ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6118件<<120121122123124>>恋の前戯・うどんうどんの女 えすとえむ野愛読めば読むほどうどんがセクシャルなモノに見えてくるから不思議…。 いつも会うあの人のもう一歩を知るのは、案外難しい。 大人になればなるほど、名前を聞く年齢を聞くましてや連絡先を聞くなんてそれなりの覚悟と多大な下心がなければできない。 それは、学食で毎日うどんを作る・チカと学食で毎日うどんを食べる男・キノの関係性にも当てはまる。 顔を見れば見るほど気になって、妄想したりうどんの絵を描いたり…。 うどんを介した2人の距離感がもどかしくてじれったいのに、妙にエロティックだから不思議。 誤解を恐れずに言えば、うどんを作る・食べる行為は前戯のようなものなのでは、とすら思わされるほど。 謎めいたチカの存在がそうさせるのか、キノが描いた艶かしいうどんの絵がそうさせるのか、それともえすとえむ先生マジックがそうさせるのか…。 読んでしまったら最後、うどんを食べる男女を見たら妄想が止まらなくなること間違いなしでしょう。王島家にやってきた犬、彼女の名は“こずえ”横須賀こずえ 小田扉名無し小さいおばさん(おじさん?)に見えなくもない一匹の犬が、ペットに縁がない王島家へやってきた。 最初は飼うのではなく預かるつもりだったものの、あっという間に正式な一家の一員になり“こずえ”(母命名)といういい名前をもらう。 実はこずえ、脱走して高台から海を見渡したり、相手によって振る舞いを変えたり(母には絶対逆らわない)、うんちを坂の上から転がしたいがためにわざわざ数日間我慢して硬いコロコロうんちをするような、天才犬でした。 いわゆる犬の愛らしさは殆どないけど、人生何回目?的な落ち着きがある。 そんな雰囲気が王島家にぴったりだと思う。懐かしくなって読んだ魔人探偵脳噛ネウロ モノクロ版 松井優征マス主人公のネウロが助手の弥子といっしょに様々な事件の謎を解く話。 犯人が豹変するシーンが好き。「龍宮殿」読んでみた龍宮殿 松永豊和かしこ松永豊和の漫画を初めて読みました。恥ずかしながら最近まで存在を知らなかったのですが、マンバの書き込みでバクネヤングが面白いというのを見かけて気になりました。先に手に入ったのが龍宮殿だったのでこちらから読んでみた次第です。失礼になっちゃうけど…知識も期待もゼロの状態で読んだので、読み進めていくごとに「お、思っていたより面白いぞ…!」となりました。傑作というにはあと少し何か物足りないような気がしますが、また読みたい作品であるのは間違いないです。 タイトルと表紙で「あ〜男の子が竜宮城に行くんだろうな」というのは分かっていましたが、深海の遊郭「龍宮殿」ではメスは人間の姿で産まれるけど、オスは頭が魚の形をしている魚人の姿で産まれて、ある事情でオスは産まれたらすぐに殺されることになっている…という事が判明してから一気に面白くなりました。ちなみに主人公兄弟がうさぎの着ぐるみを着てますがストーリーとあまり関係なかったです。 作者さんがホームページで公開してくださってるので、次は「パペラキュウ」を読んでみようかな。自伝小説?「邪宗まんが道」も気になったので早速kindleもダウンロードしました。 頭を空にして楽しめる5コマ漫画【新装版】255の5コマ Cygames 255名無しマジで頭使わないで読めるのが最高。キャラごとに微妙にシリーズ化してて、「漫画家とアシスタント」のやつと「女の子と白人間(この作者のデフォルトの某人間みたいなキャラ)」のやつが好き。表紙とあらすじで即買いジョーのグッドニュース 伊田チヨ子名無ししたけど思ってたのとちょっと違った。カイニスの金の鳥とかエマみたいな落ち着いたストーリーかと思ったら、田舎から出てきた元気な新米記者ジョーのドタバタ劇だった。 絵も、表紙は繊細な感じだけど中の絵は線が太めでハッキリくっきりデジタルで描いてますって感じ。 