社会マンガの感想・レビュー5041件<<175176177178179>>G1馬も美人四姉妹もいる牧場の牧童の青春記じゃじゃ馬グルーミン★UP ゆうきまさみ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ワクワクしますランウェイで笑って 猪ノ谷言葉む面白い!こんなコンプレックス持ってる業界人いるんだろうなぁって想起させるしどの登場人物も一生懸命で挫折、努力を繰り返す… やっぱり少年漫画好きだなぁ!結構好きだったなんちゃってBL漫画家マンガでぃす×こみ ゆうきまさみstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)漫画家になることが夢で少年誌に投稿し続けるが手応えなしの女子高生の主人公だが、ある日有名な新人漫画賞を取ったと連絡がきてビックリ!それもそのはず、投稿したこともない少女漫画の賞に、兄が勝手に妹である自分の名前を使用してさらに「BL」を題材にして投稿していたからだった。授賞式にも出てしまったため引くに引けず、天才の兄に支えられつ読んだことも描いたこともないBLに挑戦するのだった。 こんな漫画家マンガもアリなのね、というコメディテイストの全3巻。 あれ?あれれれ、という間に上のような状況。 展開が軽妙にコロコロと変わっていき楽しい一話目と、2話目からは四苦八苦しながらも、天才的でゆるい兄の助言を得ながら編集者にバレないように描いていく一話完結スタイルで読みやすい。 読んでいる僕自身、BLには全然詳しくなくて、さらにゆうきまさみ先生の漫画も「いつか読もうリスト」には入っているものの読んだことないというにわかだけど、このマンガのおかげでBLの読み方みたいなものが少し分かって興味を持てた。 最近話題になっているBLドラマ「おっさんずラブ」も楽しく見ることができたからBLの初心者向けの入口には良いかもしれない。 もっと読んでいたかったが作者本人がこれ以上描くのはネタギレできつい、ということで3巻でおしまいなのが悔しいというかなんというか、他はどんなバリュエーションあるの?と、もっと読んでいたかったなと思う。 一つのジャンルとしてBLは読んでいきたいと思っているけど、どこから手をつけていけばいいものか・・・。ニートが異世界じゃなくて紛争地帯で人生やり直す話マージナル・オペレーション キムラダイスケ 芝村裕吏mampuku艦これで一躍ブレイクしたしずまよしのり先生がイラストを手掛けた小説「マージナル・オペレーション」がアフタヌーンで漫画化。小説表紙では雪風そっくりのキャラクターに目を引かれましたがコミックスは一転硬派な感じです。 仕事を辞めてニート同然の暮らしをしていたが、このままではまずいと思い応募した就職の面接で知らないところへ連れていかれ、わけのわからないまま戦いに巻き込まれていく……と書くと一見異世界ラノベみたいなあらすじですが、主人公・アラタが連れていかれたのは現実の紛争地帯!類まれなる戦術眼を開花させ、少年兵らと共に戦場を渡り歩いていきます。ガンパレード・マーチやったことある人はちょっと懐かしくなるかもしれませんw 絵は上手いとは言えませんが濃すぎず薄すぎず読みやすいです。あと、ミリタリーモノっとはいえあまり蘊蓄ウンチクしてないぶん、異世界転生ラノベほどではないですがハイコンテクスト気味です。漫画家あるあるが満載の漫画家マンガ。小光先生の次回作にご期待ください。 水口尚樹名無し漫画家あるあるが満載の漫画家マンガです。幸村誠先生が「ボクのことを描いてる!」と帯に書いたほどリアルなようです。いつ読んでも100%の面白さを味わえて、いつも同じところで同じように笑ってしまいます。ファンレターにお返しをする回が最高です。主夫かぁ極主夫道 おおのこうすけやむちゃほんとに最近グルメ漫画多いな~しかも表紙のこの感じだと合法レシピと被ってんじゃないのぉ?と思いながら読みました。ちょっと違いました。 「グルメ」と言うより主夫ですね。タイトルの通り。 