KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<6566676869>>空から女の子が!エルデガイン-導きの神- 円英智名無し表紙に魅かれて、古本屋で購入。 王道のボーイミーツガールから始まる冒険ファンタジー。 主人公・ザンとヒロイン・リミュエールは とてもいい子で応援したくなるカップル。 そして、きめ細かな作画と世界観、全3巻と言わず、 もっと読みたかったですね。初めて読んだ時の衝撃ダンジョン飯 九井諒子六文銭大好きな作品の1つです。 九井諒子先生自体 「九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子」 で初めて知ったのですが、オチが予想できないというか、童話のようなハッとする発見があって、めちゃくちゃ感動したんですよね。 今まであまり読んだことないタイプの衝撃でした。 その後も「ひきだしにテラリウム」など短編をあさってましたが、いかんせん作品数が少なくて悶絶していた中で、 この「ダンジョン飯」が連載開始! ということで、1巻から小躍りしながら楽しんで読んでおります。 上記短編同様、独特の発想力が本作でも健在。 「ダンジョンで何を食べているのか?」 というゲームやっている人間なら誰しもがもつ疑問を 「モンスターを食べている」 という斜め横の展開を見せつけてくれました。 しかも、誰が参考にできるのか?と言いたくなるようなレシピまで載っている丁寧さに感服しました。 ここまで非現実的なことやっておいて、例えば、クラーケンについた寄生虫を蒲焼きにして食べて、その寄生虫に食あたりおこすといった、ごく普通に食中毒を起こす描写もあるので(モンスター食べたらどれも食中毒起こしそうだし)、謎のリアリティも出してくるから、より面白くなるんですよね。 神は細部に宿る と言いますが、細かい設定を丁寧に描いているから全体がまとまっている感じがします。 思い残すことといえば、 笑い飯がM1決勝までいって何度も優勝逃したように、ダンジョン飯もマンガ大賞に何度もノミネートされて結局とれなかったのが、個人的に残念でした。 それくらい斬新で面白かったのですけどね。 11巻で、物語も最終章?に突入とのことですが、最後まで目が離せない展開なのと、結局何が一番美味しかったのかライオスが総括してほしいなぁと思いました。 てぇてぇが丁度いい煙と蜜 長蔵ヒロコmampuku大正ロリおじラブストーリーですね。女中さんがたくさんいる名家の娘さんと軍の将校さん。少女漫画のようにロマンチックでありながら、青年漫画のように世界観がしっかりしています。遠い時代の遠い世界でありながら映画のような没入感が得られます。これがあるからハルタはやめられんのよな。 壁ドンのような刺戟的かつ記号的な萌えが流行りがちな昨今にしては、将校さんのさりげない優しさや所作の美しさにキュンとさせられるこれはなんと言いますか、素材の味?出汁が効いてて上品な味わいです……恋をしない人を好きになったら1%の恋 榎屋克優starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ※ネタバレを含むクチコミです。 「出る」場所で酒を飲むという発想!東京怪奇酒 清野とおる名無し出る場所で酒を飲む漫画です 「ドラマ面白いよ!」と友人に言われたのでまずは漫画一冊読んでみることにしました。 幽霊が出る場所で酒を飲む発想がすごい。。。 軽く不法侵入しちゃってる気がするんですがそんなことはさておきなんだか楽しそうに思えてきます。 清野とおる好きは読んでおいて損はないですね!!機械と人の調和は彼女を引き止めるか #完結応援q.天上の音楽 植下あうしぃ@カワイイマンガ本作に出てくる「ヒューマノイド」は、人間の生体に機械の脳が入っている、という存在。目的を設定されて生まれてきた彼女達(性的機能は無いので無性なのですが、姿が女性的なので便宜的に彼女と呼びますね)は、その目的を達成するために自律思考で行動できる存在。