双葉社マンガの感想・レビュー922件<<3536373839>>赤羽に行きたくなる・・・増補改訂版 東京都北区赤羽 清野とおるまーらーめん山田孝之でドラマ化もしているまんがでしたが、今までよんでいませんでしたが、「その「おこだわり」、俺にもくれ」や「ゴハンスキー」など清野とおる漫画を読んでいるうちに清野とおるワールドにハマっていき」ついに読みました。 絵はハッキリ言って下手ですが、そこが味があるというか、、、。どの話も実体験を基にしているのでリアルで面白いです。いちいち出てくるキャラクターが強烈な個性を放っている人ばかりで、赤羽は日本なのかとすら思ってしまいます。漫画に写真が使われているのも珍しいです。居酒屋ちからやペイティさんは特に強烈すぎます。 ゆるく、気張らずに読めるのも良いです。 夏休みになったら、是非赤羽に行って変なもの、人をさがしてみたいです。 奴隷区新シリーズ!大奴隷区 君と1億3千万の奴隷 オオイシヒロト 岡田伸一まーくん映画化もした奴隷区が新シリーズスタートしました。今回の舞台は高校で学校ならではの勝負が期待できます。 前作同様グロや裏切りの連発でハラハラ、わくわくが止まらないです。 まだ1巻しか出ていないですが、今後の展開がかなり期待できそうです。 絵は苦手鈴木先生 武富健治名無し絵が苦手で読んでいない人はけっこういると思う。私もその一人で、濃いタッチがなんとなく好きじゃなくて、なかなか手が出せなかった漫画です。とりあえず読んでみて、内容も濃いなぁ…と思いました。 実写化されたドラマでは良い意味で、わかりやすく見やすい演出がされていたのかな。主役の鈴木先生を長谷川博己さんが演じたのはかなり神的なキャスティングだったし、映像も原作もそれぞれ面白いですが、原作の方が濃い目です。じっくり読みたい漫画ですね。未完ながら読み応えのあるSTARSHIP ADVENTURE Star Field が収録されている2001+5~星野之宣スペース・ファンタジア作品集~ 星野之宣なまこデラックスSTARSHIP ADVENTURE Star Fieldが収録されている。スーパーアクションで連載していたようだが休刊してしまい未完になってしまった作品。アーサーワールドの1〜3話とさそり座の赤い星1話の合計4話が収録されている。 1万年以上前のものと思われる2つの宇宙船が火星-木製間小惑星帯から発見され、1つは星々を滅ぼそうとする悪の宇宙船、もう一つが星を守ろうとした宇宙船で、間違って悪の宇宙船を起動させてしまい本国に通信を許してしまった…っていうスペースファンタジーの王道的な内容。宇宙船での戦いが緻密ながら迫力のある描かれ方をしていて面白い。 だからこそ未完なのが惜しいが、それでも面白いことには変わりがないのでSFファンには読んでもらいたい作品。アーサーワールドで一応一区切りになっているので、そこまでモヤモヤしないというのもある。 『2001夜物語』の番外編「夜の大海の中で」も収録されている。番外編ながらこれだけ読んでも面白かった。 なんやかんやで楽しそうにギャンブルにどハマりしている女子四人のマンガぎゃんぷりん 押切蓮介名無しギャンブルという沼にどっぷりハマっている女の子たちを描いたマンガ。 1巻ではパチンコ、次に出る2巻では競馬に移るのかしら(1巻の終わり方から察するに。) 玄人同士の熱い戦いや技の応酬みたいなのは期待してはいけない。 おもしろおかしいギャンブル中毒者たちが見どころ。ちなみにミスミソウネタが多い。 ぎゃんぷりんのモデルだという一点突破ギャンブラーズのコラムが収録されていたが、そちらも非常に面白かった。6巻-未来-は5巻のアフターストーリーorange 高野苺リョーコ※ネタバレを含むクチコミです。ラブコメの脇役的なキャラを主役にした恋愛オムニバスきっと可愛い女の子だから 柳本光晴マンドリン松本「響~小説家になる方法~」「女の子が死ぬ話」の柳本光晴の恋愛オムニバス。クラスでぼっちのオタク少女とか31歳女教師とか恋愛経験のない文芸部部長とか成績の悪いギャルとか、ラブコメだとヒロインの脇を固める系の女の子をメインに扱っているのが特徴だとか。 ラブコメながら柳本光晴的な展開は健在で、裏表がある(素直になれないとも言う)けど直情的で時として暴力に訴えることも辞さない子が、いろんなシチュエーションで恋をする。個人的に好きだったのは一番最後の話で成績の悪いギャルの受験に付き合って1年間一緒に図書室で勉強をした秀才くんとの恋の話かな。一番練られている気がした。 