ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6176件<<136137138139140>>知的冒険!考える幼児の空想哲学リューシカ・リューシカ 安倍吉俊あうしぃ@カワイイマンガ幼い頃の、突拍子も無い思い付き、自由な空想、内なる世界への冒険……いつの間にか無くしてしまった、そんな物をもし思い出したいと思ったら、この作品を手に取っていただきたい。それは果たして、いつでも甘い、素敵な物だったでしょうか? 主人公リューシカは、口が達者な幼児(日本人)。彼女は日々、新たな物・不思議な物に触れ、これは何だろう……と考えるのですが、彼女はかなり、発想が突飛。大人が思いもよらない事を思い付くと、そこから果てしなく思索を繰り広げます。楽しい空想から怖い妄想まで、それは止まる事を知りません。 知識は無いのにどこか鋭いリューシカの着眼点と発想は、かなり深く・時に冷徹な「哲学」にたどり着き、大人の私達を考え込ませます。 実存について、知り得ない相手の内面について、未知の存在について……日々、何かの核心に触れては、気付いたり、忘れたりと、夢と現を行き来するリューシカ。周囲の大人には理解されなくても優しく放って置かれる、小さな哲学者の深淵に、果たして幼い頃の私達も到達していたのでしょうか?豊橋に転入してきた女子高生が地元を知っていく話だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん! 佐野妙名無し他県の人間なので地元の銘菓や特産品、国道や県内での微妙な文化の違い(名古屋VS三河・豊橋)などなど全部が興味深かったです。 ・チョコマント ・ピレーネ ・あんまき ・デセール ・ブラックサンダー といったお菓子類の充実具合にも驚きです。チョコマントは可愛すぎるし、ピレーネは写真見ただけで美味しいとわかる見た目をしてて、豊橋を訪れた際は絶対買おうと決意しました。 そしてジャスコのこと「〇〇ジャス」っていうのうちだけじゃなかったんですね…親近感。 ウズラカッターはかなり衝撃でした。そんな道具が一般的になるほどうずらが生産&消費されているとは…!茹でたウズラの殻の頭とお尻を剥いて頭の方から息を吹き込んで吹き矢みたいに剥く方法も驚きでした。 これ読み続けたら地元の人ばりに豊橋に詳しくなれそうです。 https://twitter.com/TakeShobo4koma/status/1234794932050644992?s=20かつてここまで美味しくなさそうなグルメ漫画があったのか美川べるのといかゴリラのまんが飯 美川べるの いかゴリラ六文銭待ってました。個人的に好きすぎるいかゴリラ先生の新作。 (いかゴリラ先生を知らないって人は、まず「オタクだよ!いかゴリラの元気が出るマンガ」を読んでほしいです。もしくは、いかごりら先生のtwitterをみてみると雰囲気がわかると思います) 知っている方はご存知だと思いますが、独特のハイテンションが持ち味のギャグ漫画家なのですが画力がアレなんですよ。 キャラクターの手なんか 「なんで、この人クリームパンずっと持ってんの」 って言いたくなるくらいの絵。 でも、どことなくそれが味があってよいし、開き直ってギャグにしている感じもよいんです。 そして、そんな画力のいかゴリラ先生が、まさかのグルメ漫画。 グルメ漫画のウリといえば美味しそうな絵でしょう。 なんでいかゴリラ先生なんでしょう?と一瞬思いますが、まぁ、面白い。 どれも絶望的に美味しくなさそうなのですが、それをベースにしたギャグが最高なんです。 描けなくなったからと実写を使ったあたりとか腹抱えて笑いました。 基本は、美川べるのといかゴリラ、あと編集担当の方、3人で毎回ある食材や料理をテーマに沿って展開されます。 一風変わったグルメ漫画・・・というかギャグを所望しているかたに是非おすすめしたい作品です。かわいい子がおいしいご飯食べてるとこを見たいんだ買い食いハラペコラ 藤こよみ野愛かわいいは正義、おいしいは正義。かわいい子がおいしいご飯食べてたらそれはやっぱり正義。 かわいい女子高生トンちゃんとかわいい女子高生あーこが仲良くおいしく買い食いをするだけのお話。それ以上もそれ以下もないです。かわいくて元気で仲良しな2人がおいしくて幸せならもうそれでいいです。 むちむちとつるぺたという記号的な描かれ方をしているトンちゃんとあーこですが、属性とかエロとかそういうことじゃなく正反対に見える2人が仲良くしている尊さや瑞々しさの意味合いを強く感じました。ひたすらに爽やかでいい子で毒がなくて悪い人や不味い食べ物が出てこないところがまるっと愛おしいです。 