彼女達なりに悩み努力する様子は、ドラえもんや鉄腕アトムよりもやや陰影のある造形となっています。 芸術科特待生のヴァイオリニスト・憬と、ピアノ特化型ヒューマノイド・キリエ。二人がデュオとしてコンテストを目指す物語ですが、二人にはいつも、憬の幼馴染で元伴奏者・シオンの影が付き纏います。 シオンに執着する憬。己の目的のために憬と演奏したいキリエ。憬を想いながらも去って行ったシオン。3人ともコミュニケーションを拗らせて、苦しみを募らせる様が切ない。 心が揃わない憬とキリエはそれでも、その都度目標を定め、演奏を繰り返す。シオンを基準にしますが、シオンに近づくたび「基準」は揺らぎ、過去のものになるのが興味深い。 果たしてシオンの望みとは何なのか。二人が創り上げた演奏の先に、シオンが憬を振り返り、何を言うのか……この物語はコンクールよりも、3人が上手く言葉に出来ない「求める物」を明らかにする事が、何よりも大事なのです。このタイトル、最後に「あー!」ってなる座ろうじいさん スズキスズヒロnyae笑えるし、いい話だな〜って読み終えたんですけど最後までこのタイトルの意味がどうも気になってしまったんですが、よく考えてみると「あー!」ってなる仕掛けがありました…そういういう意味だったかぁ〜 最高のファンタジー短編集九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 九井諒子starstarstarstarstar_borderさいろくダンジョン飯の新刊が出たところでオススメに表示されてたので久しぶりに読み返した。 相変わらず最高でした。 「金なし百祿」は粗いけどほんと好き。 いっぱい褒めたいけど安っぽくなっちゃうのでやめとこう、でも誰にでもオススメできる最高の短編集です。かわいくてゾッとするオカルト読切対岸のメル(読切) 福島聡名無し植物や動物、さらには"幽霊"とも対話ができる少女・メルと、幽霊に憑かれやすい少年・和気谷(通称ワキャ)くんが出会い、なぜかひき逃げで死んだ霊の頼みで犯人探しをするはめになり…という話。ワキャくんもメルちゃんと手をつないでいるときだけ、同じ能力を持つことができます。 メルちゃんはとにかくぶっ飛んでるんだけどかわいくて、ワキャくんも幽霊が怖いのとメルちゃんと手をつなぎたいのとがせめぎ合う。ピュアなボーイ・ミーツ・ガールとゾッとするオカルト要素がいい具合に混ざったおもしろい読切です。 ふたりとも可愛いのでシリーズ化してほしいですね…伊図透の短篇連載伊図透のスペクトル 伊図透nyae※ネタバレを含むクチコミです。 台湾在住の作者による、映画のような新連載緑の歌 - 収集群風 - 高妍nyae※ネタバレを含むクチコミです。心霊モノだけどほっこりするいい話 #読切応援真夜中の訪問者 ハトリアヤコ名無し転職をきっかけに一人暮らしを始めたら霊が出た!しかも見覚えのある顔のヤツ!ていうか会社の同僚じゃん!ていうことは生き霊…?オレに何の恨みがあるんだよ〜!から始まるコメディーです。最近コミックビームが読み切りに力を入れてるけどその中でも特に面白いと思った。実は主人公と同僚は子供の頃は友達だったけどあるきっかけで疎遠になってしまい、社会人になって再会した微妙な関係なんです。だから同僚が無意識に生き霊を飛ばしちゃった気持ちに共感できるんだよなぁ!大人あるあるだと思う。読んでほっこりする話でした。素敵女子何だけど、、メンタル強め美女白川さん 獅子Pom 美女な白川さん! こんなに上手くポジティブな考えに行動に持っていけたらなと思いますが、実は強め女子にも不調な時もあって、トラウマ的なこともあって、乗り越えての今があるんだなと。 (それはそうか) どんなことがあっても、常に前を向いている姿は凛々しくて逞しくて素敵でした。 白川さんを通して、励まされた様な気がした。 JD×FX=ホラー #1巻応援FX戦士くるみちゃん 炭酸だいすき でむにゃんあうしぃ@カワイイマンガ〇〇×女子という作品は、ジャンルを緩く紹介するものを想像しがちですが、本作はそういう感じではありません。