ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<150151152153154>>ちっちゃい男がでっかく怒る話怒りのグルメ 土山しげる野愛気弱で平凡なサラリーマンがまずい飯を食うと変身して噴飯して悪を懲らしめるという…単純明快にして混沌。最高。 まずい飯っていうのが大体安い店ってとことか悪を懲らしめて最終的にするのが金を返してもらうとこが絶妙にしょぼくてたまらない。消費者の不満を代表してぶつけると見せかけて極めて個人的な怒りを解消してるだけなのがほんとちっぽけで最高。 犬まで変身したのは腹抱えて笑いました。絶対に電車では読めないやつ! サラダしたらばもしくはセブンのちょっといいカニカマだったらカニカマ食べ放題もありかなと関係ないことを思った。小海老のかき揚げ食べ放題は普通に嬉しい。こっくりさん系JK都市伝説漫画ルート3 (ひとなみにおごれやおなご) みなぎ得一ふでだるま平成の妖怪絵師みなぎ得一先生の作品。 神に悪魔や妖怪にUMA、そして人間の世界が混じり合った混沌世界が舞台。 主人公はこの世界の中等部に通う"化け狐"の久木初音と"化け狗"の光前寺保由に"化け狸"の二ツ岩魔魅。 3人で狐狗狸(こっくり)さんをしたことがきっかけで学校の七不思議を検証することになり........ まず主人公チームが狐狗狸(こっくり)さんの名前を冠してるのが洒落が効いてる 個人的にオカルトには人間臭さが欠かせない要素だと思っているのでまずこの設定で心を掴まれました みなぎ先生の都市伝説考察が随所にあり、その着眼点がまた面白くて解説ページを読み込んでしまいます キャラクター造形も面白いのでオカルト漫画好きは是非読んでほしい作品です何度も読みたい最高の心霊ジュブナイル漫画…!青春オカルティーン 小林ロクたか※ネタバレを含むクチコミです。ほんのり効いたBLがいい心霊ギャグ4コマ井戸端は憑かれやすい 竹屋まり子天沢聖司めちゃくちゃ好きでたまに読み返したくなる優しくて笑える心霊4コマ。BL好きにはたまらないコメディだと思います! 神社なんて継ぎたくない不良の御守(みもり)には、ものすごく霊に憑かれやすい可愛い系の幼馴染・井戸端がいる。 神社なんて継ぎたくないわりに、幼い頃から怪異に襲われている井戸端を毎日助け続けて来たために能力はガンガン鍛え上げられている。 バシバシ殴って霊を祓う姿が、どう見てもイジメにしか見えないことが悩みだったが、ハグすることでも祓えると判明。すると今度は当然ながらBL疑惑が浮上して…というあらすじ。 動物霊に憑かれた井戸端が可愛く見えてしまったり、普段の言動から「束縛系オラオラヤンデレサイコボーイズラブ」と誤解されてしまったり、ほんのりBLが効いたギャグが面白い! 「眉唾」で御守の唾を井戸端に…は、オカルトとBLを上手く使ってていいなぁと思った。 また、男子たちだけじゃなくて、女子も「エロいことを考えると霊が逃げる」などで笑わせてくれるところが良い。 あと別にオタクじゃないキャラがオタク文化に精通してる様子をみせるところがすごい好き(グッズのトレードの掲示板の文章とか、息子&娘大好き御守パパが「(息子のフィギュアを作る)いい原型師が見つからない」って言ったり) 実は御守の妹が呪いの人形で御守と井戸端を結びつけていた…という、予想外の展開にはすごい笑ったけど、それをただのギャグで終わらせるのではなく、2人の曖昧な関係にきちんと決着をつけてハッピーエンドを迎えたのがよかったです。 作中に登場した霊感がないひとでも霊視できるようになる「狐の窓」は、思わず真似してしまいました。 https://comic.pixiv.net/works/4102 ぬ〜べ〜ファンは絶対読んだほうがいい続編!!地獄先生ぬ~べ~NEO 真倉翔 岡野剛名無し広や郷子が生徒じゃないし…と思ってたんですが、普通にめちゃくちゃおもしろい。むしろ郷子はメインキャラだし、美樹もいまだに変な女として出てきます。 その他の元生徒たちもいろんな意味で成長した姿を見せてくれるので、ぬ〜べ〜ファンは絶対読むべきだと思いました。鬼の手が今どうなっているかにも注目です。まさにNEO鬼の手。 最初は子供にまつわる社会問題をテーマにして話が進んでいくんですが、生徒たちのキャラクターが定着していくといつもの妖怪・悪霊VSぬ〜べ〜のおなじみ展開。 