社会マンガの感想・レビュー5041件<<174175176177178>>恋愛もだけど家族の話かの人や月 いくえみ綾むいくえみ綾特有の一人主人公じゃなくどんどん次の人にフォーカスが当たっていく。しかも同時進行で。メインとなる家族のもやもやや恋愛感情を描いていって最終的に全員の話になる。あったかい気持ちになる、ホームシックな時に読むと多分泣く…遠くに行きたい北北西に曇と往け 入江亜季む誰でも一度は考えるここじゃ無いどこか遠くに行きたいと言う願望 漫画を読んでると疑似体験ができて欲求が満たされる気がするのですがこの漫画読見始めた段階で自分もここからずーっと遠くの極北に行って横で見てる気がしてきます。 ひんやりとした空気で広大な大地でイケメンがジムニーに乗る、空気感伝わってくるな〜と。 ストーリーも面白いけど絵に魅了されますね…鳥山先生の傑作ドラゴンボール超 鳥山明 とよたろうまんぼいつでも、ワクワク「この世界の片隅に」を読んだらこれも。夕凪の街 桜の国 こうの史代名無し「この世界の片隅に」を読んだらこれも。 たんたんと原爆投下後の広島が描かれていて、差別だったり環境の変化だったり、色んな思いが錯綜してたんだろうな、ということを思い起こさせてくれる。命を燃やして書かれた相撲道鮫島、最後の十五日 佐藤タカヒロにわかバチバチで積み重ねてきた主人公の相撲を最期で書き切ろうとする意志の籠もった作品。気持ちのいいところを書くだけでなく、相撲というものの過酷さや苦痛を真摯に描いて、バチバチという漫画を完全燃焼させようとした所がハッキリと見える。読んでいて辛くもなるが、その誠意には感服するしかない。 途中までしか読めていない状態で、作者が亡くなったことにより、どのような結末となるかはわからないが、最後まで命を懸けて描かれた一人の男の姿をしっかりと見届けたい。広く読まれてほしい江戸の人情モノワカダンナ 塩川桐子かしこリイド社といえばゴリゴリの時代劇マンガのイメージがあったのですが、こちらは映画でいえば「雨あがる」とか「たそがれ清兵衛」のような作品になります(武士は出てきませんが…)。 表紙はほんわかしているけど、キャラクターは浮世絵のような美男美女ばかりだし、ストーリーはどれも秀逸。なんせコマ割りが完璧!本当にゾッとしたし、グッとくる。名手が描く「市井の人々の暮らし」は、このうえなく素晴らしい。山知識満載 山賊ダイアリーと合わせて読みたい罠ガール 緑山のぶひろmampuku 女子高生が罠を仕掛けてイノシシをつかまえたりする漫画です。ゆるキャン△のようなレジャーものと違って自分でやってみようという気は起らないところがキャッチーではないですが、雑学的な感じで楽しめます。 1巻の最後でつかまえた鹿を自分たちで解体して食べるくだりはとてもいい話でしたね。銀の匙もそうですがこれも食育ですね。 ところでニュース番組でみたことあるカゴの罠ってめっちゃ高いんですね…実在のモデル警官がいます!!こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治こうちゃん後藤大輔っていう浅草署の刑事だった人です!! (辞めてますけど!!)残酷なリアリティ先生の白い嘘 鳥飼茜にわか※ネタバレを含むクチコミです。科学おもしれえ…決してマネしないでください。 蛇蔵名無し理系じゃない僕はホトホト苦手な分野でしたが、こうやって説明してもらえるとめちゃ興味わきます! 小さな頃に読むといいかも!と思いました!精神科の先生がすきです!ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰やむちゃ大学病院に勤める研修医が自分の道を探す話。 内科・外科・新生児ICU・小児科・精神科・夜間救急病院のアルバイト… そこで現代医療の問題に向き合うことになるが… 実直で頑固な性格のため各病棟から問題児扱いされるものの、医療に真摯に向き合う姿勢が評価され人には好かれる。応援したくなる不器用な主人公です。 下唇を突き出した絵とかほんとに苦手なんですけど面白くて何回も読んでいます。個人的には事件屋稼業よりも好きかもしれない真夜中のイヌ 関川夏央 ほんまりうマンガトリツカレ男基本的な設定は、関川夏央/谷口ジローの「事件屋稼業」に近く主人公は個人で事務所をやっている探偵。黒崎潤一に近い登場人物もいる。 これに収録されている「十一月にできたともだち」は最近読んだなかでも一番のお気に入りだ。次点で「乾いた街」かな狙った敵は必ず刺すなのでテキサスの鷹テキサスの鷹 松森正 橋本一郎starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男西武警察などの刑事物のバイオレンス&エロ部分を濃縮して60分ではなく10分で放送しようとするとこんな感じになりそうな劇画 テキサスの鷹が電子書籍になる世の中は素晴らしいな。 ついでに「餓狼の森」や「ルート・ゼロ」も電子書籍化してほしい ポンポさんとかいう名言製造機映画大好きポンポさん 杉谷庄吾【人間プラモ】mampuku WEB漫画舐めてました。鳥肌が立ちました。ポップな見た目からキャラと雰囲気だけと侮ってはいけません。 この短い全1巻に職業クリエイター物語としての完結したストーリーが詰まっており、さらに映画マニア的エッセンスが登場人物やストーリーに深みをもたらしているように思います。クライマックスの見開きで鳥肌が立ち、最後の一コマで目頭が熱くなりました。 あとは月並みですけど、やっぱり映画が見たくなりましたね。ゴッドファーザーやニューシネマパラダイスなど多くの人が見たことありそうな名作を取り上げつつもコアな話もしてくれるので色々漁ってみたくなります。