食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<5253545556>>仲直りのゼリーキッチンのお姫さま 安藤なつみ 小林深雪オムライスポテトサラダに塩でティアラをのせるところ、15年以上前でも鮮明に覚えていました。なじかちゃん寮にはいるところの寮母さんのお下がりのワンピースがかわいいかわいい。安藤先生の描くお洋服が大好きです。ゆるりごはん縁側ごはん 河内遙222ゆるりとした雰囲気が心地よい。思い思いに、好き好きに、自由に、たまに追憶を味わいながら、みんなで楽しくごはんが食べたくなってくる。 まさに「胃のまま」いのまま オカヤイヅミnyae必要以上の無理をしない、自分自身を満足させる術を知っている、そんな大人に憧れます。 子供の頃の制約が多くて狭かった世界と比べ、大人は良いぞ、自由だぞと語る著者。確かに子供の頃には得られなかった自由が大人にはあるけど、その自由を使いこなしている人間はどれだけいるだろうか。 この漫画はまさにそこが「意のまま」であり、「胃のまま」である。 それはそうと、坦々そうめんが超うまそうだった。 肉味噌を常備しておくだけで理想の生活に近づくような気がしないでもない。 廃墟でメシを探す廃墟のメシ ムジハ名無し完全食品コモンブレッドによってかろうじて生き残った人類。けれど探索師のハルカはコモンブレッド至上主義の「教会」の目を掻い潜り、廃墟を旅をする。目的は勿論、ご飯。食の知識が喪失した廃墟だらけの世界にメシはあるのか?という話。 かなり高水準のクオリティでSF×メシをやってくれるので楽しい。続きが楽しみ 等身大の食エッセイしょうゆさしの食いしん本 スケラッコnyae美味しいものは美味しい!そうでもないものにはそうでもない反応をする(なら美味しくなるにはどうするかを考える)、とても等身大で親近感がわくエッセイでした。今まで読んだ食エッセイ漫画の中でいちばん好きかもしれません。 大げさに表情だけで美味しさを表現する漫画よりも、リアルな生活感が伝わってきて好印象です。 スケラッコさんは「自分で作る」ことにこだわりがあるようで、食べたいと思った時に食べたいのもを作る!という率直な行動は憧れるのですが、ブリトーやピザを生地から自作したり、小豆を炊いてあんこを作ったりとなかなか真似するにはハードル高いぞというものもあります。 ただコンビニのブリトーにハマってた時期は自分にもあったので、一話目から共感指数がすごい高かった。笑 料理という行為が、必要に迫られてするものではなく自分の欲を満たす手段というか、好きな時に好きなものを…という気持ちの良い素直さの先にあるんだなと読んでて思いました。自分は特に、料理は年に数回しかしないもののストレス発散になるのですが、この漫画を読んでいると自分は料理してないのになんだかストレスが軽くなるような気がします。 あくまでも姿をしょうゆさしで描いているだけなので、手巻き寿司の回で醤油を忘れてしまい、買いに行っている姿は矛盾してるんだかしてないんだかわからず、シュールでした。少女と博士の食卓風土記高杉さん家(ち)のおべんとう 柳原望あうしぃ@カワイイマンガ母・美哉を亡くした久留里と、彼女を預かる美哉の甥・温巳。彼はかつて美哉に「捨てられた」過去があった……美哉の共通の思い出を「食」に見出しながら、毎日の弁当と食卓を積み重ねて家族になろうとする、二人の日々の営みの物語。 ----- 研究者として職を探す高杉温巳。彼の専攻は「地理学」である。 近代地理学の祖・フンボルトを引き合いに出しつつ温巳は、久留里と美哉を「全部見る」事で、二人ときちんと向き合おうとする。 