SF・ファンタジーマンガの感想・レビュー6030件<<2526272829>>異世界法曹漫画法の番人は守る世界を選べない 師走トオル 三ツ矢彰starstarstarstarstar_borderゆゆゆ表紙を見て、あれこの漫画を描かれている方はあの方?と思わず確認してしまいました。 三ツ矢彰先生の他の作品を見るに、わざとなんでしょうね。 表紙とタイトルで作品のイメージが湧いたので、絵の力はすごいなと思いました。 司法権やら裁判やらの制度が生まれたばかりの異世界で、ろくでもない目にあった、正義感の強い転生者が運用の手助けをすることになります。 つまるところ、お勉強にもなる漫画です。 お金について学べる『ハイパーインフレーション』は、お金ドゥクドゥク独特な漫画でしたが、こちらは第2話まででは、そんな気配はありません。 異世界で、被告人がドラゴンで、主人公は転生者ということ以外は、ふつうの法曹漫画です。 被告人のドラゴンが、とてもまっとうそうなドラゴンで、なんとか助からないかなと思ってしまいます。 ちなみに、神様の主張がとても法治主義すぎて、ふふっとなってしまいました。 神様っぽいです。最近主人公を見かけなくなったが・・・ワンパンマン 村田雄介 ONEさいろく相変わらず面白い。 29巻でもなかなかのピンチ(いつもだけどターゲットが毎回違うから良いのだきっと)が訪れるが、そこを乗り越えるのがヒーローだなぁ・・・と毎回思う。 しかしこの数のキャラクターは憶えきれない。歳を感じるね。。 推しはやはりタツマキちゃん。実力行使で駆除できない理由 : かわいいから。ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット メカルーツ ホークマンstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ人が猫になるホラーのはずが、猫かわいいがあふれている。 猫化と襲い来る猫たちに戸惑い逃げつつ、劇中の人たちも猫かわいいと思わず目を奪われ、写真を撮ろうとしてしまう。 さらに、国からの救助隊が猫対策として、ペットボトルとかトゲトゲのシートとか、絶妙に効果がないやつを出してくる。 内部に猫派スパイがいるだろうと疑うレベル。 そして当然のごとく、対策は効かず、人びとは猫になっていく。 もう抵抗せずに、猫になったほうがいいんじゃないか。 読んでいてものすごく、そう思ってしまった。 ゾンビだとそんなこと思わないのに。 やっぱり猫だし、作中では、嫌悪されてないし、大事にされてるし。ゾンビと猫の違いを見せつけられた気分。 なにを言っているかわからないかもしれないですが、そんな猫化パンデミックのお話です。 ちなみに、猫と猫対応に意識を奪われすぎて、私はヒロインどころか主人公の名前も覚えきれていません。「ワンルームエンジェル」感想ワンルームエンジェル はらだニーナかつて、こんなにむさ苦しくて小汚なくてピュアで美しい物語があっただろうか? 本当にジャケ買いして大正解!…心につき刺さる最高の一冊だった。 死んだ目をしたガラの悪い30代男と美少年の天使。いっけん何の接点も無さそうな2人が、成り行きで不思議な同居生活を始める。そして物語は思っても見ない方向へと展開していき…。 読み終えた後、何故だか背中を優しくソッと押された気分になった。 空から天使が降ってきた!堕天使論 くろは名無し空から天使が降ってきて同居するギャグ漫画です。 この堕天使、生活力がゼロな所がイイ…。 お風呂とか一緒に入っても平気なくせに胸に手が当たった時恥じらうとか…そういうとこが可愛いです!出落ちギャグかと思いきや…魔法少女プリティ☆ベル KAKERUmampuku 魔法少女リリカルなのは以降~魔法少女まどか☆マギカ以前、魔法少女ネタ枠として今よりかなり珍しく先駆的作品だった気がします。出オチかと思いきや期待をいい意味で裏切る骨太なストーリーで、10年近く経つ今も続く長寿作品となりました。 今や溢れかえって出尽くしたようも思える「ネタ枠」(TS&女装の「魔法少女俺」やコワモテ表紙の「間違った子を魔法少女にしてしまった」)と比べても見劣りどころかひと際目立つ強烈な個性も人気の要因でしょう※画像参照 推しポイントとして、彼我の戦力さなどからくる絶望感や無力感の演出がスゴイです。