学園マンガの感想・レビュー4259件<<162163164165166>>不器用すぎる高倉健(たかくらたける)のギャグ漫画高倉くんには難しい 一條マサヒデ サブリックひろりんぬ登校するだけで全裸。黒板に字をかこうとしたらチョークが全て折れる。 坂本ですがの逆バージョンみたいな不器用すぎる男子高校生のギャグマンガ。 地味に笑える。フランス人の女子高生が現代日本に物申す漫画クロエの流儀 今井大輔名無しフランス人の女子高生クロエがマナーが悪い日本人とかに物申す漫画。時代劇を見て日本語を学んだから口調が時代劇風で迫力がある。変な意味ではなく「説教漫画」というのが1番しっくりくるこの漫画の表し方だと思う。 ただ、人にぶつかったら謝れとか電車の中では携帯で電話するなとかゴミのポイ捨てするなとか一般的なマナーなんだけど、守らない人もいてモヤモヤするよねっていうのをクロエが強い口調で言ってくれるから爽快感がある。 成人式になると定期的にクロエの流儀の成人式回の画像が回ってくるので見たことある人もいると思う。ジョージ朝倉さんの漫画はどれも青春真っ只中の甘酸っぱいような危うい空気感がいいですね。キャラクターが怒っている時、泣いている時、表情の描き方がダイレクトなのでわかりやすくて好きです。恋文日和 ジョージ朝倉やむちゃジョージ朝倉さんの漫画はどれも青春真っ只中の甘酸っぱいような危うい空気感がいいですね。キャラクターが怒っている時、泣いている時、表情の描き方がダイレクトなのでわかりやすくて好きです。 恋愛ものを多く描いていますが、中でもこちらの恋文日和は特に大人の女性におすすめです。今思えば恋文ってすごく素敵な手段だったんですよね。特に渡した記憶、もらった記憶のある方は一気に懐かしくなること間違いなしです。 溺れるナイフやピースオブケイクと比べるとだいぶ絵のタッチが粗いですが、その力の抜けた感じも読みやすいと思います。全ては野球の神様に愛された男のためのお膳立てヤキュガミ クロマツテツロウ 次恒一中継ぎ次郎体格には恵まれないながらも健脚強肩でバッティングセンスも抜群なら守備もうまい主人公の白戸大輔のもとに野球の神様が現れた。抜群に野球が上手くないと姿を見ることができないらしいんだが、姿が見れたからって何か不思議なパワーを授かるというわけではない。ただ、一打逆転のチャンスとかいわゆる後々の逸話になるようなシチュエーションが巡って来やすくなるらしい。そのチャンスを大輔が見事ものにしていって弱小中学から都立の強豪校へ入学し成り上がっていく漫画。 つまり、野球の神様に愛された男の成功のために知らず知らずのうちにみんながお膳立てしているような漫画。なんでもできてしまう天才系の主人公なので努力しているシーンとかはそんなにない。むしろ、こんな状況じゃどんなに才能があっても完全に道が閉ざされただろって思っている状況を覆していくところが爽快で面白い。そんな漫画です。 201号室イモリ201 今井ユウ大トロ※ネタバレを含むクチコミです。チョメジスタンプ使いやすいです。いでじゅう! モリタイシ大トロとにかくキャラが面白いです。ちょっとエッチでゆるめなギャグマンガ(ラブコメ?)ってかんじです。 はじめの方は特にギャグが最高で、終盤のラブストーリーや終わり方も個人的には好きですね。最終巻のあとがきに涙した一人です。すごく素敵な話だったので語り尽くしたい雑草たちよ 大志を抱け 池辺葵渚ブルー※ネタバレを含むクチコミです。 美術予備校を舞台にした淡い恋の物語ももんち 冬目景ハリネズミモモンガ美術予備校に通うことになった浪人生のももねの1年間の話。 ももねの恋模様が話の大きな筋にはなっているが、予備校に通う浪人仲間や失踪した自称美術家の父、過保護な兄姉母とのやりとりもとても魅力的。 というか、ぼーっとしているももねがこれまであんまり考えたことのなかった恋とかについて周囲に触発されてちょっとずつ考えたりするようになる相互作用のようなものを感じる。 恋愛がテーマの漫画だけど、くどくなく爽やかでコンパクトにまとまっているしとても面白い。詩の朗読バトルマンガ。「読まれなきゃ詩じゃない」というセリフが重いミツコの詩 榎屋克優名前はまだない学校の窓ガラスから校長のベンツにまで辺り構わず自作の詩を書き付ける女子高生ミツコが参加している詩の朗読バトル(通称詩のボクシング)に、プライドが高い元詩人の国語教師の吹抜が足を踏み入れていく漫画です。 