講談社マンガの感想・レビュー6231件<<126127128129130>>推理マンガとしてはもちろん、数学も学べますQ.E.D.証明終了 加藤元浩名無し推理マンガとしてはもちろん、数学も学べます。基本1話完結で単行本1冊に2話収録されています。殺人事件から学校生活のほのぼのトラブルまで幅広く扱っていますが一番の醍醐味は学問としての数学を絡めた話です。フェルマーの最終定理など一度は聞いた事のある公式などもでてきますよ。ヘビオくんとの暮らしは毎日ドキドキヘビオ 寄宿舎人外ダヰアリー モコ名無し爬虫類好きは必読。 蛇人間のへビオと、学校の寄宿舎で同室の田中学くんの日々の記録。 ヘビオくんは蛇人間なので、食べ物を丸呑みしたり脱皮したりします。人から変な目で見られることもあるけど、学はヘビオにドキドキさせられる毎日で… 妖艶な空気をまとうヘビオと、すべてが平凡な学くんのふたりをどんな目線で見れば良いのかこちらもドキドキしちゃうって… 大切なことだから読んでひとりでしにたい カレー沢薫 ドネリー美咲名無し※ネタバレを含むクチコミです。もしも幼馴染がパパ活していたら…?パパ活しないでくれ 帰田名無し※ネタバレを含むクチコミです。 エロさに慣れてくるともっと面白いサタノファニ 山田恵庸名無し結構エロい漫画なんですが、毎回エロいんで読んでいくうちにそのエロさに慣れてしまい今ではちょっとやそっとでは驚かなくなりました。でもそれぐらいエロイんですこの漫画は。もちろんエロ以外にも魅力がたくさんあって、個性ある凶悪な仲間の少女達との関係性だったり、様々な殺人武器を使ったアクション、敵組織や殺し屋との戦いもめちゃくちゃ面白いです。アニメ・コスプレ愛に溢れた秘密の同棲生活おら、嫁っこさ行くだ! ーコスプレJKの秘密の愛情ー 高橋コウ名無し※ネタバレを含むクチコミです。これこそ安達哲の最高傑作では?幸せのひこうき雲 安達哲starstarstarstarstarかしこここ数ヶ月で「バカ姉弟」以外の単行本化されてる安達哲作品をほとんど読んできたけど、ダントツで「幸せのひこうき雲」がよかった…。世間的な代表作は「さくらの唄」「お天気お姉さん」かもしれないけど、この2つの後に描かれただけあって、漫画家・安達哲にとっての到達点のような最高傑作だった。超簡単にあらすじを説明するとサディスティックな女教師におもちゃにされる少年の話なので、現代の価値観でいうと連載するのも難しいだろうし、こういうのを読むのも嫌な人もたくさんいるだろうけど、まさにファム・ファタールって感じでオチも含めて圧倒されます。考えてみると「キラキラ!」みたいなラブコメを描いていた頃から、安達哲にとって女の光と闇がテーマの1つなのかもしれないと思った。正直にいうと「バカ姉弟」は興味がなかったけど、「幸せのひこうき雲」があまりにもよすぎて、この後にどんな作品を描いてるのか気になってしょうがなくなってきた。 有馬慎太郎の新作! 日本領の惑星で生物を管理しテラフォーミング!地球から来たエイリアン 有馬慎太郎たか※ネタバレを含むクチコミです。多脚フェチは読むべし!!墨佳遼の描く生物メカSF!鉄界の戦士 墨佳遼名無し墨佳遼先生といえば生き物というところがあるので、今回はどんな動物が登場するのかな〜と何気なく読んだら、昆虫がモチーフのメカメカしいSFで驚きました…!! 自分はメカバレ&多脚フェチを抱えているので、読んでみてもうドンピシャでした!(正確にいえば本作は「多腕」がテーマです) https://twitter.com/magapoke/status/1213838192794730496 神により全ての生き物に1対の鉄の腕が与えられたとされている世界。「2対の鉄の腕」を持つ少年・アシダカとゲジは「多腕」として宗教的に迫害され、鉄くずの森と呼ばれる場所で機械生物を狩り、そのパーツを利用し生きている…というお話。 テーマはすごく面白かったものの、自分の漫画読みとしてのレベルが足りないのか、画面が見づらくてアクションを理解するのが少し難しかったです…。 ストーリー以外だと、本作は日・英・仏・中、4か国語で世界同時配信なのだとか!最近だと週刊少年ジャンプは日英、シャドーハウスは日韓サイマル配信で、今後もこういう作品が増えていくのかなと思います。 