1巻を読み終わって、私自身の経験……FXでは無いけれども少しだけ相場(個別株)に触れていた時の事を思い出して、身体が強張りました。 主人公の女子大生は、過去に母親がFXで大損の末自殺に追い込まれたのを、自分の責任の様に感じている。 お金のためではなく、自分の戦いとして始めるFX。奨学金が貰える程の頭脳で、時間をかけてFXを学び、冷静さをもって始めたトレードでしたが、次第に泥沼にハマり冷静さを失ってゆく。危機に陥るたびに口当たりの良い言葉で自らをごまかし、気高い言葉で博打を正当化する主人公は見ていて辛い程。そこにゆるふわさはありません。 主人公を煽る投資仲間の存在も不穏。よく投資について助言したり情報を流す人はオンライン・オフライン問わず存在しますが、そういう人達が何を思っているのかを考えると、こういう人もいるのかもな……と、正直怖くなる。 カワイイ絵で描かれる表情の変化は次第に狂気を伴って、激しいチャートの浮き沈みに人が翻弄される様を残酷に描き出す。今まであった金融系漫画の泥臭さよりはむしろホラーに近い読み心地の、恐ろしい作品でした。車で始めるアウトドア! #1巻応援はじめてのキャンプさん 双葉末月あうしぃ@カワイイマンガ何か始めるのに、勢いって大事ですね。無鉄砲さ、浅慮、そして欲望で飛び込んで、夢中で進んでふと息をつき辺りを見渡す時、見知らぬ光景に感動する。この作品は、そんな行き当たりばったりの冒険の始まりの書です。 大学入学前に、勢いで車の免許を取った女子。その思い切りの奥にある「充実していたい」という思いは妙にしっかりしていて可笑しいのですが、その「充実」への欲望は後の行動を加速させる。 車があるとアウトドアは可能性が広がる。羨ましい……。飯ネタが多いですが、車のトラブルネタなどハラハラ。そしてアウトドアの解放感は爽快! 姉との活動と、アウトドアサークルの活動。興味と欲望のままに、時に危なっかしい主人公は、先達に導かれて「充実」してゆく。緩いけれどもワクワク感を共有できる、キモチイイ冒険の書でした。清新な才気がきらきら光る短編集 #1巻応援星の子どもたち 三星たま短編集 三星たま兎来栄寿ハルタコミックグランプリ受賞作品である「星の影」を始めとする、新鋭・三星たまさんの8作品を収録した短編集です。 「ひなた家」 「スター・ドリーマー」 「学生ランダ」 「青春フィート」 「魔法使いと弟子」 「星の影」 「涙に隠す」 「ゼラニウムの影」 と、タイトルを並べるだけでも何となく作風が見えてくるのではないでしょうか。ファンタジックなお話が多く、そしてどの作品にもきらきらと星が飛ぶように感情が弾けるシーンがあります。 とにかく三星たまさんの絵が可愛いのが最大の美点で、ペンネームのデザインすら流れ星を模していて可愛く、優しい雰囲気もあいまって読むとぽわぽわと宙に浮かぶような気持ちになれます。 個人的には「スター・ドリーマー」の社会で負った疲れが癒されるところ、「学生ランダ」での熱い学ラン語り、「青春フィート」のコンテンツで結ばれた甘酸っぱい関係性、「星の影」のヒロインのエグいほどの可愛さなどが好みです。 余談ですが、紙版の装丁がとても良いです。デザインも含めて絵の可愛さを何倍にも増幅させる、とても良いお仕事です。ハルタ系の作品はアンケートハガキもかわいいので、紙で揃えたくなりますね。 気に入った方は同時発売の連載作『夜の名前を呼んで』もぜひ。 こういうのでいいんだよ #完結応援ゼロイン いのうえ空ANAGUMAガン=カタが嫌いな人って世界にいるんですかね、いないとおもうんですけど…。そんなわけで映画『リベリオン』の興収成績は置いておくとしてもこのマンガは極論全世界の人がハマっておかしくない作品なわけです。わたしはそうおもいます。 https://youtu.be/LqQJOr4Rx5k 本作の舞台は凶悪犯罪が増加した日本で、警察業務は「民警」と呼ばれる民間業者に委託されるようになっています。PMCみたいな感じ。 女子高生爲妹みくるはコマンド・ゼロ(コっ…コマンド・ゼロ…!!)