立ち食いそば屋でこんな女の子に出会ったら海老天とかき揚げとコロッケ買ってあげちゃう。尊い。 かわいい後輩がかわいいかわいい後輩に言わされたい 川村拓さいろくかわいい後輩に好かれてて先輩はいいなーと素直に思う。 後輩はどMだがツンデレ(ツン要素弱め)でもあり、こういう甘え方をされるのは面白そうですのでこういうプレイはそういうお店で流行りそうな気がしてきた!これは一山当てれるのでは…! というぐらい可愛い後輩が大好きな先輩に甘えたいだけの漫画。4話がなーソーギ屋ケンちゃん 高井研一郎 中原まこと名無し実家の葬儀屋を継ぐ気はないけど手伝ってるうちにそこそこの活躍をしてしまうケンちゃん。1話完結だから、出てくるキャラが死ぬことがわかってると切ないものがある。 4話のオチだけはちょっと納得いかないなー。こんな祟られ方なら悪くないやさしく祟って 桐島いつみ野愛女子高生みつえが不慮の事故でなくなった小林に祟られるお話、というあらすじだけではこの漫画の良さは伝わらない! 不慮の事故っていうか小林の死因は顔洗ってて溺死ですからね。もうこれだけで心掴まれちゃう。 そして昔自分を振った女の子達が集まって誰が祟られるか決めて、そこからはもうずっと訳わかんない話が展開されていきます。 桐島いつみ先生って勢いで漫画描いてたんかな、2時間くらいしか寝ないで30分くらいで仕上げたんかな、と思うくらいの訳のわからなさとバカバカしいお話がもう大好きすぎる。 スッポンに取り憑かれたり、みんなで心霊写真撮ってみたり、作者をイジってみたりと笑いどころはたくさんあります。でもどんなストーリーだったかは説明しようがないので冒頭のあらすじになっちゃうんだよなあ。 とにかくバカバカしくておもしろいから読んでほしい。そして桐島先生の近況を知りたい。 面白い少女漫画たーたん 西炯子名無し少女漫画風の漫画はあまり読まないけど、この漫画は面白い。 今までの日本人の価値観を問い直すような作品。 一コマ一コマ大小関係なく、セリフもよく考えて描かれている。 鳥人と一緒に喫茶店を切り盛りするマンガとりきっさ! ノブヨシ侍starstarstarstarstarひさぴよ空き物件の喫茶店を引き継ぎ、立派なお店を目指して頑張るリンとスズのトリビト(ハーピーのような亜人)姉妹と、偶然出会った冴えないサラリーマン・ヒロカズとの交流を描いた、ほのぼの4コマ漫画。 トリビトって何なの?とか、ヒロカズは人間社会に戻らなくて大丈夫なの?などの疑問はいったん取っ払って読むといいと思います。 とにかく、みんなで良い喫茶店にしよう!という雰囲気が素敵で、健気に頑張るスズたちの姿を見てるとほっこりします。可愛いさとギャグだけの4コマでなく、心あたたまるエピソードを経て、物語は少しずつ進んでいきます。 表紙を見てもらうと分かりやすいですが、巻を重ねるたびに常連のお客さんが増えて、どんどんにぎやかになっていきます。 喫茶店が好き、鳥が好きという方へ「とりきっさ」オススメです。 ちょっとマニアックでKAWAII恐竜ギャグまんが現存!古代生物史パッキー レツstarstarstarstarstarひさぴよ2012年の少年ジャンプで連載していた、恐竜と古生物が主人公一家と暮らすギャグ漫画。 「恐竜の飼いかた」のクチコミを見て、恐竜マンガは数あれど恐竜と一緒に暮らす漫画って意外と少ないかも…と考えてたら、パッキーっていたよなあと久しぶりに思い出しました。 コミカルな恐竜達から繰り出される豪快なシュールギャグが好きでしたが、子供向け過ぎると見なされたのか、短命で打ち切られてしまったのが残念です。 人間の家族たちも含めて、キャラクターはみんな良かった上に、恐竜・古代生物の知識が豊富で、各生物の特性を活かしたギャグが素晴らしかったのに…。いま考えると、結構マニアックな漫画だったのかもしれません。 出る時代が早すぎた気もします。令和のジャンプならもっと人気が出たかもしれませんし、コロコロなどで連載しても人気になったかもしれません。いずれにせよ、もう少し面白さが再評価されても良いのになあと思う作品です。 恐竜と暮らす恐竜の飼いかた いしがきのぼるnyae恐竜が猫と同じように、飼われていたり野良としてそこら辺に居たりするのが普通の世界。 とある姉妹が住む家に、父親の隠し子の少女・よりかと恐竜のびわがやってきて唐突に同居生活が始まります。恐竜はデカいという以外にとくに飼いづらさはなさそうで、基本は大人しいし、ましてや人間を襲うなんてことは絶対にない。犬みたいに散歩も行くし、恐竜の獣医さんもいます。よりかとびわと一緒に住み始めても、とくに動じない人々。