服装や建物、「フラッパー」という社会進出する女性たちなど、1920年代のニューヨークの雰囲気はバッチリ! (ただ自分は「頼み事をする西洋人が頭を下げる」とか「リンゴの皮を剥く」描写が気になってしまって話に集中出来なかった)デスゲームを運営する方だって色々大変なのだ異世界デスゲームに転送されてつらい 水あさと異世界スキー人間の魂を死神が管理している世界。デスゲームは魂を効率的に確保するための手段なのですが、ポンコツ死神のメイちゃんはデスゲームの運営が下手すぎて目をつけた氷見くんの魂をなかなか奪うことが出来ません。 メイちゃんの日々の業務を見ているとアイテムをリースしたり異世界をレンタルしたり、デスゲームってこうやって作ってるんだ…というのがわかって勉強になりますね。ためになるお仕事マンガです。 途中からメイちゃんの方が現世に転送されてきて氷見くんの会社に派遣されて働くことに。この辺りからラブコメ度が増すのも面白かったです。みんなかわいい。「仕事つれ〜」というところから始まる作品ではありますが、読んだらしっかり癒やされると思います。 勇気ある人 信頼する人じみへん 中崎タツヤえっへんじみへんのなかで、トイレのあとに、トイレットペーパーを確認せずにパンツはける人が勇気ある人で、ウォッシュレット使って、確認せずにパンツはける人は、信頼する人、ってネタがあった気がするんだけど、何巻かわからない。 久しぶりに読みたくなった。アニメスタジオ、1人を除いて全員が異世界転移。 #1巻応援異世界アニメ工房 描く調子sogor25舞台は杉並区にあるアニメ制作会社・スタジオアシタ。 ある日、原画マンの佐倉美代音が仕事の合間にコンビニに寄り戻ってくると、スタジオで仕事をしていた同僚が全員いなくなっており、その代わりに謎の女の子が一人佇んでいました。 自分のことを"召喚士"だというその少女・ソフィーに話を聞いているうちに、どうやら会社のスタッフ全員が逆に異世界のほうに転移させられたらしい、ということが判明します。 スタッフたちは転生先で救世主として世界を救わなければ戻ってこられないらしく、佐倉はソフィーと彼女が異世界から召喚した"戦力"を頼りに会社の運営を継続するために奮闘するという作品です。 何十人もいたスタッフが全員いなくなって会社は大ピンチなわけなのですが、ソフィーの魔法で映像を投射することで向こうの世界となんとか意思疎通だけはできるようで、佐倉は逐一連絡を取りながらなんとか仕事を回そうと奮闘します。 元々アニメーターとしては有能な部類であった佐倉ですが、当然1人ではアニメ制作はできません。 そんな中で、ソフィーが召喚する異世界生物たちが予想外の働きを見せて、なんだかんだ仕事が上手く回っていきます。 異世界からの転移がテーマの作品ですがお仕事モノとしても充分に完成されている作品で、そこに異世界生物がアニメ制作の仕事を頑張る様子や異世界に転生したスタッフたちが意外と向こうの世界に馴染んでいる様子など様々な要素が加わっているので、楽しめるポイントがたくさんある作品です 1巻まで読了カテゴライズなんて愛の前では無意味だ女の子が抱いちゃダメですか? ねじがなめた野愛男女の性行為って結局のところ男性器が勃たないとはじまらない的な感覚があって、生物学上男女平等なんて無理じゃねえかよって突然やるせない気持ちになることがあります。 男女平等とか言い出すと主語が大きくなってしまいますが、男の人にはリードしてもらいたいなとか女の人にはかっこいいとこ見せたいなとか当たり前に思っちゃったりするじゃないですか。あれってなんなんでしょうね。 そんな常識みたいな顔した刷り込みを、しなやかにエロく可愛く飛び越えてくれそうなのがこの作品。 タイトルの通り、女の子が男の子を抱くカップルのお話です。攻め女子×受け男子のお話なんです。 男女が惹かれあい関係を深めていく中で、世間的な役割や理想的な振る舞いなどといった刷り込みを剥がし、お互いにしたいこと・してあげたいことを追求していく素敵な素敵なラブストーリーなのです。 清楚な美人OLとイケメン商社マンのラブストーリーなんて知るかよ、って思ってしまうひとにこそ読んでほしいのです。 誰もが羨むような役柄も、こうであらねばなんていう幻想も、裸になってしまえばどうでもいいこと。なんて壮大な愛の物語なんだ!と思えるはずです。 そんな壮大なこと思えなくてもちゃんとエロいので楽しめるはずです。 