アクション・バトルマンガの感想・レビュー4913件<<124125126127128>>ラストの解釈が分かれるホーリーランド 森恒二名無し主人公は元々いじめがきっかけで家に引きこもっていた青年で、引きこもり生活の中で無心に行ったジャブの素振りがもとで、とんでもない速さのパンチを体得するに至ります。そして、偶然因縁をつけられたヤンキーを、パンチのみで瞬殺KOしてしまったことから物語は始まります。自身の圧倒的な格闘センスを自覚しつつも、人を傷つける行為を素直に受け入れることができず、苦悩を重ねて強くなるのですが…。 この漫画のラストはいろいろな解釈ができると思います。 わずかに残された想像の余地を楽しむのも一興ですね。 ホーリーランドは今をもってして森恒二先生の代表作だと思っています。 以降の作品においても、根底にはホーリーランドのイメージを感じるのです。シュネルギアしよう!! #1巻応援無号のシュネルギア 高田裕三starstarstarstarstarひさぴよ月刊少年シリウスでスタートした「3×3EYES」の高田裕三先生のSF超大作(決定事項)です。 1巻の帯にある通り、”集大成”と銘打ってるだけに、初っ端からエンジン全開。出し惜しみなくド迫力の戦闘シーンが繰り広げられ、導入の1巻から既にスペクタクルな展開になってます。 ストーリーは地球外からやってきた地球外機甲化AI「シュネルギア」という巨大なロボ(のようなもの)に乗る運命となった少年少女たちの物語。 シュネルギアを巡り、国連軍とアンバックという組織が激しく対立し、少年と少女は敵対する組織同士、シュネルギアに搭乗し戦う運命に巻き込まれてゆくのです…。 主人公・二ノ宮シロの見た目も性格も、歪んでなくて心優しい性格なのがいいですね。闇を抱えたどこかの乗らない少年と違って、駄々をこねないでシュネルギアにササッと乗ってくれるあたり、話が早いです。 シュネルギアはパイロットと協調する事で機能をアンロックし、あらゆる機能が進化していく仕組みになっています。 AIのような思考回路も存在しており、このAIの性格が非常に人間臭くて面白い。物語のサポート役として欠かせない存在となってます。 ちなみに、シュネルギアとは、ラテン語で「協調」を意味するそうで、作中で度々「シュネルギアしよう!!」「今を切り抜くためにシュネルギアを!!」という熱い決めセリフとして使われているのが、最高に格好いいのです。 まだ1巻が出たばかりですが、各話にめっちゃ気になるサブキャラたちが配置されていて、名前すら明かされていません。 おそらく他のシュネルギアの搭乗者となるのではないでしょうか。 次巻がとても楽しみです。今では載せられないだろう‥ブラック・エンジェルズ 平松伸二名無しジャンプの三大原則と言えば、努力、勝利、友情というのが有名です。 しかしこのブラック・エンジェルズは真逆を行くような作品です。 当時は勢いもあり、かなり緊迫感のある作品だったように覚えていますが、今改めて読むとかなり行き当たりばったりですね‥。 最後もかなり駆け足だったけど、続編があることで救われたラストでした。知能あるゾンビという斬新な発想空腹なぼくら 友安国太郎名無しゾンビものに少し飽きていたころに出会えたこの作品。 知能あるゾンビが人間を養殖して食料を増やしていくという計画が、めちゃくちゃ斬新な発想で面白く、みるみるページをめくってしまっていました。 これより先のゾンビ作品に一石を投じることになる作品だと思います。 優しさと強さを感じさせる作品私の救世主さま 水無月すう名無し巻き込まれ型の異世界ファンタジー。滅びの危機に瀕した異世界を救う救世主として選ばれた主人公であるが、敵側の戦力は圧倒的で、序盤から自身の無力を嘆く展開が多い。様々な逆境に襲われながらも戦うべき敵に立ち向かう主人公たち。