怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<5859606162>>故・速水翼先生の代表作霊媒師多比野福助 速水翼さいろくバンドブームというのもあり、当時を物語るような背景。 よくいえば流行、悪く言えば少女漫画あるあるな設定だったものの、そこに霊媒師(スピリッツマスター)という要素を足す事で大人気を博した作品。 速水翼先生は離婚されてしまったものの、頭文字Dのしげの秀一先生と夫婦仲であったというのも印象深い。 懐かしいなーという気持ちで今読むと突っ込みどころがいっぱいでホッコリする(内容は魔祓いが中心のダークさに加えミーハーな雰囲気があるので全然ホッコリ要素はないが)この世に偶然なんてないわ。あるのは、必然だけ。×××HOLiC CLAMPstarstarstarstarstar名無しあやかしが見える少年、四月一日は、ある日導かれるかのようにある店へと入ってしまう。店主である侑子は言う。ここは願いをかなえる店だと。 四月一日は、あやかしが見えなくなって欲しいと願うも、対価としてこの店で働けと言われてしまう。労働力が願いに見合ったとき、願いをかなえると言われるが…? バイトとして侑子の店で働く中、四月一日に待ち受けるものとは!? 2022年春、実写映画化!この機会にぜひご一読ください!渋いところに目を付けたな絵画修復家キアラ たまいまきこhysysk絵画修復家の観察眼と知識が謎解きに活かされるというミステリーと美術史が組み合わさった作品。そう、絵画には化学の要素があるし建築は工学だしトリックと相性が良いのだ。掲載誌が休刊になってしまったせいで長らく連載中断となっているのだが、歴史的にも謎が多くて色んな仮説や妄想が渦巻く話をピックアップしてるので、西洋美術が好きな人は読んでみて欲しい。久しぶりに読み返した東京爆弾 矢島正雄 はやせ淳starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男家の本棚の整理をしていて見つけたので読み返した。人の欲望や願望を飲むことによって解決できる物が東京爆弾。 東京爆弾を飲むと能力が三倍になり、寿命も三倍になるが東京爆弾を服用するにあたって2つの条件がある。1.東京を出てはならない2.決して感極まってはならない…。どちらかの条件を満たすと東京爆弾は破裂して飲んだ本人は死ぬ 物語の流れは困っている人に対して主人公の爺さんが東京爆弾を渡してその後を見守るというパターンで「笑ゥせぇるすまん」に近い感じだが違いとしては主人公の爺さんが飲んだ本人と関わっていく。それがいい方向になる場合もあるし悪い方向になる場合もある 初期の方は一貫性があった感じだが途中から設定が変わっていく感じがしたりなにこれっていう回もあり面白い 観音様より、何よりも人間が恐ろしや世界は半分になった くれよんカンパニーPom 引きつけられる物語の始まりから、続きが気になるで3巻あっという間に読んでしまった。 なぜ光と音の母親が帰ってこなくなったのか、村に観音様が聳え立っていて、村の人皆んなが拝んでいて(すごく異様な光景)皆が皆怖い。主人公、時生の友人の陽亮も怪しすぎ!などなど謎が多すぎて先に進んでしまいました。 光と音の父親の愛情、目も顔つきもちょっと怖いな。から始まり最後、謎は解けたようだけど、、もやっと背筋ゾクっとするこの感じ、何だろうなぁ。。 きちんと見せてますサタノファニ 山田恵庸サタノファ女塾エロいというけど、見せるものはスパッと 見せてくれるので 返って爽快なのだ。 一番いけないのは、見えそうで見えないやつ。 こういうマンガは 脳が勝手に想像してしまう ので 返ってエロいのだ。 