それはかつて、家族として家事をしてくれていた美哉に甘え、酷い態度を取ってしまった後悔からだった。温巳の頑張りは空回りするが、久留里は彼を信頼し、二人は少しずつ、家族になっていく。 そんな日々を描く本作は、登場人物の姿勢を超えて、作品そのものが、フンボルト的「全部見る」方法論で描かれている。 この作品では ●久留里と美哉と温巳の家族物語 ●久留里の学校、友人、恋愛事情 ●温巳の属するアカデミズム界隈 ●中部地方の地理学的案内 ●高杉家の食卓→弁当のレシピ と、盛り沢山の内容を、有機的に関連させつつ纏めており、一話の内容はかなり濃い。 ほんの六年間でも、毎日の事象を結び付けつつ積み上げる事で、温巳と久留里の絆は、次第に確かなものとして描き出され、読む側は思い入れを増してゆく。 (美少女とひとつ屋根の下的な)ファンタジーなあらすじからは想像のつかない、細やかさと温もりのある「記述」の積み重ねに、強くこころを動かされる、そんな作品。 地理好き、中部地方好き、昆虫食好き、弁当や日常の食卓にアイデアが欲しい等、様々な興味からこの作品に触れて欲しい。人が死ぬ時代でなければ描けない料理漫画堤鯛之進 包丁録 崗田屋愉一名無し※ネタバレを含むクチコミです。 テンポ良すぎ!極主夫道 おおのこうすけ猫あるく極道から主夫になった主人公のドタバタ奮闘っぷりに癒されながら笑わされちゃいます! ど天然の主夫ヤクザにツッコミながら読んでたらあっという間に1冊読み終わっちゃった! 酒漫画の定番BARレモン・ハート 古谷三敏霧兵衛良かった点 ・1話完結で読みやすい ・難しい内容ではないので寝る前に読むのにちょうどいい 総評 ・古谷三敏のうんちく漫画はどれもいい和装イケメンの書生さんがいる日常川越の書生さん 幹本ヤエsogor25舞台は小江戸川越、実家の芋菓子屋に戻ってきた女子大生・香南の目の前に現れたのは、見知らぬ和装イケメン・和数馬。そして唐突に始まる始まる2人の(実家での)同居生活。 小江戸横丁の町並みとハリセン代わりのふ菓子棒を背景に広がる、袴姿の書生さんがいる日常。ただ残念ながらここは埼玉、そう簡単にラブコメ展開になるわけがなく、実家に戻ってきた香南のやさぐれと川越のローカルネタ多めの構成でお送りするこの作品。 それでもなんだかんだで香南と和数馬の親密度は緩やかに上がっていき、その様子を微笑ましく見ていられる。というか和数馬がとにかく姿もメンタルもイケメンで、彼のことを眺めてるだけでも癒やされる作品。 1巻まで読了 35歳、男やもめの物語猫又まんま 保松侘助名無しなので決して腹を抱えて笑えるとか、明るく楽しい気持ちになるような話ではないのですが 人の人の関わり合い、心理描写が緻密に成されているので読み進めているうちにグッと引き込まれるような力を感じます。 主人公の 愛する妻を失ってしまったことによる無気力、そこからの「生き残った者は自分の人生を真摯に重ねていくべきである」といった決意を得ていくまでの変化には目を見張るものがあります。 全2巻とコンパクトに収まっていますが、とても美しい結末を迎えていますし 最終話を読んだ後に敢えて第1話を読み返すと驚きすら覚えるかもしれません。 悲しみから目を背けるわけじゃない。 それはそれとして受け入れるからこそ 人は何度でも立ち直れる。前を向ける。 そういう気持ちを教えてくれた作品だと思っています。 環さん(主人公の妻)、したたかなところがすごくかわいい。 おすすめです。3人の展開とどんな料理が出てくるのか気になる!かしましめし おかざき真里Pom 美味しいご飯食べると元気になり、皆で食べるご飯は更に美味しさが増す。食べて皆が笑顔になるシーンにはとてもホッコリした。 料理はモヤモヤを吹き飛ばすのにいい方法。