とくに、苫米地マリという生徒が登場してからめちゃくちゃ面白くなります。この子は実は〇〇の姪っ子なんです。ただ少年誌から青年誌になったからか「ホラー的な怖さ」は減ってるかなと思います。 さらに、ぬ〜べ〜&ゆきめ夫婦の関係にも衝撃的な展開があります。まだ5巻までしか読んでないので最終的にどうなるかわかりませんが、表紙を見てるだけでワクワクしますね!水槽夜曲について語ろう水槽夜曲 和泉かねよし名無し和泉かねよし先生の新作。 主人公はゲイで、女の子に転がり込まれてのシェアハウス物という、今流行りの設定てんこもり。 一筋縄ではいかないキャラたちが、それぞれの事情(もしくはわがまま)で主人公の部屋に転がり込んでくるという展開が軽妙で面白い。 そのわがままにイラっとさせられながらも、きちんとたしなめるキャラの行動により、主人公にヘイトが溜まらないところはさすがベテランの技術という感じ。これからも、行こう一緒に。湯神くんには友達がいない 佐倉準漫画を読む女S※ネタバレを含むクチコミです。 可愛い尊い…きんいろモザイク 原悠衣名無しなんだかんだ読んだことなかったのできんモザ一巻から〜 イギリスの女の子の話! ちっこい女学生がわちゃわちゃしてるのはやっぱ癒し… 異文化っぽいものも全部ゆるふわギャグに落とし込んでるので肩肘張らずに読める! おすすめ〜万人受けしないと思うけど、万人に読んでほしい。こいつら100%伝説 岡田あ~みんnyae岡田あ〜みんは紛れもなくりぼんの黄金期を支えた作家さんのひとりだと思いますが、他の方々とはやっぱり何かが違う気がします。何が違うんだろう……次元? 私はとくに意図せずにあ〜みん先生の代表三作を新しい順に読んでいるのですが(なので現時点でお父さんは心配症は未読)、ルナティックと本作との作風の違いにびっくりしました。ルナティックは曲がりなりにも学園ラブコメディとして成立していたように思うんですが、これは……これは、何なんですか? 何なんですかね??? やっぱホンモノの天才を前にすると何も言えなくなるんだな!音無響子という最高のヒロインめぞん一刻 〔新装版〕 高橋留美子豊胸03この作品こそ正真正銘のラブコメ、まごうことなき俺のバイブルです。 なんといっても音無響子というヒロインがとにかく素晴らしい。 響子さんはわがままで嫉妬深く、人の話を聞かない、超めんどくさい女性です。 でもそれが「未亡人」という設定一つで全て魅力に変わります。 主人公になかなかなびかないのも、そのくせにバッチリキープするのも、付き合ってもないのに超束縛するのも、死んだ旦那さん想い続けていて、次に踏み出すことができないから。 死人にはどうやったって勝てませんからね、この設定は高橋留美子先生の発明です! 携帯なんてない時代ならでわのすれ違い、愉快な一刻館の住人たち、一話一話のテンポの良さ、今読んでも最高の作品です! 高校時代のどうしようもなさジンバルロック 古泉智浩hysysk田舎の高校で、勉強も部活もそれほど力を入れず、異性にもモテることなく、だらだらと毎日を過ごす。そんな若さの無駄使いこそが最高の贅沢であったことを教えてくれる作品。こんなに美しい最終話はそうそうない。 自分も先輩から洋物のエロ本を継承したことを思い出した。思い出す必要なかったのに。やさぐれ勇者が魔王と再起を図る…のか!?Lv1魔王とワンルーム勇者 toufuANAGUMA人類の宿敵だった魔王が弱体化して蘇り、10年のあいだにやさぐれた勇者に喝を入れるため同居することに!スピード感! ファンタジー世界ですが舞台設定はほぼ現代の日本。なので勇者マックスがワンルームのアパートで自堕落生活を送ってたり、近所の公園で酒かっくらったりする姿が拝めます。 人類を救った英雄も敵が居なくなったあとはお役御免で、世間からワイドショーのコンテンツとして消費されているのがなんだかリアル。嫌気が差したマックスは表舞台から姿を消しています。 一方かつての仲間レオは今や敵対国家のリーダーになっており、もうひとりの仲間フレッドからレオを倒すため再び戦うよう依頼(脅迫)されたり…マックスの持つ力がパワーバランスを左右する…とみなは信じているようす。ドタバタの日常を送る魔王と勇者の生活に次第に不穏な陰謀の姿が見え隠れし始めるのはなかなかスリリングです。 マックスも勇者の矜持を捨てたわけではなく一本芯の通った男です。