ツンデレの先駆け
※ネタバレを含むクチコミです。
よくネットで未完の名作として話題になっているので「作者急逝のため、未完のまま終了とさせていただきます」の文言が載っているラストシーンはよく知っていたのですが、高校時代に出会った二人がひょんなことから同居して、学生結婚して、お医者さんと看護師さんになるとは知りませんでした…!
いくら好き好きアピールをしても素っ気なかった入江くんに財閥のお嬢さまの婚約者が出来て、さすがの琴子も「私ばっかり好きなんだもん!もう入江くんを好きでいるのやめる!」と怒って泣いたら「こんなことで俺のこと好きでいるのやめるのか」と、ビンタしてプロポーズした入江くん。ツンデレがすぎないか(笑)!!
でもクールな入江くんをその気にさせられるのは琴子だけだし、おっちょこちょいすぎる琴子を受け入れられるのは入江くんだけなんですよね〜。数ある少女漫画の中でもトップクラスのベストカップルだと思いました。巻を増すごとにラブラブになっていくのも読んでいて楽しかったです。
脇役も個性的なキャラクターばかりだけど、特に入江くんのお母さんがすごかった。最初から最後まで「うちの息子には琴子ちゃんみたいなタイプの子が絶対に合うと思うの!」「さっさと結婚しちゃいなさい!」「赤ちゃんは女の子がいいわ〜!」という感じで、本人達の気持ち以上に後押しするんですよね。あのパワフルさには笑っちゃいました。
高校3年生の琴子は、入学式で一目惚れした入江直樹に告白する決心をしたが、勇気を出して渡したラブレターを直樹は「いらない。頭の悪い女は嫌いなんだ」と冷たく突き返した。確かに彼はIQ200の超天才でスポーツ万能、彼女にとっては高嶺の花。追い討ちをかけるように自宅が地震で崩壊してしまい、父・重雄の親友の家に親子で身を寄せることに。ところがそこはなんと直樹の家!ふたりは同居を余儀なくされてしまったのだ!!
高校3年生の琴子は、入学式で一目惚れした入江直樹に告白する決心をしたが、勇気を出して渡したラブレターを直樹は「いらない。頭の悪い女は嫌いなんだ」と冷たく突き返した。確かに彼はIQ200の超天才でスポーツ万能、彼女にとっては高嶺の花。追い討ちをかけるように自宅が地震で崩壊してしまい、父・重雄の親友の家に親子で身を寄せることに。ところがそこはなんと直樹の家!ふたりは同居を余儀なくされてしまったのだ!!