には共感! おかざき真里さんの描く絵は美しく美男美女でドキドキしてしまいました。 順調!?に見える3人暮らしがどうなっていくのか、どんな料理が出てくるのか次巻以降も楽しみな作品。恋愛もパン作りも料理も通ずるものがあるのかも。Bread&Butter 芦原妃名子Pom 34歳柚季と39歳原洋一、二人の恋愛と成長物語。 二人の会話に奥深さを感じたし、共感する部分も沢山あった。 暗くなりがちなところを逆にコミカルに描いていた印象で、読みやすかったし受け取めやすかった。 パンが何よりも美味しそうで、料理も恋愛も深いなあと感じたお話でした。 ニッチな題材だけど唆られる…本日のバーガー 花形怜 才谷ウメタロウ名無しハンバーガー漫画ということで範囲狭くない?と思ってしまう。 いやいや、ハンバーガーってアメリカのみのカルチャーフードじゃないそうなのです。 それは食べてみたいと思わせるハンバーガー多数。着眼点がニッチだけど唆られるのです!死ぬまで恋は必要だ、男も女もGENTE オノ・ナツメさいろくとはルチアーノの言葉。ルチアーノのとは表紙の一番←の青いキャラ。 オノ・ナツメ作品を読み返しながらクチコミ書いていこうと思ったけどGENTEはその中でも少し異色。 連載誌のカラーが出ていると言えばなるほどという感じではあるんだけど。 簡単に言うと老眼鏡の初老のカッコいいオッサンを好む妻のため、新しいリストランテのオーナーであるロレンツォはスタッフを老眼鏡のベテランだらけにしてしまう。 いわゆる"枯れ専"のための作品なのだけどこれがまた素晴らしい。勝手に彼らの背景をいっぱい想像しながら妄想しつつ読んでいくと最高の作品と思えてくる。 GENTEはそんな枯れ専や腐女子にもオススメ。肉欲は内に秘めるのがやはり良い肉女のススメ 小鳩ねねこ名無し肉とは、テンションがあがるもの。 それはわかる。 だが、漫画やTVではストレートな表現が多すぎる。 過剰に「ウマイッ」とか「喰いたいっ!」とか 叫びまくったりするシーン。 そういうのは嫌いだ。 本音なんだから、といわれればしょうがないが、 明らかに演出としてオーバーリアクションを しているさせていると感じてしまうと、しらけてしまう。 TV番組とかで食レポ担当がやたらと 「うまそー!」「食いてえー!」 とか叫ぶのを見せられると興ざめしてしまう。 「肉女のススメ」は、その辺が適度で良い。 結局は「お肉サイコー」という内容で ちょっと演出過多な絵も出てきたりするけれど、 自分には許容範囲内。 とりあえずは色々と女性らしい理由で 「肉を食べたい」という心理を周囲に気づかれまいとする 感じから物語が始まるし。 そしてそうやって内に秘めたるがゆえに 「肉欲」がより膨れ上がってしまう、というのが良い。 で結局は秘めきれずに、暴飲暴食してしまった、マズッた! こーゆーのが良い。 それと話がすすむにつれてそれぞれの「肉女」達が 少しづつ少しづつ仲良くなっていくのも良い。 仲良きことは美しきかな、それがいずれも美女で、 あくまでも肉欲を内に秘めつつ、というのが良い。 これが 「キャー、アナタも肉好き! 私もそうなのよー、行こ行こ、焼肉行こ!」 じゃ、駄目なんです。 逆に 「私、お肉駄目でえ、サラダ頂きますね」とか 「お肉食べるなんて生き物がかわいそう」とか論外。 こういう感覚は人それぞれで許容範囲が違うとは想うが、 とりあえず私はこの漫画は許容範囲内で面白かった。 あと、女性が肉を食すシーンでは、 多少エロっぽく描いている感じはやはりあるが、 まあそれも許容範囲内で良い。 というか私はソッチの許容範囲はもともと広いし(笑)。 