怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<979899100101>>続きが……トランスペアレントクラウド らぬ 月下遊魚名無し気になる!!!主人公が喋ってるだけなのに面白いミステリと言う勿れ 田村由美名無し田村由美先生の漫画は殆ど読みましたが、今までの激しめの舞台とはまた違い、現代の日本の日常の中で物語は起こります。 ただ淡々と主人公が話しているだけなのに、為になるエピソードもあるし、すっと引き込まれます。 相変わらずハズレなしの作家さんです。是非。ギャグの奇才?はホラーの鬼才だった邪図 ブーメランパンツ野郎名無しジャンプ+を読んでた人なら知ってると思うけどブーメランパンツ野郎先生って、ギャグ漫画の人ってイメージが完全に定着してたんですよね。しかもかなりアホ寄りの。 そんな人がホラーを描くとなったからみんな侮ってた。けどこれが中々凄かったんですね。まさに不協和音。ズレた世界にいるような、不思議な怖さがある。絵の下手さがまたこれに味を出している。病院に描いてあったらゾクっとくるタイプの。まぁ読んでみるのが一番早いと思いますよ。はい613の真相究明まだ…外れたみんなの頭のネジ 洋介犬野愛613の真相究明まだか、と思いつつも1話完結でしっかりグロくてキモいお話を提供してくれるので途中離脱せずにずっと読んでます。 単純に絵がグロい気持ち悪い!という回もあれば、人間って気持ち悪い…としみじみ嫌な気持ちになる回もあり味わい深いです。 せいらちゃんの私服がめちゃくちゃかわいいです。でもナムちゃんが一番かわいいです。 ストーリーが予想つか…テセウスの船 東元俊也 東元俊哉aicoストーリーが予想つかなくておもしろい!飽きない!ドキドキハラハラ楽しめます! ドラマもおもしろいです!サバイバルな頭脳戦告白~コンフェッション~ かわぐちかいじ 福本伸行やむちゃ原作が福本伸行だと知ってすぐ読みました!こんなに面白いのに知らなかったのが悔しい! 登場人物は雪山で遭難した二人だけ。古典的でシンプルだけど抜群なスリルで、最後までハラハラします! 1巻完結だし読みやすいので勧めたい。登山する人には山小屋での戦いで参考になるテクニックも! 1巻無料だったので読…さんかく窓の外側は夜 ヤマシタトモコ野愛1巻無料だったので読んでみたら、思わず2巻買ってた。他の方のクチコミ見たら電子もいいけど紙で読みたい気もする。 笑える場面も多々ありながら全体に漂う不穏さにゾクゾクする。除霊のエロさはもちろん、冷川が見せる三角くんへの執着、なんだかんだで冷川を頼る三角くん…女子が好きなやつです。ありがとうございます。 オカルトと言えばオカルト、ホラーと言えばホラーですが、人間のちょっとした歪みとか狂気にゾクッとさせられる作品でした。 続きも読みます! 動物代表、チキン・ジョージ14歳 楳図かずおstarstarstarstarstarさいろく人類vs.鶏!と思いきやそんなちっぽけなスケールではない(文字通り)天才マンガ家楳図かずお先生の超名作。 本作を知る人と知らない人とでは大きく人として異なる、14歳を読んだ者と読んでいない者だ。 人類の存亡をかけたサバイバルと息をつく暇もない怒涛の展開は圧巻(よく聞くフレーズ)で、不気味な生物チキン・ジョージの魅力もさながら、作中で滲み出る「アメリカ」という自由の国への羨望のようなものが時代を物語る本作を大人になったのに未読なのであればそれは羨ましい。読み返すだけでもこんなに凄いんだから。さんかく窓の外側は夜 8さんかく窓の外側は夜 ヤマシタトモコじゃこいまさらながら気づいたけどこのシリーズの表紙、めちゃくちゃ気持ち悪いな。 もちろん褒めてます。 本編の背筋が寒くなる不快感を現実世界にまで侵食させてきている、物凄く凝られた表紙の意です。 物理本の触り心地の話なのですが、 まず表面が普通のツルツルの箇所とマット加工されているサラサラの箇所があるんですけども、ただこれを触るぶんには面白い触り心地だなとしか今までは思っていなかったんです。 