主人公は内向的で、いつも頼りになる幼馴染の陰に隠れて助けられているという設定だが、危機や悲劇に対して、自分が傷つくことも厭わず、周りの大切な人のために立ち上がる姿勢は一貫しており、その姿にヒロインや幼馴染など、周りの人間こそが救われている。芯のある強さを感じさせるキャラクターの魅力に溢れた作品。どこへ向かうのか?ベルセルク 三浦建太郎名無し言わずと知れた世界クラスの知名度のあるダークファンタジーの傑作。 しかし、最近はそのダークさの部分が薄れ、ファンタジー感が増しているような気がします。 後半になって核心に踏み込んだ展開になるものの、それ故に緊張感が序盤ほどないのが少し残念です。 足掛け30年を超える漫画、完結まで見守りたいです。ボクシング×怪物×覚醒 #1巻応援僕×スター 肥谷圭介ふでだるま"ギャングース"では半グレの怖さと持たざる者たちの生活を"マーダーボール"では理不尽さに対抗するスポーツの強さを教えてくれた肥谷先生の最新作 引きこもりの兄を持ち自分自身もいじめられてる主人公の野星 筋肉ゴリラチンピラから逃げ切った動画がSNSに拡散されるとこから始まる物語です タイトルと展開からボクシング漫画だと思います 思うというのは、主人公はまだ1巻ではボクシングを始めていないからですがそれでも期待感でいっぱいなのは主人公のキャラが独特で魅力的だからです 野星がこれからどうなるかを見たくなるし野星のファンになってしまう漫画 半グレの怖さとスポーツの魅力が味わえるこの作品を是非たくさんの人に読んでもらって野星のファンが増えてほしいです お色気シーンが多いのでオススメやわらか忍法SOS 帯ひろ志名無しゲーム「がんばれゴエモン」のコミック版をはじめ、90年代からコミックボンボンを支えた作家、帯ひろ志先生。 この「やわらか忍法SOS」は、2004年頃の作品で、帯ひろ志作品の中でも特にお色気シーンが多いのでオススメなのです。 最後まで変わらない感性でおられた帯ひろ志先生に合掌‥。ある意味王道な作品八男って、それはないでしょう! 楠本弘樹 Y.A 藤ちょこ名無しタイトルの通り、転生した主人公が貴族の八男として生まれ、その立場ゆえに自身の才覚で冒険者として身を立てようという物語です。 チートな能力があることはほかの作品と変わらないが、その才覚を目覚めるのに【語り死人】という過去の偉人が主人公を鍛えたり、幼馴染だけでなく学校に入学して知り合った同年代の友達も含めた仲間とパーティーを組み一緒に成長していくという、ある意味王道な作品です。 まだ連載が続いていることもあり、主人公の【ヴェル君】と仲間たちがどのような成長をしていくか、今後も楽しみに見続けていきたいと思う作品です。 まだご覧になったことの無い方も是非読んでみてください^^推理漫画の王道名探偵コナン 青山剛昌名無し主人公の名探偵、工藤新一は黒の組織に薬を飲まされて体が幼児化してしまいます。 江戸川コナンと名乗り、同級生の毛利蘭の家に居候させてもらい、次々と難事件を解決します。 黒の組織のボスは明かされ、今は組織No2のラムが誰なのかが議論となっています。 私は若狭留美が過去の言動や声優から怪しいと思っています。自分で推理するのも面白い作品です。 ヒーローという宿痾エクゾスカル零 山口貴由(とりあえず)名無し山口貴由は、常に戦い続ける。 その戦いは、常に不毛である。 ヒーローはなんのために戦うのか、という問いの無意味さを、山口貴由は作家生命を賭けて描き続けているように思われる。 畢生の傑作『シグルイ』も、徹頭徹尾「不毛なるもの」としての戦いであるが(すべての戦いを命じた徳川忠長は、物語の開巻でそれにより罰せられ切腹する)、そこにはまだ武士道や階級社会のようなシステムによる動機付けが存在していた。 だが、本作にはそうしたエクスキューズすら存在しない。 『エクゾスカル零』は、出世作にして時代を圧倒する快作『覚悟のススメ』の続篇であり、明らかな「仮面ライダー」オマージュなのだが、主人公がなんのために、誰を救うために戦うのか、という本質的クエスチョンを、すべての解の可能性を叩き潰した徹底的にエクストリームな設定の上で、敢えて問い直そうとしている。 