グロいけれどスケールや面白さは無限大デガウザー 渡辺潤名無し海の上の大型船という逃げ場のない場所での パニックサスペンスかと思ったら、そんなもんじゃなかった。 まさに世界規模「以上」の壮大な物語だった。 正体不明のうえに巨大組織らしき敵になぜか命を狙われる。 状況が理解できずに翻弄されながら逃げ惑う主人公。 なぜ自分が狙われる?どうすれば助かる? なんでこんなに人が死ぬ?こんな死に方をする? 敵の正体は?狙いは?どこが安全で何が危険なんだ? 誰が味方で誰が敵なんだ? 誰を助けるべきなんだ?誰を殺さないといけないんだ? 勿論、読む人により好き嫌いが判れる物語だと思う。 嫌われるだろう部分は、かなりグロイ物語だということ。 残酷で凄惨な大量殺戮シーンが山盛り。 SFチックな話が絡んでくるのも好みじゃない人もいるだろう。 だがそれらの要素はあるものの、主人公たちが ちっぽけな存在でありながら巨大組織と戦っていくことには かなり説得力というか整合性があった。 戦う理由も、死にたくないからだけではなくなっていったし。 とかくこのての話は非力な主人公が巨大組織と 互角以上に戦っていくことに無理が生じたりするものだ。 大量殺人が行われたなら普通は世間でも大騒ぎになって、 物語の進行に非現実的なところがでてくるものだ。 けれど渡辺潤先生って、その辺にちゃんと理由付けをして リアリティを残しながら描くのが上手いですね。 好みは判れると思いますが、私は面白かったです。 生きた人形ローゼンメイデン0―ゼロ― PEACH-PITstarstarstarstarstar名無し時は大正、華やかりし頃。 大きな屋敷で働く少女菊は、ある日屋根裏部屋で人形を見つける。 それはそれは美しい少女人形だった。 面白がってゼンマイを回すと…その人形はまるで生きているかのように動き喋るのだった。 しかしその人形には記憶がない様子で、菊と人形は自分の事を思い出す代わりに菊も言いたいことを大きな声で言えるようになること、と約束した。 少女人形とは何なのか。東京十二階には何が眠るのか?坊ちゃんが探し求めている薔薇乙女とはなんなのか? 私が大好きなローゼンメイデンシリーズの0です。 過去編ですね。大正浪漫いいですねえ。 詳しくはネタバレになるので言えないんですが、ぜひ過去作から読んでください!! YJ版のローゼンメイデンからぜひ!!! お願いします!!!!正直ジョジョの中で一番うろ覚えじゃね?ジョジョの奇妙な冒険 第6部 カラー版 荒木飛呂彦名無し※ネタバレを含むクチコミです。ジャンプ読者なりたての少年時代には刺激が強強なサスペンスだったMIND ASSASSIN かずはじめさいろく懐かしい、と思って電子書籍の立ち読みを開いてみた。 ああ、こんなだった、奥森先生の目がいつも怖かった、ハッピーエンドが全然なくて読後感が少年時代に色んな影響及ぼしてたんだろうな、と色々と思い出してきました。 主人公は表向きは医者だが、記憶を一部消したり、精神を破壊したりできる暗殺者。 能力の話も追々出てくるけどそれは置いといて、1話ごとに事件の起承転結がしっかりあり読み応えもあり、今考えたらだいぶいい作品だったんじゃないか、と感じる。当時はちょっと流行らなかったノリなのかもしれないけど、これがジャンプでやってたのだ。 キャラ設定や背景もしっかりあり、当時大好きな作品だった。 必殺仕事人の亜流とでもいえよう、ハッピーエンドが少ないけれど楽しみにジャンプ買ってたなぁ。 どうして忘れてたのか・・・( ゚д゚)ハッ!消されてたのか() かずはじめ先生という漫画家を知るのに欠かせない名作。 この男の狙いは?隣人X 楠本哲六文銭婚活で知り合った男が、やばい奴だった話。 偶然をよそおって、店で会ったり、挙げ句は隣の家にまで引っ越してくる。 (あ、だから隣人Xか) 運命と感じるか、やばっと感じるかは紙一重なんだなとつくづく思う。 