個人的にはアニメイト的な店の人がいかにもで好きです。おもしれぇ…アクタージュ act-age 宇佐崎しろ マツキタツヤ名無しジャンプ作品のなかでは異色だが たしかに面白い。これは期待できますぞ〜!次にくる!?Artiste(アルティスト) さもえど太郎名無し次にくるマンガ大賞ということもありチェック! おもしろかったが、まだこれからという印象。 次巻以降の展開を楽しみにしている。良い概念概念ドロボウ 田中一行starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)「概念」を盗むという概念が僕の中になかったので新鮮で面白い。 人間ー「とある概念」=何か の構図が面白い。 主人公は刑事を目指す女性。 不可解な時間が起きてある探偵事務所に助けを求めに行く。 そこで待っていたのは、ある「概念」を盗めるという探偵。 世の中に蔓延る概念ドロボウを二人で追いかけていく変わったサスペンス漫画だ。 概念を盗まれた人の姿から、何を盗まれてしまったのか推理していくのが面白い。 元々の人格がそうなのか、盗まれた結果なのか、盗まれた結果のある一面でしかないのか。 この探偵が盗めるのは人の「欲」だ。 「欲」を盗まれた人間は何もする気が起きないので廃人のようになってしまう。 人間ー欲=廃人 だが、この結果である「廃人」である部分しか見えないと何を盗まれたのか考えるのが途端に難しくなる。 「やる気」かもしれないし、「記憶」かもしれない。 同じような状態の被害者たちから、共通項を探し出し追い詰めていくのが楽しい。 いろんなパターンを見るのが楽しみだ。続きが楽しみカワイイ私の作り方 六多いくみ大トロ六多先生のBAの漫画「リメイク」が好きだったので読んでみました。 この作品もリメイクと同様、自分で自分を好きになるように一生懸命ケアして積み重ねた根拠のある自信は周りにも伝わるよという話です。 自信がある女の子って顔が微妙でも可愛く見えますし、周りも明るくするしいいですよね! 春乃さんみたいな姉がほしいです。天才脳外科医が巻き込まれる医療ミステリー屍活師 女王の法医学 杜野亜希名無し人の心が分からないクールな女医さんが、周りから妬まれたり罪をかぶせられそうになりながらも、彼女を慕う年下ワンコ系ヒーローの活躍で真相を暴いていく医療ミステリー。 ここにきて畳み掛けるように真犯人がボロボロと出てくるのは、そろそろ完結が近づいているせいなのだろうか。しかし開かない引き出しの鍵があんなところに隠してあって、その花言葉の意味は……等、ミステリーっぽさを感じる小道具がベタでいい。いい話ばかり放課後カルテ 日生マユ名無しほとんどが一話完結です。こんな保健医が学校にいたら安心ですね!死都調布、死都調布……死都調布 斎藤潤一郎影絵が趣味『死都調布』と題されたこの怪書について何か説明せよ、と言われてみたところで、きっと誰もが口どもって返答に困り果ててしまうことだろう。 本とは、ふつう、一般的に、どこぞの誰かにその内容物を読まれるために、あるいは、どこぞの誰かにその内容物を語りかけるために存在するものだと思うが、この怪書『死都調布』にはそんな内容物はいっさい存在しない、つまり、誰に語りかけることもしなければ、そうであるからして誰からも読まれることはありえない、ただただ『死都調布』としてそこに在るだけである。 頁をめくってみると、第1話、第2話……などと本らしい体裁が整えられているが騙されてはいけない。それらは『死都調布』という題をかりそめに冠せられているだけで第1話も第2話も第3話もありはしない、それらはお互いがまったく無関係に雑然としてそこに在るだけである。そればかりではなく、じっさいに第1話、第2話……と、その中身を読んでいくと、まったく出鱈目なハレンチが繰り広げられているだけで、そこには中身と呼べるようなものはいっさいない、その証拠に「いったい何が書かれているんだ」と尋ねられても、やはり誰もが口をつぐむしかないのである。それでもかろうじて読んでいられるのは、コマからコマへの連動がアクションしているからなのだと思う。