歴史マンガの感想・レビュー1574件<<1617181920>>いろんな意味で謎だ・・・刀剣乱舞~日本号つれづれ酒~ 岡村賢二 「刀剣乱舞-ONLINE-」より (DMMゲームズ/Nitroplus) 「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMMGAMES/Nitroplus) 「刀剣乱舞ONLINE」より(DMMGAMES/NITROPLUS)マンガトリツカレ男ちなみに俺は刀剣乱舞のことをほとんど理解していない状態で「岡村賢二」と「刀剣乱舞」という組み合わせに興味を惹かれて読んだ。 これしか読んでいないので「刀剣乱舞」の知識が間違ってるかもしれないがわかる範囲で書いていく 刀に宿った付喪神が擬人化されたキャラクターが飯を食う漫画で、毎回刀の元の持ち主のエピソードが会話に入ってくる。刀のエピソードなどに詳しかったらが一段と楽しめると思うね・・・ 新・影狩りの感想 #推しを3行で推す新・影狩り さいとう・たかを 岡村賢二マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 影狩りの新シリーズなのか、それともリメイクなのかよくわからんな。昔の影狩りでみかけた「忍鴉」があったし村人全員を殺して入れ替わるが子供がいないことに気づいた話もあったが全く知らない話もあった。 ・特に好きなところは? あいかわらず日光が日光らしいところ。さいとう・たかを版に比べて多少まともな感じはした ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 影狩りを読んでいなくても楽しめます。影狩りでも書きましたが時代劇の「三匹が斬る!」シリーズが好きな方にはおすすめです。 笑顔で闘う少女のモンゴル帝国史 #1巻応援天幕のジャードゥーガル トマトスープあうしぃ@カワイイマンガ屈辱の中で少女は、溢れる怒りを抑えて笑う。その時彼女は歴史物語の主人公として、闇の魅力を放つ。 虐げられた者の歴史を、強烈に印象付ける。イランで学者家系の家に奴隷として連れてこられた少女は、そこを失いモンゴルに送られ、王子の妻に仕える。いつも大切な基盤を奪われながら、移動先で厚遇されてしまう彼女の尊厳は、複雑に引き裂かれている。 悲しみ、強い怒り、嫉妬。そんな彼女の暗さを押し込めたしたたかな笑顔に、心臓を掴まれる。 彼女を支えるのは学問。それは人生の指針でもあり、出世の道具でもあり、知らない世界への好奇心。数学や科学をモンゴルに持ち込む彼女が何を起こすのか……揺れるモンゴル帝国で彼女の心も、かなり大きく揺れ動きそうな予感がある。幕末一撃必殺隊のコミカライズいちげき 松本次郎 永井義男ナナシ永井義男の幕末一撃必殺隊のコミカライズだけど松本次郎のアレンジが効いていてちゃんと松本次郎作品になっている。 ストーリーは幕末に出現した御用盗と呼ばれる薩摩藩の武装集団を撃退すべく、金と地位を餌に集められた百姓たちが6日間の訓練だけで実践に放り込まれていく話。 百姓による武士集団というと新撰組が思いつくけど、新撰組の島田幸之助が早速登場している。 まだ1巻だが、理不尽すぎる元百姓たちへの同情や期待から作品的にもこれからが楽しみな作品。 「蝶のみちゆき」「ニュクスの角灯」につづく長崎三部作の最終節 #1巻応援扇島歳時記 高浜寛starstarstarstarstarかしこ高浜寛先生は長崎を舞台にこれまで二つの作品を描かれてきました。手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞された『ニュクスの角灯』は有名かと思いますが、一作目は長崎・丸山遊郭の遊女である「几帳」が主人公の『蝶のみちゆき』です。今作の『扇島歳時記』はこれら長崎三部作の最終節になります。時系列で言うと『蝶のみちゆき』『扇島歳時記』『ニュクスの角灯』になりますが、読む順番はあまり気にしなくてもよいと思います。むしろ未来から過去にさかのぼって読んでいくのもありかもしれません。