ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6118件<<134135136137138>>ちょっとマニアックでKAWAII恐竜ギャグまんが現存!古代生物史パッキー レツstarstarstarstarstarひさぴよ2012年の少年ジャンプで連載していた、恐竜と古生物が主人公一家と暮らすギャグ漫画。 「恐竜の飼いかた」のクチコミを見て、恐竜マンガは数あれど恐竜と一緒に暮らす漫画って意外と少ないかも…と考えてたら、パッキーっていたよなあと久しぶりに思い出しました。 コミカルな恐竜達から繰り出される豪快なシュールギャグが好きでしたが、子供向け過ぎると見なされたのか、短命で打ち切られてしまったのが残念です。 人間の家族たちも含めて、キャラクターはみんな良かった上に、恐竜・古代生物の知識が豊富で、各生物の特性を活かしたギャグが素晴らしかったのに…。いま考えると、結構マニアックな漫画だったのかもしれません。 出る時代が早すぎた気もします。令和のジャンプならもっと人気が出たかもしれませんし、コロコロなどで連載しても人気になったかもしれません。いずれにせよ、もう少し面白さが再評価されても良いのになあと思う作品です。恐竜と暮らす恐竜の飼いかた いしがきのぼるnyae恐竜が猫と同じように、飼われていたり野良としてそこら辺に居たりするのが普通の世界。 とある姉妹が住む家に、父親の隠し子の少女・よりかと恐竜のびわがやってきて唐突に同居生活が始まります。恐竜はデカいという以外にとくに飼いづらさはなさそうで、基本は大人しいし、ましてや人間を襲うなんてことは絶対にない。犬みたいに散歩も行くし、恐竜の獣医さんもいます。よりかとびわと一緒に住み始めても、とくに動じない人々。いたって平和?な日々が続きます。恐竜の顔がみんな点目なのがいい。これひとつで恐竜から獰猛さが消滅します。 これはあくまでも偶然だそうなんですが、物語の終わりに、長女が連載を待っている漫画誌「コミックリュウ(恐竜漫画専門)」が休刊してしまいます。くしくも、実際にこの「恐竜の飼い方」を連載していたコミックリュウも休刊するタイミングでした。これ偶然ではなく、奇跡なのでは…。それが読んでていちばんびっくりしたところ。海に閉ざされし暑苦しい男子校でプッツン男がTS!逆上地獄変・極 ビュー天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。なんだこれは〜!?漫画!?ニックとレバー ミヤタキョウゴロウ名無しトーンとベタの概念が一切ない漫画ですね。 カラーでみてみたい!絵柄はホットドッグとコカコーラ買った時に付いてくる放送用紙にプリントされてそうなアメリカン画風 変なキャラ出てくるのに不思議と嫌いになれません 冗談じゃなく本気(マジ)で全人類に読んでほしい! #1巻応援無敵の未来大作戦 黒崎冬子nyaeまず試し読みだけでもしてほしい。それで面白いと思ったら、気づいたら1・2巻ポチッとしているはずです。これは絶対。 これは簡単にいうと少子化対策で打ち出された「聖婚」という制度によって、結婚とは?愛とは?そして、自分の幸せとは?を考え、見つけ出す物語です。表面的にはわちゃわちゃおふざけして小ネタの大渋滞が起こってるから思いっきり笑えて楽しいんですけど、芯の部分では社会問題(少子化、児童の貧困、性差別、ルッキズム思想などなど)に真摯に向き合っていて、信念を持って描いているというのが伝わる本当に素晴らしい漫画です。フキダシ外の手書き文字すらも一文字も見逃せない。作者の愛に溢れた作品。 わたしはコミックビームの連載が始まったときからずっと、たくさんの人に読んでほしいと思って単行本を待ち望んでいましたが、結構な焦らしを経ていま、満を持して1・2巻同時発売したこと、通して読んで理由がわかった気がします。 もちろん試しに1巻だけ…というのもアリですが、1巻を読んだが最後、2巻を読まないという選択肢は無いでしょう。これも絶対。 このマンガがすごい!をはじめとした漫画賞でこの表紙を見る日は遠くないと確信しています。大好きです。 連載では毎号しつこいくらいにファンレターを募集してるところもほんと好き。完結巻まで読みました…執事たちの沈黙 桜田雛大トロ完結巻まで読みました! 正統派少女漫画っぽいところもありつつ、ギャグのテンポもよくて飽きずに楽しく読めました、やはりギャップのある男はいいですね…!