名無し

きらびやかな宮中の描写が素敵だった。パラレルワールドの明治時代という感じの世界が舞台で、影武者の主人公が仕える相手・春宮高明親王が生まれたのが「継明40年 皇紀2567年(=明治40年)」なのでやはり時代設定はその辺りっぽい。

毎朝2人の身長を測る身体測定の儀式が雰囲気があってすごくいい。
3尺8寸6分は146.68cmらしい。調べてみたら1910年の14歳の平均身長が146.6cmなので、2人もそのぐらいの年頃かも。

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【あらすじ】
皇子の春宮は「寸分違わず真似してみせよ」と、春宮の頬をつねったり、亡き母に贈られた調度を壊すよう影武者に命じるが、忠義者の影は命令に従うことができない。
そんな中、ある人物の口利きで納められた安楽椅子の肘置きが突然壊れ、春宮は右腕に怪我を負ってしまう。
自分に何も命じず、1人で苦しみを抱えようとする春宮の姿を見て、影は自らの腕に傷をつけ…。

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真昼の百鬼夜行

真昼の百鬼夜行

人の心を読むさとり。不吉な予言をするくだん。人真似をして追いかけてくる河童――。山が人里に変わり、夜の闇が払われた現代。妖怪たちは日中堂々、街中に現れる! 悪気はないけど、はた迷惑な彼らと、私たち人間はどうやって共存すればいいのだろう? 新鋭・比嘉史果が情感たっぷりに描く、現代妖怪奇譚!

皇子と影武者 寸分違わず同じ少年たちの物語にコメントする
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