フランス革命を舞台にしたヒロイック・アクション! アニメ界のカリスマ富野由悠季監督の初期監督作品『ラ・セーヌの星』。幻のコミカライズ作品が待望の復刊!! 18世紀、革命前夜のパリを舞台に、シテ島の花屋の娘として育った美少女シモーヌ。ルイ16世の妃、マリー・アントワネットとの間に秘密をかかえるシモーヌが、悪政に苦しめられる民衆のため、正体を隠し剣士「ラ・セーヌの星」として腐敗した貴族社会に戦いを挑む。アントワネットとシモーヌ、二人の運命はいかに…!? 歴史上の事件に仮面の女剣士が絡むヒロイック・アクション! ※ご注意 本作は未完の作品です。未完のまま[愛蔵版]として刊行致しております。
きゅんとする少女漫画の名作を復刻! 少女たちたちの幼くも一生懸命な思い、そのいじらしさに胸がきゅんとする懐かしくも色あせない5つの物語です。昭和40年代から50年代にかけての少年少女の日常を抒情豊かに描いた少女漫画。 収録作品は、「ちひろのお城」「いちじくの恋」「涙がでちゃう」「バイエルの調べ」「お二階は診察室」。「涙がでちゃう」は単行本初収録。漫画家の高野文子さんが、ご自身が愛してやまない千明初美作品を、現在の漫画読者に読んでもらいたいと考え、企画・監修した作品集。収録する作品の選択から作品解説、カバーデザイン等を高野さんがすべて監修しています。22ページにおよぶライブラリーは、単行本に収録されない作品ひとつひとつを読み込み、吟味したコマをレイアウトして、作品世界を紹介した労作。千明初美の作品が、今の漫画読者にとっていかに必読なのか!を、高野文子が語りつくす、ちょっとユニークな作品集です。 ▼著者プロフィール 千明初美(ちぎら はつみ) 1951年生まれ。群馬県出身。高校時代からまんがを描き始め、1970年「りぼんコミック」11月大増刊での『雪の夜の物語』でまんが家デビュー。「りぼん」で活躍し、80年代中期よりフリー。高野文子(たかの ふみこ)(監修) 1957年生まれ。新潟県出身。漫画家、イラストレーター。1979年「JUNE」掲載の『絶対安全剃刀』で商業誌デビュー。寡作だが独自の作風で多くの漫画読者を魅了している。
末永く読まれ継がれるべき、珠玉の作品集。伝説の漫画家・岡田史子が亡くなって12年。十三回忌の節目に増補新装復刊! ▼商品内容 ◇2004年に刊行された『岡田史子作品集』全2巻を底本に、新たに4作品を収録した増補新装版・全2巻で復刊! ◇飛鳥新社版で監修を担当した青島広志氏に改めて監修を依頼し、充実した編纂。 ◇『episode 1 ガラス玉』には、16本の短編を収録。 ◇新規収録タイトル:「みず色の人形」、「愛しすぎた男」 ◇岡田史子の「自分史を語る」&インタビュー、青島広志氏監修「作品解説」も再録。 ▼著者紹介 岡田史子(おかだ ふみこ)漫画家。1949年、北海道出身。1967年に手塚治虫主宰の月刊漫画雑誌「COM」で商業誌デビュー。翌68年、「ガラス玉」で、『COM』新人賞を受賞。以後、同誌を中心に、作品の発表をつづける。72年頃、静内に戻り、一時、漫画とは無縁の生活を送っていた。78年、『少女コミック増刊』に「ダンス・パーティ」を発表し、漫画雑誌に再帰。90年に発表した「エリム」以来、執筆活動を断念し、再び筆を取ることはなかった。2005年永眠。萩尾望都、手塚治虫、吉本隆明、四方田犬彦など、漫画家、評論家からも熱く支持されていた。