アクションとは、つまり、このコマの次にはまったく未知のコマが来るという期待、あるいは期待を裏切られるということだけに関してはぜったいに期待を裏切らないということ、もっといえば、このコマと次のコマとのあいだにはいっさいの文脈がなくお互いがまったくの無関係であるということ。 『死都調布』には、どの話にもかならず風景が描かれただけのコマが挿入されるが、あるいはすべてのコマに風景だけが描かれているのかもしれない。と、するならば『死都調布』とは風景そのものなのかもしれない。風景は誰にも何も語りかけない、ただ悠然としてそこに在るだけである。ところで『死都調布』に続編が出るらしい。そのイントロダクションにはこう書かれている「姓は死都、名は調布…」。これまで『死都調布』と呼ばれるこの作品群がかろうじて『死都調布』であったのは、調布という町で繰り広げられるいかがわしい事件を扱って集めているからだと思われたが、どうやら死都調布という風景は、それ自体が丸ごと動きまわる、ひとつの生命体であったらしい。スペリオール連載陣の中で一番好きだった味いちもんめ 食べて・描く! 漫画家食紀行 あべ善太 倉田よしみ霧兵衛よかった点 ・俺の好きな作家ばかり取り上げてくれて毎回すごい楽しみだった。 ・特に谷口ジロー/小山ゆう/土山しげる/高橋留美子回が好き 総評 ・もっと続けて欲しかった.. 混ぜじゃいけないものを混ぜたらできた傑作スーパードクターK 真船一雄霧兵衛よかった点 ・登場キャラが全て濃くていい ・むちゃくちゃだけど医師免許は持っている 総評 ・他の人も書いているがブラックジャック + 北斗の拳を混ぜた感じといえばいいのかな。初期のハードのストーリーも好きだけど、高校編も嫌いじゃないいろいろぶっちゃけて完結月と指先の間 稚野鳥子名無し50代の主人公ということで、かなり思い切った作品。 途中、都合のいい相手(イケメンとか不倫とか年の差とか)との恋愛で振り回されつつも、『売れっ子少女漫画家』という特殊な世界を描き切ったところは見事。 特に少女漫画家の収入についての解説は、お仕事モノとして興味深かった。八百万の神々によるご町内バトルノラガミ あだちとかmampuku※ネタバレを含むクチコミです。日本と書いて「ヒモト」と読みますグリンゴ 手塚治虫やむちゃ手塚先生がこういうサラリーマンの話を書いているなんて知らなかったのでなんか新鮮で、読んでみました。 若手の商社マン、日本(ヒモト)人(ヒトシ)が南米カニヴァリアに新支社長として赴任したところから始まり、まぁいろんな目にあいます。 外国から見た日本人というテーマで描かれた作品ということです。 何が言いたいか、というと、あらすじに出てきたカニヴァリアという都市が、カニバリズムに関係あるんだろうと思い込んで読み始めてしまった、ということです。 エイズの薬の原料はけっこうホラーでしたけどね。20年くらい前モーニングで読んだ気がするぞ富士さん 新田たつお霧兵衛よかった点 ・新田たつおっぽいわかりやすいギャグと表現で安心して読める ・モーニングに掲載されていたせいか下品なギャグが全くない ・表題の「富士さん」以外の収録されている漫画も面白い 総評 ・中学生の俺が読んでもサラリーマンの俺が読んでも楽しめた。こういう世代が変わっても楽しめる漫画はいつ読んでもいい20年以上前の作品とは思えないニューヨーク・ニューヨーク 羅川真里茂名無しよくあるBLかな?と思って気軽に手に取ったのですが、ニューヨークを舞台にとあるゲイカップルの苦悩と幸せを描いたシリアスな良作でした。 セックスシーンはほぼなく、彼らの親や仕事との関係、トラウマなどにスポットを当てた作品です。 20年以上前のアメリカを描いているはずなのに、2018年の日本よりセクシャルマイノリティーへのまともな理解があって、やっぱり日本はやばいな・・・と思いました。