彼がレオとの戦いを通じて、魔王との関係やヒーローとしてのあり方にどう答えを出すのか見届けたいです。音楽表現と和楽器JKのブレイクスルー!なでしこドレミソラ みやびあきのあうしぃ@カワイイマンガ音楽の表現に「擬音」を使わない事。これがこの作品の最大の特徴である。 擬音による音楽表現は、分かりやすい反面、表現できない事も多い。例えば音色は、伝えたい音を擬音で描いても(ポンとかガーッとか)結局は読者の脳内補完が頼り。正確な伝達とは言えない。また、合奏での、旋律やリズムが絡む感覚は表現しにくい。 『なでしこドレミソラ』では、流水紋で旋律の雰囲気、和柄で和楽器らしさを仄めかすのみ。絵で魅了したら、音は完全に読者の想像に委ねる、割り切りの良さ。しかし流水紋は音楽が流れる時間・空間感覚となり、それを重ねる事で各パートが混ざり合い、響き合う表現となっていて、今までに無い「穏やかな」ゾクゾク感がある。 かつて音楽漫画が発想しなかった「音楽表現」のブレイクスルーを、音楽漫画が好きな方には、ぜひ読んでいただきたい! ♫♫♫♫♫ 物語は、地味な自分を変えたい主人公・美弥を始め、和楽器同好会に集まったメンバー四人の、様々な「ブレイクスルー」の過程が描かれる。分かりやすい子から一見分かりにくい子まで、自分の拗らせを知り、悩み、殻を破って成長する物語は明るく、清々しい。 これは、四人が対等な関係で互いの音を聴き、自分の音を重ねる真の「合奏」を目指す物語。そしてそれは音楽を越えて人間関係でも、自分から動く事と、相手を見る事のどちらも大事だという「個性と調和」の物語になっていく。 少し拗らせていた女子高生達が、真に自立したメンバーの一員として舞台に立つ終幕は、とてつもない歓びに満ちている! 除霊方法がどう見てもイジメ!! 新感覚オカルト漫画不良退魔師レイナ OTOSAMAななし結構前にネットニュースで作者のインタビューを見て気になってた作品。マンバのオカルト漫画配信に合わせて1巻読んでみたけど面白かった。 「不良のイジメにしか見えない暴言や机への酷い落書きは、実は全部除霊に必要な行為」という意外性のある設定と、メリーさん・花子さん・背の高い女(八尺様)といった王道オカルトキャラのコントラストがすごくいい。 https://twitter.com/OtosamaLeong/status/1172338034806669312?s=20 裏地に呪言が描いてあるスカジャンを活用するところも、ゲゲゲの鬼太郎の霊毛ちゃんちゃんこっぽくて好き。 王道といえば。この作品自体日本の学校が舞台の王道学園ものなんだけど、実は作者OTOSAMA先生はマレーシア出身で日本の学校には通ったことがないんだとか。サブカルチャーから得た知識だけでここまで完成された日本の学校が描けることに感動…! (↓インタビュー記事) https://www.oricon.co.jp/special/53401/ LINEマンガで読めるので、夏に向けてぜひどうぞ。 https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0000302なんて幸せなサラウンド #1巻応援サラウンド 紺津名子nyaeひとり3,000円お小遣いあげてもいいくらい可愛い。 (そのお金で3人でスイーツ食べに行ってほしい) ただただ読んでるだけで幸せになれるので、ありがとうございますという気持ちです。1巻で終わらずに、2巻以降も出るのかと思うと喜びで踊り出しそう。 たまにある、こういう基本的に会話だけで成り立っていて特段何が起きてるでもないのに面白いマンガ。それを見つけるととてつもなく嬉しい。 3人とも(ついでにいうなら女子も)みんな可愛いけど、強いて言うなら山口くん推しかな☆ あの掃除用具入れの一件から一目置かせていただいてます…!東京は遠きにありて想うものローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづき名無し「負け犬の遠吠え」という言葉からは あまりいい印象を受けない。 その点でこの「ローカル女子の遠吠え」という題名は 上手いネーミングだな、と思った。 「田舎女子の遠吠え」とか「静岡女子の遠吠え」では 田舎や静岡の人から怒られれそうだし。 とあるイチ・ローカル出身女子の話ですよ、と チョットだけネタ対象をぼかしたわけだが、 どうせ一読すれば「静岡かよ!」