KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<6869707172>>読めない展開があとを引く夢で見たあの子のために 三部けいさいろく三部けい先生の絵柄はシンプルに上手くて好きだ。 「僕だけがいない街」がヒット、その前に描いていた菜々子さん的な日常シリーズが個人的にもヒットした。 瓦敬助と同じ著者と思えないぐらいのテンションに差があるものの、サスペンスを描かせると迫力があり面白い。まだ11巻までしか読んでないけど…プランダラ 水無月すう名無し※ネタバレを含むクチコミです。面白くて読む手が止まらない光と影 ひおん RYUnyae※ネタバレを含むクチコミです。みんなで自分サイズでいこう! #推しを3行で推す自分サイズでいこう haraぺそ「ボディポジティブ」という前向きな考え方を知ることができるだけでなく、絵がとにかく可愛らしくて読んでいて癒やされました🥺 体型という、読者一人ひとりが辛い体験を思い出して苦しくなってしまいそうな話題に優しくて可愛らしい絵柄が寄り添ってくれるのが素敵…! haraさんのTwitterで本編のたくさんエピソードが公開されてるので年齢性別問わず、たくさんの人に読んでほしいです! https://twitter.com/hara_atsume/status/1269581749207445504?s=20 https://twitter.com/hara_atsume/status/1276449880144109571?s=20 これから楽しみ明正神争記-メイセイラグナロク- 葦尾乱平名無し絵がめちゃくちゃ綺麗。バディものだけあってそれぞれのペアが可愛いしこれからの関係性の発展も楽しみ。お話はまだ序盤だがリズム感がいい。設定が結構凝っているのもよい。 結構壮大な話になりそうだしバズればすぐ人気がでそうなので売れて続くといいなぁ。 イザナギが美形なのに脳筋でかわいい。 12/12追記 #1巻応援 のタグをいれ忘れていたので追加してみました。12歳と30歳でも大丈夫。そう、大正ならね煙と蜜 長蔵ヒロコ兎来栄寿12歳の姫子と30歳の文治。大正5年の名古屋を舞台に、許婚である二人の歳の差18の恋愛が描かれます。 表紙の見た目だけで言えば完全に父と娘ですし、現代だと法に引っ掛かる設定ですが、大正という時代がすべてを赦してくれます。 設定だけ聞くと「えっ?」と思うかもしれませんが、内容は極めて純朴。二人を中心として、家族や周囲の人間を交えた大正時代の日常生活の営為がディティール細かく描かれ、興味深く楽しく読めます。 また何と言っても30歳の文治があまりにも色気と優しさ、その他様々な人間的魅力に満ち満ちていて、男が読んでも惚れてしまうレベルです。歳の差など気にならず、二人の幸せを願ってしまいます。 思えば大ヒット中の鬼滅の刃も大正時代。必死で鬼殺隊が鬼と死闘を繰り広げている裏で、歳の差カップルがこんな甘々なイチャイチャぶりを繰り広げているかと考えると少し面白いです。寄り添う孤独と瀬戸内の光 #完結応援熱帯魚は雪に焦がれる 萩埜まことあうしぃ@カワイイマンガ愛媛県大洲市長浜を舞台とするこの作品は、井伏鱒二の小説『山椒魚』をモチーフとした作品でもある。 小説の〈山椒魚と蛙〉となぞらえられる、二人の女子高生。閉じ込められるのは、孤独という名の岩屋。そこは暗く冷たいが、二人の外に広がる光景は眩しい。 穏やかな瀬戸内海は、いつでも心を癒してくれる。高校の水族館部の魚や水生動物は愛らしい。そんな光景の中で、孤独を抱える二人はお互いの孤独を知り、不器用に身を寄せ、言葉を交わす。 寂しいという感情を持つ人が「寂しい」と人に告げる事の困難さが描かれ、これは私の物語だ、と思わされる。 しかし私は、その先の光景を知らない。 二人が「寂しい」を告げた、その先の光景はとてつもない煌めきに満ちていて、私は己が体験した事の無いそれを、少しの寂しさと、大きな喜びで眺める。 他にも所謂「優等生」が抱く重圧や孤独について、私の実感と非常に近い物があり、これが描かれた事で私も少し救われた気がした。 二人の関係性に恋愛だの友情だの、区分をつけようとすると最後まで混乱するだろう。この二人はこの形なのだ。