なかでもキャラ紹介で触れられた日本のアニメ映画3作まだ見たことないので配信あればいいなぁ高井研一郎の自伝的作品上海ワンダーランド 高井研一郎 林律雄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男1941年から1945年の期間を書いた高井研一郎の自伝的作品 高井研一郎の父親がやっていた上海租界での書店が作品の舞台のベースになっている。 最初はのどかだったが戦争が長引くにつれ徐々に生活が変わっていく部分が体験者ならではなのリアリティがあって面白い。 ハードボイルドな短編危険な飛行 林律雄 松森正starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男原作者の林律雄/劇画家の松森正の両方の大ファンなので即購入した。 条件の悪い飛行依頼をされた主人公を活躍を松森正のハードボイルドな劇画で書く短編。主人公のセリフが全てかっこいいぜ。 内容を簡単に書くとさいとうたかをの「キティホーカー」「俺は空輸屋」、新谷かおるの「アリス12」をよりハードボイルドにした感じと言えばわかりやすいと思う。 インスタの広告でみましただいすき!! ~ゆずの子育て日記~ 愛本みずほ大トロいい話ですね! ゆずちゃんです。いい設定義母と娘のブルース 桜沢鈴starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ドラマ化したと聞いて読んでみたら面白かったし、全2巻でサクッと読めて良い。 今まで全然知らなかったのが悔しい。 バリバリ働いてきて仕事場では無敵の女性がバツイチ子持ちの人と結婚し家庭に入ると、というギャップでのコメディだけの設定かと思いきや、切なさや感動もしっかりあって、良かった。 コメディ部分がしっかり面白いのがなにより印象的。 声を出して笑ってしまったシーンが数ヶ所あった。 ヨンリオの弁当はめっちゃ笑った。 ドラマだときっと描かれていない部分も補完されて丁寧に描写されてるんだろうなと思うと見たくなる。映画や小説のような圧倒的なストーリー密度春風のスネグラチカ 沙村広明mampuku 1930年代ソヴィエト、スターリンの大粛清の時代が舞台です。実在の有名人がガシガシ出てくる上に戦争映画などで聞いたことのあるソ連用語でいっぱいです。物語は沙村節全開で面白いのですが、登場人物が多くて名前も長いし覚えるのが大変ですw(ちなみにグロは少ないです) シシェノークとビエールカの正体が明らかになっていく過程は、出来の良いミステリーのように緊張と興奮できるものがありました。あるいは映画ですね。一本の映画を観ているようでした。一巻完結とはいえ伏線の回収も見事でした。徹頭徹尾ミステリアスな人物ではありましたが、ビエールカはもしかしたら沙村作品で一番魅力的なヒロインかもしれません。いいひとのいいまんが休日ジャンクション 真造圭伍starstarstarstar_borderstar_borderかしこ真造圭伍さんの単行本です。 初めて作品を読みましたが、作者の真造さんはいいひとだなと感じました。 家族、友人、恋人、子供、猫、趣味、その物語たちのモチーフになったそれぞれに対して愛がいっぱいあるひとなんだと思う。 いいひと、と言われたらそんな単純じゃないと怒るひともいるかもしれない。 結構ハラハラする局面はあるんだけど、読んだ後どれも嫌な気持ちにさせないってすごいという私の尊敬の表れです。 表紙のプールの絵みたいにいろんなひとが出てきて楽しい。面白いのが読めればそれでいい狭い世界のアイデンティティー 押切蓮介starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男今の漫画業界を書いた漫画なのかな。途中で出て来た編集王を見るたびに違う編集王を思い出す 俺は紙媒体だろうがWeb媒体でどっちで良いけど面白いのが読めれば良い派閥かな ジャケ買いさせる強画力はこのときから顕在煉獄のカルマ 廣瀬俊 春場ねぎmampuku「五等分の花嫁」が大ブレイク中の春場ねぎ先生の初連載作品。 原作は「青春相関図」の廣瀬俊で、本作も新作もあまり長くは続きませんでした。やろうとしてるよく内容は似ていてどちらも学校内のドロドロした人間関係を扱ったサスペンスなのですが、この「煉獄のカルマ」の方が作画担当者の画力も設定などのアイデアも「青春相関図」よりずっと良かっただけに、途中からアイドル編という謎の迷走をはじめてしまったのは残念でした。 春場先生の絵の可愛さを活かそうというマガジンの試みは、果たして「五等分」のヒットをもって成功を収めたのでした。でもこういうシリアスなやつまた見たいので、五等分が完結したら次はマイホームヒーローの山川直輝さんあたりと組んだやつが読んでみたいです。未完の傑作ガラスの仮面 美内すずえ山ちゃん何の気なしに読みはじめたら止まらない 作品にのめりこみ、続きが気になる。早く続きが見たい!神保町の描写が最高!!AKECHI イイヅカケイタ霧兵衛よかった点 ・神保町の描写がかなり現実に沿っている。明智古書店の漫画ゴラクの日本文芸社の隣の隣に存在しているのがわかる 総評 ・絵も綺麗で読みやすいのでこれから楽しみ<<174175176177178>>
いくえみ綾特有の一人主人公じゃなくどんどん次の人にフォーカスが当たっていく。しかも同時進行で。メインとなる家族のもやもやや恋愛感情を描いていって最終的に全員の話になる。あったかい気持ちになる、ホームシックな時に読むと多分泣く…