学園マンガの感想・レビュー4259件<<161162163164165>>クリエイターワナビーあるある描かないマンガ家 えりちん名無しあれこれ理由をつけて全くマンガを描かないワナビーが主人公。僕はマンガ家ではないが思い当たる節があるのでグサッとくる。自分の実力と理想の狭間で苦しむのが嫌だから、作らないことで自尊心を保つんだよね。 最初は主人公のそういう痛さに苦しむけど、途中からだんだん「いかに描かないか」大喜利っぽくなってギャグ要素が増えるので安心して笑える。まだ全巻読んでないので後半にシリアスな展開くるのかな。面白いとか感動を超えて凄まじかった甘い水 松本剛 板垣久生地獄の田中すごい漫画だった。この漫画を読んだ自分の体に起こった反応がすごかった。内容をうまく伝えられるとは思わないのでその体験ベースの感想を。 どんな物語でも1番最初に読まれるのはタイトルで、最後に読まれるのはまぁ最後のページだと思う。読み進めているあいだ、自分が目にしている1番新しいものは目の前のページに描かれていることで、そうなるとその作品について1番最後に目にしたものはタイトルになるはずだ。 随分と回りくどい言い方してしまったけど、「甘い水」を読んでいると最初に読んだものが今目のまで起こっていることと結びつく瞬間がある。その時の感情をなんというのかわからないが、少なくとも感動とか面白いとかを超えたところにある何かがあった。読み終わって随分経ってもその余韻が続いた。凄まじい漫画だった。 見つけたら買って読んで欲しい。青春の思い出の作品I”s<アイズ> 桂正和まーくんジャンプをその当時買っていて、クラスで友達と話するのは、ワンピースやナルトの事ばかりでしたが、実は僕はアイズを結構楽しみに読んでいました。けど、そんなこと友達には言えませんでした。アイズの要素のエロが思春期の私には強すぎて、何かアイズの事を好きとは恥ずかしくて言えませんでした。 しかし、大人になって読んでみるとけっこう感動できる作品だと思いました。エロなしでも十分いい作品です! ただ、何年たっても桂正和先生のお尻の描き方は色あせないですね・・・。ちなみに私は泉ちゃんが好きでした。エロいから。ドラマ化するのか僕たちがやりました 荒木光 金城宗幸名無しまさかのドラマ化 話題度的にはドラマ化もおかしくないと思うけど、内容的に大丈夫なのかな?っていう気もしている 17年の夏に放送らしいからもうすぐだな https://mantan-web.jp/2017/04/03/20170402dog00m200033000c.html 何もなかった高校生活と独りぼっちの応援団をやり直すアゲイン!! 久保ミツロウ名無し卒業式の日に階段から落ちて気がついたら三年前の入学式の朝にタイムリープしていた…というタイムリープもののコテコテな始まり方をする。 だいたい自分の人生を変えるか、誰かの人生を変えるのどちらかが多いと思うけど、「アゲイン」は主人公の今村が誰とも関わらずに高校生活を終えてしまっていたから、誰かと関わることで自分も変わって(成長して)いく 改めて読み返すと人生の分岐点っていうのは本当にたった一言だったりするんだなと思ったりもした。 潰れかけの応援団とニート一直線の今村くんの人生が復活と再生。鉄板ながら情熱的な展開に惹きつけられる漫画だった。1巻を読めばきっとハマる僕たちがやりました 荒木光 金城宗幸ゴマだれいつものメンバーで放課後遊んで満足している「そこそこ」な生活を送っている高校生たちのマンガかなと思ったら、1巻を最後まで読めばガラリと印象が変わる。 完結する9巻までずっと重たい調子が続いていくけど、最後の最後まで業の深さを味あわせてくれる。リアルな人間の汚さがどんどん癖になってくるのでオススメです。誰にススメても爆笑してくれるセトウツミ 此元和津也名無しなんか面白い漫画ない?って言われたときにまずこれをススメるんだけどめっちゃ面白かったとしか言われない 一応、ウェブで1話だけ読めるんだけど、1巻の1話目、たぶん賞への投稿作か読み切り版なんだよね。