奈良時代×ミニマリスト…!あをによし、それもよし 石川ローズたか もうホント作者の着眼点がすごい!奈良時代とミニマリストの異常な親和性の高さに笑ってしまう…! 主人公の山上(やまがみ)は現代でミニマリストとして暮らしていた。そんな彼がタイムスリップした先は、超ミニマルな奈良時代。何もない貧しい奈良時代の生活も、全てのものが無農薬・無添加の夢のような世界だった。たまたま出会った役人の老(おゆ)と暮らしていくうちに、山上は山上(やまのうえ)として馴染んでいく。 https://twitter.com/ishikawarose/status/1154326454659764224?s=20 立派な木造建築がある一方で、まだ物質的に豊かではなく竪穴式住居も残ってて、布を税金として収めたりして、ひらがな・カタカナすらない。それが奈良時代。私は日本史なら古代が好きなので、奈良へのタイムスリップものというだけでワクワクがとまりません! ギャグシーンをやっている裏に、まだ未発達な文明社会の過酷さ・侘しさが見え隠れするところが趣深くてすごくいい…いとあはれ。 ゴチャゴチャした現代に疲れたときに読みたい、超ミニマルな奈良ギャグ漫画です!教育の場でのワケ判らんギャグが生む笑い泣きシンマイ新田イズム 上野祥吾 ひらけい名無し主人公は若い新米教師だが、教師ものドラマによくある 熱血漢とか愛に溢れた人情家、でもない、という感じ。 「学校を支配するのが目的」というワケ判らんヤツ。 同僚教師も教え子たちも振り回されまくる。 それでも毎回なんだかんだで問題解決でハッピーエンド? だがけしてギャグ漫画だからなあ、というノリだけでもない。 理解不能な傍若無人キャラの新米教師だが、 そのシュールなギャグ行動が実はその裏に 深い人間愛があっての行動だったのか、と 思わせられ、ちょっと感動しそうな話だったりしたり。 と、思っているとそこからさらに 「あ、それはナイナ、ウン」 と思うような流れもあったりして(笑) この漫画を読んで、シュールなギャグに笑い泣きするのも、 自分は間違って解釈しているのかもと思いながらも 感動して涙を浮かべるのも、 どちらに感じるかは、読んだ人次第。ASが「20〜30人にひとりくらいはいる」と知って毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で 沖田×華nyaeそんなにたくさんいるの?と思う人がほとんどなんじゃないでしょうか。 私はこの漫画を読んでそれを知った時、発達障害と呼ぶことに違和感を覚えました。確かに、漫画に描かれてる作者含めた様々な人の「やらかし」を読んでいると、特殊だな、大変そうだな、と感じることが多いです。しかし同時に、そもそも健常(と呼ばれる側)が置いてるハードルも高すぎるんじゃないか、それを超えられない人をまとめて障害と呼ぶのは乱暴なんじゃないかとも感じました。 とはいえ、今まで生きてきたなかで自分の中に埋め込まれてきた 「普通はこうすべき」「こうするのが常識」「これができないなんでおかしい」という思い込みを取り払うのが難しいのも事実(そこは頑張れよという話だが)。 読んでると、ASの人でも関わる人や環境によっては健常同様に生きていける場合もあることがわかります。運と縁とタイミングってやつだな、と思いますけど、健常も同じですよね。 しかし作者もその他の方も、よく今まで無事に生きてこれたなというエピソードが満載です。親しい人にAS等の特徴があったら、今まで生きてきてくれてありがとうと伝えましょう。 あとがきに、「健常」と「障害」は区別であって差別ではないって書いてあったことにもハッとしました。漢字表記を気にして変えたりとか、気遣いのやり方のズレなんだなと。 答えらしきものに飛びつかないねじの人々 若木民喜hysysk学校生活で生まれる疑問と、そこからつながる哲学的な話題への接続が自然で、キャラクターも魅力的。主人公には熱血さがなく、かといって冷笑的でもなく、ちょうどいい淡白さで無理やり答えらしきものに飛びつかないのが良い。 それだけに3巻の展開はキャラクターが動いて思索しているというよりは、作者の考えに誘導しているようであまり好きになれない(キャラクターでなくメタな作者と編集者らしき影が話を進めている)。