田ちあきの挙動不審日記 原田ちあき名無しつぶやきGANMA!という今は亡きサービスで2016年頃配信されてた原田ちあきのエッセイ漫画。ビレバンの権化みたいな表紙で、変わってると思われたいサブカル向け漫画だという偏見がしばらくあり、ちゃんと読んでいなかった。実際読んでみたら全然そんなことはなくてエキセントリックな連中の挙動が狂った感じで描かれている愉快な作品だった。不思議な懐かしさを感じる部分もあるし、作者の挙動不審さに共感する部分も意外と多かった。どちらかというと、周り人間の挙動不審さの方がヤバいのだけれど、それを見逃さない作者の視点が面白い。第7章「ぬ」のシュールさは格別で、この作品内では一番のお気に入り。ちなみに序盤に登場する漫画家の「K先生」って小山健のことだろうか。ゲス発言してる漫画家T先生ってのも誰なのか気になる。 <<149150151152153>>
天国にある音楽の都ウィーンで偉大な音楽家たちが死後も作曲しまくってるギャグ漫画。誰もが知ってる音楽家がたくさん登場しますが、ギャグの合間に挿入される大量の偉人豆知識が全部破天荒すぎて、本当に天才と変人は紙一重だなと思いました。ギャグとして好きだったのはモーツァルトも映画「アマデウス」に感化されてサリエリを犯人扱いするところと、超絶技巧が有名なリストはスマホを打つのも早かったところかな。クラシックに詳しくなくても面白かったです。