TATTOO 刺青百華艶
日本伝統の刺青文化を伝承し、己の精神を日々鍛え、生涯に渡り修行している彫師・彫梟(ほりきょう)。ある日、行きつけの飲み屋で夫の失踪とともに300万円もの借金を肩代わりし、人生を捨てかかっていた柳田玲という女性と出会う。しっとりとして、透き透るような白い肌を持った彼女に、彫梟は長年温めてきた「天女鳳凰」を生まれさせたいと考える。刺青を彫るノミ(針)の痛みに耐えたとき、どんな辛さも乗り越えられる勇気と強さが生まれると聞いた玲は、その申し出を受けるが……。言葉では伝えられない何かを肌に刻みつけ、彫師は精魂を込めて刺青を刺す!!刺青を背負った人々の熱きドラマ。
苺と骨 大東亞戦争悲話
今も忘れてはならない大東亞戦争の記憶。著者が5年の歳月をかけて描いた渾身の1作。※電子化の底本とした紙版の『苺と骨大東亞戦争悲話完全版』(青林堂刊)を2分冊しております。
月子まんだら
畑中純のライフワークともいえる『まんだら屋の良太』。『まんだら屋の良太』が、九州・九鬼谷温泉の旅館“まんだら屋”の一人息子、良太を主人公に描かれるのに対し、本作では『まんだら屋の良太』のヒロイン、秋川月子の視点から描かれる。秋川月子は、福岡県立小倉城南高等学校に通う女子高生。実家は、豊前・九鬼谷温泉の夕月荘を営んでいる。ある日、女将見習いとして年上の日向ひみこが夕月荘に現れる。月子にとって遠い親戚筋にあたるひみこは、実家が霧島でホテルを経営しており、その女将見習いとして夕月荘に来たのだった。九鬼谷温泉を完全に掌握しようと考えるひみこに、月子は自分も女将修行に入り夕月荘のポスト女将を競い合うと言い出す。温泉街に集う個性豊かな人間たちを中心とした、色欲全開でおくる泣き笑い人情ドラマ。
The かぼちゃワイン Sequel
『Theかぼちゃワイン』で「お前を俺の嫁さんにしてやる!!」と告白した青葉春助のその後を描く。高校を卒業したL(朝岡夏美)は、サンシャイン学園女子短期大学に進学し、学生生活を楽しんでいた。春助は志望していた大学を落ち、浪人生活を送る。ある日、かつて知ったる高校時代の友人達と、夏休みを利用してペンションに2泊3日の旅行に出かける話が持ち上がる。しかし、赤井モン太の紹介でようやくアルバイトにありついた春助は、その申し出を断りバイトを選ぶ。Lは春助のことを思うばかり、「だったらあたしも行かないッ」と言うが……。ホノルルで探偵業を営む沖名真奈の日常を描いた「Alohaストリート」を同時収録!!