大友克洋処女短編集ショート・ピース 大友克洋地獄の田中処女短編集だが最初の作品ばかりを集めたというわけではない。 巻末に収録されている大友克洋作品集によると76年〜78年の作品が多い。デビューは74年で童夢が始まるのが80年、AKIRAが82年だからそれよりちょっと前って感じ。 『宇宙パトロール・シゲマ』『大麻峡』なんかは冴えない大学生?が集まっておバカなことをするっていうコメディタッチ。『School-boy on good time』とか『任侠シネマ』は高校生の切なさを少し感じる青春系。『NOTHIN WILL BE AS IT WAS』はサイコホラー感のある感じとかなり幅が広いし、どれもそれぞれいい味わいがあって面白い。 個人的に一番好きだった『夢の蒼穹』は前線で今にも敵兵に殺されそうになっている兵士とサラリーマンを夢で行き来する話だった。 現在も双葉社から発売されているようなので手に入りやすい人情味のある話がまとまっている、大友克洋の短編集さよならにっぽん 大友克洋地獄の田中大友克洋といえば『AKIRA』『童夢』の超能力とか近未来SFっていう印象が強かったけど、「さよならにっぽん」はそういうSF要素はない。 収録されているのは『East of The Sun, West of The Moon』『さよならにっぽん』『聖者が街にやって来る』『A荘殺人事件』の4作品で、『A荘殺人事件』だけがミステリー調で他は人情味溢れるいい話。だから、大友克洋=AKIRAって期待するとちょっと外れるかも。少なくともでかいクジラがNYを押しつぶす話ではない。 ただ、『East of The Sun, West of The Moon』『さよならにっぽん』『聖者が街にやって来る』の3つは大友克洋の初期に、社会の闇の部分とか退廃的な人間とかを多く描いていた頃よりももっとライトに読みやすくなって、じんわりと心に残るとてもいい短編だと思う。 『さよならにっぽん』が1〜5まである連作。『East of The Sun, West of The Moon』と『聖者が街にやって来る』は内容的なつながりはないけど登場人物がかぶる。『聖者が街にやって来る』が一番好きだな。 『A荘殺人事件』はカツ丼が出て来るから『GOOD WEATHER』って短編の『カツ丼』と繋がっているのかもしれない。 値段もそんなに高くないからおすすめ。翔と菜穂の幸せを願うスレorange 高野苺チハ※ネタバレを含むクチコミです。 池田エライザ×吉沢亮で6月からドラマ配信ぼくは麻理のなか 押見修造地獄の田中ドラマ版『ぼくは麻理のなか』が、6月5日からフジテレビオンデマンドで配信されらしい。 全然知らなかったからマジかって驚いてる。 そして麻理が池田エライザだったらそりゃコンビニで見かけるだけで幸せになれるわって納得感がありました。 http://www.cinra.net/news/20170511-bokuhamarinonaka『盃〜誌上最強の火曜日戦線〜』吉沢緑時 漫画アクション2017年vol.10盃〜誌上最強の火曜日戦線〜 吉沢緑時堀尾漫画アクションとヤングチャンピオンが2誌共同で『あしたのジロー』を連載することになった経緯というか誕生秘話を吉沢緑時が漫画にしている。 誕生秘話といっても、ヤクザとして描かれた編集長二人がタマ取ってこいって副編って命令してあわや抗争に発展するのでは?的なギャグ漫画 わかるのは、両編集長のいがみ合いはなさそうだなってことかな笑 死ぬ女の子と生きていく女の子の話女の子が死ぬ話 柳本光晴名前はまだない死ぬ女の子と、生きていく女の子の二人が主人公かなと思う。 タイトル見てわかってはいたけどすっきりといい話っていうのではない。救いようのない話だし。 死んでしまう遥が最後まで他人の思い出の中で生き続けようとしたところは、強さを感じて好きだったな。 比較的よくあるような青春ラブストーリーと思いきや女の子が死ぬ話 柳本光晴鳥人間「響〜小説家になる方法〜」作者による作品。 ド直球すぎるタイトル。そしてぱっと見、ある意味王道ともいえる内容だけど、全体の構成がよくできていてなかなか読み応えがある。 新しい高校生活に大きな期待を抱く元気な少女・千穂がイケメン男子・和哉とその幼馴染の余命幾ばくもない少女・遥と出会って仲良くなってあれこれあるラブストーリー。と、これだけ書くといたって普通。 普通の青春ラブストーリーならもっと3人の交流が描かれそうなものだけれど、ちょっと普通ではなく、タイトルにもあるようにあまりにも唐突に遥は亡くなってしまう。 その後、場面は十数年後に急転換。いくつか謎を残しつつも暖かさの漂う余韻で終わる。 