と呼ばれる射撃を用いた近接格闘術を修めた民警のエージェントで、同級生の主人公白石光は彼女に命を救われて…という前置きはほどほどに。 「日本を舞台に銃を撃ちまくる美少女たちのガンアクションが出来るぞ!!」というのが本作の勘所。こまけぇこたぁいいんだよ! 銃器や車、バイクのリアルかつ画面映えするアクション、緻密な背景描写とスピード感ある格闘シーンなど画面のカロリーがとにかく高くて「今俺はいいアクション漫画を読んでいる…」という充実感が味わえます。 民警をめぐる人間模様もボリュームがあって海外の警察ドラマみたいな雰囲気が漂ってるのが好き。いのうえ先生のキャラ皆かわいいです。 ゼロ距離ガンアクションが読みたければこれです!!超常現象(オカルト)の調査を行う公務員は真夜中のオカルト公務員 たもつ葉子さいろく6巻まで読んでの感想! 最初の方はちょっとテンポというか、「よつば男子寮戦線」と似たノリなので好き嫌いはちょっとあるかもしれない。あすかコミックスなのでそこは女子向けと割り切って読み始めると吉。 ガチガチのオカルト探索漫画というよりは色々なオカルトネタをベースに神仏・悪魔など+陰陽道(安倍晴明)を混ぜて独自の世界観を作っている感じ。 比較的登場人物にスポットを当てた話が多めで、軽いノリの割に相手が神仏だったりするので人間の命の重さを読み手がどう考えているかでしっくり来たり来なかったりするかも。 ただ、なんともう16巻まで続いているし、第二の夏目友人帳的なコンテンツになり得る作品だと思うのでゆっくり読んでいきたい。 そういえば2〜3年前にアニメ化もされてたようだ。人間らしくありたいと思わせてくれる短編集死んだ彼氏の脳味噌の話 Ququ野愛急に死んでしまった彼氏にまた会いたい、子どもにはいい子に育ってほしい、いつまでも恋人にときめいていたい。 こんな願望すべて叶えられたら人類みな幸せになれる、わけではなさそうです。 怪しげな機械や薬を開発する株式会社ブレブレブレインと、その製品を使うことになってしまったひとたちの短編集。 死んだ彼氏の脳味噌と同棲するひと、出会った頃の気持ちに戻れる薬を飲み続けるひと。 人間の弱さや愚かさを皮肉ってるのかと思いましたが、切なくて優しくて泣かせるお話ばかりでした。 弱いし愚かだし整合性が取れない行動ばかりしてしまうのが人間だけど、だからこそ誰かを愛せたり受け入れたりできるのかもしれません。 決してハッピーエンドじゃないし後味も良くないけど、人間らしくありたいと思わせてくれる作品でした。 友情は雑じゃなかった雑な生活 中憲人野愛だらしないゆう子としっかり者の佐々木のお話。 冬は下半身がこたつになるし、部屋が汚くても死にはしないし、ひとつくらい電球が切れててもそんなに困らない。 ゆう子めちゃくちゃわかるよ〜でも佐々木みたいなひとも結構いそうだな〜 って感じでゆるく楽しめます。 正反対でお互いのすることになんやかんや言い合う2人だけど、不思議と居心地が良さそうで微笑ましいです。 雑な人・雑じゃない人あるあるを楽しむ漫画かと思っていたけど、最後まで読んだら2人の友情にグッときてしまいましたね。 ゆるい絵柄にゆるいストーリーなのに、ゆう子と佐々木の関係性が尊い!倫理の数だけ〈やみ〉がある病月 もちオーレ 箕田海道あうしぃ@カワイイマンガ暴力や陰湿なイジメ、ネットリンチの元となる「あいつがムカつく」という感情は、実はその人の(こうあるべきだ、という)「倫理」の投影である。その「倫理」は人の数だけ存在し、それは時に酷く歪な形を取る。 本作の登場人物はそれぞれに、倫理感や強い想いがある事が語られる。ストーカー女子、ストーキングされる女子、それにある思いを抱く親友、そしてストーカーを退治したい女子。それぞれの背景が語られると、全員の同情できる部分と、到底受け入れられない部分が見えて来る。 閉じた場で増幅し伝播する、正しさの〈やみ〉。 彼女達が倫理を振りかざし、正しくあろうと画策する先にあるのは誰もが「悪」と断定するはずの構図だ。しかし、その場にいる人達はある程度気付かずに、そしてある程度確信犯的に、その「悪」に踏み込んで行く。 誰が生き残るかの理由は少し語られるがそこは重要では無いだろう。