作品が続くためには色んな条件が絡んでくるとは思うが、2巻までのテンションでもっとじっくり読みたかった。女子2人でボールパークをエンジョイ! #1巻応援野球場でいただきます 出内テツオ天沢聖司25歳独身OLのつばめが球場で出会った野球観戦初心者の大学生・亀井ちゃんと友達になって、2人で野球と球場グルメを楽しむお話。 若干カートゥーンっぽさを感じる絵柄も可愛いですが、なにより2人のファッションが毎回素敵! そして出てくるご飯がどれも美味しそうで、これが球場で食べられるなんて…! と、思わず野球見に行きたくなります。 自分は野球がそんなに好きじゃないので、好きになりたくて友達と野球観戦に行ったり野球漫画を読んだりしている部分があるのですが、つばめの 「年俸ウン億ウン千万たちが労働中に飲む酒がうんめ〜〜〜!」という台詞で目からウロコが落ちました。最高じゃん。 それに加えて、ただ野球のいいところだけを描くのではなく野球好きの女の子が知らん男やオッサンにいきなり絡まれたり、球場で喧嘩があったり…。負の側面もしっかり描いているところがすごく新鮮で良かったです。 単行本の冒頭で、新型コロナを受けて物語内の描写について断り書きがされているところも斬新でした。 球場でご飯食べたい〜〜!ド級編隊エグゼロス最終巻を読んでド級編隊エグゼロス きただりょうま名無し※ネタバレを含むクチコミです。 妖怪を現代に繋ぐ配達バディ物語!鳩子のあやかし郵便屋さん。 雪子あうしぃ@カワイイマンガ沢山の魑魅魍魎が現れる妖怪譚ですが、現代を生きる妖怪事情が、一つひとつ面白い。彼女達は困っていたりもするけれど、皆あっけらかんとしたたかで、可愛い絵の笑えるコメディになっています。 現代に適応した彼女達、欲しい物は通販で調達!なんとまぁ……。その注文品をお届けするのが、主人公の鳩子と猫又のここね。 鳩子は人ながらに妖と交流できる存在。時折危険があっても、力のあるここねが側で守る。鳩子の祖母から続く縁で、鳩子を強く想うここねと、無表情だがここねを信頼する鳩子の関係が温かで良い。 妖怪達も、人に「認識」されないと存在が危うく、認識してくれる鳩子はとても大事にされる。それ故、妖怪譚でありながら、何処までも優しく温かな作品になっているのです。 鳩子の存在の不思議さ、居候の鬼?の子の少しの不穏さも、とても優しいラストに収束するので、安心して読んでみて下さい。 (出てくる魑魅魍魎が、ほとんど女の子なんだよな……)笑いが高度すぎる!決してマネしないでください。 蛇蔵名無しなんか読んでてすごいなと思いまして。 笑いが高度すぎやしませんかね! アルコールを手に塗って一瞬だけ燃やして中二病になりきる、的なことを言っていた知人を思い出しました。 理論的にできることを全部やっちゃってギャグにされるともはや「わはは面白い!」よりも「すごい、天才なのか…」と思ってしまいます 豆知識たくさんの漫画で勉強にもなりますねこれこんな先生いて欲しい! #完結応援性教育120% 田滝ききき ほとむら天沢聖司最近増えてる面白くて真面目な性教育漫画の1つ。メチャクチャためになります…1話に出てくるデンタルダムとか全く知らなかったです。 女子校が舞台ということで、内容的には性行為や体についてどちらかといえば女性についての記述が多いかなという印象。 登場する生徒たちの性格はさまざまで、入学2か月ですでに彼女がいる子、BL好きな子、性愛が沸かない子など。様々な子がいることで、性に対していろんな受け止め方があるのだなとわかってホッとします。 3巻冒頭の「夏休みに妊娠しちゃったら」という辻先生と中沢先生のロールプレイめちゃくちゃ良かったです。 中沢先生のクズの才能にドキドキしました…好き…。 辻先生みたいな明るくてサッパリした先生が身近にいたら、気兼ねなく聞きにくいことも質問できそうでうらやましいです。 こういう作品はどれだけあっても困りませんからもっともっと増えて欲しいです。 肉食女子、みたいな描き方じゃないのがいい弁当やばいよ 水無瀬さん だーく野愛隣の席のかわいい女の子の弁当がでかい。