はむり町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味 鈴木マサカズnyae町田生まれ町田育ち、そして町田で死んでゆく(となぜか決まってる)アラフォーおっさん二人組の町田呑み漫画。 幼馴染のおっさんふたりがただただ食べて飲んで他愛のない話をしてるだけ。仲が良くて微笑ましい。見た目はおっさんだけど頭の中はそこまで古くない43歳という絶妙な年齢がポイント。 なにか口に入れるとき「はむり」と書くのが地味にツボでした。 ちょっと喧嘩しちゃったときに、馴染みの中華屋で同じテーブルに餃子おかれて一緒に食べろって言われた回が特に良かった。 各話のおわりにある著者のコラムも必読。なんとなくほんわかとした人柄が現れているような癒やし系コラムです。一つだけ願い事叶えてくれる小さいポッチャリおじさん。ジョナ散歩 ケイケイPom 妖精のイメージは小さくて細くてティンカーベルのような可愛さをイメージするのだけど、このお話に出てくる妖精ジョナサンは小さいポッチャリメガネおじさんで思ったことハッキリ言うし一つだけ願い事叶えてあげますって言って伝えたら、その願い事でいいのですか?と聞き返してしまうし、まるで可愛くないのだけど何故か憎めないし、可愛く見えてきてしまう。 そして読んでいくうちにジョナサンに少しだけ癒されていきました。笑サンデーで連載再開銀の匙 Silver Spoon 荒川弘名無し結構長い間連載が止まっていたけど、サンデーで連載が再開した。普通に前回からの続きが描かれているのでちょっと内容を忘れているところもあるが、だいたいいつもの感じで、八軒たちのクリスマス付近の話だった。 単行本は8月18日に出るらしい この面白さをなんといったらいいのか諸国グルメ放浪記 原恵一郎 青木健生starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男絶妙に面白い料理バトルマンガなんだよな。 主人公は後世にまで残る料理書を作るためにうまいものを求めて旅をして人情ありうまそうな料理ありで読んでよかったマンガだ キャンプ始めたい人にはうってつけふたりソロキャンプ 出端祐大aicoキャンプ好きな人やこれからキャンプをしたいと思ってる人にはうってつけの漫画!キャンプの醍醐味を知れるし、知識も増える!個人的にはキャンプ料理のレシピがちょいちょい出てくるのが嬉しいです!ちはやふるの作者、末次由紀らしいショコラティエクーベルチュール 末次由紀名無しちはやふるの作者、末次由紀の前作。 短編がうまい…! 天才って最初っから天才の片鱗が見え隠れするんだなぁ、と。 芝居がうまいのもそうですが、主人公を中心に置いて人と関わりあうことで本人の心情が上向きになるその過程がうまいと思うんですよね。 押し付けがましくもなく、読み手として見ていて恥ずかしくなったりもしない。 同じくショコラティエ漫画に西洋骨董洋菓子店も失恋ショコラティエもありますが、テーマ同じで別の作者に描かせるとその人の得意な部分、もとい、味が出ますよね…。 色んな意味で「ラーメン」な漫画ラーメン王子 阿部潤 大崎裕史名無し※ネタバレを含むクチコミです。先の展開が気になりますね。かろりのつやごと 小田ゆうあPom 風月(かろり)かわいい!まだまだこれから風月の秘密が出てきそう。 青山くん、真っ直ぐな性格素敵だけど誰に対しても悪気ないから、怖い存在になる人もいるのかなと思いつつ。。1巻でまだストーリーより人物像のが主だけど、これからどうゆう展開になっていくのか気になります!<<5253545556>>
ポテトサラダに塩でティアラをのせるところ、15年以上前でも鮮明に覚えていました。なじかちゃん寮にはいるところの寮母さんのお下がりのワンピースがかわいいかわいい。安藤先生の描くお洋服が大好きです。