そんな事よりも、暗い孤独に共鳴する全ての人に柔らかな光を見せてくれるこの物語を、そのまま丁寧に享受したい。 分数の割り算、三角形の内角の和、ちゃんと説明できる?小学校6年間の算数がマンガでざっと学べる ほしのゆみ 小杉拓也hysysk分数の割り算は何故ひっくり返してかけるのか?三角形の内角の和が180°であることの証明は?公式まる覚えや、誰かの受け売りでなく、自分の言葉で正しく説明ができるか…私はできなかった。 小学校レベルであれば、「なぜそうなるか」を理解しなくても解法さえ覚えてしまえばある程度は対応できてしまうが、ずっとそのままだと必ずどこかでつまづく。分数の割り算は3通り、三角形の内角の和は中学校で習う直観に頼らない証明も載っていて、予想以上にじっくり読めた。 単純な足し算・引き算だけでも、自分が小学校で習ったものとは違う手法が紹介されているので、発見がある。教科書は(おそらく)こんなにカジュアルな語り口で解説してくれないし、色んな考え方に触れることで、より理解が深まると思う。衝撃のラスト夫がいても誰かを好きになっていいですか? ただっち六文銭某ニュースサイトで連載されており、先が気になりついつい丸ごと読んでしまいました。 内容はタイトルどおりで、専業主婦の主人公が、アルバイトで知り合った同僚に心をひかれていく話。 夫婦(特に夫は)基本無干渉なところがあり、妻が夜遅くなったりしても、その異変に気づかないため、そこまで波風たたないまま展開されます。 そう・・・この波風たたないことに若干の違和感があったのですが、 最後が衝撃的とともに、納得した次第であります。 あまりに衝撃的すぎて、おもわず、「え?これで終わり?」みたいな、何度も見直してしまいました。 (続編あるのかな・・・) 少女漫画のドラマチックな展開とは異なり、 淡々と続く日常で、空いた穴を埋めてくれるやさしさとか、 そしてそれにあらがえない様は、読んでいてとにかくリアルです。 夫婦だって一人の人間!とか、最近よく聞きますが、 〇〇だって一人の人間ってパワーワードっすよね。 このワードの何やっても肯定され、許されちゃう感じは気をつけないとなぁと痛感してます。 人間どこまでも、易きに流れてしまうので、 その反面教師としても、参考になる作品でした。 一人の人間って、 人間なら、安易なほうに流れるのではなく、理性でとどめて、知性をもってしっかりとコミュニケーションとったほうが吉だと思いました。 と、そんなことを考えるくらい、刺激的な作品でした。タイトルで判断しないほうがいいヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話 くすのき六文銭ヤンデレ属性って、嫌いじゃないんですよ。 病的なまでの恋愛感情が、一周回って魅力的にすら感じるんです。 んで、本作のタイトル 「ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話」 あーなるほど、ヤンデレ彼女から深夜でも連絡がとまらず、 眠れないって話ね。 なるほど、、、、、 いいじゃないの! と脳内シナリオを完成させて、読んでみました。 内容は、交通事故にあって亡くなった主人公が、彼女(ヤンデレ)の能力によって、クマのぬいぐるみに憑依させられたという話。 そう、彼女はヤンデレだけでなく「いたこ」でもあったのだ。 ・・・ちょっと何いっているかわからないかもしれませんが、自分も初見のときはびっくりしました。 あ、霊だから? 霊だから眠れないって、そういうこと? みたいな。 ただ、全体的にヤンデレ要素はちゃんとあって、 クマのぬいぐるみであっても、主人公への狂愛はかわらず、結界をはって動けなくしたり、または生前の付き合いまで根堀葉掘りとチェックしていくなど進んでいきます。 全体的に、コメディタッチで明るい部類のヤンデレだと思います。 物理的といよりは、霊的?な話ので驚きましたが、まぁ、これはこれでアリかなと読みすすめていましたが、 最後の最後で、また、 え? ってなりました。 1巻完結なようで、これで終わりってマジか・・・となってます。 色々、想像の斜め上をいってくれる作品でした。 これぞ至高のギブアンドテイク!!