だけど最新刊を読んでて気づいたんです。 表紙のフチ、折り返しの部分にも毛羽立つようなザラザラとした触り心地の加工がされてるんですよね。 なのでマンガを読んでる時にこのフチの部分が親指に当たって絶妙に不快感があるんです。 さらに表紙に触れている他の指の感触もツルツルであったりサラサラであったりと指ごとにチグハグなんですよ。 これがほんとにもう絶妙に気持ちが悪い。 見知ったものを触っているはずなのに、 何か得体の知れないものを触っている感覚。 それが本編の読み味とリンクして最高に気持ち悪い。いや、キモチイイ。 窓の向こうを覗き見してるつもりだったのにいつの間にかこちら側にきている。 これだから紙の本はやめられないんですよね。1巻完結作品の最高峰(個人的に)外天楼 石黒正数六文銭稀代のストーリーテラー石黒正数における、マイベストな作品。 1話目から中学生が本屋でエッチな本を買う方法を真面目に語りはじめたのでギャグ漫画?と思っていたら最後腰抜かしました。 SFミステリーともいえる、人型ロボットや「フェアリー」という人工生命体が存在する近未来が舞台のお話。 一見、非連続なオムニバス形式で語られているのですが、そこは石黒正数。 全ての話が伏線であり、最後の最後で一つに収束していくさまは、ある種のカタルシスを与えてくれます。 また、ギャグテイストで間口を広くしておきながら、徐々に人間のもつエゴや狂気など深いテーマへ切り込んでいくのはさすがの一言。 各話のピースが一つの解へと到達する爽快感と、物悲しいクライマックスの読後感と相まって、1巻完結ながら定期的に何度も読み返してしまう作品です。 おそらく「天国大魔境」とかから石黒正数に入った人はこの本も好きだと思います。 「それ町」から入った人はたまげますが、それでも、あの作品のちょっと不思議な世界観が好きな人はハマるかと思います。 いずれにせよ作者の魅力が詰まった1冊になっております。 荒木飛呂彦の始まりバオー来訪者 荒木飛呂彦バルバルバルバルバオー来訪者、ジョジョの奇妙な冒険の作者荒木飛呂彦氏による2度目の連載作品である。 おもしろいかおもしろくないかで言ったら、あまりおもしろくない。 ストーリーもキャラクターもいまひとつだろう。ただし、荒木飛呂彦のファンとしては魅力的な作品である。 絵は前作魔少年ビーティーよりも肉体の描写が進化し、ストーリーもドラマティックになり、ジョジョを彷彿させる。漫画の描き方も良くなり、荒木飛呂彦氏の漫画家としての上昇を感じさせる。素直に荒木飛呂彦氏のセンス、やさしさなどの魅力を堪能できる。 少し古い漫画ではあるがぜひ読むことをオススメしたい。少女はホントに 子供?HANDS 中野ユウスケ名無しウーン この子が未来に起こりうる、 全てを読んでいるようで怖い! タダの超能力の可愛い子であって欲しいなー後味の悪い終わり方有害都市 筒井哲也名無し※ネタバレを含むクチコミです。 少し怖くて終始ドキド…この恋はこれ以上綺麗にならない。 舞城王太郎 百々瀬新Pom 少し怖くて終始ドキドキする漫画。 また意表をつかれました。 潔癖症の女の子キネマと殺し屋カンくん。 上手く言えないけど、登場人物名からキネマやカンくんの思考やら二人の出会い方やら色々と驚かされてドキドキする。笑 恋(好き)を”キレイ”で、表してるところも不思議な感じ。 カンくんを、キュパキュパ(綺麗)にしてあげるんだって、キネマのキラキラな目で言われても。。どうゆう意味だろう。 3巻読了。まだ謎多き話です。壮絶なまでの、愛と真実の物語わたしは真悟 楳図かずお影絵が趣味奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない 各巻の冒頭に冠せられる一句です。 このことを産まれてくることのメタファーと捉えるかどうかは、ひとまず端に避けておきたいと思います。 それはともかくとして、皆さんにも憶えがあるでしょうか。子どもの頃に、どうやったら子どもができるんだろう、と悩んだことが。 