腕が6本(合計3対)ある主人公たちは、昆虫の暗喩のように思えますが実際どうなのでしょうか。今後の展開が気になります…! http://www.gmaga.co/comics/24/ https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156731973287色気ハンパないあいだにはたち さおとめやぎ名無しこの作品めっちゃ好きです。 色気ハンパないが何処か考えさせられる作品。 なんだろう、作者のキャラへの愛が色気に繋がってるんだと感じます。 ムラムラしたい時に読んでます。 殺伐としすぎかもしれないが面白いBLACK‐BOX 高橋ツトムstarstarstarstarstarひさぴよ主人公の背負ってる人生が激重い。常にギラギラした殺気が出っぱなしで、読むだけで非常に疲れる漫画である。ラストに行くほどリアル路線からぶっ飛んだ展開になるのを良いと感じる人もいれば、あるいは嫌悪感を抱く人もいると思う。合わない人は1巻の時点で合わないだろうし。殺伐とした空気が好きな人や刺激に飢えた人なら最後まで楽しめるはず。女子高生が海賊と宝探しする夏休み!万祝 望月峯太郎かしこ※ネタバレを含むクチコミです。これは大賞だ #読切応援余白の世界 山原中名無し※ネタバレを含むクチコミです。 薦められて絶対に損しないマンガザ・ファブル 南勝久starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)裏社会ですら都市伝説と言われている伝説級の殺し屋「ファブル」が、1年間の休養を大阪で命じられ、「一般人」として一般社会に紛れるが・・。 裏社会のごたごたに巻き込まれてしまうシリアス部分と、日常の肩の力が抜けきったコメディ部分のアンバランスさがたまらなくいい塩梅。 緊張と緩和でそれぞれのシーンがいい振り幅になっていて、より楽しめる。 ファブルが常人離れして強いとはいえ、描かれる強さはバキなどのような誇張された過剰なものではなく、壮絶な訓練の末に人間が辿り着けるであろう極致。 単純に強いというか、一つ一つの所作から技術、意識、感覚まで練度MAXにしている感じ。 なので、スーパーマンとまではいかないが、普通の殺し屋程度では赤子の腕を捻るレベルで強いので、見ていて爽快感がある。 策を弄してファブルを追い詰めようとするも、簡単に破られてしまうという快感は、振って振ってワンパンで倒してしまう『ワンパンマン』にも近いものがある。 そんな凄いファブルも、一般社会に入ると一転して「一般常識を知らないちょっと変わったお兄さん」扱いで、その世間知らず具合が程良くてプププっと笑けてくる。 これが絶妙でたまらない。 話のテンポ感や、どこかあり得るかもと思わせる妙なリアリティ、生き生きした登場キャラの人間味など、どこを取っても素晴らしい作品。 最初に、台詞のあの伸ばし棒部分「―――」を語尾が伸びてると認識して読んでしまっていたのが痛恨のミス。 ただの間として表現されていたものなのでそう遠くはないのだけれども、今から読み人はご注意を! これはこれでみんな、だら~っと話しているみたいで味わい深くていいんだけどね…、もう戻れないよ・・。欲望の化身、巨大馬ボンバが次々と人を襲う! #完結応援ボンバ! 手塚治虫一日一手塚『シュマリ』を最近読みまして、近い時期に描かれた『ボンバ!』もハードだよというのを見かけたので読んでみました。 『シュマリ』と同じく『ボンバ!』も復讐から物語が始まりますが男らしいシュマリに対して本作の主人公男谷はかなり暗い男。今の言葉で言えば陰キャです。この男谷の嫉妬心や欲望が、戦時中に父が世話をしていた軍馬ボンバの形を取り、邪魔だと思う相手を殺すようになります。 男谷が恋心を抱いていたヒロインの水島先生はとってもかわいく描かれるのですが、劇中で迎える結末はかなり唐突かつ悲惨なもの。この冷や水を浴びせるかのようなあっけなさ、あまり現代の作品には無いなと思ったり。あっさりと描かれているからこそ些細な運命の悪戯が誰かの人生を狂わせるもどかしさと切なさを強く感じます。 