パソコンがトレンドだった時代のあるあるネタ満載!! 『こんなもんいかがっすかぁ』は、2014年12月に亡くなった水玉螢之丞の生前唯一刊行された作品集です。1992年に1冊本で刊行され、1994年には1992年版をベースに上・下巻2冊で、判型を変え刊行されました。しかし1992年版に収録された初期の22作品と作品コメント27本は省かれています。 今回復刊にあたって、判型は上・下巻本を踏襲し、内容は1992年版と上・下巻に載ったすべての水玉螢之丞作品(漫画作品&イラスト&コメント)を、まるごと収録します。くわえて「ネットワーカー」「ネットワークス」の未収録イラストを多数収録。※ページ袖のコメントとゲストページは再録しておりません。 1990年代、各会社ごとにOSが全然別だったり、ハードディスク外付けが贅沢品だったり、MSXやX68KやTOWNSやAmigaやレイトレなどなど、今から見れば「夢のような?」パソコンあるあるネタをパロディ交えて描く、当時の文化を知る上でも重要な資料、全256ページ! ※細かな手書き文字が多いため、タブレット等、大き目の画面にてご覧いただくことをお勧めいたします。
天真爛漫なお色気コメディ! ここに復活!! 900ページに迫る大ボリューム! あの手この手を尽くしたきわどい、それでいて天真爛漫なエッチ描写が、80年代当時の少年たちの心を大いに刺激した、学園コメディの傑作が復活です! 今回の復刊は、未収録の短編2本と“おまけイラスト”を追加収録し、「全部」として刊行。▼あらすじ 原田いずみは高校1年生。人の心が読めるという秘密を持っていた。転校先のクラスで明智菊丸と机を並べたことで運命は大きく狂い始める!? いずみに興味津々の菊丸は、自分の渦巻く妄想を、いずみにまるごとぶつけようとあの手この手の策略を練るが、いずみに心を読まれて敗退の毎日。しかし簡単にはめげない菊丸は、いずみの親友、千春や、女教師と次々に美少女&美女を巻き込み、恥ずかしいことを強要するのだった…。果たしていずみたちの運命は!? ▼1巻 収録内容 32話+「まゆりちゃんセンセーション」
単行本初収録作品、満載! 独自の視点で描く良質な歴史漫画を数多く上梓し、歴史好きの漫画読者から長年支持されている諏訪緑。その初期の短編+コミックエッセイを新規に編纂した『ファンタジー短編集』が、全2巻で刊行! 単行本初収録の短編+コミックエッセイを加えた、ファン待望の短編集です。カバー描き下ろし。巻末に描き下ろしのあとがきも収録。▼1巻 収録作品内容「紀信」「邪論の極意」「おろち舞」「水虎境」(単行本初収録)「生命の木」(単行本初収録)+コミックエッセイ(単行本初収録)
繊細で儚い美しさ。鳩山郁子の幻の作品を収録した新装版! 誌的な台詞と、あまりにも繊細な描画により生み出される、美しく静謐な世界―――。少年の危うい美しさ、一瞬の煌きを閉じ込めた作品集『ミカセ』がよみがえる。単行本未収録だった「スパングル」「薄荷の諧楽(シンフォニー)II」の2作品を加え、カバーイラストとあとがきを新たに描き下ろした新装版。▼収録作 アネモネと風速計 インスレーター・トゥリー・ストーリー 美男葛 貴腐月 薄荷の諧楽(シンフォニー)II スパングル ミカセ復刊に寄せて(あとがき)
単行本未収録作品を加えた豪華新装版! 美しくも妖しい魅力を放つ少年たちを描いた鳩山郁子の作品は、漫画マニアのみならず、10~20代の女性たちにも支持されています。単行本未収録の2作品と新規コミックエッセイ4ページを加え、カバーイラストも新たに描き下ろし[新装版]として刊行。▼収録作 星的、菫的/青く塗られた青のなかに/銀輪の心臓/緑陰の幕間から/孔雀料理/水琴滴/エレクトリックローズ/Limonea Act I/Limonea Act II/リチア電気石譜/卓上噴水/セルリアン・ベリテ/薄荷の諧楽(シンフォニー)/音楽/初収録:MIDORI Act.I/MIDORI Act.II/MIDORI Act.III/ATELIER/The curtain fall