百合好きくんは百合好き好きくんが百合好きくんのことを…あ〜百合好きくんと百合好き好きくん U-temonyaeだからつまり、百合好き男子(百合好きくん)がいて、彼の幼なじみ(男)は百合好きくんが好きで(だから百合好き好きくん)、でも百合好きくんは百合に夢中でもし彼女ができてもその彼女に彼女ができればいいと思っているほど百合好き。だから百合好き好きくんは百合好きくんに好きだと打ち明けられない。一方百合好きくんは大学内の百合っぽい女子二人組みを見つけては百合妄想にふける日々。そのターゲットになっている女子二人のうちひとりは腐女子だから、百合好きくんと百合好き好きくんをみてボーイスラブ妄想にふける日々。そして陽キャの男子が百合好きくんと友達の友達で陽キャの友達未満知り合い以上なオタクくんが百合好きくんと仲良くなりたいけどそれを知った百合好き好きくんが…もういいか。 要するにそういうの全部入りの面白い漫画です。 報われなさが切な可愛いペンとハウス~ペンは飼い主が好き~ 家田明歩名無し家事全般が得意で、主人の身の回りの世話を焼く健気なペンギンのペン。 飼い主の大学生・早川と仲良く?暮らしているが、早川がペンの気持ちを度々踏みにじる。笑 報われないはぐちさんという感じ。 ステーキの焼き方はめちゃめちゃ参考になりました。広告で見て読んでみた死がない伏見くん こんのあらた名無し※ネタバレを含むクチコミです。不良の女の子がなぜか「風紀部」になる話俺様ティーチャー 椿いづみ名無し東校の不良番長の真冬が警察に捕まって退学になり、新しい学校に転校。するとそこには幼なじみの鷹臣くんがいて、なぜか「風紀部」として平穏な学校を取り戻すために頑張る!というはなし。絵が好きだったのとあらすじが面白そうだと思ったので読んでみました。主人公の女の子・真冬が、可愛んだけど喧嘩も強いというところが単純にかっこいいので大好きです。 深まる業山月記 二階堂正宏 中島敦starstarstarstarstarひさぴよ数々の古典コミカライズを自己流で手掛けてきた、二階堂正宏先生の山月記。 原作の山月記が好きなので、コレ系の漫画は手に取るようにしてるのですが、把握しているものでは、 ●『柴門ふみ傑作選』 (虎を豚に変えたコメディ。面白いオマージュだけど原作の原型はあまりない) ●『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。』 (あっさりと読みやすい。ただ、虎の迫力が足りないなど淡白) ●『草子ブックガイド』 (最上級に良い。けどアーティスト的な自意識が過ぎる部分も) などがあり、いずれも一長一短があるように思います。 しかし本作は、原作を忠実になぞりつつ、李徴が虎になった後の核心部分に独自解釈を加え、物語の業を大きく広げるという離れ業をやってのけており、他作品を上回って素晴らしい完成度であると言えます。 長さはわずか34ページ。価格は660円。商業レーベルの価格帯と比べると、決して安くはありませんが、一読の価値ある作品でした。 暴力的だけど、健全無敵看板娘 佐渡川準名無し※ネタバレを含むクチコミです。庶民的な怪人たちの生活超絶変身!! アースカイザー くぼたまことhysysk『天体戦士サンレッド』の怪人版という感じで、日本(静岡)の生活に馴染みながら世界征服を目論んでいる。基本的に残念なことになる話が多いが、ちょっと泣かせる展開もあったりして油断ならない。何故だか自分の普段の生活をありがたく感じて、お歳暮とか送ろうかなと思えてくる。当時の国民的テレビ番組のパロディは、若い人が読んでも全く意味が分からないだろうな。。 日本人、睡魔を無視しすぎ問題はたらけ!睡魔さん 嶽まいこあうしぃ@カワイイマンガ「睡魔」は仕事をしている。人間よ眠くなれ……と、適切な睡眠に導こうとしている。 この作品で「睡魔」は、人間に睡眠をもたらす(魔界の)会社のサラリーマンとして、擬人化されている。成績を挙げようと彼らも頑張っている。報酬だけではなく、かなり意識高い系。 そんな彼らの努力を無駄にしているのは、睡眠を犠牲に働く日本人。 睡魔が「見えてしまう」女性は、睡魔の男性(ちょっとイケメン)の働きかけを渋々受け入れようとするが、いざとなるとやはり仕事の為に睡眠を犠牲にしがち。かつて無理な働き方をしていた私は、彼女の言動にかなりドキッとした。 この作品では睡眠トリビアとかはそれ程出てこないが、あまりにも当たり前で私達が忘れてしまいがちな「睡魔はいつも側にいる」ということを、睡魔を擬人化することではっきりと伝えてくる。睡魔に「早く寝ろ!」と言われる日々の楽しそうなこと。 睡魔のメッセージを受け取るか否か……お願いだから、死ぬ前に気付こうね!