水島先生を失った男谷は社会を憎み、逆恨み的にボンバで人を襲うようになります。復讐心がコントロールを失い暴走するのはのちの『鉄の旋律』にも引き継がれているような。巨大なボンバが暴れ回る画面は怪獣映画さながらで迫力満点です。 暴走したボンバを抑えこむための決着は少々強引な気もしますが、負の感情をどう克服するか、というテーマに対しては美しい終わり方だと思いました。やはり最後は愛。残酷でオモシロイ!!進撃の巨人 attack on titan 諫山創T.Tまわりの友達がみんな読んでいたので読み始めた。想像以上に残酷な話だったけどオモシロイです。 主人公エレンを中心に、人類が巨人と戦い続ける話。エレンの「駆逐してやる!!この世から一匹残らず!!」というセリフがアツいです。 創作物が人を犯罪に駆り立てることはあるのか? #完結応援ライトノベル なるしまゆり名無し見立て殺人と言われるような神話や物語をなぞる形で行われる連続殺人、サスペンスやミステリーでは定番のネタです。 本作はそこから一歩進み、定期的に槍玉に上がる「ゲーム・アニメ・マンガを嗜んでると現実と区別がつかなくなって罪を犯す」的な議論がテーマのひとつになっています。 自身の創作物が人を傷つけることに繋がってしまうのか、創作物が殺意を喚起することはあるのか、その時作者に罪はあるのか…。 創作論を問いながら事件の犯人と謎を追うミステリーが展開していきます。 抽象的なテーマと断定しきらないキャラが多いのでわかりづらいところもありますが、軽妙な語り口で切れ味鋭いセリフが飛び出してくる時はゾワッとします。常に緊迫感が漂っているタイプの作品でした。 小説、漫画、映画とか物語を作る人に読んでみてほしいですね。メタ的な要素が楽しめるはず…。全3巻というのが勿体無い概念ドロボウ 田中一行starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男アフタヌーンでの連載中になんとなく読んでいたがちょっと内容が複雑だったのでちゃんと理解できているかわからなかったので今回まとめて読んでみた。タイトル通り「概念を盗む」犯罪者と対決で雰囲気ととしては「魔人探偵脳噛ネウロ」っぽさを感じた。個人的にはもっと続いてもっと特殊な概念の犯罪者に登場してほしかった傘寿まりこ面白かった傘寿まり子 おざわゆき名無し息子夫婦、孫夫婦と同居していたけれど、ちょっとうまくいかなくなったりして独立を決意。 最初はホテルとかネットカフェに泊まってホームレス生活を送っていたりしてるけど、それが逆に刺激になって仕事の執筆業が捗るみたいなことも起こったり。 80から人生リスタートというテイストで結構励まされたりするんだけど、年齢による障害が随所で出てきてそこらへんも面白い 🚀🎾大坂なおみ選手が天下一のスペーステニス・プレーヤーを目指す!!アンライバルド NAOMI天下一 上北ふたご 水野タマ 大坂まり天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。プロレスと一切接点を…タイガーマスク 梶原一騎 辻なおき名無しプロレスと一切接点を持たずに生きてきたアラサーの平成生まれが1巻を読みながら思ったことのメモ。タイガーマスクって親世代にとっては常識みたいな作品でどんなんなんだろうとずっと気になってたので読んでみました。 ……… 物語は1967年のアメリカからスタート 子供向けに描いているためかひらがながやたら多く簡単な漢字しか出てこない まだリモコンがない頃のテレビとか割れた窓ガラスをくっつけるテープとかに時代を感じる 「対戦相手の腹の上でゴーゴーを踊る」とか「猪木とのタッグマッチ中に頑張ってる猪木を尻目にロープの上で昼寝」とか最高すぎる タイガーマスクってゴリゴリのヒールだったんだなー 虎の穴の訓練ヤバすぎて大好き ・五年半の間に2/3が死亡 ・コールタールと重油のプールで50メートルの力泳 ・猛獣との格闘 ヘタレを装って同士討ちさせるタイガーマスクさんかっこいい 説明セリフを言いすぎなのが気になる…モノローグですら説明してて違和感。これも子供向けに書いてるせい? 