弁当がでかいぶんだけかわいさも幸せも増すから不思議です。 水無瀬さんのお弁当はおせちみたいな3段のお重で、中身は肉と米だけです。 食欲の暴力みたいなお弁当を水無瀬さんがかわいらしく幸せそうに食べるので、加藤くんじゃなくても友達になりたくなること間違いないです。 デザート食べる?とコロッケを差し出されたらお腹いっぱいでも食べてしまうはずです。 かわいい女の子が食べてるからかわいいんだろ、と一瞬思ったけど 無邪気に美味しそうに綺麗にごはんを食べる姿は老若男女問わずかわいいし愛しいですよね。 蘊蓄とかエロ要素が多くなるとかわいい要素は減りますが、この漫画はただただ幸せに食べる水無瀬さんがかわいいので最高です。怪病医ラムネ怪病医ラムネ 阿呆トロ名無し今、アニメで放送している漫画で、ストレスなどで、心に取り憑く『怪』により、目からマヨネーズが出るなどの奇妙な病にかかった患者を、怪病医ラムネが治す医療ファンタジーです。 シナリオがしっかりしていて、原作の漫画も絵がきれいで、面白いです! また、登場するキャラクターが個性あって、素敵なので、ぜひ、見てほしいです!オススメです!NはNullのNのあとに読むとどうしてもね眠らないでタエちゃん 中村ゆきひろヌルエヌヌルエヌのほうが真価を発揮してるなと思っちゃいますね。 でもこっちもこっちで好きです。ドジゆえのちょいエロハプニングも多少起こりますけど、男子がほぼ出てこない漫画なのでタエちゃんのしょうもなさに集中できました。テンポもいいし、小ネタも多いし、しっかり者の妹がとくに好き。 もしかしたら出るはずの2巻が出てないのかな… ヌルエヌもそうですけどこの作家さん本当に実力あるのに残念な結果になりがちなんだな。ファンなので単行本を買って応援したいです。 超レアな持病を持つ漫画家が自伝風闘病記を女の子でアレンジした例のアレ腸よ鼻よ 島袋全優さいろくまず「腸よ鼻よ」ってタイトルの字面が強い。 そして絵は下手だなと思ってたけどこれは味が出てくるやつだった。2巻読み終わる頃には絶妙な画力と斬新なパロディが胃袋わしづかみにしてくる。大腸はないけどね! 無事4巻も出たということで記念クチコミ投稿ですが、以前からWEBマンガで人気だったらしい本作。単行本で初めて触れたけど「蛙のおっさん」で先生のことは知っていたので安心して読みました。 4コマテイストというか基本4コマで落ちるようなペースで起承転結を作っているのはもしかしてそのぐらいの区切りじゃないと体力が持たないのでは…と心配になる。先生、無理せず長生きして…でも連載はこのまま続けてほしいな!こういうの好き大魔王のOFF 水野まどかさいろく「良いタイミングで読んだ」作品って印象に残る事ありませんか。 これもアプリで無料公開されてたのを手にとってみたんですが、休憩中に2話分読んで(これいいわ)と思ったものでした。 ドラクエ風なRPGファンタジーの世界の大魔王が主人公。 大魔王とは勇者をこんな感じで待ち受けてて、来るまではこんな生活しているのだ…という感じ。 大魔王は抜けてるところはあるけど漫画の都合上(?)美女キャラなのでちゃんと華もある。 何も考えずに読めてズバッとコレだわーと思わせてくれたほのぼの作品、オススメです。<<120121122123124>>
読めば読むほどうどんがセクシャルなモノに見えてくるから不思議…。 いつも会うあの人のもう一歩を知るのは、案外難しい。 大人になればなるほど、名前を聞く年齢を聞くましてや連絡先を聞くなんてそれなりの覚悟と多大な下心がなければできない。 それは、学食で毎日うどんを作る・チカと学食で毎日うどんを食べる男・キノの関係性にも当てはまる。 顔を見れば見るほど気になって、妄想したりうどんの絵を描いたり…。 うどんを介した2人の距離感がもどかしくてじれったいのに、妙にエロティックだから不思議。 誤解を恐れずに言えば、うどんを作る・食べる行為は前戯のようなものなのでは、とすら思わされるほど。 謎めいたチカの存在がそうさせるのか、キノが描いた艶かしいうどんの絵がそうさせるのか、それともえすとえむ先生マジックがそうさせるのか…。 読んでしまったら最後、うどんを食べる男女を見たら妄想が止まらなくなること間違いなしでしょう。