食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<5455565758>>わかる、激しくわかる!酒と恋には酔って然るべき 美波はるこ はるこ 江口まゆみむガチで同年代アラサーでありますが最近スパークリング系しんどくなってきて日本酒いいなぁと思ってます。 ワンカップとヅケマグロとすりおろしたワサビ!それを家飲み!最高では?! ワサビはすりおろすとなぜかそこまでツンとしません。ヅケマグロ、ヅケアボガド、煮卵と自分も作ってしまうので共感しかない…。 酒と肴とオフィスラブ! 飾らないけどキュンときて共感できる社会人読め読め漫画。 お酒片手に読みたい本〜!この人の描く吸血鬼、理想リサの食べられない食卓 黒郷ほとり名無し美しく屋敷に住んでいる美人の吸血鬼、そのまんま。 まずリサお嬢様のビジュアルがいいですね… ご飯を食べさせて大きく育てて血を吸いたいから料理に注力するのもいい 設定と話がいいバランスな気がします!(上から目線になってしまいましたが読んでてストレスがないという意味です) 吸血鬼好きにもヨシ! ショタ好きにもヨシ! 人間と人外ギャップ好きにもヨシ! な、漫画です〜就職浪人女子と祟り神がいいコンビすぎる。ヒダルとヒルダ 鈴木小波nyae読み終わってから知ったのですが、ヒダル神って実在?するんですね。笑 (以下ウィキペディアより引用) “ヒダル神(ヒダルがみ)は、人間に空腹感をもたらす憑き物で、行逢神または餓鬼憑きの一種。主に西日本に伝わっている。” ストーリーとしては、ヒダル神に取り憑かれた女子大生のヒルダちゃんが、自分探しも込みで日本各地の美味しいものを食べに行く、というものですが「グルメ漫画」感はそこまでない気がします。 最初はヒダルの方が一方的に「ウマいものを食わせないとお前を食うぞ!」と脅しにかかるのですが、少しずつ2人の間に絆が生まれてきて、とてもハートフルでちょっぴり感動的なラストが待ってます。 お気に入りはヒルダちゃんが自分の髪の毛など体の一部を入れた料理を、ヒダルが空気を読んで無理して食べるシーン。 いろんなコンビを描いた漫画がありますが、この2人はかなり好きな方のコンビです。にがくてあまいのは行為ではなく心理にがくてあまい 小林ユミヲ名無しにがくて美味い、と にがくてあまい、は違うものだと思う。 この漫画「にがくてあまい」に例えて言えば にがくて美味い、は、そのまんまBLでありゲイの味覚だと思う。 にがいのが美味いんだよ禁断の味で、というか、 ゲイとしてストレートに味わう快楽の味というか。 自分はゲイでもないしBL信者でもないので想像だが。 にがくてあまい、はBLでありゲイである男が 自分がゲイであることを自覚した上でそれでも 生きていくことで感じる心理的な味の事だと思う。 くどいようだが自分はゲイじゃないので想像だけれども 世の中に数多あるBLやらゲイやらの漫画は にがいのがうまい、を描いている「だけ」だと思う。 にがくてあまい、を描こうとするなら ゲイの心理にもう一歩、踏み込まなければ描けない。 この漫画「にがくてあまい」が凄いのは ゲイである渚の心理にも「だけ」でないレベルで 踏み込んでいるし、 同様に親子関係や仕事関係で屈折したものがあった マキの心理にも踏み込んでいく。 漫画家をめざし渚の兄と関わったミナミの心理にも踏み込む。 踏み込んで初めて見出せる「あまい」を見せてくれている。 単にイケメンのゲイとアラサー女の同居コメディではない。 ゲイという一般人がしらない禁断の味をあまいといっている わけでもない。 ゲイを切り口やとっかかりにして、 人の心や生き方に踏み込んでいくことでみつけられる 「にがくてあまい」を表現しているのだと思う。 さらに凄いのは、そうやってズカズカと渚やマキの 心に踏み込んだ上で、時によっては 単にイケメンのゲイとアラサー女の同居コメディとして 平気で渚やマキの心も 「踏み荒らしまくったりもする」 のだ。まあ主にギャグ回のオチとしてだけれども。 「人の不幸は蜜の味」という言葉もあるが、 唐突に無慈悲な面白コメディとしてソッチ方向に 舵を切って「笑えるにがくてあまい味」を 味あわせてくれたりもする。 そう思う。 くどいようだが自分はゲイではないので想像だけれども。 嫌味を感じない楽しい京都はらへりあらたの京都めし 魚田南名無し作者の魚田南先生は実際に京都府の隅っこのほうの 出身のようで、実体験をもとにした 「京都に憧れる京都人」を描いたみたい。 