極悪犯を乗せた護送車が追突事故にあった。それに乗じ、脱走したひとりの第一級詐欺師。彼はひょんなことから中学校の教師を演じることになった!蜂須賀悟郎(はちすか・ごろう/偽名)は、自らの正体を隠したまま、型破りな“衝撃的授業(ハンマーセッション)”で生徒たちが抱える様々な問題に立ち向かう――!!詐欺師が教師に!?予測不能のトリック授業、開始!!
スマッシュ!
バドミントン部に所属する翔太は、中学最後の冬休みに運命の出会いをする。校舎の片隅で、見知らぬ少女が泣いているのを見かけた翔太は、その子のことが頭から離れない。バドミントンが強くて笑顔が可愛い、名も知らぬ少女……。彼女との出会いが、翔太を“本気”のバドミントンの世界へ導く!!咲香里が描く青春バドミントン・ラブストーリー!
喰霊
霊が見える体質の弐村剣輔は、なりゆきで霊獣「白叡」を操る少女・神楽の心霊退治の手助けをすることに。実は彼女は政府の極秘機関・環境省「超自然災害対策室」のメンバーで、剣輔を対策室に勧誘してくるのだが…。
XXXX年2月23日午後7時35分、東京をM8の直下型地震が襲った。平凡な大学生だった三島ジンが、震度7のお台場で遭遇した光景とは!?衝撃のリアル震災コミック!!
朝日新聞の連載でお馴染み、ののちゃんでもっともキャラの立っていた人物とは、小学校教員「藤原先生」。いい加減さが人気の秘訣。推理小説作家となった後半の話も必読物。彼女の魅力満載の第一弾ついに登場。
すんドめ
地球上で2人きりになったとしても、君とだけは絶対SEXしない。それでもよければ、側にいてあげるよ――。オカルト同好会<浪漫倶楽部>に籍を置く僕、相羽英夫(あいばひでお)。退屈な日々を送る退屈な僕の前に、不思議な空気をまとった入部希望者、早華胡桃(さはなくるみ)は突然現れた。その日、2人きりになったその部屋で、僕は彼女の言葉に耳を疑う。――「ねえ、オナニーして見せて」。やれない僕と、させない君の…。僕は彼女の奴隷になった。
ツギハギ漂流作家
【未知の真相を知ろうと大冒険!】未開での冒険を活写した「漂流録」を世に送り出す者達――漂流作家。漂流録は全出版物の95%を占めており、人気作家は引く手あまたの存在である。そんな中、国一番のボロ出版社・ソガノ出版に、漂流作家の神様「フジワラ・ノ・フヒト」の弟子を名乗る、吉備真備が現れ…!? 未知なる物語を探求する冒険活劇、第1巻!
謎の村雨くん
【スパイの教訓:目立つべからず】高校生の村雨クナイは、偉大なスパイの息子。世間に素性がバレたら抹殺されるという状況下で、自らも一人前のスパイを目指して修業中。そんなクナイの幼なじみ・青葉みちるは生来のトラブルメーカー。彼女に押し寄せる困難を(正体がバレないように)取り除くこと――目下、これがクナイの使命である。異色のスパイアクション漫画、第1巻!
くじらの親子
あたしの家にはママはいません。妹を助けようとして事故に遭ってしまい、今はパパと妹の桃とあたし、杏の3人家族です。パパは仕事で忙しいので桃を迎えに行くのはあたしの役目。放課後に友達と遊んだりする時間はありません。ところがある日、クラスで気になっている男子の鮎川君とデュエットをする事に。ただ、放課後に練習するにも妹のお迎えもあり…。あたしだって、好きで早く帰るわけじゃないのに…。
アスタリスク
心優しき天使・キオと幼なじみのフラウが贈る、天使達の新感覚バトル&テイル!! 敵は正体不明の悪魂・マニヒス、人間の命のリレーを繋ぐため2人の戦闘が始まる!! 森本秀が描く大人気シリーズ、待望の第1!
源さん刑事
源さん、華麗に転身!ステテコ総理大臣の源さんこと本田源太郎は、国民の欲望と聖職たる政治家とを切り離すという究極の政治改革策「国会議員性根たたき直し法」の公布に尽力し、直後に在任中の罪で自ら刑務所に入った。正義の心に燃える源さんが、今度は刑事となってこの世の不正を正してゆく!相棒のハチを従え、女性が絡む事件をいくつも解決。総理直属刑事となり、さらなる難事件に挑むのだった…。『自虐の詩』『世直し源さん』に続く、業田ギャグの大作、初の完全版刊行。【巻末に短編『子育て源さん』を併録】
キック魂
これは…殴られ! 蹴られる! 男の物語――野球、相撲、ボクシング、プロレスにつぐ、第五のプロスポーツ、キックボクシングに、若い血潮と情熱をたたきつけて…殴られても蹴られても雄々しく立ち上がり続ける、不屈の魂の記録である! 昭和43年9月。キックボクシング東洋ミドル級チャンピオン沢村忠は遠く母国をはなれたタイのルンピニー・スタジアムの特設リングに立っていた。客席には超満員のタイ人ファンが津波のようにどよめいていた……!!
表紙とタイトルだけではいまいひとつ内容がわからず、ドラマ化されてから読み始めて好感をもった作品です。ハンマーセッションとはメキシコ系ギャングの俗語で、新入りがきた時、しきたりや掟を脳天に叩き込む、という意味だそう。ですが、この作品では「衝撃的授業」という言葉が当てられています。つまりは教育モノ。型破り教師が生徒を更生させていくという定番の設定ながら、その教師が脱走した詐欺師というところに新味があるわけです。この教師、問題のある生徒に接する時は、詐欺のテクニックを使う。それは人心掌握術だったり、調査の上でのハッタリだったり。ほか法律も知っているし、簡単な心理トリックも仕掛けられる。これらプロの技がビシッと決まるのがいいんですよね。で、この辺の能力って、現実の生活や仕事上でも重要なことなのでは、て思ったりしてしまうのです。知識を蓄えたり、頭を使って行動して人の心をつかんでいるわけしょ? ビジネスマンでもナルホドと思うことだらけですよ。少年向けと侮ることなかれ。