昭和32年の和歌山県西牟婁郡西ン谷を舞台に、炭焼きを生業とする青年の日常を描く。山を切ると同時に山を育てる――1200年もの間、紀州の森を守り育ててきた炭焼き師達の精神、炭作りの工程を通して自然と人間が共生している姿を綴っていく。タヌキ、キツツキ、トラツグミなどそこに住む野生の動物を介して、炭焼き師達の日常を抒情性豊かに描き出している点にも注目。
今も忘れてはならない大東亞戦争の記憶。著者が5年の歳月をかけて描いた渾身の1作。※電子化の底本とした紙版の『苺と骨大東亞戦争悲話完全版』(青林堂刊)を2分冊しております。
最近マイブームの太平洋戦争ものですね。この作品では「大東亞戦争」と呼ばれています(日中戦争から含めてそう呼ぶようです)。 とはいえ戦局がどうのとかっていう話ではなく、基本的にはその時代に生きた民草の心情・生活を描いたマンガです。実話がかなりベースになっているようです。戦争に伴う殺傷の悲惨さ(ピカが落ちたり)そのものよりも、どちらかというと時代に翻弄される悲哀みたいな方に比重があるように感じました。 こういうの見ちゃうと、個人的には戦争やっぱやめとこうかなって気になってきます。戦争やってる人(やろうと企画してる人)たちも、その前に一回このような作品を読んでから決断するようなフローにしてみると、少し戦争が減るのかな、と思いました。 しかもこちらの作品は2巻完結で合計300ページなかったので、サクッと読めて、忙しい政治家の方にもオススメです。
少年誌や青年誌でよむ戦争漫画と違い「銃後の守り」がメインで、一人の女性の視点を通して戦争の状況が書かれている。 最終的に良い感じで終わったがなんか微妙に怖いものを感じた 戦争関連漫画マニアというわけでもないが、定期的に戦争関連漫画を読んでる気がする
炭焼物語のタイトル通り「炭焼きを生業とする青年の日常を描いた物語」 炭作りの工程だけではなく山奥での野生の動物との出会いや、イノシシ狩や、炭焼き師達との交流などが書いてある。昭和30年代の山奥での生活もわかり面白かった。 「炭焼物語」/「まんが 新白河原人 ウーパ!」/「鬼滅の刃」といい炭を焼く漫画はどれも面白い
最近マイブームの太平洋戦争ものですね。この作品では「大東亞戦争」と呼ばれています(日中戦争から含めてそう呼ぶようです)。 とはいえ戦局がどうのとかっていう話ではなく、基本的にはその時代に生きた民草の心情・生活を描いたマンガです。実話がかなりベースになっているようです。戦争に伴う殺傷の悲惨さ(ピカが落ちたり)そのものよりも、どちらかというと時代に翻弄される悲哀みたいな方に比重があるように感じました。 こういうの見ちゃうと、個人的には戦争やっぱやめとこうかなって気になってきます。戦争やってる人(やろうと企画してる人)たちも、その前に一回このような作品を読んでから決断するようなフローにしてみると、少し戦争が減るのかな、と思いました。 しかもこちらの作品は2巻完結で合計300ページなかったので、サクッと読めて、忙しい政治家の方にもオススメです。