会場に置いてあるテーブルが足まで木製なのなんかすごい 台所のテーブルみたい ブラック=バイソンのビール瓶手刀で切ってワイングラスみたいにして飲むの最高すぎる ブラック=バイソンvsタイガーマスク 【使用した技】 ブラック=バイソン ・急所蹴り ・メリケンサック ・首締め タイガーマスク 噛みつき つま先蹴り 1巻から戦いがダーティすぎる …… 漫画の書き方がとにかく古くて読むのがすごく疲れた。 タイガーマスクが清々しいほどのヒールなのは今読んでも面白い。 けどとにかく疲れたので全部読める気がしない。 鬼爆コンビの中学時代編だよBAD COMPANY 藤沢とおるstarstarstarstarstarウマタロ湘南純愛組!鬼爆コンビの中学時代の過去を描いた短編。「GTO」は知ってるけど「湘南純愛組!」は怖そうだから読んでないって人におすすめしたい。本編で語られている中学時代の設定と違い、仲良し不良グループの青春が中心にあるので怖い雰囲気はだいぶマイルドになっている。藤沢とおる先生が理想とする不良の青春が投影されてるそうで、あとがきでは「湘南純愛組!」より「BAD COMPANY」の方がお気に入り、と書かれていた。個人的に湘南後期、BADCOMPANY、GTOの初期までは藤沢とおる先生の黄金期だと思っていて、一番ノリに乗って面白い漫画を描いてたと思う。誰も気付かないようなコマの片隅にまでギャグを差し込むなど、細かいところまでサービス精神が旺盛だった。ちなみに、おまけとして作者ロングインタビューも収録されていて今読むと結構面白い。過去の苦労話や、自身のヤンキー観など、意外と知られてない事実も多い。他所の大手出版社の暴露話も書いてあるのだが、なかなか凄い話が書かれていて苦笑した。 リアルタイムで読みたかった #完結応援龍神沼 石ノ森章太郎名無しマンバ通信の記事で知った作品。最近山田五郎が配信のなかで「龍神沼は石ノ森章太郎先生の少女漫画時代の隠れた名作」と言っていたので読んでみた。 東京から田舎に来た少年が美しい龍神様にひと目会い別れる…という儚く美しいストーリーが、これまた美しい筆致で描かれていて素晴らしかった。これを19歳で描いたなんて信じられない。 「少女モノらしくない少女モノを描きたかった」 「高校時代から温めていた大長編作品で、上京後で“青春ド真ン中”の1957年に描いたもの」 という文章を読み、この作品は生まれるべくして生まれたんだな…と納得した。 巻末に収録されている石ノ森先生のコメントはどれもいいが、 「マンガというものは、性別や年齢に限定される読まれるべきものである、というのが信念だった」 という一文が特にいい。 リアルタイムに読めたらどれだけ感動しただろうか……。 物凄く美しい作品だったけど、これを心の奥で少しでも「(なんだ…こんなもんか…)」と思ってしまったことが悲しい。 (AKIRAやスター・ウォーズの凄さがわからないってこんな気持ちなのかもしれない) 今まで自分が読んできた全ての少女漫画はこの名作があってのもので、2021年の読者が「当たり前」「普通」と感じるような作品を1957年に描き上げているという「とんでもなさ」をしっかり理解して噛み締めたい。うまずい!いよっおみっちゃん 山田芳裕starstarstarstarstarひさぴよ粋な女剣士おみっちゃんの時代活劇。 山田芳裕先生の作品には、必ずと言っていいほど、大柄でパワフルな女性が登場しますが、女主人公はこの作品だけではないでしょうか。 話自体は用心棒のようなストーリー構造で、対立するそれぞれの陣営にいろんなタイプの侠客が登場し、愛しいと思いながら殺し合う。その男がイイ男かどうかはおみっちゃんの考える「うまずい」という価値観を通して描かれます。この考えは山田先生の作品に共通する考え方ですね。 「あずみ」や「斬り介とジョニー四百九十九人斬り」のような一対多の戦いが好きな方は、序盤の見せ場である左文字一家との対決シーンは必見です。<<126127128129130>>
推理マンガとしてはもちろん、数学も学べます。基本1話完結で単行本1冊に2話収録されています。殺人事件から学校生活のほのぼのトラブルまで幅広く扱っていますが一番の醍醐味は学問としての数学を絡めた話です。フェルマーの最終定理など一度は聞いた事のある公式などもでてきますよ。