あれが一番クセが強いと思ってて、毎回、何も言わずに2巻まで読んでくれ!ゴリラの先生の話が最高だ!って言って読んでもらってる。 思春期の性の矛先はクラスメートか兄貴の彼氏か、それとも…美しい犬 オオイシヒロト ハジメマンドリン松本※ネタバレを含むクチコミです。女性にオススメしたいすれ違うバッテリーを描いた野球漫画群青にサイレン 桃栗みかん渚ブルー誤解を恐れずにいうなら、野球漫画の皮を被ったドロドロ恋愛漫画だと思ってます。もちろん野球の試合や練習シーンもあるので野球漫画としても面白いんですが、それ以上にキャッチャーの修二とピッチャーの空の心のすれ違い具合が離婚寸前のドロドロカップルのようで面白いです。 スポーツ漫画といえば、友情・努力・勝利が鉄板ですが、友情が生まれるまでに多くの話が裂かれそうな感じです。すれ違いなどの心理描写が多いので、女性が楽しみやすく、野球漫画として斬新だと思います。 あと、桃栗みかん(=河下水希)の描く美少女には以前から定評がありますが、今回はあの画力で美少年を描いているので2度美味しいです。カワイイの星を目指すんだよ!プリマックス 柴田ヨクサル 蒼木雅彦ham1億円手に入れた少年が女装して可愛さを追求するっていう話ですげーくだらないんだけど名言が多い。 3話まで試し読みできるから読んでみて欲しい〜! http://tonarinoyj.jp/manga/yj_mj/premax-1/ もしあなたが死んでも、残されたみんなで「町は廻っていく」それでも町は廻っている 石黒正数南 光裕「それでも町は廻っている」 みんな仲良く手をとって生きているんだね、という意味だと思っていたが、違っていた。 ラストは、これまでにも何度か出てきたSF的シチュエーション。 「もしも自分がこの世に存在していなかったら」 もし自分が存在しなくても「それでも町は廻っている」 もし自分が死んでも、残されたみんなによって「町は廻っていく」 自分がいなくても、みんなほかの家族と、友人と、楽しく生活できる。その事実が怖い。自分は不要なのか、と考えることが怖い。怖くて面白い。 だから何度か似た話が出てくる。 タイトルに含まれた怖さに、最終巻にして気づいた。圧倒的速度で話が進んでいく、妖怪を倒す番長の漫画妖怪番長 柴田ヨクサルハルマゲ丼さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。思春期の心の揺れ動きがとても繊細に描かれている連作マンガ櫻の園 吉田秋生渚ブルー春の創立祭でチェーホフの“櫻の園”を演じるのが伝統になっている女子校の演劇部員たちの話。付き合っている彼氏との初めてのこととか、昔好きだった年上の男に「おませ」って言われたがずっと忘れられないでいる子とか、身長が大きいのを気にしている子とか、大人になっていく途中の傷つきやすいけど自分の芯のようなものを必死で探している女子高生の心情がとても繊細に描かれている。 4つからの章でなっていて、どれも恋が一つのファクターになっている、後半の2つが恋に傷ついている姿が描かれていて、特に心に残っている。志水さんが倉田さんの屋上のとても良いシーン。 観たことはないのですが映画化などもされているようです。 味とは何かと考える名作私立味狩り学園 あかね胡茄 谷上俊夫starstarstarstarstarマンガトリツカレ男味狩り学園に入学した主人公がいろんな料理人を対決する漫画。ネットだと土の料理とか電気の料理だけが有名になっているけど、必須栄養素を全て含んだ料理を作る対決とかあって面白い。 あと俺の好きなまず作るの無理だろって料理もあるし、実際にありそうだけど、嘘の料理とかあったりとすげー好き 昔から気になって探していたんだけど全然見つからなかった。電子書籍で読めて最高の気分だ。 懐かしいスミレはブルー 小畑友紀やむちゃ※ネタバレを含むクチコミです。