いい感じのおバカギャグ漫画いとやんごとなき 小松翔太六文銭バカではなくおバカという表現がぴったりな作品。 殿上人のごとく君臨する学園一の貴人「光暈寺麻呂」は興奮すると股間が光るという、何のこっちゃよくわからない特徴がある。 しかも、どM。 罵られると興奮度MAXで、一周まわって光からブラックホールになるという。 なんという、おバカ設定。 久しぶりに腹抱えて笑ってしまいました。 その高貴さから罵られる経験がなかったからでしょうか。 何より、光暈寺麻呂のこの設定だったら、誰しもスポーツ万能・頭脳明晰キャラだと想像するのに、まさかの学力平均。 真面目なツラして勉強しているのに、まさかのこの平凡さ。 大バカでもない、この微妙な感じ。最高です。 色々狂った学園生活に、今後楽しみな作品です。おっぱいか野菜かどっちかにして、というある意味贅沢な世界観ベジたべる 鹿島麻耶野愛おっぱいか野菜かどっちかにしてくれ!! 大人なんだからおっぱい出てこなくても野菜食べるよ!! エロと飯は分離してくれ!! とは言いつつ野菜レシピはめちゃめちゃ参考になります。別に彩芽さんはおっぱいをフックに野菜食わせようとしている訳ではないので冒頭の発言は言いがかりです。 出てくる野菜レシピを真似すれば自然に栄養吸収の効率よく野菜が食べられるので食育的な観念でもいい漫画だと思います。 ラッキースケベはもうちょっと少なくていいなあ、飯漫画だしなあとは思っちゃうけども。でも彩芽さんかわいい。 刮目してこれを見よ!度肝抜かれる『五万節』五万節 上野顕太郎名無しすごくかっこいいタイトルだけど、一体どういう内容なのか見当が付かないぞ…と思いつつ読んでみたらマジで度肝抜かれたし、あとがきの「打ち合わせは5分、製作半年。」というコメントを読んで震えました。この2ページを読む為に1冊買う価値があると断言してもよいでしょう。他にもデビュー作や新人賞入選作も収録されてましたが、個人的には「まゆみちゃん的日常」が好きでした。編集者T・Kさんの圧倒的キャラ立ちカラスヤサトシの37歳の遠足ガイド カラスヤサトシstarstarstarstarstarひさぴよ数多くのカラスヤ漫画の中でも、これは出色の出来だと思ってる作品で、趣味スポットに遠足と称して取材しておもしろおかしく紹介するという企画なんですが、同行する編集者「T・Kさん」(表紙の中央にいる女性)が、主役であるカラスヤ先生を凌ぐ勢いで、圧倒的にキャラ立ちしているのが面白いのです。 ゴスロリ服で毒舌を吐き、好き嫌いがハッキリしていて物事の捉え方もなんか独特。人間関係は不器用だけど手先は器用だったりと、掘れば掘るほど面白い。 通常モードのカラスヤ先生は、独りボケツッコミスタイルですけどTKさんが入ったことで面白さが何倍にも増してるように感じました。 二人の息の合った掛け合いが楽しくて、読み終わったら取材先の事は印象に残ってなかった…なんて事もありましたが、興味深いスポットは沢山出てきますので、大人の遠足ガイドとしてマジメに参考にしてみても良いのではないでしょうか。 参考画像: 取材スポットの目次 第10話のガイナックスコスプレパーティーの回には、チャンピオン作家の木々津克久先生が登場しますのでファン必見です。こういう子を「ケッ」って思うタイプの中学生だった私は短い横断歩道も待つタイプの中学生 やまうち名無し短くてすぐ読めるので色んな人に読んで欲しい。「良い子だなぁ」ってほっこりする人もいると思うけど、そうじゃない人もいると信じてる。 わたしはこういうルールを絶対に破らない子に対して煩わしさや苛立ちを感じるタイプの子供でした。もちろんそれを本人にぶつけたりはしなかった(…はず)けど、これを読んで、コマの外側で「ケッ」って言ってる中学生の私が見えた。 BL…?奇妙な三角関係が癖になる男3人の人間模様加賀谷次長、狙われてます! 小山田容子天沢聖司オフィスコメディだと思って読んだのでこの3人の関係の奇妙さにとにかくびっくりした! 主人公は顔がよくて仕事のできる性格のいい次長で、日頃から支店内で女房役を務め、仕事が円滑に進むよう絶妙なサポートを行なっている。 恋愛よりも「人を育てるのが大好き」という少し変わった人物で、態度の悪さで皆が手を焼いてる3年目の新人を喜んで指導することに。(ちなみに既に大学生の男の子のお世話もしてる) 次長が手塩にかけて大切に大切にお世話するうえに、「えっ、この人俺のこと好きなんじゃね…!?」とドギマギさせる思わせぶりな態度をとるせいで、タイトル通り大学生と新人くんの2人から好意を寄せられ狙われることになるという話。 