紙面以外に表現の場を求めるミツコの行動を「こんなものは詩じゃない」と吹抜は諌めるのですが、ミツコは「読まれなければ詩じゃない」と返すこの二人の意見の対立は世間から遠い存在になってしまった詩の世界を代弁するものかもしれないです。 詩のボクシング、ややラップっぽい感じもあり、最近はフリースタイルラップなどの流行りもあって若い人にも受け入れられやすいのではないかなと思います。グズなあさひが薙刀でどんどん成長していくあさひなぐ こざき亜衣渚ブルー映画化もして今更なところはあるけれど…中学の頃は美術部で引っ込み思案のあさひが「強い女になりたい」ということで薙刀部に入部して成長していく話。 序盤は涙と鼻水にまみれてドロドロになりながらきつい練習と情けない自分と向き合ってちょっとずつ成長していくところがとても面白い。「ちはやふる」が好きならハマると思う。 あと、部活もの的な面白さももちろんあるんだけど、キャラクターの口がとても悪いのもまた魅力。 前半はあさひが成長していく面白さとギャグ的な面白さ、後半(15巻以降くらい)は成長したあさひがどんどん強くなっていく楽しさ。真春は前半の方が魅力的かな。 初心者が強豪校で才能を開花させていくあかねのハネ 磯谷友紀名無し中学までサッカーをしていたあかねが親の都合で東京の高校に進学。バドミントンのコーチからスカウトされて初心者ながら強豪校のバドミントン部に入部することになって…という話 もともと運動神経は良いみたいだけど、飲み込みがとても早い天才タイプの主人公かな。1巻ですでに成長の兆しが見えている。成長しているところとかがなかなか面白いので、これから試合も増えて面白くなりそう自身の性について考えさせられる一冊放浪息子 志村貴子さかえ「女になりたい」「男になりたい」 生きてきて一度は思ったことがあるそんな気持ちを、小学生のころから燻らせるふたりの男女が主人公。 またふたりの周囲の人たちもひとくせふたくせもある個性的なキャラクターが多いのに、登場人物の生活感や現実味が、隣町にいるのではないかと考えてしまうほどリアル。 題材としてはすこし特殊だけれども、こんな子いるよね、と思えるような作品でした。今までで一番面白い野球漫画砂の栄冠 三田紀房まーくん私は、学生時代野球部だったこともあり、あらゆる野球漫画を読んできましたが、砂の栄冠が一番の名作です。野球漫画にありがちな、うおー!!!と気合で三振とったり、ホームラン打ったりする野球漫画も好きですが、だんだん大人になってくると現実的でなさすぎて、面白くなくなってきます、、、(これが大人になるということなのか、、、)しかし、この漫画は理論や実際の話が使われていてへぇ~となりながら最後まで楽しく読めますし、ちゃんとアツい展開もあって良いです。 あと、監督のガーソにつきますね。とことんダメな監督なんですが、この漫画においてガーソはスベリ知らずですね。ガーソの存在がこの漫画の肝です!! 賭博野球 ✕ 兄弟愛BADBROS 藤井良樹 佐藤周一郎starstarstarstarstarウマタロ必殺の宜野座カーブでバッタバッタと野球賭博を勝ち抜いていく主人公が、元天才選手だった兄の行方を探すというストーリー。 絵がちょっと怖いが、普通の野球ルールからは外れた異様な野球が繰り広げられる。 地下世界に足を突っ込んだ登場人物はいずれも曲者ぞろいで、昔はまっとうな野球選手だったんだなという思いになる。 1話目の試し読みが81pもあるので、まずは序盤の輝かしい野球人生を転落していく様を存分に味わってほしい。2巻発売!無能なナナ るーすぼーい 古屋庵名無しアマゾンのkindleランキングとかでランクインしてるし、話題にはなってるのかな? 何を言ってもネタバレになるから、宣伝しにくそうだけど・・・。 口コミでもっと話題になってほしい!!ちばてつやへのインタビュー、グランドジャンプ2017年No.13プレイボール2 コージィ城倉 ちばあきお地獄の田中「プレイボール2」が始まってちばてつやへのインタビューが今回のグラジャンに掲載されている。 「プレイボール2」をどう思っているかと、ちばあきおの人となり、ちばあきおを漫画家としてどう思うかなどが語られていて面白かった。 