作りたい女と食べたい女 ゆざきさかおみ名無し本当に読んで良かったな… 2巻以降続くと思うので2人の関係がどこへ向かうのか分かりませんが、個人的にはこれ以上の理想の関係なんてないのでは???というくらい感激してます。 春日さんの、感情を表に出さないけどちゃんと野本さんのことをしっかり見てくれてる優しさが漫画から滲み出てる。 読むと幸せになれます。ぜひ。カッコイイJSに義姉メロメロ! #1巻応援晴れ晴れ日和 吉村佳あうしぃ@カワイイマンガすっごい美麗でカワイイ作画なのに、すっごいぶっ飛んだ内容が飛んで来てコーラ吹く訳です。 かなり分かりにくい理由で義姉妹となった、OLと小2女子。しかし妹は、超カッコイイ! 疲れて帰って来る姉をフォローし、イケ台詞で慰める妹。姉の反応が…… _人人人人人人人人人_ > 完全に惚れてる <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 姉も懐深い性格。思い合う二人の遣り取りは、ほんのひと月の付き合いとは思えない程噛み合っていて、噴き出し笑いしつつ心を掴まれてしまいます。 可愛らしい容姿でありながら、凛々しい目つきとカッコいい言動etc.で性別を混乱させて来るハイスペ妹無双は、暫くは止まりそうもありません。 これは痛快カワイイ!尊い新米姉妹の日常新米姉妹のふたりごはん 柊ゆたか野愛お家の中では制服脱ぎなさいよ〜っておせっかい発動したくなるほどサチとあやりは可愛いです。 無邪気で明るくて幼いサチがお姉ちゃん、しっかりものでクールに見えるあやりが妹という、凸凹でぎこちない2人が美味しいご飯を通して姉妹らしくなっていく姿に心があたたまります。 ソーセージ詰める注射器みたいなやつとか生ハムの原木とかエッグカッターとか、なんでJKがそんなん持ってんの!と言いたくなる調理器具を見るのも楽しいし、直前に書いたようなことを突っ込まずに目をキラキラして見ているサチがかわいくて平和でいいんです。 お姉ちゃんらしくないお姉ちゃんと妹らしくない妹に見えるけど、サチの明るさによってあやりが心を開いていく感じが、なんとも姉妹らしくて素晴らしいです。尊いとはこういうことか…! 尊い…新米姉妹のふたりごはん 柊ゆたか名無しこれは尊い…! 新米姉妹とあるんですが百合漫画に 近いような。 ご飯も美味しそう。 2人で作って2人で食べる。幸福がここにあるんですねぇ…美しくどこか儚げで緻密煙と蜜 長蔵ヒロコ名無し嫁、夫漫画多々あれど、なかなかに年の離れたカップルに思います。 しかも許嫁とあるからには本人の意思関係なくくっつけられたような気がするのに互いが互いを好きで、大切に想っているので美しい…。 文治がいつも隊服だからでしょうか、どこか刹那的で儚げな印象も付いてくるのは私だけ? 幸せになってほしい〜!4巻通読【実況感想】吸血鬼ちゃん×後輩ちゃん 嵩乃朔名無し※ネタバレを含むクチコミです。 これは良い距離感の高校生男女!紳士淑女になりえない 飯坂アオイ名無し※ネタバレを含むクチコミです。濃密なストーリーで最後はしっかりまとまる良い全2巻ノラ猫の恋 長野香子starstarstarstarstar_bordernyaeFellows! で連載してる時に読んでいたけどなぜか結末を知らなかったので改めてコミックスで読んでみた。正直、連載時は絵柄がそんなに好みじゃないなと思って読んでいたけど、今はとくに気にならなかった。 主人公の女子高生・ななが、失踪した父親・宗一郎を探しに東京から青森まで出向くと、そこで同じく父親を探している後輩を名乗る男性・サワと、元恋人を名乗るオカマ(あえてここではこう呼ぶ)・キヨシと出会って…という話。 ななの父親・宗一郎がどんな人間だったのかは少しずつ少しずつ明かされてゆきながら、しかしそれぞれが持つ宗一郎と過ごした記憶は三者三様で、人物像が固まらないまま進んでいく。 なぜ宗一郎は消えたのか、サワは何者なのか、などミステリーな要素もありつつ、都会にはない田舎独特な空気感も鬱陶しいくらいにリアルに描写されていると感じます。とくに、物語が進むにつれ変化していく3人の関係性が読みどころ。 最初に結末まで知らなかったと書きましたが、こんなに全2巻でしっかり濃密なひと夏の出来事を描いた作品とは知らず、もっと早くちゃんと読んでいたらよかったなと思いました。