小学三年生の夏休みでした。私は急性の髄膜炎に罹り、救急車に運ばれました。運ばれた先の入院病棟で、私はAちゃんと知り合ったのでした。 私たちはすぐお互いを好き同士になりました。 それぞれの学校で、日記の宿題がでていたのですが、外へ出られない入院患者の私たちには書くネタがほとんどありません。そこで、ふたりで協力をして、空想の日記をしたためることにしたのです。 この悪巧みは、部屋の消灯時間がきてから秘密裏に行われました。灯りが落とされると、どちらかがカーテンに閉ざされたベッドのなかに忍び込みます。そして布団をあたままで被ってライトのひかりを漏らさないようにしながら日記を綴りました。 ある日の夜、空想の日記を書く延長で筆談をしていたときでした。どうしたら子どもができるのか、という話になったのです。当時の私にとって、その謎はあまりにも大きなものでした。それはAちゃんにとっても同様だったようです。私たちは日頃の空想癖にさらに拍車をかけて、どうしたら子どもができるのかについて筆談しつづけました。しかも、その謎はあまりに大きなものでありながら、あらゆるところで人知れず行われている、もっとも身近で、もっとも不可思議なことなのでした。 Aちゃんはまだ憶えているでしょうか、あの日の夜のことを。私は『わたしは真悟』を読み返して、また、ふと思い出しました。きっと、この本を読み返すたびに思い出すのだと思います。ドラマでテセウスの船 東元俊也 東元俊哉名無し今ドラマでやってて内容がとてもおもしろい 味付けはデスゲームで。デスゲーム飯 アオイセイ 仁藤楓starstarstarstarstarウマタロデスゲーム内の「食」を描いたいまだかつてない食マンガ。極限状態の食事なので、それほど豪華なメシは出てこないが、これが最期の食事だと思うと味わいも変わるもの。話によって様々な種類のデスゲームが登場するのも刺激的で飽きさせない。それぞれのシチュエーションごとに、参加者のエピソードが語られ、メシが作って一緒に食べるというのは中々に味わい深い。バトルも頭脳戦も最高にカッコいい女刑事の活躍劇 #1巻応援Azalea 鳳乃一真 新島光sogor25誰もが認める凄腕の刑事でありながら、その能力の高さゆえに独断での行動も辞さないという暴れ馬・氷堂楓。近未来のような、洋画の中のような世界で活躍する彼女と、彼女が事件の解決に乗り出すことになる"犯罪者だけを狙った連続殺人事件"の首謀者「幽霊卿」との対決を描くサスペンス・アクション。 彼女の向こう見ずに事件解決へと突っ走っていく性格や身体能力の高さから来る派手なアクションシーンに目が行きがちですが、個人的には彼女の最大の魅力の根源は事件の本質を見抜くその洞察力にあると思っています。その洞察力は事件の推理を行う際だけでなく連続殺人鬼と対峙した際にも遺憾なく発揮され、彼女の行動力や事件解決能力を裏打ちしています。 また、キャラクターとしては一匹狼のような雰囲気が強い主人公ですが、彼女の周囲を取り巻く登場人物との関係性も魅力的に描かれます。彼女の思考の根本までは理解していないにも拘わらず、阿吽の呼吸で彼女をサポートする同僚のビリー。長年連れ添った友人のような間柄の検死官のキーナ。おそらく過去の何らかの事件で司法取引を行って彼女に協力するハッカーのジル。そして、出会ってすぐ惹かれあって結婚した最愛の夫・アーサー。どこをとってもそれぞれがバディのような深い関係値を示していながら、実際に事件解決に向かうときには単独行動。この外連味溢れる感じが、好きな人にはたまらなく刺さる作品だと思います。 さて、物語のほうは1巻の終盤で一気に加速していきますが、ストーリーが進むにつれてその展開がこの作品の大いなる導入に過ぎないことに気付かされます。ここからどう事件が連なって楓と連続殺人の黒幕とが引き寄せられるのか、かなり長丁場になりそうな予感があるので、是非作者が満足できるどころまで描けるよう応援していきたいところです。 1巻まで読了数学は必ず答えがでる…満月に階段 スガPom 数学は必ず答えがでるから面白い。 