『扇島歳時記』で主役になるのが全作品に共通して登場する「たまを」で、遊郭で生まれ育った彼女が大人になるまでの物語なのですが、他の二部作をすでに読んでいて先の展開を知っているからこそ、どう繋がっていくのか楽しみです。個人的には『蝶のみちゆき』が大好きなので「几帳」が登場してくれたら、もう他に何も言うことはないくらい嬉しいのですが。二代目雲盗り暫平の感想 #推しを3行で推す二代目雲盗り暫平 さいとう・たかを 土光てつみstarstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 絵が「どチンピラ」の人なのか。二代目雲盗り暫平のお蘭と各話に登場する女性キャラクターの区別がつきにくいな。形が決まってきて最後に暫平とお蘭の喧嘩パターンの方が好きだな。雲盗り暫平の最終回で息子がいる展開だったと思うが娘になっていたのは気になるね ・特に好きなところは? 汚名を盗るの回。初代雲盗り暫平にありそうな渋い回だった ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 雲盗り暫平を読んでいなくても特に問題もなく読んで楽しめると思います 渡辺多恵子先生の新作読切早春賦【マイクロ】 渡辺多恵子名無し舞台は明治時代。妹の縁談がなかなか決まらないことに焦っている兄がいました。実は兄は養子なので2人に血の繋がりはなく、妹は兄のことが好きだったのですが、兄はそんな妹の気持ちに全く気づいていません。 よくある少女漫画らしい設定ですが、さすがベテラン。最初から最後まで面白く読みました。見た目に反して兄の友人の芹川がいいヤツだったおかげでハッピーエンドでしたね。面白い読切って続きが読みたくなるので困る〜! おとこ道の感想 #推しを3行で推すおとこ道 梶原一騎 矢口高雄 高森敦子starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 色々あったから方向転換があったんだろうなと思わせる感じだった・・・結局おとこ道とはなんぞやというのは気になったまま終わった ・特に好きなところは? 美影キャプテンのモダンジャズ剣法となかなか強引な終わり方・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 矢口高雄のマンガがものすごい好きだったり梶原一騎原作を全部読むという強い意志がある人にはおすすめですが、なんとなく今日寝る前に読むマンガを探しているような方にはおすすめできない 鬼滅、どんどん面白くなってきてない?(なんでもトピ)鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し正直、絵柄とかがジャンプっぽくなさすぎて、打ち切られるだろうな・・・って思ってたらもう5巻まで出ているし、どんどん面白くなってる。このまま長期で続いて欲しい。今面白いところだし。「ヤマト編」の感想です!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン黎明編に引き続き、ヤマト編を読みました。 時代としては手塚治虫公式サイトによると、4世紀頃とのこと。物語としては、ヤマトタケルインスパイア(オリジナルの方を知らないのでどれくらい下敷きになってるのかわわかりませんが)です。 黎明編の最後で崖を登って旅立ったタケルが出てくるのですが、それが80年前とのことなので、前作は3世紀の設定ですかね。黎明編には卑弥呼が出てきて、卑弥呼は242〜248年ころ没とのことなので、大体そんな感じかもしれません。 黎明編のタケルが外界に出て作った国の名が「クマソ」なのですが、これはタケルのお母さんが生まれ育った国の名と同じで、黎明編で滅ぼされてしまっているのですが、同じ名前をつけているところがすごくジーンときました。 長さ自体は結構短く、1時間もあれば読み終わってしまうのですが、体感としてはかなり内容が濃く、読み終わった後の充実感がありました。 印象に残った一コマは、オグナがかなりサイケデリックな背景の中、火の鳥に笛を聞かせているシーンです。P-FUNK系の曲調だったのでしょうか。 