同じ作者の「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」などはそれを煮詰めたようなダークな作品で、とても良質な絶望が味わえます。 本作中、魔族同士の戦争や政争に少女たちが巻き込まれていくなかで、作者の結構偏ったイデオロギー的な考えをキャラクターに代弁させている節が少なからずあり、そこが肌に合わないという人は多いかもしれません。それにさえ目をつぶれる読者にとっては面白い漫画だとは思います。既存タイトルが頭に浮かぶけど面白い雷雷雷 ヨシアキ ヨシアキstarstarstarstarstar_border寸々怪獣8号とかドロヘドロとか。 ギャグ、アクションどちらにも振れる絵柄。 ダスキンの造形が絶妙にダサくて良い。 神回に出逢えた喜び #1巻応援COSMOS 田村隆平starstarstarstarstar兎来栄寿昨日オンライン開催されていた「新刊を語る会」にて、11月の新刊としては1位の『雷雷雷』の9票に次いで最多の8票を獲得したのがこの『COSMOS』でした。 『べるぜバブ』や『灼熱のニライカナイ』の田村隆平さんの新作です。有名作家さんですし、1話試し読みもSNSで大いにバズっていたので改めて私が薦めるまでもないかと思っていましたが、最新話があまりにも素晴らしかったので書かざるを得ませんでした。 さまざまな異星人が地球人に紛れて暮らしており、彼らがトラブルを起こすという設定自体は『レベルE』などを思い出すよくあるものです。ただ、その中で本作独自の彩りを加えるのは、他者が嘘をつくと臭いで解るという高校生の主人公・水森楓が持つ特殊な能力。そして、タイトルにもなっている宇宙人専門の保険会社「COSMOS」の存在です。楓は、その稀有な能力によりCOSMOSへの協力を迫られていくこととなります。 1巻部分でも十分面白く、特に4話などはこの作品の、田村隆平さんの良さがたっぷりと出ている所ではあります。マンガが好きで書店でバイトをしているという楓のパーソナリティに加えて、私も死ぬまでにあそことあそこには行ってみたいと思っているので特に共感も深かったエピソードです。 ただ、前述した通り特筆すべきは7,8話の「デルとほしのにわ」があまりにも良すぎて2023年を代表するレベルで素晴らしい作品となったことです。マンガがあまりにもお上手……。すべての設定はこの回のためにあったんだと思えるほど。月刊誌となったことで費やせるページ数が物語内容と上手く相乗効果を発揮しているようにも感じられました。 数ヶ月後に発売されるであろう2巻に収録されると思いますので、ぜひひとりでも多くの方に読んでいただきたいです。最高です。少年誌におけるデスゲームジャンルの先駆作品未来日記 えすのサカエピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。ばくだん!~幕末男子~の感想 #推しを3行で推すばくだん!~幕末男子~ 加瀬あつしstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ なんとなく読み始めたが少年誌で「ばくだん」というタイトルは不安だなという気分で読み始めた。本宮ひろ志のばくだん、宮下あきらのBAKUDANを思い出してしまった。カメレオンのタイムスリップ幕末版のよう感じではあった ・特に好きなところは? カメレオンの名言「明日の朝刊載ったぞテメー」の幕末版「明日の瓦版載ったぞテメー」が読めたところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最初から最終回まで俺の好きな加瀬あつし節が炸裂していて良かった 男の子が好きなものてんこ盛りバトルアクション #1巻応援雷雷雷 ヨシアキ ヨシアキstarstarstarstarstar兎来栄寿魅力的なキャラクター。 カッコいい構図と派手なアクション、それを支える画力。 明快でありながら謎も孕んだストーリー。 『怪獣8号』と『うしおととら』と『ドロヘドロ』(『大ダーク』)を足して割ったような、シンプルに面白い作品です。 苦労人&巻き込まれ体質な主人公スミレとダスキンの関係性もさることながら、黒髪ポニテで強くて可愛くて性格もほど良いツンとデレと人間臭さがあるハヅキはきっと大人気でしょう。