KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<6970717273>>最後まで読んでほしい現代の寓話怪獣になったゲイ ミナモトカズキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。Twitterから来ますた明日世界滅亡しないかな 屋乃啓人さいろくTwitterで面白いショートストーリーを上げてくれていて「出禁探偵」で商業版を初めて読んだんだけど、こっちの方が好きでした。 1巻で終わってしまったのはちょっと残念だけど話はまとまってたので(というか風呂敷をきれいに畳むのが巧い)面白かったです(・∀・)!すこしふしぎで多様性だらけな街希釈王 須川佳starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。迫りくる"学園BLのテンプレ展開"から逃げ切れ! #1巻応援テンプレ学園の転校生 いなかしルやsogor25初等部から高等部まで一貫の男子校である私立天賦令(てんぷれ)学園。 そこに転校してきた平本マモルは転校初日にかつての同級生・山牡丹雪白と再会します。 久しぶりの再開を喜ぶマモルでしたが、そんな彼に雪白は忠告をします。 「このままじゃキミ エロ同人案件まっしぐらだよ」と 実はこの天賦令学園は同性と恋するのが当たり前の学校で、ド平凡なマモルは雪白曰く「正統派主人公受け」としてピッタリだとのこと。 この作品はそんな環境でマモルが雪白に助けられながら、「エロ同人案件」をなんとか回避していくという作品です。 BLがテーマとなっている作品ではあるのですが、どちらかというと主人公のマモルにBLでよくある"テンプレ展開"が何度も訪れてそれをなんとかくぐり抜けていくというコメディ要素の強い作品です。 設定的には『絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男』にも近いのですが、この作品はあくまでBLマンガの中の世界ではなく現実の世界であり、しかも初手から「エロ同人案件」なんて言葉がでてくるくらいなので巻き起こる"テンプレ展開"はけっこうハード。そのため、コメディベースながらもハラハラする場面がたくさんあります。 さらに、冒頭からマモルを助けてくれていた雪白なんですが、どうやらマモルに秘密にしていることがある様子で、それを含めて今後の展開が楽しみな作品です。 1巻まで読了 こういう目線で描かれる漫画好きJuice のがみもゆこ名無し※ネタバレを含むクチコミです。皇子と影武者 寸分違わず同じ少年たちの物語帝都影物語 比嘉史果名無しきらびやかな宮中の描写が素敵だった。パラレルワールドの明治時代という感じの世界が舞台で、影武者の主人公が仕える相手・春宮高明親王が生まれたのが「継明40年 皇紀2567年(=明治40年)」なのでやはり時代設定はその辺りっぽい。 毎朝2人の身長を測る身体測定の儀式が雰囲気があってすごくいい。 3尺8寸6分は146.68cmらしい。調べてみたら1910年の14歳の平均身長が146.6cmなので、2人もそのぐらいの年頃かも。あと10歳若ければ行きたかったフィリピンではしゃぐ。 はしゃhysysk最近オンライン英会話を始めたのだが、フィリピン人の先生が多く、みんな若くて発音も綺麗。それでフィリピン自体に興味を持った。平均年齢は24歳、義務教育は13年で、2025〜30年には日本の人口を上回る勢いだそう。データや事実だけでなく、ストーリーでフィリピンのことが分かるものはないかなと探して辿り着いたのがこの作品。 著者はTOEICスコア350点の状態から留学し、半年間である程度の力がついたようだが、その様子を細かくレポートしてくれていて、かなりフィリピン留学の雰囲気が分かる内容になっている(正直もっと胡散臭いプログラムだと思っていた)。持って行ったもの、かかった費用、授業の仕組みや余暇の過ごし方など、説明的でなく彼女の青春の一部みたいな感じで描かれているのが好ましい。イラストレーターとしても活躍されているだけあって、絵が綺麗で図解が上手い。続編や他の作品も読んでみたくなった。 日本でも小学生から英語教育が始まってるし、自分ももっと英語を頑張りたい。安く学べるうちに何とかしないとな(訛りが気になるとか言ってる場合じゃなくて、確実にお前より上手いから!)。 "ふたりぼっち"だけど"ふたりぼっちじゃない"義理の姉妹の物語 #1巻応援晴れ晴れ日和 吉村佳sogor25OLとして働く千晴と母親の再婚相手の子どもである7歳のルイが2人で暮らす様子を描く作品。 自分の考えをしっかり持った"カッコいい"振る舞いを見せるルイと、ルイのことを溺愛している千晴との2人暮らしには細やかですが多幸感に満ちた時間が流れています。 そして、それは2人の時間だけではなく、ルイが通う小学校にも伝播していきます。 