天田くん、普通の数学好きの青年かと思いきや、一体何者で何を隠しているんだろう。 中学生がこんなトラブル巻き込まれていくなんて。の驚きの展開の数々でした。 疑問符(?)がたくさん付く内容だけど、最後納得いく答えが必ず出そうなので読み続けたいと思う。 そして数学=人生論みたいになってるところも面白く興味深かったです。 奇跡のりんごを思い出す千年万年りんごの子 田中相aico奇跡のりんごを彷彿とさせる漫画!背景は色々あるのに平凡な感じのキャラクター設定が読みやすい。ゾンビものにはまだ可能性がある空腹なぼくら 友安国太郎名無しツイッターで一話を、スペリオールの特別掲載で二話を読んだ 人間の知性を持ちながらゾンビ化した主人公が、人間という食糧危機瀕するゾンビ社会を救おうとし、人間養殖の警戒をはじめる。このあらすじだけでもう面白い。しかもその計画のキーとなる人は……。 まだまだゾンビものってまだまだ捻れて、可能性があるんだって思わせてくれた。気になった人はURLを載せておくので、ぜひ読んでほしい https://twitter.com/TOMOYASUkunita/status/1210048141719814144?s=20斬新すぎるゾンビマンガ空腹なぼくら 友安国太郎六文銭ゾンビ映画やドラマって以前はB級ホラー臭漂うものでしたが、昨今、あらゆる面でハイクオリティになってますよね。 描写的にも、ストーリー的にも。 ただのパニックホラーからヒューマン・ドラマまで、ゾンビには無限の可能性があるなぁと感じてます。 マンガも然りです。 本作は、数あるゾンビ作品のなかでも、まだこんな話ができるのかと唸りました。 さて、その内容なのですが、 ゾンビによって人類がほぼ絶滅な状況のなか、主人公もゾンビになってしまう。 しかし、主人公は他のゾンビと違い、人間同様の知能と感情が残っており、人間とゾンビの狭間の存在となる。 そこで、彼はその知能を使って、ある計画を考える。 それは残った人間を繁殖させ、ゾンビたちの食糧を確保するというもの。 これによってゾンビ界の神になろうという目的だ。 冒頭から人間の男は確保できていたのだが、つがいとなる女性を探して話はすすむ。 そんな中現れたのが、人間時代に未練を残し別れた元カノ。 彼女を使って計画を実行するのか? ゾンビになった主人公の葛藤が描かれます。 感情があるがうえの葛藤。ゾンビと人間の対比が見事です。 また、ゾンビから逃げるか・戦うかのストーリーが多いなかで、ゾンビになって自身の野望を実行するとか秀逸です。 とにかく気になるところで話がグイグイすすむので、あれよあれよで読んでしまいます。 胸糞悪い展開も、良いスパイスとなって、これがまた良い。 まだ1巻しかないのですが、今後どう転ぶのか楽しみな作品です。 平安時代を舞台としたクライムサスペンス応天の門 灰原薬名無し※ネタバレを含むクチコミです。ダイヤモンドで人を殴るヒロインは『ADAMAS』だけ!ADAMAS 皆川亮二 岡エリANAGUMA皆川作品としてはかなり貴重な女性主人公を描いた本作は、のちに『海王ダンテ』もともに手掛ける岡エリ(泉福朗)先生との初タッグ作品です。 Wikipediaによると岡先生は2巻から脚本に参加されているそうです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/岡エリ スペシャリストを描かせたら右に出るものなしの皆川先生ですが、今回は宝石のエネルギーを引き出して超人的な能力を発揮する「ジュエルマスター」3人娘の物語。超視力や怪力、人を操ったりと王道の能力バトルが楽しめます。 本作を読んでから『ダンテ』を読むのもまた面白いですね。(『ADAMAS』にも不老不死キャラが出てきたりします) 女性主人公だから…というわけでもないかもしれませんが、敵のイケメンジェネラル・ジンとのロマンスもあったり、一味違う皆川作品を味わいたいときはコレ!<<979899100101>>
気になる!!!