普通であればここでおしまいだと思うが次の章で亡くなる1か月前の遥の病室に再度場面が急転換。このとき何があったのか?という前章で現れた謎が解かれつつ、遥の強い決意が描かれる。 3人のそれぞれの想いと読者の思いが絡まって、きっと人それぞれ思うところが湧いてくるんだろうなーと思える作品だった。 結構ドスンとくる内容。でも1巻完結でとても綺麗にまとまっているし読んでみてほしい。ハードボイルド探偵漫画いえばこれかな事件屋稼業 谷口ジロー 関川夏央starstarstarstarstarマンガトリツカレ男一話完結で、ハードボイルドな話もあればコメディとかいろんなタイプの話があるんだがどれも面白い。 主人公の深町丈太郎も良いんだけど、周りにいる黒崎、後藤田、森山、東条、杉本、フグの立ち泳ぎ、ジョーが無茶苦茶良い。 特に黒崎は本当に名言しか言わない エブリスタ原作ということで火傷少女 里見有 貫徹名無しモバゲー小説(現:エブリスタ)にかつて入り浸っていたので気になって読んでみた こういうグロテスクさに懐かしさを感じながらも結構面白かった http://estar.jp/_novel_view?w=23709552 やっぱりヒーローって大変そうだなスターライトウーマン 加納梨衣地獄の田中宇宙人に改造されてスーパーパワーを手に入れたけどおかげでまともな社会生活を送れないっていうのはやっぱり大変だよな。天高く舞い上がれる脚力とかレジ打ちのバイトにはいらんもんな。北斗の拳と料理漫画を組み合わせたような漫画なんだよな。食戦記 中村博文starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男北斗の拳と料理漫画を組み合わせたような漫画なんだよな。 掲載誌がなくなったせいで続きがないけど、続きが読めるものなら読みたい。 かけうどんはうまそうだった 特に狩撫っぽい漫画だなライブマシーン 松森正 狩撫麻礼starstarstarstarstarマンガトリツカレ男特に狩撫っぽい漫画だな 物語はもちろん狩撫節だし絵も鬼気迫るものがある。最高だ。 どんな顔して読んだらいいかわからなかったよ。NKJK 吉沢緑時名無しどんな顔して読んだらいいかわからなかったよ。 不治の病に侵された友達の病気を治すためにナチュラルキラー細胞を活性化させて助けよう!!ってはなしだけど、そのために笑わせるところはギャグ漫画的に面白いんだけど、闘病的なところは悲しくなったある意味グルメ漫画の究極系!!闘飯 土山しげるstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男空の器と箸を持って「食べているふり」をして、どちらがより「うまそう」に食べる真似ができるかという対決が「闘飯」!! http://webaction.jp/samplecomic/ ここで読めます。ドラゴンvs戦闘機の熱い世界観青の双翼~phantom of Dragon~ 稲荷家房之介名無し※ネタバレを含むクチコミです。 派遣戦士派遣戦士山田のり子 たかの宗美かずら派遣戦士というと、YAMAZAKIかのり子か位しか思い出せない私です。 15巻出たので久々に読み返してみました>ω< こんな派遣社員さんが居たら、オフィス生活楽しくなるのかなぁ。 ひとまず肩こりとかひどくなってきてるので、つぼ押しして欲しい。 つぼ押しして欲しい(大事なことだから2回言ってみた)ベタな男女入れ替わりとは違うぼくは麻理のなか 押見修造鶏鍋主人公(男)が好きな女の子になっちゃうんだけど、元の自分は自分で生活してて、挙句そいつにも好きになられちゃったり、仲良くしてくれる女の子をすきになっちゃったりしてすんげー複雑だけど面白い。 巻末に作者が性の目覚めなどを語るページも好き。<<3536373839>>
山田孝之でドラマ化もしているまんがでしたが、今までよんでいませんでしたが、「その「おこだわり」、俺にもくれ」や「ゴハンスキー」など清野とおる漫画を読んでいるうちに清野とおるワールドにハマっていき」ついに読みました。 絵はハッキリ言って下手ですが、そこが味があるというか、、、。どの話も実体験を基にしているのでリアルで面白いです。いちいち出てくるキャラクターが強烈な個性を放っている人ばかりで、赤羽は日本なのかとすら思ってしまいます。漫画に写真が使われているのも珍しいです。居酒屋ちからやペイティさんは特に強烈すぎます。 ゆるく、気張らずに読めるのも良いです。 夏休みになったら、是非赤羽に行って変なもの、人をさがしてみたいです。