恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<8586878889>>復活した擬チン官能漫画新やる気まんまん オット!どっこい 牛次郎 山田参助 横山プロ名無し日刊ゲンダイであのオットセイがまさかの復活。故 横山まさみち氏に代わり、作画・山田参助、原案・牛次郎、監修・横山プロという布陣。作風は変わっていないように見えるが、電話がスマホに変わってたり、令和ならではの新しさも感じている。「1ポンドの福音」読んでみた1ポンドの福音 高橋留美子かしこ高橋留美子先生の有名な作品は地元の図書館にもあったので大体読んでるんだけど、「1ポンドの福音」は今まで読まずにいてしまっていた。子供心にちょっと大人向けだなと思っていたのかもしれない(ちなみに「めぞん一刻」はアニメから入りました)。今回初めて読んでみて面白いなと思ったのは、まず絵柄の変化です。「1ポンドの福音」はヤングサンデーでの不定期連載で、約20年かけて完結しているので、最初と最後で絵柄がだいぶ違っています。それから「あしたのジョー」のパロディが多々あって、高橋留美子先生のちばてつや先生に対するリスペクトを感じられて興奮しました。そして高橋留美子先生は小学館のあらゆる雑誌で描いててマジですごいと改めて思いました。死を前にした二人の力強い疾走束の間の一花 タダノなつさいろく逃避行、とは違う。しっくり来るかもと思ったけど全然逃げてない。 若くして余命宣告を受けた二人の行く末を、まさに「夜に駆ける」ような二人の疾走を描いている。 2巻を読み終わり、思わず「うー」と声が出る。 決して幸せになんかなり得ないであろうこの二人の、きっと短い物語。 なんて劇的、なんて詩的なんだ。 辛いけど幸せになって欲しい。この物語はどう締めくくられるんだろう、どう転ばされるのかわからないけど、転ぶのがわかっている物語。 3巻はきっと最終巻なのだろう。 それが出たらYOASOBI聴きながら読もう、そう思ってしまった。 最初はアンマッチな見た目してるなと思ったけど(そういえば先生何歳だかわからん)一花もポジティブで天然でアホウだけど芯があるし、死を恐れている彼女がふと我に返り歩みを停めてしまっているシーンでは読んでいるこっちまで息苦しくなってくる。 「心のほうが先にくたばってしまった」という表現は大人の男性ならではだなと思ったり、「なんなんだ人生!なんにもしなきゃいいのか!?」は死にかけてるからこそ出てくる言葉なんだろうなと思ったりしたけど、こんなにもパワフルに躍動する死にぞこないのセリフに胸を打たれる事はきっとない。いいセリフがいっぱい出てくる。 2巻までの間にバッチリ心を奪われる流れ。 正直絵というか線は上手とは言い難いけど表情や画角・コマの展開は、空気の流れるスピードが伝わってくる。 べた褒めっぽく書いてしまったけど、きっと短い二人のストーリーは読んで損はない結末になるんじゃないかと思う。この社会人ラブコメ、推せる!シティな俺がオチるまで やまとかな兎来栄寿皆さんは都会と田舎、どちらが好きでしょうか。私は都会で生まれ都会で育ちましたし、都会の便利さを享受してもいますが、魂は常に奈良の吉野山にあり還ることを求めています。空の狭いビル群の中で呼吸を潜めているより、緑と花に囲まれた広くて雄大な景色の中にいる方が落ち着きます。田舎にいる温かな人たちも大好きです。 しかし、本作の主人公は私とは逆で田舎者が大嫌いな27歳シティボーイ。社のホープで仕事もバリバリできて女性社員からの人気も高いものの、好きなものは美女・嫌いなものはブスと田舎者というちょっとイヤなヤツ。 ……なんですが、1巻の後半ではなぜ主人公がそんなに田舎者を嫌いなのかという理由となるエピソードが描かれ、なるほどそれは嫌いになってしまっても仕方ないな、と納得感が生まれます。 そんな田舎者嫌いの主人公の下に社長命令で超弩級に田舎者な部下の女の子がつくことになり、凸凹な関係性によるラブコメが繰り広げられます。 『のだめカンタービレ』の千秋とのだめのような、エリート系男子と破天荒純粋無垢系ヒロインの関係性が好きな方には無条件でお薦めできます。 個人的に好きなシーンが、ヒロインが差し入れてくれたふかし芋に対して主人公が「こんな田舎臭い食べ物なんぞ」と思いながら食べ無意識にほっこりしてしまい、そんな自分を追い払うために「高級スーパーで買ったヒマラヤ岩塩かけて食ってやる!