なぜか漫画の中ではムーミンが型崩れしたような「アラタ」 というキャラで登場してくる。 アラタは京都の北の山の上にある美術学校の生徒。 美味しいものを食べたい、出来れば女子大生らしくオシャレに。 幸いにして愉快な仲間とオシャレで美味しい店で 色々な料理を楽しみ味わう機会に恵まれるのだが・・ この漫画の良いなと思った点は、 「どう、これってオシャレでしょ」という ハナにつく嫌味を感じる展開がないところ。 なにせ京都だし、まして美術大学の女子大生。 私が今まで抱いていた京都や女子大生のイメージからすると 「これが京都のオシャレどすえ」という話が出てくるのかと思った。 「涙を流しながらぶぶ漬けを食うハメに」 みたいなシーンが出てきたりするのかと想像していた。 実際、オシャレな店でコジャレた料理を食べるシーン は多かったし、よくある 「貧乏学生が安居酒屋で飲んだくれる」という 基本は貧乏、みたいな話とは大分違ってはいたけれども。 けれどアラタのノリなのかホントの京都のノリなのか、 仲間とクダケタ京都弁で好き勝手言い合いながら食事をする シーンからは嫌味は感じられない。 京都って美味しい食べ物があって楽しい人達がいるんだな、 と思わせてくれる漫画だった。 ・・それが正しいのか誤解なのかまではわからんが 漫画として楽しく読めたのだからOK(笑)。 作風や絵柄に付いては読んだ人で好みがわかれるだろうな、 と思う部分はあった。 全体的には絵もストーリーも綺麗で、ちゃんと 漫画的に面白く描いている部分もあって私好みだ。 だが、料理とかはあまり食欲をそそらない。 なぜだろう? 細い線(フリーハンド中心?)で細かく書き込んでいるし、 料理や食器が微妙に重なった構図とか、 色々とこっているな、と思ったくらいなのだが。 出てくる料理が馴染みの無いものが多いので 味が想像できないからだろうか? 掲載されている各店の料理のお値段などからすると 思ったより安い。 なので京都に行く機会があれば是非食べてみたいが なんせ京都は遠いから、当分は漫画を読んで 想像して楽しむだけだな。 酒豪列伝よりも下戸の喜怒哀楽語りが多い酒エッセイマンガ酒 新久千映 鈴木小波 北駒生 他名無しお酒大好きな酒豪漫画家連中が登場するかと思いきや 「実は私は下戸でして」で始まる漫画が多い。 どうらやコミック・ゼノン連載陣を中心に リレー形式で酒に関する話を語ってもらった エッセイ的な漫画を纏めた本らしい。 下戸でもいいです酒にまつわる思い出話でもいいし、 みたいなワリと緩い感じの企画だったみたい。 そりゃそうだ、漫画家がみんな 土田世紀先生や西原理恵子先生みたいな人 ばかりのわけがない。 むしろ、このくらいの人が揃うほうが普通。 これで酒豪ばかりのエッセイ漫画がそろったら、 コミック・ゼノンはどんな雑誌だよ、となるし。 漫画ゴラクやアクションならともかく(ゴメン、偏見です)。 そんな感じで、ヘベレケに泥酔した話とか 酒乱気味に大暴れして大失態みたいな話とか それほどにはなくて、 下戸からみた客観的な酔っ払い観察記、 みたいな話が多い。 この漫画を読んで酒を飲みたくなる人は少ないだろうが、 お酒にたまに触れる生活、 家族や友達に酒好きがいる日常、 酒が引き出してくれて知った自分や知人の意外な一面、 世の中には、そんなあれこれがあってもイイんじゃないの、 と思ったりはする漫画だった。 そういう意味ではいわゆる飲兵衛漫画とは 別角度からの酒肯定漫画なんだけれども、 果たしてこの漫画を企画した意図が そういうことだったのかどうかは解らない。 腹ペコ怪異と過ごす夏休み!えびがわ町の妖怪カフェ 上田信舟あうしぃ@カワイイマンガ東京から来た小学生のまなと、父方の縁者の佐吉おじさん、そして怪異たちが繰り広げる夏休みの物語。 怪異と人間の交流がテーマの漫画は数多くありますが、この漫画の特異な点は、世界観が「可愛い」という点にあると思います。 最初は怖そうな怪異たちも、空腹につい素の顔を見せ、美味しいご飯で笑顔になって主人公達と仲良しになる、温かなエピソードに溢れています。 その中で、主人公のまなが、怪異が見えることで母親と折り合えず苦しんだり、佐吉おじさんが何か秘密を抱えていたり、という人間側の物語が、怪異たちの協力でどう着地するのかが少しずつ語られます。 