いたって平和?な日々が続きます。恐竜の顔がみんな点目なのがいい。これひとつで恐竜から獰猛さが消滅します。 これはあくまでも偶然だそうなんですが、物語の終わりに、長女が連載を待っている漫画誌「コミックリュウ(恐竜漫画専門)」が休刊してしまいます。くしくも、実際にこの「恐竜の飼い方」を連載していたコミックリュウも休刊するタイミングでした。これ偶然ではなく、奇跡なのでは…。それが読んでていちばんびっくりしたところ。海に閉ざされし暑苦しい男子校でプッツン男がTS!逆上地獄変・極 ビュー天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。なんだこれは〜!?漫画!?ニックとレバー ミヤタキョウゴロウ名無しトーンとベタの概念が一切ない漫画ですね。 カラーでみてみたい!絵柄はホットドッグとコカコーラ買った時に付いてくる放送用紙にプリントされてそうなアメリカン画風 変なキャラ出てくるのに不思議と嫌いになれません 冗談じゃなく本気(マジ)で全人類に読んでほしい! #1巻応援無敵の未来大作戦 黒崎冬子nyaeまず試し読みだけでもしてほしい。それで面白いと思ったら、気づいたら1・2巻ポチッとしているはずです。これは絶対。 これは簡単にいうと少子化対策で打ち出された「聖婚」という制度によって、結婚とは?愛とは?そして、自分の幸せとは?を考え、見つけ出す物語です。表面的にはわちゃわちゃおふざけして小ネタの大渋滞が起こってるから思いっきり笑えて楽しいんですけど、芯の部分では社会問題(少子化、児童の貧困、性差別、ルッキズム思想などなど)に真摯に向き合っていて、信念を持って描いているというのが伝わる本当に素晴らしい漫画です。フキダシ外の手書き文字すらも一文字も見逃せない。作者の愛に溢れた作品。 わたしはコミックビームの連載が始まったときからずっと、たくさんの人に読んでほしいと思って単行本を待ち望んでいましたが、結構な焦らしを経ていま、満を持して1・2巻同時発売したこと、通して読んで理由がわかった気がします。 もちろん試しに1巻だけ…というのもアリですが、1巻を読んだが最後、2巻を読まないという選択肢は無いでしょう。これも絶対。 このマンガがすごい!をはじめとした漫画賞でこの表紙を見る日は遠くないと確信しています。大好きです。 連載では毎号しつこいくらいにファンレターを募集してるところもほんと好き。完結巻まで読みました…執事たちの沈黙 桜田雛大トロ完結巻まで読みました! 正統派少女漫画っぽいところもありつつ、ギャグのテンポもよくて飽きずに楽しく読めました、やはりギャップのある男はいいですね…!百合好きくんは百合好き好きくんが百合好きくんのことを…あ〜百合好きくんと百合好き好きくん U-temonyaeだからつまり、百合好き男子(百合好きくん)がいて、彼の幼なじみ(男)は百合好きくんが好きで(だから百合好き好きくん)、でも百合好きくんは百合に夢中でもし彼女ができてもその彼女に彼女ができればいいと思っているほど百合好き。だから百合好き好きくんは百合好きくんに好きだと打ち明けられない。一方百合好きくんは大学内の百合っぽい女子二人組みを見つけては百合妄想にふける日々。そのターゲットになっている女子二人のうちひとりは腐女子だから、百合好きくんと百合好き好きくんをみてボーイスラブ妄想にふける日々。そして陽キャの男子が百合好きくんと友達の友達で陽キャの友達未満知り合い以上なオタクくんが百合好きくんと仲良くなりたいけどそれを知った百合好き好きくんが…もういいか。 要するにそういうの全部入りの面白い漫画です。 報われなさが切な可愛いペンとハウス~ペンは飼い主が好き~ 家田明歩名無し家事全般が得意で、主人の身の回りの世話を焼く健気なペンギンのペン。 飼い主の大学生・早川と仲良く?暮らしているが、早川がペンの気持ちを度々踏みにじる。笑 報われないはぐちさんという感じ。 ステーキの焼き方はめちゃめちゃ参考になりました。広告で見て読んでみた死がない伏見くん こんのあらた名無し※ネタバレを含むクチコミです。不良の女の子がなぜか「風紀部」になる話俺様ティーチャー 椿いづみ名無し東校の不良番長の真冬が警察に捕まって退学になり、新しい学校に転校。するとそこには幼なじみの鷹臣くんがいて、なぜか「風紀部」として平穏な学校を取り戻すために頑張る!というはなし。絵が好きだったのとあらすじが面白そうだと思ったので読んでみました。主人公の女の子・真冬が、可愛んだけど喧嘩も強いというところが単純にかっこいいので大好きです。 