そこから、どんどん本性が現れて、気持ちがきれるのだけど、 ストーカー化して追い回してくる展開。 何人も拉致監禁していて、その被害者の一人の兄と結託して 逮捕させようとするが・・・。 この男の真意はなんだろうと思っていたのですが、主人公に母親(こちらも結構もやばい性癖の持ち主)に面影をかさねていた?感じでしょうかね。 先が気になり、また読みやすいのでグイグイ読んでしまいました。 元々、「給料日のグルメ」が好きだったので、その作家さんということで読んだら真逆ともいえる話でたまげましたが、これはこれで面白く作風の広さに感服した次第です。 謎と狂気が入り乱れるタイムリープサスペンス #1巻応援カイロスの猟犬 長田龍伯sogor25この作品は恋人である小鳥遊双葉を失った主人公の高校生・幸春道が、過去にタイムリープすることができる謎の鍵を手に入れたことで双葉を助けるために過去への跳躍を繰り返していくタイムリープサスペンスです。 物語のキーとなる春道が双葉を失う原因となった事件ですが、ただの事件ではなく、2人の担任の教師・岡が生徒30人を殺害するという大量殺人事件。 タイプリープ前の最初の事件では、春道自身も半身不随となる大きな傷を負います。 その事件を回避し、そして最愛の彼女である双葉の命を救うため、心身ともに傷つきながら春道が同じ時を繰り返していき、そして1巻終盤にはある衝撃的な事実が判明する、謎と狂気が入り乱れるタイムリープサスペンスです。 1巻まで読了謎が謎を呼ぶノワールサスペンス #1巻応援降り積もれ孤独な死よ 伊藤翔太 井龍一sogor25冴木仁という刑事が空き巣の通報を受けて丘の上の豪邸を訪れる場面から物語は始まります。 屋敷の持ち主と連絡が取れなかったもののただの窃盗事件として捜査が始まったのですが、その屋敷の地下室から13人もの子供の遺体が発見される、という導入の作品です。 その後、屋敷の持ち主の知り合いという人間が現れて徐々に事件の全容が見え始めるのですが、捜査の途中である事実が判明し、ただの担当刑事だったはずの冴木の運命をも狂わせる大きな謎が彼の前に立ちはだかることになります。 そんな、物語が進めば進むほど謎が謎を呼ぶ壮大なノワールサスペンスです。 1巻まで読了 萩尾望都と平本アキラがもう凄いから!ネオ寄生獣 岩明均 平本アキラ 遠藤浩輝 皆川亮二 植芝理一 熊倉隆敏 PEACH-PIT 太田モアレ 瀧波ユカリ 萩尾望都 韮沢靖 真島ヒロ 竹谷隆之桂川発起丸トリビュート作品って、今まで面白いモノに出会ったコトが一度も無かったんですが、自分が寄生獣好きってのもあるけど、ムッチャクチャ愛に溢れてて良かった。 萩尾望都先生のスピンオフとかホント天才的っす。 平本アキラ先生のは大爆笑しましたw何がしたいのか分からないSOCIAL SURVIVAL RABBITS ソーシャル・サバイバル・ラビッツ リコP シンジョウタクヤ名無し※ネタバレを含むクチコミです。2022年冬ドラマ化決定作品逃亡医F 佐藤マコト 伊月慶悟六文銭成田凌主演で2022年1月土曜ドラマとして放映が決定した本作 https://www.ntv.co.jp/toubouif/ 2008年に連載終了しているので、13年の月日を経てメディア化とかあるんですね。 サトラレの作家さんだけに、個人的に興味がわいて読んでみました。 紙書籍にならず電子だけ、しかも3巻という状況から、いわゆるお察しください案件なのですが、題材としては非常にドラマ映えしそうだなと思いました。 