重いテーマも田舎の風物と怖くない怪異が慰めてくれる、ゆったりしたい人にオススメな物語。 ただのグルメ漫画じゃない『お土産漫画』おもたせしました。 うめにわか誰にどういうシチュエーションで持っていくかまで考えられているため、ただのグルメ漫画でなく、きちんとした「お土産漫画」として成立している。お土産にまつわる雑学なども面白い。個人的にはニッチな文学の話も興味深かった。もっともっと読みたかったが、三巻完結。まぁ腹八分目がちょうどいいということだろう。美味しくもあり、微妙でもある名古屋メシの数々美味しい名古屋を食べに行こまい 榊こつぶマウナケア出身地に近いひいき目かもしれませんが、名古屋は日本で最も食品系名産品が多い都市だと思ってます。古いところだと、ういろ(う)に味噌カツ、きしめん。新しいところだとコメダ珈琲のシロノワールとか。そんな美味しくもあり、微妙でもある名古屋メシの数々を紹介するのがこの作品です。私にとっては懐かしいものばかり。有名な手羽先やひつまぶしは日本全国で食べられますけど、最初に紹介している「スガキヤ」のラーメンなんかは全国的には無名なので、ぜひ現地で食べてほしいと思う逸品です。描いてある通り安いし、ショッピングセンター内に多いので見つけやすいし、「ヘビでダシをとっている」という都市伝説も話のタネになるし。高校生のころ学校を抜け出してよく食べていた、鉄板スバゲティの「イタリアン」なんてのも青春の味ですね。などなど、紹介されている名古屋メシは地元に住む著者が選んでいるようなので、名古屋圏出身者の体験ともピタリと重なるよくできたラインナップです。地元を離れてしまった人に読んでもらいたいなあ。バリスタを目指したくなる爽やかな物語!バリスタ 花形怜 むろなが供未ななしきょう10月1日はコーヒーの日ということで思い出した作品。主人公の香樹はコーヒーに並々ならぬ想いを持っていて、中学生の頃からコーヒーをイタリア風に「カッフェ」と呼んでいたほど。 https://res.cloudinary.com/hstqcxa7w/image/fetch/c_fit,dpr_2.0,f_auto,fl_lossy,h_365,q_80,w_255/https://manba-storage-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/book/regular_thumbnail/144679/63981935-64e7-4f2e-b842-fc7065f68baf.jpg 最初は本場イタリアで働いていた香樹が日本のカフェで働くことになるのですが、雑用メインの見習いから上り詰めていきバリスタの大会に出たり、新店舗の参考に京都でお茶や焙煎について勉強したり、とある事件を受けて仕事もコーヒーもやめて知らない町の場末のスナックで働いたり…。 **マンガらしくドラマチックなストーリーではあるけれど、コーヒーの文化や知識は本物が描かれ決して非現実的ではないところが魅力的。**主人公が前向きで爽やかで熱い性格なので、読んでいてすごく安心できるし気持ちがいいです。 バリスタという職業・コーヒー・コーヒー文化を具体的に知るのにもってこいの1冊です…!! https://piccoma.com/web/product/6706?etype=episode https://www.bookbang.jp/article/531741 完成度が抜群に高い遠い食卓 イシダナオキstarstarstarstarstarひさぴよ「ビッグコミックの読切に載ってそうなマンガだなあ」というのがアフタヌーン誌面で読んだ時の印象。同じアフタヌーン作品で言えば、豊田徹也の「珈琲時間」に近いテイストでしょうか。味のあるキャラクターたちと、生活感の溢れた風景、そして庶民的なおいしそうな食べ物の数々。一色まこと作品が好きな人とかにおすすめです。食にまつわる短編集は、世の中に数多くありますが、これは完成度が抜群に高いです。個人的にはずっと手元に置いておきたくなる本の一つ。 各話が微妙にリンクしながら物語は進み、クライマックスの九・十皿目「浅い茶筒」まで、笑いあり涙ありの全1巻の道中です。この本は電子書籍でも買えますが、できれば紙の本で読む方が作品の良さを感じられると思います。食事は自由!めしにしましょう 小林銅蟲まさおご飯を作るって自由って頭に雷が落ちた漫画です。美味しいものや好きな物、まとめて食べたら美味しいやん!