そんな事よりこの歪みに、一人一人同調していたら気が狂う。全てが最後まで正しさを主張しながら狂って、終わっていく……私はそれをただ見ていた。つれづれなる青春つれづれダイアリー 草野ほうき名無し勉学に励んだりスポーツに打ち込んだり、 若いときにしか出来ない人生経験を積もうとしたり。 そういう青春を尊重し正しく美しいと評価する。 それは世間的には当たり前であり正論だと思う。 では、友達を作りたいと思い、そのために釣りを始める、 そういう青春を世間はどう評価するだろうか。 概ねで微笑ましくは見守ってくれるとは思うが、 「もう少しなにか」とか「もっと大事なものも」とか、 「遊んでばっかりだね」とか言われそうな気がする。 「釣りもスポーツですけれどねえ・・」とか。 しかしながら、むしろそっちのほうが普通の青春であり 普通の青春時代の過ごし方ではないかとも思うのだ。 童話のアリとキリギリスとかウサギとカメとかが説くところの 「真面目が正義」はある意味でまさに童話だ。 実際には人は日常生活の中で楽しそうなものや 興味を持ったものを優先する。 多感な時期ならなおさらに。 それが普通であり本能だと思う。 そう考えれば「つれづれダイアリー」の登場人物は 現実的で正直に素直に青春を謳歌している。 興味を持ったクラスメイトと仲良くなるために釣りをはじめ、 釣りの魅力にもハマっていく森野アリス、 普段は人と接しようとしないが、釣りを介すれば 饒舌にも親切にもなる橘音々子。 釣りに興味が無かった子と釣りしか興味がなかった子が 出会ってすこしづつ距離を近づけていくという ごく日常的な女子高校生生活漫画。 二人はこの出会いで学力やスポーツ能力を とくに高めるわけでもない。 だがこの漫画は、さして変わらぬ日常が 釣りと友達?というものにちょっと関わるだけで とても楽しくなるということ、 青春時代って、ちょっとしたことをとても楽しく 嬉しく感じることが出来る時代だということ、 そういうことをこの漫画は思いださせてくれた。 また、釣り知識とアルアル体験談、それと魚料理に関しては 楽しみながら勉強になる漫画でした(笑)。 Twitter版の感想 重松清的なボッチだった6ヶ月間 (とその後) 都会名無しクラスでハブられてしまった女の子のお話。誰にでも身に覚えがあるような内容ばかりで思わず自分の中学時代を思い返してしまったし、何よりオチが秀逸でゾッとした。本人にとっては地獄だった半年が他人にとっては存在しないものになっているのが怖い。 半年の間心の支えだったのが重松清のナイフというのが良い話(自分も中学高校と読んでました)。 ナイフの代わりにタバコの空き箱を持ち歩いて起きた出来事があまりに悲惨で、本当に重松清の世界みたいだった。 この作品自体も、エグくて辛いんだけど都会先生の人柄からか不思議な温かさがあってそこもちょっと重松みがありますね。 高校編も楽しみにしてます。 https://twitter.com/okameid/status/1277533846641115137?s=20少し昔の押切蓮介の良さが帰ってきた感じがするおののけ! くわいだん部 押切蓮介さいろく内容は相変わらずチープなのだがそこがいい。 怪談にこだわりを持ったかわいい女子部長と、怪談はスキだけど部長を怖がらせることがなかなか出来ない情けないオーラの男子部員2人が今日も怪談を考察する… みたいな感じだけど、案の定他校の怪談部とのバトルに発展、次巻ではそれが大いに展開されるのであろう。 「くわいだん部」とつくのがどう転ぶのか…気になるところである。 男子部員の顔が第一話の頃のブサイクから普通のちょい恋愛対象っぽい感じに見せられなくもないツッコミ役に適した顔に変化してきているのも面白い。<<6566676869>>
表紙に魅かれて、古本屋で購入。 王道のボーイミーツガールから始まる冒険ファンタジー。 主人公・ザンとヒロイン・リミュエールは とてもいい子で応援したくなるカップル。 そして、きめ細かな作画と世界観、全3巻と言わず、 もっと読みたかったですね。