私も漏れなく好きです。武器が日本刀なのも良いですね。『バクマン。』理論(多くの人気作品は刀を武器にしているキャラが登場する)を踏襲しています。 第2話で見せてくれるハヅキの大立ち回りはコンバットスーツのデザインなども含めて外連味たっぷりで、フリーレンが「男ってのはね こういうもの渡しとけば喜ぶんだよ」と差し出してくれそうなシーンでもって魅せてくれます。『ドラゴンボール』や『ワンパンマン』を彷彿とさせる、大規模な破壊も爽快です。 ややもすればシリアスに傾きそうな設定ですが、程よいユーモアも交えられているところもまたひとつのエンターテインメントの形として理想的です。1話や2話の引きが本当に良いんですよね。 今年の新作バトルアクションマンガで言えば、間違いなくトップクラスの注目作品です。幼馴染で舞台は神社うちの神様にはがっかりだ!【おまけ付き電子限定版】 山田ユギ 佐々木禎子starstarstarstarstar_borderるる美しい神主の将和は魂が美しい幼馴染の悠人に片思い。 懸命に口説いてようやく両思い。 この作品は2人の恋愛だけでなく、 目に見えない付喪神とかのファンタジーもあって面白かった。 この作品をシリーズでコミカライズして欲しかったな。きしつがのスピンオフ配信開始伯爵令嬢は犬猿の仲のエリート騎士と強制的につがいにさせられる 鈴宮ユニコ 茜たま名無し「伯爵令嬢は犬猿の仲~」続編?番外編がしれっと発売してました~。美貌の元公女とその騎士の物語のようです。単話版待った甲斐がありました https://comic-mangashelf.com/boukokunohimehasaigonokishi-muryo ホラーとラブするから、ホラーラブ??青野くんに触りたいから死にたい 椎名うみstarstarstarstarstar_borderゆゆゆちょいちょい顔を出してきては、徐々に広がってくるホラー要素。 ちょっぴりエッチな要素もあったり、どこかで聞いたことあるようなこの世界のものでない存在との接し方の話があったり。 でも物語の根本は、優里ちゃんの気持ちである「青野くんに触りたいから死にたい」なんだろう。 タイトルになるくらいだもの。 本作をすでに読んだことがある気がしたのだけど、全然違っていた。 もしかしたら、無意識に『死神坊ちゃんと黒メイド』と重ねていたのかもしれない。 青野くんが坊っちゃん的なあれで、ピュアラブ!な展開と思っていたら、そこに突如現れる黒青野くん。 すでに死んでいるからピュアラブでなく、ホラーラブか。 平和な展開から、じわじわと迫ってくるこわさ。 平和なのにこわい。 黒青野くんがいなければ怖くないのかと考えたけど、そういうわけでもなさそう。 第三者の肉体でも、中身が青野くんなら受け入れてしまう優里ちゃんも、なんだかおかしい。 これは何がどうなればハッピーエンドになるんだろう。 ホラーだから、ハッピーはないんだろうか。裁けぬ悪を裁く闇焔のヒーロー #1巻応援D.ダイバー 森恒二starstarstarstarstar_border兎来栄寿『ホーリーランド』『自殺島』『創世のタイガ』の森恒二さんが送る最新作。 世の中、法律では裁けない悪人というのがいます。人間の作るルールは完璧ではありませんし、それを遵守させることもまた難しい。従ってどうしてもその網目から抜け出す者はいます。ルールに従い、真面目に生活している大多数の人間にとってはたまったものではないのですが。 そうした理不尽が現実に存在するからこそ、フィクションの世界では社会のシステムだけでは裁けない悪を懲らしめるヒーローを描いた作品が古から人気を博してきています。 本作は、大学で法律を学ぶ青年・カグラが、他人の夢に入ってゆける能力を使って悪人たちを懲らしめていく物語です。 家事で家族を亡くしてしまったが故に炎を憎みながら、なぜか炎を愛おしく思うカグラ。彼がなぜそんな能力を身につけるに至ったのか、その理由も興味深いです。一見すると普通の好青年に見えるカグラの底にある危うい部分が物語を引き締めるスパイスになっており、森恒二さんらしい味わいも生み出しています。 夢の世界での出来事が現実にも影響していくことを利用して、カグラは夢の中でさまざまな犯罪者とやり合っていきます。犯罪者たちの思考や行動など、非人間的なディティールも流石です。 