って理論をブンブン振り回す主人公は読んでて気持ちいい!むちゃくちゃ面白くねーか?花板虹子 笠太郎starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男何気なく試し読みして1話読んだけど、むちゃくちゃ面白い。 料亭漫画だと「味いちもんめ」の初代シリーズが至高だと思ってたけどこれもおなじくらい面白い。 女性が主人公なので男社会の料亭での苦労が現実にありそうな感じで書かれていたり良い感じで人情話もあってよかった。 面白くて一気に全巻買ったけど、こっちのバージョンはどうも完全版ではなく、途中までしか出ていない版なので、花板虹子【合冊版】を買った方がいいぞ!! 大食いで高校日本一を目指す大食い甲子園 土山しげるマウナケアタイトルそのまんま、大食いで高校日本一を目指すという作品ですが、もちろん日本の高校はおろか世界中どこを探しても大食い部なんてものはなく…。そんなトンデモな設定にもかかわらず、真正面から描く大真面目さにまんまと乗せられてしまいます。過去に傷をもつ新監督が、凋落した名門校大食い部を立て直すべく、新メンバーのスカウトに奔走。弁当10個を500ミリペットボトルのお茶1本で食うという大食いの素質ある生徒を口説き落とし、5人の部員を揃え大食いの特訓を開始する、とやっていることは現実から微妙にズレてますが、筋立ては立派な熱血ストーリー。4キロ入る胃袋にする練習メニューや、次々にでてくる精進料理を食べつづけ、滝の中に流れる素麺を食うという合宿など、あるかもしれないけど、いや絶対ないよ~、という特訓の数々に感覚を狂わされます。私、本当にできるんじゃないかと思って5分で10個のおにぎりに挑戦してしまいましたよ(無理無理)。「この一杯に青春をかけろ!!」なんてのは高校生の特権、ってわけでもないですねやっぱり。食文化のありがたさを身をもって教えてくれる玄米せんせいの弁当箱 魚戸おさむ 北原雅紀マウナケアこのタイトルにこの表紙だと、弁当を扱う食マンガと思われがち。確かに食マンガであり弁当ネタも多く出てはきます。ただ、私はむしろ教育的な部分が大きい作品だと思うんです。主役は國木田大学農学部のちょっとかわった講師・結城玄米。この人、授業にぬか床を持ちこむは、大学に勝手に畑は作るは、やることなすことマイペース。ですがその正体は食文化史のエキスパート。「食べることは生きること」という信念に基づいて、一家で囲む食卓の大切さや、食べ物に対する感謝の気持ち、食文化のありがたさを身をもって教えてくれる、言動一致の人。そして彼の想いは関わる人たちにしっかりと受け継がれていきます。それは母親への気持ちの変化であったり、郷土料理の本質を深く知ることであったり。それを通して教え子たちが成長していく過程が感動的で、うらやましくもあります。押しつけがましくないのに、すっと人の心の中に入ってくる玄米先生の授業だったら、何度でも受けてみたいですね。私も農学部出身なので、もしこんな先生がいたら今ここでこの原稿を書いてはいなかったかも。宇宙人女子たちの地球グルメ漫画クミカのミカク 小野中彰大さいろくコンビニでカップラーメン買う回で方向性が定まったなーと感じた。ゆるーく読む分にはとても優しくていい意味で灰汁がない(と私は思う)ので読みやすく、日常系ほのぼの作品として好き。 グルメ漫画と言うとちょっと見劣りするかもしれないけど(土山しげる先生やダンジョン飯なんかを基準にすると)主題が宇宙人女子が地球の飯を食うだけなのでそこもまたゆるくていい。 青春映画のような爽やかさ!リトル・ロータス 西浦キオぺそ完全に表紙買いした漫画です!ベトナムの街並みや屋台の料理がすごく素敵で、俊介とセンの関係が清く爽やかでまるで映画みたい! 家で薄着だったり、朝に練乳を入れたコーヒーを飲んでいたりサラッとベトナムの習慣が描かれているところがすごく好き。 まだ1巻までしか読んでないけど、俊介がベトナム人に認められるベトナム料理を作れるようになって、お店を開くことができるのか気になります…! 読むとベトナム料理が食べたくなること間違いなしの1冊です。 (画像は7話の手間がかかるフォー)四角四面な性格の主人公が忘却するほどの食を追及する悲喜こもごも忘却のサチコ 阿部潤名無し※ネタバレを含むクチコミです。とても心地の良い探検散歩もの 谷口ジロー 久住昌之マウナケア散歩、というか探検なのかな? 