フハハ思い知ったか田舎者め!」と高笑うところ。主人公のアホ可愛いところ、愛せます。 主人公とヒロインのみならずキャラクターの立たせ方が良く、全体的に古き良き少女マンガ感もあります。ただ絵柄的には男性でも読み易いタイプでしょう。 続きはもちろんのこと、やまとかなさんの今後の作品も絶対に追いかけたいと思わせてくれる秀逸さでした。 犬猿の仲の男女が素直になる瞬間を見たい方にから騒ぎ ウィリアム・シェイクスピア 河原和音兎来栄寿まさかまさかのシェイクスピア×河原和音という時を越えたコラボレーション。 昔から萩尾望都さんが描くブラッドベリ作品など名作のコミカライズは行われてきていますが、本作もまたそうした系譜に名を連ねる珠玉の1冊です。 16世紀に書かれた物語ですが、現代版として大幅に設定を変更して翻案されています。 とにかく主要登場人物である戸部ありすと、辺嶺征久雄の犬猿の仲っぷりだけで楽しめるようになっており、顔を合わせれば喧嘩をするふたりの毒舌の応酬をずっと眺めていたくなります。そんなふたりの関係性に訪れる変化に、少女マンガらしい醍醐味がたっぷりと込められていて読んで幸せな気持ちになりました。 悪役が仕掛ける罠も極めて現代的であり、この辺りの換骨奪胎の巧さはさすが河原和音さん。 男性が読んでも楽しみやすい、笑って心温まる恋愛喜劇です。1冊で綺麗にまとまっているのもお薦めしやすいポイントです。丸戸史明×武者サブのエンタメ作りマンガ!メディアミックスメイデン 丸戸史明 武者サブ兎来栄寿『冴えない彼女の育てかた』の丸戸史明さんと、そのコミカライズでもお馴染みの武者サブさんとのコラボレーションが再び登場しました。 帯に丸戸史明さんの代表作として稀代の名作である『WHITE ALBUM2』の名が記されているところからして期待せずにはいられなかった本作。 「100億の男」と言われる超有名プロデューサーを父に持つ主人公が、失踪した父に代わって最高のメディアミックスエンタテインメント作品を作り上げていくという大筋になっています。加えて、文芸編集者・マンガ編集者・アニメ制作会社の才媛たちとひとつ屋根の下に暮らすというラブコメ要素も混じっています。 主人公がお偉方相手に決死のプレゼンを行うシーンや、女性編集者が大物作家に対して専属の先輩編集者の牽制を受け流しながら望む原稿を書いてもらうシーンなど、ビジネスやモノづくりにおかる普遍的な困難を面白い物語として料理し、演出しています。 『WHITE ALBUM2』でも大学生の主人公が編集部で社員よりも仕事ができる有能な人材として活躍するシーンが描かれていましたが、丸戸さんはビジネスシーンを描く手腕に長けていますね。 今回はかなりライト寄りの味付けですが、作家性はそこかしこに滲み出ています。「たかがエンタメ」の件は、サイバーコネクト2の松山社長が書いた『エンターテインメントという薬』を想起しました。 武者サブさんの描く女の子も可愛く、今後も楽しみです。乙女のバイブルあずきちゃん 秋元康 木村千歌野愛大人になると5年くらい割とあっという間で見た目も精神もそこまで変化がなかったりしますが、あずきちゃんくらいの年齢だと激動の時代だよねと思いながら読みました。 小学生の時にあずきちゃんを読んだとき(アニメの記憶かもしれないけど)は、2人の男を振り回して嫌な女だ〜と幼いながらに思ったものです。懐かしい。 今読んでみると、あずきちゃんが悩みながら成長している姿が見えてきます。そして、男の子達がいい子過ぎて胸が苦しくなります。 勇之助くんも竜一くんも選べないから3人で付き合えばいいよね!とダメな大人は思ってしまいますね(実はあずきちゃんのお母さんも同じようなこと言ってる)。 嫉妬や勘違いで落ち込んだり怒ったりって歳をとってもあるものだと思います。 そんなモヤモヤを解決する方法は、なんでも話すことなのかもしれません。 勇之助くんのように一途でまっすぐな人間になりたいものですね。 という訳で勇之助派です。 絵が可愛いお嬢と番犬くん はつはる名無し気まぐれに読んでみました。 極道×お嬢 設定的には間違いなし! お嬢が可愛い。 普通守られるヒロインにはイラっとくることもあるんですがこの主人公は素直に可愛いと思えますね あと絵が好みでした!