あまりコンスタントに作品を発表しているイメージがない作家さんですが、最近青騎士に読切が載っていたりしたので今後またいろんな作品が読めることを期待したい。何気なく読み始めたけどすごい良かったおつかれフクちゃん 犬島ななこマンガトリツカレ男期待して待っていた後輩が猫だったと言う話。先輩社員である主人公は過去に色々あり猫が嫌いだが新入社員の猫が働きを見て考えを変えていく良い話だった。 なんてことないのが最高の日曜日いるのにいない日曜日 三好銀starstarstarstarstarかしことある夫婦と飼い猫が休日を過ごしてるだけの一冊なので、なんてことないと言えばそうなんだけど気づいたら夢中になって読んでました。「三好さん」って呼ばれてるから作者夫婦と飼い猫がそのままモデルになってるのかな。トウモロコシを食べ過ぎたなんて本当にたわいもないこともあれば、すっとぼけた話や不思議な話もあるのが面白い。ものすごく無口な義兄が出てきたのが個人的にインパクト大だった。私も出来ることなら毎週こんな日曜日を過ごしたいな。がんばるフクちゃんが可愛いおつかれフクちゃん 犬島ななこ名無しフクちゃんがかわいすぎる…! 健気なフクちゃんを応援したくなります。 物語は割と現代の問題を取り上げていてそれも良かったです。 フクちゃんのグッズが欲しい。まったく最近の探偵ときたらJKとイチャイチャしやがってまったく最近の探偵ときたら 五十嵐正邦さいろくみたいな内容であり、かつギャグでした。 想像を超えたギャグっぷりに少しガッカリもしつつ1巻・2巻と読み終わり、気づいたらましろちゃんと文鳥とケルベロスは可愛いなぁと思いながら読み進むようになりました。 ギャグは方向性が自分の好みとマッチするかどうかがとても大事だと思うんですが、これは久しぶりにぶっ飛んでていいです。好き。 社畜と姫の和風異世界探訪 #1巻応援おとなりの天涯 きぃやんあうしぃ@カワイイマンガ古代の和風異世界……『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』の様な世界観、好きです。 仕事に疲れた女性が出会うのは、そんな不思議でいてどこか懐かしい様な、異世界の姫。異世界に足を踏み入れた彼女は、明るい姫と優しい世界に癒されていく。 異世界で癒されたからといって、現実世界が楽になるわけでは無い。でも異世界で「新しい世界に踏み込む」事を覚えた女性が、これからどう変わって行くのか。 出会いと、大きな変化。 現実世界と微妙に似ていて、でも全然違う異世界の風物を面白がりつつ、腐っていた人の胸躍る成長を期待したい、そんな作品です。全ての人の心に響きうる物語 #1巻応援怪獣になったゲイ ミナモトカズキsogor25学校でいじめられている高校生・安良城貴は、片思いをしている学校の先生・黒田への気持ちを心の支えにして日々の学校生活を耐え忍んでいました しかしある日 その黒田先生が職員室での雑談中に"同性愛への偏見"の言葉を口にしているのを偶然聞いてしまいます。 その言葉に深く傷ついた安良城は「ゲイじゃない何かになりたい」と強く願ううちに、気が付くと顔面が怪獣になってしまう、という導入の物語です。 同性愛がテーマになっている作品ではあるのですが、物語の本質は人間が誰しも持ち合わせている様々な"感情"にあると私は思っています。 安良城の顔が怪獣になってしまった要因や怪獣になった跡の安良城の感情の変化、そして彼に接する黒田先生の様子…後を引く物語の幕引きも含めて、全てが取り繕いのない"生の感情"に溢れていて、 "ゲイ"とタイトルに入ってはいますが セクシャルマイノリティとは関係なく 全ての人の心に刺さる内容だと思います。 それでいて、作品の持つ強いメッセージがストーリーにちゃんと溶け込んでいて、 ファンタジー性も合わさってとても読みやすい作品になっています。<<6869707172>>
三部けい先生の絵柄はシンプルに上手くて好きだ。 「僕だけがいない街」がヒット、その前に描いていた菜々子さん的な日常シリーズが個人的にもヒットした。 瓦敬助と同じ著者と思えないぐらいのテンションに差があるものの、サスペンスを描かせると迫力があり面白い。