ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット メカルーツ ホークマン
全人類猫化ウイルスパンデミック!!
人が猫になるホラーのはずが、猫かわいいがあふれている。
猫化と襲い来る猫たちに戸惑い逃げつつ、劇中の人たちも猫かわいいと思わず目を奪われ、写真を撮ろうとしてしまう。
さらに、国からの救助隊が猫対策として、ペットボトルとかトゲトゲのシートとか、絶妙に効果がないやつを出してくる。
内部に猫派スパイがいるだろうと疑うレベル。
そして当然のごとく、対策は効かず、人びとは猫になっていく。
もう抵抗せずに、猫になったほうがいいんじゃないか。
読んでいてものすごく、そう思ってしまった。
ゾンビだとそんなこと思わないのに。
やっぱり猫だし、作中では、嫌悪されてないし、大事にされてるし。ゾンビと猫の違いを見せつけられた気分。
なにを言っているかわからないかもしれないですが、そんな猫化パンデミックのお話です。
ちなみに、猫と猫対応に意識を奪われすぎて、私はヒロインどころか主人公の名前も覚えきれていません。