出てくるキャラ全員考えが甘いあなたは夫に騙されている【コミックス版】 笹倉ぱんだポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。こんなことあってたまるか!!!青島くんはいじわる 吉井ユウポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。 今おじキュンしたいならこの漫画!全力で、愛していいかな? さんずい尺ポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。とても繊細な表現で心に迫る!!太陽が見ている(かもしれないから) いくえみ綾starstarstarstarstar干し芋皆が優しすぎるからいけないんだ! 心をオブラートに包むからいけないんだ! 自分に正直になること=幸せになること?とは限らないけど、人の心って時間とともに変化していくものでもあるけど、ずっと変わらない部分も持ち合わせている。 人間って難しいし、めんどくさいし、嫌になる。 生まれた環境にも、両親にも、友達にもいろいろな物に触れて人間ができていく。その時の、気持ち、自分に向き合う時間、立ち止まって考える思考能力を大切にしないと後々後悔しそう。 等々、色々考えさせられる作品でした。 読む前からワクワクが止まらない♬さくらん 安野モヨコstarstarstarstarstar干し芋表紙も裏表紙も豪華!! さらに、天、地、小口が赤紫で素敵♬ 読む前からワクワクします💓 安野モヨコの描く強気な女性、きよ葉が主人公です。 きよ葉の成長物語。 器量が良しだが、愛想はよくない、そして、気の強さも魅力になって、突き出しは、我が我がと引く手数多。 そんな時、強気のきよ葉にも、心を許し惚れた男ができた。 それは、幸せの始まりか・・・、不幸の始まりか・・・。 全然割り切ってない!…割り切った関係ですから。 FLOWERCHILD大トロ全然割り切ってない!タチが綺麗なお姉さんなのも幼なじみも最高です!キュンキュンが止まらない!モブ子の恋 田村茜名無し「自分は物語の脇役(モブ)がお似合いだ」そんなことを考えている主人公の話です。ずっと脇役だと思っていた大学生の信子が、同じスーパーで働く入江くんに恋をします。自分に自信がなく、最初は積極的な行動が取れない信子が、周りの協力を得ながら、時に自分を奮起させながら、入江くんとの恋を進展させようと頑張る姿にキュンキュンさせられます。高校生ならではの「家…アオハライド 咲坂伊緒名無し高校生ならではの「家族・好きな人・友達」との葛藤を丁寧に描いていて、まさにタイトル通り「アオハル(青春)」って感じの内容でした!学生はもちろん、大人が読んでも「あ〜、似たようなことあったな〜。」と、ちょっと懐かしく思える漫画です。 記憶が遡っていく。かの人や月 いくえみ綾starstarstarstarstar干し芋私が、小学生の頃の法事とか何かの集まりで親戚一同集まってわやわやしていた感じを思い出して、懐かしくて優しい気持ちになりました。 あの頃は、本当に楽しかったなぁ。 皆、人に気を遣わず好きなこと言って、お坊さんがお経を唱えている時、くすくす笑ったり、足がしびれている人の足をわざと触ってもがいている姿を楽しんだり、大人の話があるときには、近所のお好み焼き屋に行ってお好み焼き食べたり、駄菓子屋に行ってホームランバー買って当たりを引いて喜んだり・・・。 そんな懐かしい光景を思い出させてくれました。 所々ジ~ンとします。猫耳メイドのウラオモテコメディスモーキングメイドロマンス いずみせら名無しあらすじにロマンスって書いてあるからメイドのまいちゃんとバイトの下辺でロマンスが始まるんだとおもいますけど、ただメイドさんのオフの顔を描くだけでもけっこう面白いです! 休憩時間にタバコ吸ってたらにおいでバレるだろと思うんですが、その後のケアをしっかりしててよかった。そんな手間をかけてでもタバコが吸いたいんだね。笑 作者のいずみせらさん、名前知らなかったですけどたぶんかなり好きです。これから注目しておきます。同期のキラキラ社員が実はエロ同人作家だった話別世界のキラキラ同期がエッチなイラストを描いている saku名無し※ネタバレを含むクチコミです。 エロかわいすぎて合掌してしまう #1巻応援咲ちゃんは淫魔の子(合掌) ほとむらANAGUMAえっちだってだいじょうぶっ教!!