あの態度をマジのガチの素でやってんのか、それとも意識してやってるのか今のところ言及がないので謎で、読みながら「えっ…なにこれ…? どういうこと? え…?」と戸惑わされそれが面白かった。 2人とも思いを寄せてるんだけど、それは普通に恋してるというか、初めて自分だけに注がれる愛情に舞い上がっちゃってるだけの気がする。2人とも家族からの愛が足りていないところがあって、次長から無償の愛をバンバン注がれて嬉しくなってしまい脳が「恋」と誤作動してるみたいな。 とりあえず今のところ恋(?)は新人くん&大学生→次長の一方通行で、次長がどう思っているのか感情が全く見えず、BがLになるのか全く予想がつきません。 レーベルはエレガンスイブなんですね。なるほど、わからん…。 加賀谷次長は一体どうなってしまうのか続きが気になります! https://souffle.life/manga/kagaya-jichou-nerawarete-masu/20200306-2/睡眠で、人は変われるの?ねるじょし 酉川宇宙あうしぃ@カワイイマンガ女子高生は日々「安眠」を求めて努力を重ねる。その目的は……バストアップ!?バストが「エボる(evolutionする)」のを目指す主人公だが、何処か努力が明後日な気が……。 そんな彼女、学校では容姿端麗・成績優秀・完璧なお嬢様キャラ。どんなストレスも、良質な睡眠のおかげで華麗にスルー!一晩寝れば面倒な事もどうでも良くなる。睡眠が身体の健康だけでなく、美容や心の健康にも良いという事が主人公の余裕に現れていて、納得。 学校でのお嬢様キャラと裏腹な、家での主人公の姿は落差がカワイイ。しかし学校ではキャラを作りすぎて、友人のいない主人公。近寄ってくるのはちょっと極端な人。また中学時代の因縁の相手との関わり方など、かなり変な人間関係は妙に読み応えがある。またニート兄へのツンデレは、エモいレベルに。 人間の心身の成長には、規則正しい生活が大切である事を、睡眠Tipsと共に学べる作品。私も睡眠、頑張ろう……。ホラーとギャグは紙一重という名言伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男ホラー漫画家 伊藤潤二の猫漫画エッセイ。 伊藤潤二は好きで他のはほとんど読んでいるがこれは読んでいなかったので今回読んだ。伊藤潤二と同居人と猫の共同生活のエッセイで猫の可愛さと不気味さを十二分にでていた 個人的には伊藤潤二が寝る際に猫を撫でていたと思ったら毛布だった話が最高だった。終わり方が双一シリーズの感じがした ドチャクソ可愛くて笑えるオラミの恋!愛しのアニマリア 岡田卓也nyae漫画家志望で、普通のオランウータンの女の子、オラミ。 最近お隣に引っ越してきた、話したこともないOJISAMA(人間)に恋! 恋した相手にはついついラリアットをかましてしまう、ドジなところもあるケド… 意外と女子力も高いんです! オラミの親近感がわくイマドキ女子らしいパーソナリティと、不器用に恋する乙女な姿が、少女漫画を読んでいるのかと錯覚してしまいそう。 オラミの種族を超えた恋は成就するのか… 人類も霊長類も必読! 3巻まだかな〜ハッピークソライフ 【電子限定特典付き】 はらだnyae2巻読んでしまったので3巻が待ち遠しくてしょうがないです。 これBLでいいんだろうか?ギャグ漫画読んでるみたいな気持ちになります。あらすじに書いてある「愛すべきロンリーアナルズBLの概念を覆すハイクラスな“下品”がここに。」がほんそれすぎて言うことない。<<134135136137138>>
2012年の少年ジャンプで連載していた、恐竜と古生物が主人公一家と暮らすギャグ漫画。 「恐竜の飼いかた」のクチコミを見て、恐竜マンガは数あれど恐竜と一緒に暮らす漫画って意外と少ないかも…と考えてたら、パッキーっていたよなあと久しぶりに思い出しました。 コミカルな恐竜達から繰り出される豪快なシュールギャグが好きでしたが、子供向け過ぎると見なされたのか、短命で打ち切られてしまったのが残念です。 人間の家族たちも含めて、キャラクターはみんな良かった上に、恐竜・古代生物の知識が豊富で、各生物の特性を活かしたギャグが素晴らしかったのに…。いま考えると、結構マニアックな漫画だったのかもしれません。 出る時代が早すぎた気もします。令和のジャンプならもっと人気が出たかもしれませんし、コロコロなどで連載しても人気になったかもしれません。いずれにせよ、もう少し面白さが再評価されても良いのになあと思う作品です。