【あらすじ】
皇子の春宮は「寸分違わず真似してみせよ」と、春宮の頬をつねったり、亡き母に贈られた調度を壊すよう影武者に命じるが、忠義者の影は命令に従うことができない。
そんな中、ある人物の口利きで納められた安楽椅子の肘置きが突然壊れ、春宮は右腕に怪我を負ってしまう。
自分に何も命じず、1人で苦しみを抱えようとする春宮の姿を見て、影は自らの腕に傷をつけ…。
ていとかげものがたり
まずしい農村出身の一矢(かずや)。ある日、出された奉公先は、なんと宮廷で!? 言葉遣いから、立ち居振る舞い、全てが未知の煌びやかな世界で、次期“帝”と目される主人・春宮(はるのみや)を守り通すことは出来るのか。陰謀渦巻く宮廷で皇子を守る、影武者奮闘録!『真昼の百鬼夜行』で現代に生きる妖怪をコミカルに描いた比嘉史果。最新作は、絢爛豪華な宮中の生活を、耽美に魅せます!
まずしい農村出身の一矢(かずや)。ある日、出された奉公先は、なんと宮廷で!? 言葉遣いから、立ち居振る舞い、全てが未知の煌びやかな世界で、次期“帝”と目される主人・春宮(はるのみや)を守り通すことは出来るのか。陰謀渦巻く宮廷で皇子を守る、影武者奮闘録!『真昼の百鬼夜行』で現代に生きる妖怪をコミカルに描いた比嘉史果。最新作は、絢爛豪華な宮中の生活を、耽美に魅せます!