(挨拶) 母親が淫魔の咲ちゃんは大好きな六原君(お寺の息子)の夢に破廉恥な姿で現れてしまい距離を置かれてしまっているのだ。その手のマンガだったら鉄板の設定ですが本作は全年齢向けなのでどうにか大丈夫です。だいじょうぶっ教です。 咲ちゃんも六原君もピュアゆえに毎回すれ違っちゃうのがかわいくて、エロ要素もカラッとした感じなので万人に刺さるんじゃないでしょうか(でもちゃんとエロいぞ) やたらエロいフランスからの帰国子女サキュバスライバルが出てきたり、話もサクサク進みますしギャグのテンポも小気味いい。特に咲ちゃんの友達の女の子コンビがいい味を出しています。「うおっ!エロだ!」と構えて手に取るよりもフフッと笑いたいときとなんかカワイイもん見てえな…っていうときに読むのがよいのではないでしょうか。2巻も合掌して待ってます。面白いウチは別れて暮らしてる カワハラ恋名無し全然なんの前情報もなしになんとなく読んだんだけど面白い。別れた妻に久しぶりに再開したら、自分との間にできた6歳の娘がいたという話。 どうやら主人公の武文はより戻したいまではいかないまでも、また関わりを持ちたいみたいな気でいるらしい。 個人的には血縁上の父という立場で子育てに関わるくらいで、元妻と再び男女の中にはなってほしくないな(その方が面白いので) https://twitter.com/kawahara_info/status/1384884642428252163かわいいものを愛でるおじさんを愛でるおじさんはカワイイものがお好き。 ツトム野愛素敵なおじさまがコソコソかわいいものを愛でている姿に、心の底から癒されます。 シュッとしててダンディで仕事ができるおじさまが実はかわいいもの好きだなんてどう考えても素敵なギャップだと思うんですが、必死で隠そうとする様子が可愛らしいのでそのままでいてほしい気もします。 推しカラー身につけるとウキウキするよね、好きなもののお話できる仲間見つけると嬉しいよね、なんならコソコソ愛でるのもいいもんだよね、というオタクあるあるに満ち溢れているのもよいですね。わかりみが深い…! パグ太郎はたしかにめちゃくちゃかわいいけど、読者からしたら小路さんがいちばんかわいいです。異論は認めません。 全身サイボーグ夫と若妻の新婚生活♡ハガネとわかば 渡辺こよ キザキたか※ネタバレを含むクチコミです。タイトルで判断しないほうがいいヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話 くすのき六文銭ヤンデレ属性って、嫌いじゃないんですよ。 病的なまでの恋愛感情が、一周回って魅力的にすら感じるんです。 んで、本作のタイトル 「ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話」 あーなるほど、ヤンデレ彼女から深夜でも連絡がとまらず、 眠れないって話ね。 なるほど、、、、、 いいじゃないの! と脳内シナリオを完成させて、読んでみました。 内容は、交通事故にあって亡くなった主人公が、彼女(ヤンデレ)の能力によって、クマのぬいぐるみに憑依させられたという話。 そう、彼女はヤンデレだけでなく「いたこ」でもあったのだ。 ・・・ちょっと何いっているかわからないかもしれませんが、自分も初見のときはびっくりしました。 あ、霊だから? 霊だから眠れないって、そういうこと? みたいな。 ただ、全体的にヤンデレ要素はちゃんとあって、 クマのぬいぐるみであっても、主人公への狂愛はかわらず、結界をはって動けなくしたり、または生前の付き合いまで根堀葉掘りとチェックしていくなど進んでいきます。 全体的に、コメディタッチで明るい部類のヤンデレだと思います。 物理的といよりは、霊的?な話ので驚きましたが、まぁ、これはこれでアリかなと読みすすめていましたが、 最後の最後で、また、 え? ってなりました。 1巻完結なようで、これで終わりってマジか・・・となってます。 色々、想像の斜め上をいってくれる作品でした。<<8586878889>>
日刊ゲンダイであのオットセイがまさかの復活。故 横山まさみち氏に代わり、作画・山田参助、原案・牛次郎、監修・横山プロという布陣。作風は変わっていないように見えるが、電話がスマホに変わってたり、令和ならではの新しさも感じている。