と ディスり対象は丸判りで、それで問題はないし。 (いや、静岡をディスって良いと言う意味ではないが) 逆に静岡ディスりをもっと前面に出すのであれば 「シゾーカ女子の遠吠え」でも良かったかなとも思うが(笑) 私は「ローカル女子の遠吠え」を読んで、 瀬戸口先生って都会と地方、東京と静岡の 比較感覚とかギャグセンスも含めてリアルだと思い、 眼の付け所とかバランスとかいいなあ、と思いました。 はい、私も静岡県出身です。 子供のころはゴールデン・ウィークは茶摘ばかりで ほとんど遊びになど行けませんでした。 GWに遊びに行けない不幸?とかその他とかで、 私も子供のころは、やはり田舎はメンドクサイ、 都会はいいだろうな、とは想ったりしたわけです。 しかし現実には都会は便利で娯楽も多いけれど お金と時間の両方に余裕があるならば楽しめる、 という面が大きい。 その点、田舎は収入や娯楽は少なくても、 適度に生活を成り立たせて暮らす余裕は確保しやすい。 なので静岡の特徴的なところを 「それが普通」と思えば苦にはならんし、 「そこが良い」と思えば楽しくもなるのですよね。 その辺について主人公の有野りん子さんは 東京生活で疲れて静岡に戻りながらも 東京全否定でも静岡全肯定でも、その真逆でもないスタンスで、 静岡の独特なところを、りん子さんの独特な思考回路で 実感して見つめなおして評価します。やや自虐的に。 その流れとか結論とかが面白すぎる(笑) 漫画ですし、りん子さんがそういうキャラだから 面白いのだからこの漫画はそれでいいしそれがいい。 リアルでは静岡に限らずそれぞれの地方のローカル民は 東京とか都会はいいなあと言いつつ、 地元の独自性を自虐ネタにして笑って生活している 人が多いんじゃないかと思いますけれどね。 中華娘はとにかくかわいい中華なOL めいみん。 高田ミレイ野愛めいみんはいつでも明るいし可愛いし元気出る! ステレオタイプド直球すぎてこんな中華娘いる訳ないと一発でわかるくらいの中華娘めいみんがとにかく可愛すぎる。 アイヤーって言うしおだんごだし体柔らかいしフィジカル強すぎだし、記号感が強すぎて感想としては可愛い癒されるしか残りません。 ちょっと古いお仕事四コマならではの時代錯誤感もまた味わい深く、フィクションみを強くしてくれるのでよいですね。 なんだか辛いこととか嫌なこととか多い今日この頃なので、こういうただただ可愛くて楽しくて元気になれる漫画を読みたくなるんだなあ…。2巻が良かったスイートメモリー 吉田貴司hysyskおっさんの気持ちを若い女性のキャラクターに代弁させるシリーズが面白い。おっさんが美少女を愛でるのは何も彼女らを征服したいからではなく、自分がなりたいからなのだが、それもそれで気持ち悪がられそうなので大っぴらには言えない。 読者と一緒に歳を取っていくか、特定の世代をずっと相手にし続けるかは作家としての戦略に関わるが、読者のライフステージの変化によって面白いと思えるかどうかが変わってしまうものが多いように思う。普遍性とは何かというのが逆に分かるし、そこをクリアした長編が読みたい。ぐっとくる細かいポイントを突く観察眼は素晴らしいから。鉄仮面姉弟(仲良し)の生きにくい日々。真柴姉弟は顔が固い 菊池まりこ名無し表情筋が固すぎて、まわりからは常に距離を置かれ友だちができない不憫な姉弟。ひとりで居るのが寂しいので、お互いに依存してしまい、片方がうまくいきそうでも、ひとりで居る方を放っておけず結局シスコン・ブラコンから抜け出せない。仲いいのはいいことだけど、それじゃあ友達は出来ないね。 表情筋が固いだけで心は明るいのか…?とも思えるんだけど、あまりにこういう生活が続きすぎて心もちょっと捻くれてる感ありますね。笑 救世主、現れてくれ…!! 戻りたくないけど懐かしい日々サマーブレイカー 古泉智浩hysysk何者でもなく、根拠のない自信があり、劣等感もあり、異性が気になり、成果は思ったほど上がらない。自分にも浪人時代があったのだが、この作品は読後に何も残らないところも含めて「あの感じ」を味わうことができる。人間のタイプとしては浪人するような奴が好きだ。堂々と叩け! お嬢様は和太鼓で変わる!和太鼓ガールズ すたひろあうしぃ@カワイイマンガ生の「一音」で持っていかれる音楽体験は、長い人生でも得難い貴重な体験である。