そのこころは、 ・同僚を屋上から突き落とした罪で指名手配中の天才外科医が主人公 ・実は冤罪で、身の潔白を証明するために逃亡中 ・旅先で出会う病人や怪我人を前にして、正体がバレること顧みず医者として命を救う ・設備もロクにないような過酷な環境下で手術をし、成功させていく と言った、鉄板の医療作品でありながら、真相突き止めるサスペンス要素や、追われるサバイバル要素もあって、こうしたスリリングな展開が動画にしたら面白くなりそう~と勝手に期待しました。 マンガのほうも、疾走感のある展開なのと3巻なので一気に読めてしまいます。 ドラマ放映前に一度読んでみてはいかがでしょうか。 ほっこり。夏目友人帳 緑川ゆきくりTVアニメを見て漫画も読み始めました。 妖がみえる夏目と、用心棒のニャンコ先生が、祖母の友人帳の名前を返すというストーリー。「俺には宝物がいっぱいで、それは最近、俺を弱くしてしまうほど。」というセリフが印象に残ります。続きが読みたくなる見える子ちゃん 泉朝樹ヒロまずアニメを見て、その先のストーカーが気になりマンガも読んでみた。主人公は「ヤバいもの」が見えるのだがどうしていいのか分からず無視をし続けます。 「何もしない。あなたにできる唯一のことです。そしてあなたにしかできない。」というセリフが印象的でした。妙な面白さのネメシスコールについて話そうぜ!!ネメシスコール にんじゃむ 森田和彦名無し最近ヤンマガで始まったオカルトホラーサスペンス漫画だけどマジなのかギャグなのかが判断できない。 宇宙人の造形をチュパカブラを意識しているのかな みんなは面白いと思う? 嫌いじゃないけど。粘菌人間ヒトモジ 間瀬元朗めるろはすじゅにあ人が粘菌化するという、かなりトリッキーなお話をリアルっぽく展開していく。 粘菌ccの人たちがちょいちょいヒトモジに逃げられてしまうのも、予定調和だと思えば楽しめる。ヒトモジは逃げてこその存在なのだ。 後半は結構壮大なストーリーになっていき、どう収拾するのか不安になった。 で、大きな話にした割りに、主人公のパーソナルな部分がクローズアップされ、話の構成のバランスがいびつになってしまった感は否めない。 話のアイデアは良かっただけに、もう少し構成が練られていれば、もっと面白くできたと思う。惜しい。カオスセンサー 伊藤潤二名無しいい意味じゃない方のカオス…。読みながらもしかしてこれは失敗作なんじゃないだろうかと思ったけど、後書きでも最初の構想から大幅に路線変更することになってしまったと語られていた。でもネットで評判を調べると「伊藤潤二の新作が読める喜び☆5」という意見が多いですね。その気持ちも分かるけど。天髪様より自殺虫の話の方がシンプルに気持ち悪くて面白かったです。わーいい意味でだまされました!ドールハウスの人々 pikomaro 二宮敦人名無し※ネタバレを含むクチコミです。 妖怪ショートストーリーが始まった妖怪ギガ 佐藤さつき埔里サンデーで新連載の妖怪ショートストーリー。25pの中に3つ妖怪の話がある。長くても10pくらいで一つの話になるショートストーリー系。最近新連載多いけど、こういうのはなかった。 さくさく読めるし妖怪はちょっとキモくて可愛い。【最新話の感想】人類VS吸血鬼! 坂本眞一が描く“ドラキュラ”新解釈#DRCL midnight children 坂本眞一 ブラム・ストーカー名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<5859606162>>
バンドブームというのもあり、当時を物語るような背景。 よくいえば流行、悪く言えば少女漫画あるあるな設定だったものの、そこに霊媒師(スピリッツマスター)という要素を足す事で大人気を博した作品。 速水翼先生は離婚されてしまったものの、頭文字Dのしげの秀一先生と夫婦仲であったというのも印象深い。 懐かしいなーという気持ちで今読むと突っ込みどころがいっぱいでホッコリする(内容は魔祓いが中心のダークさに加えミーハーな雰囲気があるので全然ホッコリ要素はないが)