作品のメッセージ自体は「生きる幸せとは」といったかなり壮大なものですが、作風がかなり砕けており、すごくわかりやすく読みやすいので、お子様にも安心してオススメすることができると思います。 次回は、作中の時系列で読み進めるということだと、「太陽編」の半分くらいが7世紀なのですが、もう半分が21世紀なので、前編8世紀頃の「鳳凰編」とどちらに進むか迷います・・ 「黎明編」の感想です!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビンhttps://manba.co.jp/free_spaces/39031?page=1 こちらで火の鳥が話題になっていたので、何度目かの再読を始めました。 読む順番については、今回は作品中の年代順(発表順ではなく)で読んでいこうと思います! まずは黎明編を読みました! まずはなんと言ってもストーリーが最高にいいですね!どこがというより、単純におはなしとして面白い!色々な意見があるとは思いますが、僕は何よりも「おはなしが面白い」ことを求めてマンガを読んでいるので、やっぱり何度も読んでしまいますね。 絵に関しては、特にめちゃ精緻な描き込みがされてるとかではないですが、所々で出てくるページ内で左右のコマ割りをせずに4コマみたいな感じで見せるところや、大きいコマを使ったりや、なんか眩しい感じであんまりよく見えない感じでの描写とか(上手く説明できないんですが、わかりますかね・・・)、現代の作家さんでもやってないような斬新な見せ方がすごく効果的で、ストーリーの面白さも相まってグイグイ惹きつけられます! (全然マンガの技法や絵の技術などについて詳しくはないのですが、素人意見で失礼しました・・) ちなみに一番印象に残ったシーンは、ナギが猿田彦の鼻をチューチューするシーンです! これは「こういうジャンルが好きな方にオススメ!」とか「〇〇が好きな方にオススメ!」とかではなく、読んだことがない方全員に自信を持ってもってオススメすることができるので、読んだことのない方はぜひ試し読みからでも読んでみてください!Z世代の方でも全然面白いと思います!!!「煙と蜜」感想煙と蜜 長蔵ヒロコニーナ家同士の打算的な事情により18才差の許嫁となった2人。にも関わらずこの物語が多くの支持を得ているのは、文治が良識ある大人として真摯に姫子の成長を見守っているから。そして姫子の方も、そんなコワモテ軍人の文治の優しさを感じとり一途に慕っている。究極の純愛物語なのだ。「るろうに剣心」感想るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版 和月伸宏ニーナ※ネタバレを含むクチコミです。 「Dの魔王」感想Dの魔王 柳広司 霜月かよ子ニーナクールなスパイ物。お国のために潔く死ぬことを良しとする戦時下の陸軍の中で異質な存在のD機関。彼らを率いる伝説のスパイ結城の教えは「死ぬな、殺すな」。暗躍するスパイにとって、人の注目を集める死は最悪の選択である、と。だからこそ静かに自分の役目をこなす彼らにシビレるのだ。フォントオタク×能書家・小野道風の最強タッグ永見さんの平安フォント道 森飛鳥野愛フォントオタクの就活生・永見游が平安時代にタイムスリップし、かの有名な能書家・小野道風と出会う。 というあらすじだけで心掴まれました。 フォント当てと即興レタリングが特技で文字のデザインを愛してやまない游。 美しくて読みやすく多くの人に伝わる文字を作りたい道風様。 純粋に文字への愛で繋がっている2人のバディ感が魅力的です。さまざまな困難を乗り越えたり、トラブルを解決したり活躍するところをもっと見たかったです。 フォントに詳しくなれるし、文字に対する愛と感謝も深まるし、素敵な作品でした。 連載中に出会いたかったなあ、なんの力もないけどRTとかいっぱいして宣伝したかったなあと思いました。 (游にはあと20話くらい平安時代にいてほしかったので…17話じゃ庶民の識字率上がらないよ…)この発想はなかったトロピカル侍 そにしけんじ名無しハワイ+侍の親和性の高さ! なんか普通に癒されます 非常識が常識になるあとかたの街 おざわゆき名無し昔の常識が今の常識とは限らず、逆も言えます。 