トライアスロンの短編集10月の満月に一番近い土曜日 石渡治霧兵衛良かった点 ・トライアスロンの勝負だけではなく、人生をより楽しむためのトライアスロンがテーマで面白い 総評 ・なんでこんな覚えにくいタイトルになってるというのが本編を読めばわかる ・トライアスロンの始まりが思ってたより適当な感じのが知れて良かった 主人公がギャグ扱いされるけど風の大地 かざま鋭二 坂田信弘starstarstarstarstarマンガトリツカレ男俺は好きだよ。 宇賀神さんが生きてた頃やチッタと組んで呂西釣と勝負してた頃はマジで名作ゴルフ漫画 遺作生ポのポエムさん 吠夢starstarstarstarstarウマタロ2018年正月、吠夢と書いてポエムと読む1人のホラー漫画家が亡くなった。 第1話を書き上げた後、遺作となってしまった作品。亡くなったことがメディアでも取り上げられ話題になった。 食い詰めた漫画家が、生活保護を受けに行くという内容のストーリーだが、追い詰められた男の切実さが非常によく描かれていて、なかなか読むのが辛かった。 また本作とは別に、コアマガジンの雑誌で追悼漫画が載っている。 『ゴミ屋敷で孤独死した本誌漫画家「生ポのポエムさん」で訴えたフリーの現実』というタイトルで、編集部の視点から見た、吠夢先生の晩年が描かれている。作画をされた子原こう先生はどんな気持ちでこれを描かれたのだろうか… 「まんがこれが現実貧しい日本 みんな結局、無関心」 (コアコミックス No.541 - 2018/7/30) 興味のある人はこちらも併せて読むといいだろう。日本国民は全員読むべき作品東京核撃 細野史羽starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)核爆弾が東京で炸裂したときどうなるか、どうするかという話。 ヤマザキマリ先生の新作『オリンピア・キュクロス』を読もうとグランドジャンプをぱらぱらめくっていたら目に飛び込んできた東京での核爆発のシーン。 パッと手が止まって読み始め、引き込まれるのにそう時間はかからなかった。 壮絶である。 第一話→http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/tokyo_kakugeki.html 子どもの頃、3年ほど広島県に住んでいたことがある。 わりと大きな小学校で1学年に5クラスあり、すべてのクラスの学級文庫には「はだしのゲン」が置いてあった。 転校してすぐの頃は馴染めなかったのでずっとはだしのゲンばかり読んでいた。 特別授業というものがあって広島市、原爆、戦争の歴史など学び、課外授業で広島平和記念資料館に行ったりして原爆の現実を肌で学んだ。 もう、二度と日本で核に怯えることはないと思い、自分の中ではファンタジー化していた部分もある。 そしてすっかりその脅威を忘れて安穏と生活していた。 しかし、その恐怖が呼び覚まされることになる。 そう、北朝鮮だ。 ミサイルが日本上空を通過した。 まさかと思っていたのに。 そしてJアラートの性能を知ることになった。 この漫画は、東京・永田町に核ミサイルが落ちたことを想定し、その時どこにいて、どの時間経過でどう行動すべきかが描かれている。 これを読んだらJアラートを「どうせまた誤作動でしょ」と切り捨てることなんて出来ようがない。 誤作動だったらそれで良し、まずは自衛のため行動に移すのみと具体的な危機感を持つことができた。 グロ描写もないので読みやすい。 僕は専門家でもなんでもないのでこの漫画がどの程度のシミュレーションの上で描かれていて情報がどの程度確実なものかなんて知らないけど、危機感を持てただけでもかなりの収穫だ。 おかげで生き延びる確率が格段に上がるはず。 あとは普段から自分で調べて行った先々で軽くでいいからシミュレーションして備えることだ。 「東京核撃」が「はだしのゲン」や「サバイバル」のように傑作になり人々に目に触れる機会が増えることを祈る。 いま、北朝鮮の核ミサイルの脅威にさらされている日本国民全員が読むべき漫画かもしれない。<<175176177178179>>
※ネタバレを含むクチコミです。