今こそ読み直されて欲しいジャンプサッカー漫画ホイッスル! 樋口大輔なまこデラックスこれでサッカーを始めたという個人的な体験もあるが、かなり好きなマンガ。 ストーリーは主人公の風祭将がサッカーの名門武蔵森中学から超弱小中学桜上水に転校してきたところから始まるんだが、ちばあきおの「キャプテン」の谷口と同様、天才サッカー選手が来た!みたいな扱いを受けてしまう。 谷口と違うところは、結構激しい迫害にあって部活に顔を出せないレベルに追い込まれてしまうという点。 そこから努力を重ねて部内の信用を勝ち取り、さらに水野やシゲという埋もれていた実力者を巻き込みさらには指導者にも恵まれ、どんどん実力をつけていく。が、天性の才能みたいなものはほとんどなく基本的に努力努力で、泥にまみれているのが似合いすぎる主人公。今読んでも間違いなく面白いし、最近では「サムライファイト!」や「ホイッスル!W」などのスピンオフや続編も出て来たので、読み直されるにはいいタイミングだと思う。6巻-未来-は5巻のアフターストーリーorange 高野苺リョーコ※ネタバレを含むクチコミです。 今日マチ子先生の描く女学生を主人公にした戦争のマンガCOCOON 今日マチ子名前はまだない今日マチ子先生の描く戦争のマンガです。前線で戦う兵士ではなくひめゆり学徒隊のような女学生の看護補助員が主人公。舞台となった地は明示されていないがかなり沖縄を意識しているように思います。 戦争が激化する少し前から物語は始まり、看護補助員として兵隊の看護を行うようになり、終戦間際の集団自決を経て終戦までサンという少女の姿が描かれています。 うじが湧いたり、手足を切り落とす描写がショッキングですが、それに心を病んでいく少女たちの姿が痛々しい。叙情的な作風が持ち味の作家だから描くことのできる戦争の悲惨さだと思います。また、物語の中に変な救いを用意せず悲惨なものを悲惨なまま伝えたという点にも個人的には評価したいポイントでした。 まごうことなきホモギヴン キヅナツキ名無し名前の共通事項に弱い(春夏秋冬) 皆イケメンで読んでて楽しいです圏外女子が恋に奮闘する漫画圏外プリンセス あいだ夏波渚ブルー圏外女子が恋に奮闘する漫画 少女漫画って結構パッとしない平凡な女の子もかわいく描いているけど、圏外プリンセスは結構本気でかわいくない。そのかわいくないを化粧とかつくれる可愛さで自分のコンプレックスを潰していって好きな男にアタックする、もう奮闘記だよね。 今までのサッカー漫画にはない、ユースを舞台にした少年たちの熱い物語。アオアシ 小林有吾 上野直彦たたみ今までのサッカー漫画にはない、ユースを舞台にした少年たちの熱い物語。 田舎でくすぶっていた主人公が、凄腕のユース監督に見出されて上京。両親やチームメイトに支えられながら、天性の才能を発揮していきます。その描写が素晴らしい。何度も涙腺がゆるんでしまいました。サッカー好きではない人にもお勧めできる名作です! 髪が伸びるのがすごく早い姉がいるだけで普通の家族の心あったまる話家族ランドマーク 大澄剛渚ブルー人より髪が伸びる早く感情が高ぶると一気に1メートルくらい髪が伸びる姉麻子がいてあとは反抗期の弟と小言の絶えない母と温厚な父のいる家族の話。 髪のことをコンプレックスに思っている麻子は唯一の友達との喧嘩や過去の話があって 思春期真っ盛りの弟駆はついクソババアとか言ってしまう母との諍いの話があって 父と母は喧嘩しつつも仲が良いという喧嘩もするし上手く回ることばかりじゃないけど、それでもなんやかんやでうまくやって言っている家族の話。 落ち込んだり傷ついているところがうまく表現されていてとても心に来るものがあった。「星つぶ」作者の初連載作放課後ソードクラブ 永椎晃平mampukuマガジンの「星野、目をつぶって。」作者・永椎晃平が以前、別冊マガジンで連載してた剣道漫画。 絵が見やすくてアクションも上手いので、個人的には「星つぶ」みたいなラブコメもいいけど機会があればまたこういう路線で描いてほしいと思う。私はこれジャケ買いでした。<<162163164165166>>
登校するだけで全裸。黒板に字をかこうとしたらチョークが全て折れる。 坂本ですがの逆バージョンみたいな不器用すぎる男子高校生のギャグマンガ。 地味に笑える。