周りの子どもたちよりもちょっとだけ大人びていて、彼女の"カッコいい"振る舞いが気付けばみんなを惹きつけている、そんなルイのキャラクターがとても魅力的な作品です。 1巻まで読了「自慰したら死ぬ」!?ハセガワMの新作サイコホラーイキ死ニ 令和少女狂奇譚 ハセガワM名無し※ネタバレを含むクチコミです。これは難しい話だな姨捨星 結木万紀子nyae※ネタバレを含むクチコミです。 真面目にキュンとして、真剣だからこそ声出して笑ってしまう僕の妻は感情がない 杉浦次郎さいろくゴッ!とぶつかる彼女の硬い樹脂。 ヒロインのミーナちゃん(CLモデル)はプニプニしていない料理専用ロボ。 AIで色々と学習し、脳内はネットに繋がっていて(ミーナシリーズ同士でも繋がれる)なんでもすぐ学ぶことが出来る。 ただし、すべてにおいて初々しく、真剣で、胸がキュンキュンする。 そんなマンガ。これはいい。ギャルとアイドルのウラオモテギャルとオタクはわかりあえない。 河合朗あうしぃ@カワイイマンガあのー、『推し武道』といい、アイドル好きな女性の正装はジャージって、何か前例でもあるのでしょうか……? ギャルJKの主人公が、ギャル仲間に隠れて「オタ活」するお話。普段はギャル仲間とつるむ一方で、男子のオタともつるみ、ジャージでライブに行く。 ギャル仲間に秘密を持つ主人公は、更に秘密を抱えている。それは推しのアイドルが、クラスメイトである事。 アイドルとして崇拝し応援する一方で、その素顔を知る羽目になる複雑さ。アイドルの方も仕事では明るく癒しを与えながら、普段は地味で根暗。様々に二人は秘密を持ち、表と裏を行き来しますが、基本いい子達なので楽しく笑えるコメディになっています。 ……そう、本当にいい子な二人。紆余曲折はあれど、そんな二人が向かい合ったら……。 唇や頬の質感、繊細な線、キラキラした画面。造形の良さでギャグパートでもカワイさを放出するので、眺めているだけでも癒される作品です!ひげひろ小説最終巻6月1日発売ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 ぶーた しめさば 足立いまる名無し※ネタバレを含むクチコミです。 格好良すぎて超お洒落!!ロンドンの大学生が市長殺人事件に巻き込まれるロスト・ラッド・ロンドン シマ・シンヤたか※ネタバレを含むクチコミです。ロマンチックな戦場もの銃座のウルナ 伊図透黒木公一以前から面白いと話に聞いていた作品。 国が兵士をどう扱うか、兵士の心がどう傷つくかを体験するような話だと思いました。「私の故郷はトロップです」という台詞のシーンが好きです。単行本でもハンバーガーちゃん健在!ハンバーガーちゃん絵日記 ハンバーガー名無し遂に来ましたねハンバーガーちゃんの単行本がよ。基本的にはTwitterで公開されていた絵日記がそのまま入っていてぽちぽち描き下ろしマンガが追加されてます。 単行本化にあたっての編集とのやり取りとかもそのままマンガに描かれてるのですがそこでもなんともモヤッとするような目に遭ってたり…。 単行本になったからといってハンバーガーちゃんがハンバーガーちゃんであることは変わらないんだなと思いました。それがわかってなんだかホッとしました。いつまでもそのままのハンバーガーでいてくれよ……。 双子百合ミニマリズム! #1巻応援両片想いな双子姉妹 はちこあうしぃ@カワイイマンガ双子百合が強いのは、二人の絆だけで全てが完結する瞬間。男は勿論、友達すら入る余地ないでしょ?究極の閉じた関係性が成立する時の強い斥力と、目を惹く眩しさ。 本作の双子JKは、お互いに恋してしまっている。けれども相手はそんな気ないだろうし……と二人して片想いに悶々とする、恋の行き違い状態。 そっくりな双子。少しだけ積極的な妹が仕掛け、姉がドギマギし、それを見て妹がドキドキする……という最小単位を1巻通して繰り返す。他の登場人物も友人が一人、軽く出てくるだけ。とにかくソリッドに二人の遣り取りだけ描いて、一話の破壊力が余りにも大きい。 ソリッドさが音の魅力を際立たせる、ミニマルミュージックの様な一冊。難しく考えないで、まずは一話。触れたらずっと、ドキドキを繰り返したくなる。昔のアルバムを見てるような気持ちになる #1巻応援急がなくてもよいことを ひうち棚starstarstarstarstarnyae読みながらそう思っていたらあらすじにもそんなようなことが書いてありました。 作者の実体験をもとに描かれている短編集ですが、コミックエッセイとはまた違う読み心地です。まさに思い出を振り返って懐かしむことができるアルバムのようです。ある意味、自分の写真じゃなくてもこういう体験ができるんだという発見でもありました。 作者自身もしくは作者の親が、過去作を読み返すことで当時を思い出して懐かしむように、作者の子どもたちもいつかは同じような体験ができるのかなと思うと、宝物のような存在の1冊になっているのではないでしょうか。 