そして、他人の夢に潜るというファンタジー設定がありながらも、やり合う方法が物理的な格闘というのもまた森恒二さんらしいです。カグラが空手の経験者であるのも、どこか安心します。 『ホーリーランド』を読みながら回し蹴りなどの練習をした私は、本作も応援しています。美しい女たちが素晴らしいテンポで描く誇大妄想狂物語メガロザリア みやまるんstarstarstarstarstarさいろくすごいスピード感、美しい女性キャラたち、下劣な貴族の描写 そして魔女。 中世のイメージそのままに、メガロマニア(誇大妄想狂)と主人公ロザリアの名前をかけたものと思われるタイトルに相応しい内容。 あと、なんとなく本作の造りが面白いなと思った。 魔女の魔法発動の"条件"であったり、進撃の巨人の登場人物のようなキャラ設定だったりがうまく噛み合っていて、スリルというか不気味な爽快感と疾走感がある。 最近流行りのほんわかオマケ漫画が数ページついていたりして、和ませようとしてくる裏面も見せつつ表舞台ではロザリアを筆頭とした殺戮が繰り返されている。(なんとなくここはギアスっぽさを感じた) 他にも絵柄が少し鈴木央センセイっぽいのでディアンヌっぽく見えたりして、色々とオマージュというか親しみのある作品ばかりで形成されたコラージュ作品を見ている時のような感覚がある。 もちろん、読んでいる時にずっとそうなわけではなくて、あくまでその瞬間瞬間でフラッシュバックされるだけなんだけど。 いずれにしても、続きを早くくれと思う作品。 残るモヤモヤ〜感。光の箱 衿沢世衣子starstarstarstar_borderstar_borderPom リアルに闇を感じた作品。 3巻まで来ると、私の頭が追いついてないだけかもだけど、もう一回くらい読まないと分かりづらいかも。。 生と死の狭間にあるコンビニ。 ここに来るお客さんが、店を出た後どちらに進むのかは誰も知らないし分からない。。私は皆生きてほしいと願うけど。 読んでて背筋が凍る感じがしたのも事実。妙な胸のザワザワ感ってやつ。 えーこれ、3巻以降どうなるんだろう。色々解き明かされていくのかな。コンビニで働く人達は?悪ショタ×正義感つよ教師そして悪魔は正義を騙る 青辺マヒトstarstarstarstarstarNano顔のいいショタくんと真面目そうな教師&美麗な絵につられて読んでみたけど、ストーリーめっちゃ面白い!1話で引き込まれてしまった。 全寮制の男子校、天使のような正しさを重んじる校風に、天使会と呼ばれる学園の組織…最高の要素が詰まりまくっている。さらに、学園のトップであり天使様と崇拝されるエウリア様と新人教師タイガ、そして悪魔のような生徒リュカという人物たち。 好きな要素いっぱいだうふふ~なんて読んでいたら、殺人事件…!犯人は?目的は?といったミステリー要素も含まれていて、とにかく続きが気になる!虐げられていた王女、生きるため伝書鳥の王女様 COIN hanryui SWEstarstarstarstarstar_borderママ子面白いです! 伝書鳩ではなくて伝書鳥なんですね、確かに鳩ではなかった。 今までにない設定ですし、話の進み具合テンポよく読んでいきやすいです!低い地位の王女が攻め込まれて、逃げているときに記憶がなくなり何故か鳥になっている。 ずっと鳥のままかと思いきや、途中で戻って人間として距離を縮めていくっていうのがとってもいいです! まだ一巻だけど、これは続きが気になります!どんな結末を迎えるのでしょうか。 自分を犠牲にして妹を守る復讐の皇后 KimSoHyun MUSOstarstarstarstarstar_borderママ子一度死んで生まれ変わるのは、よくある設定ではあるんだけど復讐とタイトルにつけただけあり、中身は結構ドロドロで好きな感じでした。 それぞれの心のトラウマと向き合いながらも未来に向かって生きる、そして主人公がどういう風に愛人と対決していくのか楽しみです。 最後まで読めてないけど、出来れば最後は主人公には幸せになってほしい。 絵が綺麗ですが、主人公の妹と悪役が同じ髪色で??と混乱してしまうこともありました、なので読み返すことはあると思います。悪魔のイツキで落とされた鬼とアクマの共同性活 ねてるstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。