深まる業山月記 二階堂正宏 中島敦starstarstarstarstarひさぴよ数々の古典コミカライズを自己流で手掛けてきた、二階堂正宏先生の山月記。 原作の山月記が好きなので、コレ系の漫画は手に取るようにしてるのですが、把握しているものでは、 ●『柴門ふみ傑作選』 (虎を豚に変えたコメディ。面白いオマージュだけど原作の原型はあまりない) ●『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。』 (あっさりと読みやすい。ただ、虎の迫力が足りないなど淡白) ●『草子ブックガイド』 (最上級に良い。けどアーティスト的な自意識が過ぎる部分も) などがあり、いずれも一長一短があるように思います。 しかし本作は、原作を忠実になぞりつつ、李徴が虎になった後の核心部分に独自解釈を加え、物語の業を大きく広げるという離れ業をやってのけており、他作品を上回って素晴らしい完成度であると言えます。 長さはわずか34ページ。価格は660円。商業レーベルの価格帯と比べると、決して安くはありませんが、一読の価値ある作品でした。 暴力的だけど、健全無敵看板娘 佐渡川準名無し※ネタバレを含むクチコミです。庶民的な怪人たちの生活超絶変身!! アースカイザー くぼたまことhysysk『天体戦士サンレッド』の怪人版という感じで、日本(静岡)の生活に馴染みながら世界征服を目論んでいる。基本的に残念なことになる話が多いが、ちょっと泣かせる展開もあったりして油断ならない。何故だか自分の普段の生活をありがたく感じて、お歳暮とか送ろうかなと思えてくる。当時の国民的テレビ番組のパロディは、若い人が読んでも全く意味が分からないだろうな。。 日本人、睡魔を無視しすぎ問題はたらけ!睡魔さん 嶽まいこあうしぃ@カワイイマンガ「睡魔」は仕事をしている。人間よ眠くなれ……と、適切な睡眠に導こうとしている。 この作品で「睡魔」は、人間に睡眠をもたらす(魔界の)会社のサラリーマンとして、擬人化されている。成績を挙げようと彼らも頑張っている。報酬だけではなく、かなり意識高い系。 そんな彼らの努力を無駄にしているのは、睡眠を犠牲に働く日本人。 睡魔が「見えてしまう」女性は、睡魔の男性(ちょっとイケメン)の働きかけを渋々受け入れようとするが、いざとなるとやはり仕事の為に睡眠を犠牲にしがち。かつて無理な働き方をしていた私は、彼女の言動にかなりドキッとした。 この作品では睡眠トリビアとかはそれ程出てこないが、あまりにも当たり前で私達が忘れてしまいがちな「睡魔はいつも側にいる」ということを、睡魔を擬人化することではっきりと伝えてくる。睡魔に「早く寝ろ!」と言われる日々の楽しそうなこと。 睡魔のメッセージを受け取るか否か……お願いだから、死ぬ前に気付こうね!いい感じのおバカギャグ漫画いとやんごとなき 小松翔太六文銭バカではなくおバカという表現がぴったりな作品。 殿上人のごとく君臨する学園一の貴人「光暈寺麻呂」は興奮すると股間が光るという、何のこっちゃよくわからない特徴がある。 しかも、どM。 罵られると興奮度MAXで、一周まわって光からブラックホールになるという。 なんという、おバカ設定。 久しぶりに腹抱えて笑ってしまいました。 その高貴さから罵られる経験がなかったからでしょうか。 何より、光暈寺麻呂のこの設定だったら、誰しもスポーツ万能・頭脳明晰キャラだと想像するのに、まさかの学力平均。 真面目なツラして勉強しているのに、まさかのこの平凡さ。 大バカでもない、この微妙な感じ。最高です。 色々狂った学園生活に、今後楽しみな作品です。<<136137138139140>>
幼い頃の、突拍子も無い思い付き、自由な空想、内なる世界への冒険……いつの間にか無くしてしまった、そんな物をもし思い出したいと思ったら、この作品を手に取っていただきたい。それは果たして、いつでも甘い、素敵な物だったでしょうか? 主人公リューシカは、口が達者な幼児(日本人)。彼女は日々、新たな物・不思議な物に触れ、これは何だろう……と考えるのですが、彼女はかなり、発想が突飛。大人が思いもよらない事を思い付くと、そこから果てしなく思索を繰り広げます。楽しい空想から怖い妄想まで、それは止まる事を知りません。 知識は無いのにどこか鋭いリューシカの着眼点と発想は、かなり深く・時に冷徹な「哲学」にたどり着き、大人の私達を考え込ませます。 実存について、知り得ない相手の内面について、未知の存在について……日々、何かの核心に触れては、気付いたり、忘れたりと、夢と現を行き来するリューシカ。周囲の大人には理解されなくても優しく放って置かれる、小さな哲学者の深淵に、果たして幼い頃の私達も到達していたのでしょうか?