AV業界のお色気コメディ“決定版”!! AV業界の、ツボをついたお色気エピソードで描き人気を博した『AV(あぶ)ない奴ら』のシリーズ全作が、ついに決定版として全2巻で復刊! なんと上巻は400ページの大ボリューム! とっても気になるAV業界の裏事情。お楽しみください! ▼内容 AVプロダクションに騙され、AV男優にされたフリーター新井健太と製作プロの物語を描いた『AVない奴ら』と、AV勧誘に携わるスカウトマンの苦悩を描く『もっとAVない奴ら』を収録。『もっとAVない奴ら』は単行本初収録。
光のパンジー
野生の子パンジーのレディへの物語! <あらすじ>動物学者のマークがアフリカから連れてきた子どもはジャングルでチンパンジーに育てられ言葉も自分の名前も話せない野生の子だった。パンジーと名づけられ、マークとマークの婚約者のマーリンに愛情たっぷりに育てられ、庭で出会った不思議な少年エドと過ごすうちに、少しずつ人間の女の子として成長していく。エドと最高のレディーになることを約束したが、入った学校もすぐに逃げ出してしまう…。しかし、逃げ出した先で出会ったハーフォード老伯爵は実は…。
夜の領域
夢か現か、浮遊感漂う迷宮。珠玉のホラー作品集! 泥酔している間に変質者に手錠をかけられ、監禁されてしまった静美。「食人鬼」の噂がある友人の幻影に日々悩まされ続けている兄は、行方不明になってしまった静美を捜しに行くのだが、そこで見た世界とは…!? 映画化もされた傑作「君といつまでも」ほか、内田百間の「山高帽子」をモチーフに幻想的な光景が繰り広げられ映画化された傑作「眠り姫」など、数ある山本直樹作品の中でもホラーテイストの5作品を収録。▼内容 青空/眠り姫 /夏の思い出 /君といつまでも /×つのき駅
【佐藤史生コレクション1】坂田靖子氏・竹宮惠子氏推薦! あらすじ「あき家になっている祖母の家で雨宿りをしていた奇妙な青年“雨男”と出会った七生子。青年から、幼い日の七生子を知っているという思いがけない告白を受け…。」多感な少女の揺れ動く心を描き、読者の共感を得た人気連作“七生子シリーズ”のほか、代表作『ワン・ゼロ』の原型となった「夢喰い」、そして貴重な単行本初収録となる「マは魔法のマ」「一角獣にほほえみを」の2作品を収めた豪華作品集。巻末には、24年組の拠点で“女性版トキワ荘”ともいわれる「大泉サロン」の主宰者で、長年親交の深かった増山法恵氏による解説を特別収録。著者について「2010年4月に急逝した漫画家・佐藤史生。「別冊少女コミック」からデビューした後、SF、ファンタジーの要素を巧みに取り入れた作品を多数発表するも、2000年に刊行した『魔術師さがし』(小学館)以降は新作が発表されていませんでした。佐藤氏は、1970年代に現れ日本の少女漫画界をリードした少女漫画家たち、いわゆる“24年組”に対して、年齢や作風から“ポスト24年組”の一人として数えられている作家の一人ですが、少女漫画の枠に当てはまらない独自の世界を築き上げたことで、漫画ファンの記憶に長くとどまり続けています。」 収録作品:雨男/死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)/さらばマドンナの微笑/我はその名も知らざりき/夢喰い/あとがき/マは魔法のマ/一角獣にほほえみを/解説(増山法恵)
誰にでもあった幼少期や思春期の心の機微を描く短編集。素直になれず意地を張ってしまう子供たちがふとしたことで大切なものに気づく様が描かれていて大変愛おしい。雪や雨の情景描写も妙。気づいたら俺にも子供が出来たら…みたいなキモい目線で読んでしまっていた。「お二階は診察室」が特に好き。