闘争は人の宿痾だ。 望むと望まざるとに関わらず、人は戦う。 だからこそ、人はその理由を探し求める。 だが、そんな理由など、どこにもない。 それでも、ヒーローは正義のために戦わねばならないのだ。 「正義」とはなんなのか分からないとしても。 この作品を失敗作という人はいるだろう。 ヒーロー漫画という意味での喜びは、ここにはほとんど感じられないのだから。 だが、絵の硬度は作者史上最強、物語はほぼ理解不能なまでに研ぎ澄まされている。 まるでカフカかバルトークの弦楽四重奏曲のようだ。 現代日本漫画の極北のひとつであると思う。 以下は余談。 上記に「徳川忠長は切腹する」と書いたが、『シグルイ』では扇腹として描かれている。 打ち首は罪人に対する処罰だが、切腹は違う。介錯人は断頭をしてはならず、首の皮一枚を残して斬らねばならない。その困難さ故、介錯人には真に腕の立つ者が選ばれた。 『シグルイ』でも、正確に首の皮がわずかに残った形で描かれてる。(マンバの試し読みで確認できます) そこに、公儀介錯人や斬首役を主人公に名作を描いた師・小池一夫への、著者リスペクトを感じるのだが、どうなのだろう。残酷描写が魅力彼岸島 松本光司名無し吸血鬼VS人間を描いた作品。最初は無力で一方的に吸血鬼になぶられる主人公たち。少しずつ力を付け、吸血鬼が巣食う島のボス・雅に挑むというストーリーです。 この作品の魅力はなんといっても残酷な描写です。 化け物たちによって、人が虫ケラのように殺されていきます。 あまりにも無力で、まったく太刀打ちできない場面を見ていると恐怖すら覚えます…。 ちなみに丸太がやたらと登場します笑 武器として振り回したり、盾に使ったりするのはもちろん、船代わりにしたり。「そんな使い道あったんだ!」と思わずツッコミたくなる作品でもあります。 地球を守るのは、先輩のキス!?思春期生命体ベガ 林家志弦あうしぃ@カワイイマンガ西暦2030年、地球は宇宙生命体の脅威に晒されていた。それに対抗するのは、一人の宇宙人・琴平ベガ(通称ベガ子)。闘い続ける高校生の彼女は、ある日急に能力の大部分を失う。取り戻す為に必要なのは……同じ部活の鷲峰先輩のキス!? ♡♡♡♡♡ 冒頭少しだけ試し読みされた方は「芸能人お料理番組百合」だと思うことだろう。これはこれでいい!しかし本編は、この料理番組が終わってから。 怪獣と闘う宇宙人・ベガ子の腕には光る石、それを囲むストライプ紋様。本来は巨大化し、光線で怪獣を倒す……要はウルトラ的なやつ。 しかし彼女はある時から、同じ料理部の鷲峰先輩が原因で力を失い、先輩とのキスで力をチャージしないと闘えないと言い出す。キスをせがむベガ子だが、力の事ばかりを言う無神経なベガ子を、鷲峰先輩は拒絶する。 一冊を通して、大事な事をすっ飛ばしている宇宙人ベガ子の「見えない本心」に鷲峰先輩は翻弄される。 何しろ相手は宇宙人。地球人の心の機微や物事の順序がすっかり抜け落ちていて、二人は見事にすれ違い、やきもきさせられる。鈍感な人に振り回される王道ラブコメが、もっとすっとんきょうになった感じ……これは普通でない面白さ! 「キス」を巡る二人の派手なボケ&ツッコミを笑いながら、想いが噛み合う至高の瞬間を待ちたい、そんな作品だ。 そして締めはまた別の(本編と関連する)芸能界百合だ! 粋っす!MC☆LAW 剣名舞 浅田有皆名無し元ギャングスターで若くして19歳で弁護士っていう普通じゃ考えられない設定w 美容クリニックの弁護士へのリベンジの仕方がマジで粋です。いろんな人から慕われて、人情あるし、もっとバリバリと仕事入っても良さそうなのに、自分のやりたいことだけやってる感がまたいいです。組織が多い!とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 鎌池和馬 冬川基 はいむらきよたか名無しアニメが大ヒットして3期も続いている作品。 主人公、レベル5の超能力者でもある御坂美琴が学園都市を舞台に異能力者と戦う。 とにかく組織が多く、所属している組織がまたがっていたり、実はスパイだったり、読みながら理解しないと頭が混乱します笑 しっかり伏線を回収していたりするので、その辺がわかったりすると面白いです。いつだって本気。勝負師・魚紳、復活。バーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し※ネタバレを含むクチコミです。 すべての熱を100mに捧げる男たちひゃくえむ。 魚豊starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)熱と才能と凡才、執着を描くのがめちゃくちゃ上手い。 ページをどんどんめくらされていく感覚になる。 生まれつき足が速いトガシ、100mで1位になる、それだけで他は何も要らない、全てがひっくり返るからだ。彼には才能があった。 そんなとき目の前に現れたのは一切の才能を感じさせないコミヤだったが…。 そんな二人の話。 才能に安堵し、才能に苦しみ、才能に囚われ、いつしか才能を失い、最後は胸の奥の奥、熱い気持ちだけが身体を支え、背中を押し、足を前に出させるのだ。 少年期から始まり大人に至るまでのすべてを100m陸上に捧げた男たちを描くこの話には痺れた。 全体を通して対比を描くのがとても上手い。 希望と絶望。 才能と凡才。 自分に対してついてしまう嘘と否応なくつきつけられる真実。 諦念と覚醒。 実際のスポーツの理論は分からないが、とにかく気持ちの側面を強く描いた漫画なので万人の心が揺れるはず。 4巻についていた過去の読切も面白かった。 主人公になるべくしてなった男とそうじゃないモブキャラ。 それでもモブキャラは諦めない、自分と積み重ねてきたものだけは自分を裏切りたくないからだ。 周囲の評価とか目線なんて関係ない、自分がどうしたいかだ。 テニスの漫画、素晴らしかった。 そしてもう一本の読切「執刀」もコメディとして抜群だった。 テニスの方でも感じた漫画の素晴らしいテンポ感がギャグでも生きていた。 いまから次回作が楽しみだ。ヒーローお悩み相談課、担当は姉妹百合!γ―ガンマ― 荻野純あうしぃ@カワイイマンガ宇宙人の侵略をきっかけに、怪人や怪獣の脅威に次々と晒される近未来の地球。しかし地球人の中からは、それに対抗するヒーローも生まれ続けていた。 あちこちで繰り広げられる様々なヒーロー達の闘い。しかし、ヒーロー達にもそれぞれ悩みがあった……そんな彼らの相談に乗るのは、防衛軍相談課の北鹿姉妹。妹は、かつて最強ヒーローだった……。 ★★★★★ 特撮フィクションのお約束を打ち壊すように、怪獣も怪人もあちこちで同時に出現するし、それに対抗するヒーローも盛り沢山。ライダー系、ウルトラ系、戦隊系、マーベル系、魔法少女系……アベンジャーズもビックリの多彩さだ。燃える! 宿敵を倒して力を失ったヒーローは闘えないことに悩み、特殊能力を得たばかりの人間は力の振るい方に悩み、強力なヒーローも時に心折れ闘えなくなり……様々な事情を抱えた超人達は、相談課の世話になる。 それに対応する北鹿姉妹の妹は、無類のヒーローオタク。そして、かつて最強のヒーローとして活躍し、今は力を殆ど失っている存在。そんな彼女はヒーローの本心を突き、的確なアドバイスをするが、実は少しだけ残った力のせいで自分の呪縛を解けずにいる。そしてそんな妹を、姉は心配し、何が何でも守ると誓う。 妹の為にあろうとする姉と、苦しみ故に甘えずにはいられない妹の過剰に想い合う心は、甘いトキメキに近い感情を感じさせる。 暗躍する勢力に削られ続けるヒーロー達。その残酷さとグロテスクさ、黒幕の壮大な世界変革のストーリーは、現人類の終末を悲愴に演出する。 