七三太朗インタビュー グランドジャンプ 2017年 14号プレイボール2 コージィ城倉 ちばあきお地獄の田中ちばあきおの弟で原作者の七三太朗のインタビューが掲載されている。ちばあきおとどういう風にマンガを作っていたかとかちばてつやとちばあきおの間にライバル意識はあったのか?とかちばてつやからだと聞けない話で面白かった。 アニメになってて薦められたから読んだクズの本懐 横槍メンゴひろりんぬアニメになっていて気になっていて、友達に恋のツキとか好きならおすすめと言われて読んだ。 が、自分的には花火が好きになれず最後まで読んだけどハマれなかった。花火がなんか最後までかわいそうなだけで共感できなかった… 逆に皆川先生とえっちゃんは好きだったな~ 自分がしたいようにするって感じがよかった。これに共感するひと、カモン!あそびあい 新田章二階堂心の中にいる、童貞の部分がいたくなるよね。ネギま!の続編UQ HOLDER! 赤松健mampukuド派手なバトルファンタジーでありつつも、そこはさすがの赤松先生、ハーレム&ラブコメ要素も健在です。 次々現れる強敵の強さのぶっ壊れっぷりと、主人公の仲間の不死者たちの派手な死にっぷりに謎の爽快感を覚えてしまう・・・これもある意味新感覚w ヤンキー漫画だと一番好きギャングキング 柳内大樹まーくんヤンキー漫画って年々少なくなってきているんですが、今連載中のヤンキー漫画で一番好きなのが、ギャングキングです。ヤンキー漫画でよくありがちなのが、ヤンキーがとりあえず、学校でトップになって、次は他の高校と喧嘩してその街で一番になって、、、って感じだと思うんですが、この漫画の主人公のジミーは別に喧嘩で一番になりたいわけではなく、強さってどういうことか考えて行動しているので、行動に納得できます。 いろいろ言いましたが、ヤンキー漫画特有のカッコいい生き様やアツいバトルシーンも多々あるのでお勧めです。櫻の園を読んで櫻の園 吉田秋生名無し自分の学生時代を思い出させるような、 女子校ならではの普段の日常や恋模様が ふわっと感じられました。絵は苦手鈴木先生 武富健治名無し絵が苦手で読んでいない人はけっこういると思う。私もその一人で、濃いタッチがなんとなく好きじゃなくて、なかなか手が出せなかった漫画です。とりあえず読んでみて、内容も濃いなぁ…と思いました。 実写化されたドラマでは良い意味で、わかりやすく見やすい演出がされていたのかな。主役の鈴木先生を長谷川博己さんが演じたのはかなり神的なキャスティングだったし、映像も原作もそれぞれ面白いですが、原作の方が濃い目です。じっくり読みたい漫画ですね。 #彼氏いません のリアリティ恋わずらいのエリー 藤ももさかえリアルのTwitterなどでも見かける「#彼氏いません」タグ。 この作品の主人公、HN恋わずらいのエリーちゃんこと市村恵莉子の「#彼氏いません」ツイートが秀逸! こんなことを現実で彼氏にされたら確かに嬉しいかも…?と少し考えてしまう、ギリギリを攻めるリアルさがツボです。田中モトユキの描く泣き顔はエモい最強!都立あおい坂高校野球部 田中モトユキmampuku主人公キタローとあお高ナインが甲子園で成し遂げたとある偉業をうけて、試合後のインタビューで鈴ねぇ(監督)が流した嬉し涙に胸を射抜かれました。 女監督といえばモモカンが有名だけど、私は断然鈴ねぇ推し。 あと同作者の「Be Blues!」よりはキャラがサンデーっぽいというか、少年漫画的というか<<161162163164165>>
あれこれ理由をつけて全くマンガを描かないワナビーが主人公。僕はマンガ家ではないが思い当たる節があるのでグサッとくる。自分の実力と理想の狭間で苦しむのが嫌だから、作らないことで自尊心を保つんだよね。 最初は主人公のそういう痛さに苦しむけど、途中からだんだん「いかに描かないか」大喜利っぽくなってギャグ要素が増えるので安心して笑える。まだ全巻読んでないので後半にシリアスな展開くるのかな。