今はもう無理ですが、昔は2年ごとに引っ越しをしていて、そのたびに新居の周りを歩き回っていました。人が多く住む場所には必ず商店街があって、眺めて歩くだけでも楽しいし、ちょっと大通りを外れると、雰囲気のある喫茶店やカウンターだけのおいしいラーメン屋を見つけたりして、得した気分になったり。ワクワクしながら半年くらいかけて歩き倒したものです。そんな経験があるせいでしょうか、この作品の世界観はとても心地良いものでした。勤務中の空いた時間や休日に、主人公が歩いた都内各地。吉祥寺や井の頭公園など、人気スポットではあるけれど観光目的ではなく、あてもなく歩いておもしろそうな路地があったら横道にそれる。そこには時代にとらわれない一角があったり、懐かしきものがあったり。ただ淡々と描かれた八話の小編ですが、なかなかの掘り出しものです。欲を言えばあとがきにある中野ブロードウェイの屋上庭園も描いてほしかったですが、これを読んだ後ではあてもなくという趣旨に反してしまいますね。少し残念。 これは是非単行本で読んでほしい作品リサの食べられない食卓 黒郷ほとりsogor25表紙に描かれている主人公・リサはお嬢様。彼女が住み込みで働く男・冬真のためにオムライスを作るが、それがどう見ても真っ黒。どうやら味見もしてないらしい。当然の如くクソ不味いわけだが、彼女はそんなことお構いなしに「今度は私の番」と冬真の首筋に噛みつき血を啜る。 そう、彼女は吸血鬼。だから『リサの"食べられない"食卓』なのである。 …というのが、冒頭10ページの内容。試し読みで1話を読んだ私は「なるほど、料理の味が分からない吸血鬼のお嬢様と彼女に捕まってしまった男とのメシマズ料理コメディなんだな」と察知する。 しかし、単行本を購入して2話以降を読み進めると、どうも様相が変わってくる。リサは吸血鬼であり、料理が下手。そのベースは変わらないのだが、話はどんどん予想外の方向に転がってゆく。そして1巻の最後になると、話は思ってもみないところに着地を決める。 ただ、それまでの過程で紆余曲折があったために予想を超えているように見えたけど、改めて1話を読み返してみると実は1話のオチから大きくは離れてない着地点に辿り着いていたことに気付かされる。 少なくとも1話の試し読みからは想像できない作品になっているのは間違いないので、試し読みで気になったひともそうでない人も、是非この1巻通しての展開のダイナミズムを感じてみてほしい。 1巻まで読了。いつのまにか読み終わった...胃食・道源 土山しげるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男寺に修行に来た人間を料理で治す「道源」が主人公。何気なく読み始めて面白いなと思ってたら2話で終わった。 2話のみ収録で他の短編などは入っていなかった...ラブコメなの?これあの人の胃には僕が足りない チョモランやむちゃ思ってたのとちがーう!大食いのお姉さんにボクが料理してあげて最終的にはボクがお姉さんごといただきますっていう筋だと思ってたのに! 面白かったからいいけど!始まってわずか18ページで「ラブ」とはかけ離れた存在でてきてマジでファッ!?てなるよ 予想外の内容だったが楽しめた味極道料平 たがわ靖之マンガトリツカレ男「パチンカー血風録」の作者だからむちゃくちゃな感じだと思ってたが、上京した主人公 味倉料平が味極道の親方・不知火に鍛えられてる修行の日々を送りその修行も厳しい中にも師匠の優しさが入ってる良い話ばかりだった。 日本の三大和牛生産地を巡るルポ漫画和牛○○の小池サン 冨澤浩気 小池克臣マンガトリツカレ男冨澤浩気は「戦渦のカノジョ」を書いた作家だから知っていたが小池克臣の方は全く知らない状態で読んだ。 とりあえずわかったのは「小池克臣」はすごい牛肉が好きだということ。 最近肉や肉好きな人物を扱った漫画が多いが一体どれが一番正しいことを書いているのか?と考えてしまった。 <<5455565758>>
ガチで同年代アラサーでありますが最近スパークリング系しんどくなってきて日本酒いいなぁと思ってます。 ワンカップとヅケマグロとすりおろしたワサビ!それを家飲み!最高では?! ワサビはすりおろすとなぜかそこまでツンとしません。ヅケマグロ、ヅケアボガド、煮卵と自分も作ってしまうので共感しかない…。 酒と肴とオフィスラブ! 飾らないけどキュンときて共感できる社会人読め読め漫画。 お酒片手に読みたい本〜!