スキル系王道ファンタジーカット&ペーストでこの世界を生きていく 加藤コウキ 咲夜(ツギクル) PiNe 乾和音 茶餅starstarstarstarstar_border宮っしぃスキルが人生と言うほど、全てがスキルの良し悪しで決まる世界で、天涯孤独になった主人公が特別なスキルの使い方で大成していき、仲間たちと敵と戦ったり冒険したりと、王道なファンタジーもの 内容としては良くあるものだが、丁寧に物語が進み設定もちゃんと作られてるし、スキルの戦いも迫力ありつつもバラエティに飛んだ戦いになってる 昨今の異世界ものの一つではあるが、これはその中でも光る物がある良作でした 淡々と進むだけじゃなく盛り上がるポイントもあるので、異世界もの飽きてきた人はどうぞ それぞれの想いが交差する"偽りの結婚" #1巻応援傍観者の恋 あき 吉田了 ナツsogor25ハーシェル家の三男・ノアの想い人はアリシアという女性。 彼女は外出が許されないほどに生まれつき心臓が悪く、そして **ノアの実の姉**でもある女性でした。 そんなノアにずっと片想いをしていた、隣の家に住む幼なじみのレイチェル。 しかし彼女はノアを想い続ける中で、彼のその”秘密の恋心”に気づいてしまいます。 そんな中で持ち上がった、レイチェルの縁談。 さらに、結婚後の引っ越し先の町にアリシアも療養のために移るという話まで聞こえてきました。 このままでは望まぬ結婚を捺せられてしまうと思ったレイチェルは、 アリシアと離れ離れになってしまうことを恐れたノアにある提案をします。 それが**”偽装結婚”**。 自身の思いを隠した上でノアに偽装結婚を提案したレイチェル、 レイチェルと結婚することで結果的にアリシアのそばにいられるため 罪悪感を抱えながらも偽装結婚を受け入れるノア、 そして心臓の病のために残された時間の少ないアリシア。 そんな3人の間で愛情や友情、そしてすれ違いが絡み合う複雑で切ない関係を描いてゆく作品です。 1巻まで読了悪女のはずが、稀代の淑女になっている。断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す@COMIC 北国良人 楢山幕府 えびすしstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ陥れられて娼婦にされるほど、心は幼かった公爵令嬢クラウディア。 娼婦になって手管を身につけたとはいえ、根は純粋なんだろう。 病に倒れたのち、時間を逆行したと気づく。 そして、自分を陥れた義妹より悪女になってやると誓い、自分の意識改革、行動改革、周りにも手入れ。 できあがったのは人々の信頼も厚い、稀代の淑女。 あるぇー??悪女ぉぉ?? と思いそうになるも、かわいらしい見た目の女の子の後ろに現れる、腹黒そうな娼婦時代のクラウディア。 うん、悪女だ。これは悪女だ。 淑女感が吹き飛ぶ、腹黒そうなかんじ。 コミカライズならではの、半端ない説得力。 たしかに淑女の皮を被った悪女だ。 イケメンがいっぱいでてくるけども、それやりこの悪女っぽい顔がたまらなく良い。 ちなみにコミカライズ14話で、なろう原作の1章完結あたり。 なろう原作はまだまだ続いているようだけど、どこまでコミカライズされるんだろう。<<2526272829>>
表紙を見て、あれこの漫画を描かれている方はあの方?と思わず確認してしまいました。 三ツ矢彰先生の他の作品を見るに、わざとなんでしょうね。 表紙とタイトルで作品のイメージが湧いたので、絵の力はすごいなと思いました。 司法権やら裁判やらの制度が生まれたばかりの異世界で、ろくでもない目にあった、正義感の強い転生者が運用の手助けをすることになります。 つまるところ、お勉強にもなる漫画です。 お金について学べる『ハイパーインフレーション』は、お金ドゥクドゥク独特な漫画でしたが、こちらは第2話まででは、そんな気配はありません。 異世界で、被告人がドラゴンで、主人公は転生者ということ以外は、ふつうの法曹漫画です。 被告人のドラゴンが、とてもまっとうそうなドラゴンで、なんとか助からないかなと思ってしまいます。 ちなみに、神様の主張がとても法治主義すぎて、ふふっとなってしまいました。 神様っぽいです。