出身地に近いひいき目かもしれませんが、名古屋は日本で最も食品系名産品が多い都市だと思ってます。古いところだと、ういろ(う)に味噌カツ、きしめん。新しいところだとコメダ珈琲のシロノワールとか。そんな美味しくもあり、微妙でもある名古屋メシの数々を紹介するのがこの作品です。私にとっては懐かしいものばかり。有名な手羽先やひつまぶしは日本全国で食べられますけど、最初に紹介している「スガキヤ」のラーメンなんかは全国的には無名なので、ぜひ現地で食べてほしいと思う逸品です。描いてある通り安いし、ショッピングセンター内に多いので見つけやすいし、「ヘビでダシをとっている」という都市伝説も話のタネになるし。高校生のころ学校を抜け出してよく食べていた、鉄板スバゲティの「イタリアン」なんてのも青春の味ですね。などなど、紹介されている名古屋メシは地元に住む著者が選んでいるようなので、名古屋圏出身者の体験ともピタリと重なるよくできたラインナップです。地元を離れてしまった人に読んでもらいたいなあ。

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