梶原一騎原作漫画のファンならば必読の作品です
主人公の父である相馬銀次郎が、入営した軍隊で激しい拷問を受け続ける所から始まる物語は、終戦後の混乱期に繋がり、そこでも銀次郎の持つ正義感が爆発します。梶原一騎原作ならではの「男」が其処に居るのだ。この男が殺され残された一人息子富士男の親譲りな生き様を描く傑作を読まない手はない。梶原ファンならば是非読んで頂きたい作品です。
昭和19年8月、赤坂の近衛野砲第十四部隊に入営した初年兵の相馬銀次郎は仲間を庇い、古年兵に徹底的に痛めつけられるが、ある時、上官に反抗して投獄されてしまう。そして、そこでの地獄の拷問に耐え抜き、翌20年8月に終戦を迎えると、銀次郎も解放された。終戦後、銀次郎の鬼神も避ける反逆精神は、敗戦下の日本に、かつての軍隊に代わる新たな敵を捉え…!?地獄の弾圧に反逆をつらぬいた銀次郎のおとこ道とは!?
昭和19年8月、赤坂の近衛野砲第十四部隊に入営した初年兵の相馬銀次郎は仲間を庇い、古年兵に徹底的に痛めつけられるが、ある時、上官に反抗して投獄されてしまう。そして、そこでの地獄の拷問に耐え抜き、翌20年8月に終戦を迎えると、銀次郎も解放された。終戦後、銀次郎の鬼神も避ける反逆精神は、敗戦下の日本に、かつての軍隊に代わる新たな敵を捉え…!?地獄の弾圧に反逆をつらぬいた銀次郎のおとこ道とは!?