それはバッハのゴルドベルグ変奏曲の一音目であったり、テクノの一発目のキックだったり人それぞれだろうが、その経験は時に人を狂わせ、時に人を救う。 『和太鼓ガールズ』の主人公・ミッション系お嬢様学校に通う環は、和太鼓の強烈な「一音」に、人生を変えられる。 それまで品行方正に、そつなく八方美人に己を作り上げてきた環は、言葉を失ったシスター姿の上級生・マリアの放つ和太鼓の響きに、心を奪われる。 初めて感じた音楽の喜びのために、少しずつ思い切って自分を変えていく物語は、解放の喜びに満ちている。 この物語のメッセージは、添付の画像に込められているだろう。何かの為に、照れず・恐れず・自分を曝け出す。その先に新たな光景が待っている!和太鼓の為に変化した環が獲得した真の聖性は、周囲も、私達をも魅了する。 描き込まれた圧の強い画面は、和太鼓が常に鳴っているような迫力と熱気、昂る感情と和太鼓部設立を巡るドタバタコメディが凝縮されていて楽しい。 ♫♫♫♫♫ マリアの物語や、周辺人物との関係などまだまだ描ける内容はあったと思われる。現在(2020年7月)作者のすたひろ先生によってkindleで、『和太鼓†ガールズ~改訂版~』が始まっている。 作品ページはこちら https://manba.co.jp/boards/121523 1巻は旧作の大幅な改訂だが、ニコニコ静画で一部見た限りでは、かなり人物の感情描写にリアリティを増している。果たして2巻より先の物語は描かれるのか……? そして2020年秋には実写映画化とのことで、この機会に色々チェックしてみると良いかも知れない。川三番地の連載デビュー作男ぞ!硬介 川三番地starstarstarstarstarウマタロ1980年に週刊少年マガジンで連載していた川三番地のデビュー作。 シンプルな表紙からは想像しにくいけど、読んでみたら色々と意外性あって良かった。 ジャンルとしては当時流行っていたハレンチ漫画にあたるだろうか。 硬派な空手家の主人公が、女子高生から悩殺ポーズ(ロンスカでパンチラ)でからかわれて鼻血を出しまくるという設定。いまどきの漫画と違って変な生々しさがないから、ドキドキはしないが、ある意味ホッとする。 あと、キャラクターの顔の描き分けも出来ていてとても読みやすいし…背景も上手さが際立ってるw 独特の笑顔でギャグをかますスタイルもこの時からすでにあるなと感じる。 展開としてはモブ気味のヒロインが深く関わるようになってから段々面白くなってきて、 なんやかんやで近所の番長や空手家と戦い挑まれて、最終的には男として軟派に生きるか、硬派に生きるかの決断をするというお話でした。 紹介の仕方がメチャクチャムズい #1巻応援コーヒームーン 牡丹もちとANAGUMA※ネタバレを含むクチコミです。オリベはともだちオリベ 南Q太野愛オリベいいなあ、友達になりたいなあ。 淡々としていて、だらっとしてそうだけど節約家で料理上手で、死ぬほど性格いいとか面白いとかじゃないけど一緒にいたらすごく楽しそう。オリベと旅行いきたいな、オリベめちゃくちゃ早く寝そうだな、バイト先にちゃんとお土産買ってくんだろうなと読んだだけでもう友達になったような気がしました。 かき氷のエピソードがいちばん好きです。昔好きだったものに感動しなくなっちゃうの、寂しいよね。わかるよオリベ。 家族、友達、猫、モノ…何と相対しても距離感を見誤らず自分なりの体温で受け入れる姿がとてもかっこよいのです。なんだかんだでしっかりしてるよなあ、オリベ。尊敬しちゃう。 ほんとにオリベと友達な気がしていて、なんか連絡したくなっちゃったのでほんとの友達とか家族とかに連絡でもしてみよっかなと思いました。<<150151152153154>>
気弱で平凡なサラリーマンがまずい飯を食うと変身して噴飯して悪を懲らしめるという…単純明快にして混沌。最高。 まずい飯っていうのが大体安い店ってとことか悪を懲らしめて最終的にするのが金を返してもらうとこが絶妙にしょぼくてたまらない。消費者の不満を代表してぶつけると見せかけて極めて個人的な怒りを解消してるだけなのがほんとちっぽけで最高。 犬まで変身したのは腹抱えて笑いました。絶対に電車では読めないやつ! サラダしたらばもしくはセブンのちょっといいカニカマだったらカニカマ食べ放題もありかなと関係ないことを思った。小海老のかき揚げ食べ放題は普通に嬉しい。