コメディもありながら、かなり暗く生々しい物語に引きずり込まれる。平和の無い世界で寄り添う姉妹の行く末と、希望の光として闘うヒーロー達の超パワーが炸裂するド派手なバトルを、手に汗握りながら見つめたい。 全てのヒーロー・特撮・魔法少女好きの心に、熱く・甘く・不穏に響く作品! (勿論百合好きにもね!)歴史漫画の頂点を冠するに値する作品の一つドリフターズ 平野耕太名無し※ネタバレを含むクチコミです。 サーキットの狼サーキットの狼 スーパーワイド完全版 池沢さとし名無し小さい頃に読んで衝撃を受けた作品です。 連載されていたのは昭和50年代頃で、まだカーレース系の漫画は少なかった。 この漫画のおかげでスポーツカーがめちゃくちゃ好きになりましたし、大人になったら漫画に登場するような車に絶対乗ってやろうと思ったものです。 ちなみに、池沢さとし先生は、車を描くのは凄く上手いのですが、、人物描写については好き嫌いが発生する作品かもしれません。トグサ!!!攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM 藤咲淳一 吉本祐樹さいろくトグサが主人公(?)っぽいので大喜び。 ”眠らない眼”の男バトーももちろん、9課のお話。 素子を知らない新人女子もいたりして設定がこれまでの攻殻機動隊とはちょっと違うけどコミカルなタッチがあったりして読みやすい。 素子の義体がカラスに漁られているシーンから始まる新しい攻殻機動隊、あんまり長くはならなそうだけど期待。色気のある相撲漫画どす恋ジゴロ 平松伸二名無しこの作者の作品が好きです。切れ長でハンサムな主人公の作品が多いですが、中でも群を抜いて色気のあるのが「どす恋ジゴロ」です。相撲漫画にも関わらず大人の女性との絡みもあってとてもセクシー。取り組みの場面も迫力があります。色気たっぷりの相撲が楽しめる漫画だと思います。 心中したがり作家が勇者に転生したけれど... #1巻応援異世界失格 野田宏 若松卓宏名無し心中したがりな文豪先生がトラックに轢かれて異世界転生したけども、そんなこと関係なく死にたい「センセー」はいつも睡眠薬をポリポリ食べている。 かの有名な文豪を彷彿させるセンセーですが、異世界でも女性を引き寄せてしまう運命なんですね…そしてその女性を破滅へ導く。 センセーの願いはひとつ、一緒に心中するはずだった「さっちゃん」を見つけ出し、今度こそ死ぬこと。(1巻の最後でさっちゃんは凄いところに転生してたことが発覚している) 瀕死の重傷を負っても案内役のアネットの魔法で治癒されてしまう。果たしてセンセーは死ぬことが出来るのか?そしてタマの本名は一体何なのか?アタリショック的マンガファミ魂ウルフ かたおか徹治名無しファミコンロッキーとファミコンの大ヒットを受けて、次々と生み出されることになったゲーム漫画。 トリビアの泉を見た人はわかると思いますが、作者が全くゲームを知らないのにゲーム漫画をかかされるケースもあったそうです。 このファミ魂ウルフも100%それにあたるでしょう。 しかしボコスカウォーズを扱った漫画があるとは思わんかった‥。<<124125126127128>>
主人公は元々いじめがきっかけで家に引きこもっていた青年で、引きこもり生活の中で無心に行ったジャブの素振りがもとで、とんでもない速さのパンチを体得するに至ります。そして、偶然因縁をつけられたヤンキーを、パンチのみで瞬殺KOしてしまったことから物語は始まります。自身の圧倒的な格闘センスを自覚しつつも、人を傷つける行為を素直に受け入れることができず、苦悩を重ねて強くなるのですが…。 この漫画のラストはいろいろな解釈ができると思います。 わずかに残された想像の余地を楽しむのも一興ですね。 ホーリーランドは今をもってして森恒二先生の代表作だと思っています。 以降の作品においても、根底にはホーリーランドのイメージを感じるのです。