常識と思っていたことが今読むと全然違う。 夏のこの時期に読んで戦争とは人間をどういうものにするか考えるのが良いですね…。 思考も思想も変えてしまうし皆苦しむし悲しむ。 漫画になってるとすごくわかりやすいので頭にスッと入ってきます。 説教臭くなく、考える部分は読者に委ねられてる感じが好印象です。連載初期が好きるろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版 和月伸宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。パリの女性達を記述する少女 #1巻応援河畔の街のセリーヌ 日之下あかめあうしぃ@カワイイマンガ舞台は十九世紀、膨張をはじめたパリ。十四歳の少女が老紳士に請われるがまま、さまざまな職業を体験する物語。 端正で美しい筆致で、笑わない少女と職業夫人たち(時に男性とも)の出会いが描かれる。派手な演出は少なく、冷静に描かれることで、少女の心の僅かな機微、理性的で正直な思考と行動、その目で捉えた正確な人物像が伝わってくる。 少女は女性たちと触れ合い、少し何かを渡し、何かを受け取り、記述してゆく。そこには少女の頬の赤みのような、微かでも強いエンパワメントがある。 少女が何かの道を極める物語ではない。その歩みは彷徨と呼ぶのが相応しい。しかし民俗学者の採集のような地道さと、少女特有の丁寧さと鋭さで記述されたその彷徨が、どんなパリ職業婦人記として完成されるのか、考えるとワクワクしてしまう。 華やかなパリで、しずやかに沁みる河畔の街のセリーヌ 日之下あかめ兎来栄寿『エーゲ海を渡る花たち』の日之下あかめさんによる待望の新作です。今回もヨーロッパが舞台となっており、19世紀フランスはパリの物語。前作に引き続き背景の描き込み密度が濃く、実際にパリの街を歩いているような気分に浸れます。 フランス北部のルーアンの隣村からパリに出てきた14歳の少女セリーヌが、パリの人々を書く本を書きたいものの体が不自由になってしまった70の老人から自分の代わりの目と脚となって、パリのさまざまな場所で見聞を広めてそれを報告して欲しいというミッションを請け負う物語です。 ミッションのために、お針子や雑役女中、百貨店の販売員など多種多様な職業体験をこなしていきます。職業マンガを読むのが好きな人も多いと思いますが、知らない世界のことを知るのは楽しいものです。そういう意味では、毎回違った職業体験を通して色々な世界を見せてくれるこの作品は一粒で何度も美味しいです。とりわけ、19世紀のパリということで現代とは多少感覚の違った部分もあり、その辺りのギャップも面白いものです。 そして、本作の特徴としては主人公のセリーヌの性格。非常に受動的かつ生真面目で、言われたことを頑なに守ろうとする一方で、表情に乏しく、空気を読むのは苦手で何を考えてるのか解りにくいところがある少女です。しかし、そんな彼女もさまざまな場所でさまざまな人と交流することによって少しずつ変化・成長していきます。 ひとつひとつのエピソードも味わいが深くしっとりと優しく心に沁み入ってくるので、セリーヌの様子をずっと見守っていたい、この物語が終わらず長いこと見続けてさせて欲しい、そんな風に思わせてくれる作品です。おざわゆき先生のお母さんの実体験あとかたの街 おざわゆきstarstarstarstar_borderstar_borderかしこ名古屋大空襲を生き延びたおざわゆき先生のお母さんの実体験。空襲の前後に大地震があったことなども描かれていて、実際にそこに住んでいた自分と同じ庶民の感覚での戦争体験を感じることが出来た。主人公の家は貧乏だから仲が良かったクラスメイト達が進学した女学校に自分だけ行くことが出来なくて劣等感があったんだけど、学徒労員でも優遇されて戦闘機を作ってる三菱の工場で働いていた女学校の生徒達は真っ先に空襲で狙われて亡くなってしまったエピソードが悲しかった。おざわゆき先生のご両親はそれぞれに過酷な状況を生き抜いて来られたんだな…。