その話が描かれた時期によって絵柄や画法も変えているところがまた時間の流れを感じます。 去年コミックビームに掲載された「夏休み」という読切でファンになり、「急がなくてもよいことを」をツイッターで見かけてこれはすごいなと感心した記憶があります。それ以外でいうと一番最初に載ってる「映画の思い出」という作品はかなり胸がギュッとなりました。パンを食べるところの表情がなんとも言えない… これからもこういうスタイルで作品を描き続けるのか、もしくは変えてくるのかわかりませんが、今後もどんな作品を生み出してくれるのかいちばん楽しみにしている作家さんです。良い話だったバスジャック二度としない 西田心starstarstarstarstarマンガトリツカレ男昔に姉フェローズかなんかで読んで面白かったので覚えていた作者の新作短編 ちょっとした不満が重なりタイトルにある「バスジャック」をする主人公の心境に変化や周りの大人の対応など全て良かった。 なかなか、理解が難しい・・・彼女が好きなものはホモであって僕ではない 平原明 浅原ナオト名無し※ネタバレを含むクチコミです。8作のなかではいちばん好みでした。傘に関する考察 古田青葉名無しハルタ84号に掲載された八咫烏杯の受賞作のなかで、いちばん自分の好みに近いかもなと思ったのが本作です。いつもの日常からちょっとしたきっかけでちがう道を選んでみると、今まで見えなかったものが見えてくる、みたいな話が好きなので。 この作者の方はこういう系に限らず何でも描けそうだなと思いました。ノリで一句読みたくなるほしとんで 本田野愛天才達の異能バトル的でもなく、過度に苦悩や挫折がある訳でもなく、とってもカジュアルでポップでほのぼのとした俳句漫画。 テレビや某お茶のコンクールなど触れる機会はあるものの、自分で作ってみようかな&継続して作ろうかなというところまでにはなかなか至らない。 本格的に勉強して、これって季語?切れ字って何〜?的なハードルを乗り越えないといけないというのが大きいなと。 でももっとカジュアルに楽しんでもいいのかもと思わせてくれるのがほしとんで。 個性的なキャラクター達が適度にワイワイしつつ、なんかかっこいい的なノリで俳句に挑戦していくのがとてもよい。解釈違いにキャッキャするのめちゃくちゃオタクの遊戯。 なんか楽しそうだなあ、下の句の穴埋めやってみようかなあ、一句読んでみようかなあ、まで最速でたどり着くので中高生にも趣味を探してる大人にも読んでほしい。 単純に俳句抜きにしてもキャラクター達が魅力的で会話が楽しい→結果俳句も楽しい、ってなるはず。 格好良いじじいが孫を育児#1巻応援じじいくじ ~元最強刑事の初孫育児~ 上地拓郎六文銭育児系のマンガって、ツライとかシンドイとか、旦那が非協力的とか暗いものが多く(リアルといえばリアルなのですが)読んでて共感もありますが、 滅入るんですよね。 そんな育児マンガジャンルに超新星があらわれました。 じいさんが孫を育児。じじいが育児でじじいくじです。 「じ」がいっぱい! 最強の刑事だった主人公が、娘の子供(つまり孫)の育児、出産後の娘のケアなど全面サポートする話。 基本的にギャグがメインで、新生児に翻弄される様、また家族思いの姿に、なんとも癒やされます。 皆が皆思い合って、優しい世界が広がってます。 おじいちゃんが面倒みている、この家族構成に最初は、 「旦那さん、亡くなっちゃったのかな?」 と不安になりましたが、安心してください。単身赴任なだけでした。 また、ただのギャグに終始せず、純粋に子育てマンガとしても参考になる点があります。(おむつかぶれとか) 著者さんの経験談でしょうかね。 最後に、育児をする全ての人に 「完璧を目指さない。そんなものはないから。」 と、とある人のセリフがグサリと刺さりました。 まったくもって、おっしゃるとおりです。 育児に疲れた方、これからする方、笑って学べる本作がおすすめです。温泉街PRするJK百合模様!リコとハルと温泉とイルカ ヒジキあうしぃ@カワイイマンガまず、鄙びた温泉街を女子高生達がPRする、という「お祭り要素」が展開されるので、盛り上がりが諸所にあって楽しいです。田舎の風物と共にトントンと読めてしまう、気持ちの良い作品でした。 一人でこの街の民宿に下宿するリコは、民宿の娘・ハルに誘われて街をPRする部活に入る。元々モデルをしていて華のあるリコは、期待されてイベント等に駆り出される中で、部員達と仲を深めてゆく。 幼い頃に遊んだ事のある、泣き虫リコと元気娘ハル。そこに部員でリコのファンである茜を加えた三角関係は、リコがどちらとも仲良くなるので甘さたっぷり。仲を争う感じも無く、全体的に明るい雰囲気。茜の双子の妹・葵のシスコンや、ツンデレ後輩も良い! 最終的に何となく関係性は定まってくるのですが、あと3巻くらい使ってきっちり決着を見たかった気もします。田舎×温泉×百合サイコー!<<6970717273>>
※ネタバレを含むクチコミです。