5巻の巻末にはこうの史代先生との対談も収録されていました。おざわゆき先生のお父さんの実体験新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 おざわゆきstarstarstarstar_borderstar_borderかしこ当時19歳だったお父さんは東京で大学生をしていて、上野で落語を聞いて下宿先に帰るとお父さんが召集令状を持って迎えに来ていた…というところから話は始まります。しかし一度も実弾を撃つ事なく満州で終戦を迎え、そのままソ連の捕虜にされてしまいます。まだ収容所に向かう途中での畑のじゃがいもを掘り起こして泥がついた生の状態のものを食べるシーンからすでにその過酷さが伺えます。ようやく日本に帰国できた時に見えた緑の山々が美しかったという思い出は、ちばてつや先生もご自身の体験として漫画に描かれていたと思う。実際にあった恐ろしい出来事の話だけど直視できないような描き方はされていないので読もうか迷ってる人はぜひ。元々はコミティアで発表された作品だとは知りませんでした。 とある出版人の戦後台湾史 #1巻応援 台湾の少年 游珮芸 周見信 倉本知明あうしぃ@カワイイマンガ本作は台湾で伝説的児童雑誌『王子』を創刊した、蔡焜霖さんの人生を描いたノンフィクション。戦前の日本統治時代から白色テロ時代、そして現代の民主化した台湾までを通して描く作品は、おそらく今までにないのではないか、と『綺譚花物語』翻訳者の黒木夏兒さんはおっしゃっていました。 全四巻のうち1巻と2巻が同時発売。両方を通して読んでみると、この二冊が同時発売された意味が分かる気がします。 1巻は戦前。台湾語を喋りながら日本語を学ばされる時代を、それでも大家族の中でおっとりと優しく育つ焜霖さんの少年時代は、穏やかなタッチで描かれます。 しかし1巻末、世界は暗転します。 2巻では、謂れのない罪を着せられた、政治犯としての過酷な10年が、暗く・痛々しいタッチで描かれます。 登場する人物も皆、焜霖さんが出会った実在の人物。さまざまな出会いも、大切な人も、容易に奪われてゆく。その悲しみ……とりわけ彼らを失ったのは自分のせいかもしれない、という焜霖さんの苦しみは、巻末の一人ひとりの解説を読むと、いっそう強く伝わるのです。 失われた者や時への焜霖さんの思いが、3巻以降、どのような形になるのか……続きを待ちたいと思います。陽炎の辻 居眠り磐音の感想 #推しを3行で推す陽炎の辻 居眠り磐音 かざま鋭二 佐伯泰英starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 原作を全く読んでなくても楽しめた。ただ3部構成で藩の内紛編、10人抜き編、弓場雪岳編とあるが、一番最後の弓場雪岳編だけなにかがおかしい。wikipediaで見てもほとんど情報がないしいくら調べても弓場雪岳がそんなに重要そうなキャラクターではないがこのかざま鋭二版だと重要なクレイジーキャラとして登場する ・特に好きなところは? 弓場雪岳の存在。漫画ゴラクでかざま鋭二が原作なしで描いた霧島嵐児の無茶苦茶さを思い出させる。少年誌ではまず出てこないし青年誌でもあまり見かけない感じの下衆いキャラだった。あと最後取ってつけたように改心したところもいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 藩の内紛編は時代劇漫画として面白いし、10人抜き編はサスペンス的な要素もあり楽しめます。弓場雪岳編に関しては読んだ感想をこちらが知りたいくらいです。あとこのマンガは原作に忠実なのでしょうか? <<1617181920>>
ちなみに俺は刀剣乱舞のことをほとんど理解していない状態で「岡村賢二」と「刀剣乱舞」という組み合わせに興味を惹かれて読んだ。 これしか読んでいないので「刀剣乱舞」の知識が間違ってるかもしれないがわかる範囲で書いていく 刀に宿った付喪神が擬人化されたキャラクターが飯を食う漫画で、毎回刀の元の持ち主のエピソードが会話に入ってくる。刀のエピソードなどに詳しかったらが一段と楽しめると思うね・・・