ゆゆゆ2023/08/24有名なご夫妻描いているのが、仕事が関係ない場で、一番近くで監督を見ている妻という他人だからこそ、この漫画を読むと、なんかすごそうな気むずかしそうな人という印象が失せ、身近にいそうなオタクという印象にさせるのかもしれない。 相手の趣味を否定したり無視したり拒否したりせず、歩み寄っているのも素敵ですね。 だから相手の好きなアニメを見て同じような台詞を言ったり、巨大美容マシンを置いておけたりするんでしょう。 作り出したものがその人のイメージとなってしまいがちなのですが、ふたりの人となりが分かって、ふふふと楽しめます。監督不行届安野モヨコ1わかる
ゆゆゆ2023/08/24青春が溢れてる願い事が書かれた紙飛行機が舞う街。 とても素敵だ。 それを嫌う主人公は若者若者してる。 最初にそう思った。 紙飛行機の終着駅が主人公の家のベランダという設定が出てくるまで。 紙飛行機が舞う以外、主人公がやたら寝る以外、普通の世界の話。 でも紙飛行機が舞うというファンタジーな光景に、剣と魔法のファンタジー要素が出るのかと少し期待して、ヒロインが実は異世界人とか妄想した。 そんなことはなかった。 これは高校生の青春話。 たくさんの人々の恋愛成就願望を見続けた主人公は、恋愛に関してサバサバしていたけど、ヒロインの登場でそうでもなくなり… 紙飛行機以上のファンタジー要素なんて不要な、ちょっとだけヒロインが「うんこ漏れたような顔」と言いすぎる青春恋愛漫画だった。 青春っていいですね。紙屑ターミナル鳥羽裕貴3わかる
ゆゆゆ2023/08/23起立性調節障害という病気・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 病名がついたからといって治るわけではないけど、怠けているわけじゃないと認めてもらえるとか、原因がわかることは本当に安心できることだと思う。 ・特に好きなところは? どうにもならない絶不調から少しずつ抜け出して今に至るところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 描くのは大変だったと思いますが、そのおかげでただ病名を言われるより、その大変さを知ることができました。学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで月本千景5わかる
ゆゆゆ2023/08/22ネタバレたしかに闇の物語母親の新興宗教というかカルトが、何処かの宗教で聞いたことあるようなことを禁止していて、え大丈夫なの?!と思っていたら、いつの間にか第二話になっていて、衝撃の展開。 その後の新たなカルトに関する展開でも驚いたものの、2巻で読むのが辛くなってしまった。 なぜかと言うと。 病気は標準治療が一番といえども、ほんとは見逃している別の原因のせいではと思ったり、別の所に行けば何か治療があるんじゃと思ったり、わからなくはない。 でもそれをだしに、幸せな家族をバラバラにしていくのが耐えられなかった。 2巻はその次の壊されそうな家族が出てきて、もう私のライフはゼロよ!となってしまった。 向いていなかったんだと思う。 カルトと思わず新興宗教にのめり込む人たちと、品の悪いカルトのトップたち。 あらすじに「闇の物語」とあるけど、本当に闇だ。カリスマ新堂冬樹 八潮路つとむ 西崎泰正3わかる
ゆゆゆ2023/08/22隣人が魚の顔をしている35歳、独身、女。 大手企業の子会社に事務員として勤めている。 薄給、多忙。同期どころか若い後輩は結婚しては辞めていく。 でも雇ってもらえるだけいいじゃない、と思っているらしい。 そんな彼女に恋人がいたのは一体いつのことか。 身だしなみは昔から最低限。 高そうなカメラで撮ってもらえば、映し出されたのは、見まごうことなきオバサン。 オバサンとわかっていても、突きつけられると傷つく。 主人公・栞の状況を書いていて辛くなってしまった。 みな、年をとるのだ。どう年を取るのかなのだ。我が身振り返ってダメージ倍増。 そんな栞は夜中に引っ越してきた隣人さん・瑞貴くんの顔が何故か魚に見える。 たまに本来のイケメンに見えるけど、基本は魚に見える。仕組みはわからかいけど、魚に見える。 魚の顔の彼と話しているのはとても気楽らしい。 魚フェイスがなくなると、若くてイケメンで気遣いできてさらに御曹司。 なにかあれば玉の輿である。 でも、魚に見える。 栞の家族がひどいとか、栞の会社の人達がひどいとか、周りの環境も環境なのだけど、魚に見えるおもしろさが上回ってしまう。 栞の性格を考えると、魚の顔をしているくらいがちょうどよいのかもしれない。 魚人間と恋愛??と読み始めたら、おもしろくて読み止まらない。まさかな恋になりました。邑咲奇1わかる
ゆゆゆ2023/08/22すごく人見知りしてるかのかりは読み始めたばかりで、まだ墨ちゃんは出てきていないのだけど、なんとなくスピンオフを読んでみたら…。 かわいいなあ!この子。 ぷるぷるしながらがんばっていて、応援したくなる。 周りが「かわい〜」となってるのに、本人は人見知りをして気づく様子も無し。 パーソナルスペースが1.5mというのは、なかなか生活が大変そう。 レンタル彼女の仕事をしている様子もあって、こういう感じの子が好きだったら、天使とデートしているように思えるだろう。 宮島先生が描く墨ちゃんの表情もとても良い。 また墨ちゃん目線の他の彼女たちもなかなか興味深い。 すごくパワーを感じておもしろい。 日常系で、本編をあまり知らなくても読みやすいスピンオフ作品だった。 彼女、人見知ります宮島礼吏2わかる
ゆゆゆ2023/08/21ネタバレ宰相と主人公が並んだイラストのインパクトに思わず読んでしまった漫画一話売り以外にコミックもあったとは!とイソイソ読みました。 旦那様とイチャイチャしつつ、だんだんハーレム化(主人公は旦那様以外興味なし)していくストーリーだったようです。 イケメンだらけなので、旦那様の輝く瞳と丸っこい体型のギャップが際立ちます。 大きさ以外、イケメン息子と同じ顔と気づいて、この息子の未来もこうなるのかと想像して、少し笑ってしまいました。 老いた旦那様亡き後、主人公なら目の保養にとやりかねない。いや、イケメン息子が成り代わろうとやりかねない。 前世の記憶が蘇った悪役的美女の主人公が、大金持ちらしくお金に厳しく、お金を増やすのが好きという設定も面白いです。 前世の知識で無双しています。 広告の売り出し方が激しかったのでちらっとバナーを見たことがある方、一話だけでも読んでみてください。 主人公の、旦那様への愛ゆえの毒舌(無意識)がおもしろいですよ。悪の華道を行きましょう【コミックス版】やましろ梅太 真冬日2わかる
ゆゆゆ2023/08/21サスペンス&料理?肉を食べる植物――肉植の胞子か何かを吸わないためにマスクをして眠らされていたのか、眠らせるためにマスクをしていたのか。 血の繋がらない姉妹が自宅で目を覚ましたら、父母は家におらず、謎の植物が跋扈し、義妹は謎の植物の花粉におそらくアレルギーを起こし‥ 残りの食物を考え、生活拠点をアマゾン的な通販会社の物流倉庫へ移した。 なんで謎の防護服があったのか。わからないことだらけ。 わかるのは、大豆でお肉そっくり、動物性なんとかそっくりの代用食をつくるレシピがこれでもか!と披露されること。 ジャンルはサスペンス&料理? 読めばぐいぐい引き込まれます。みどりの台所秋ヨシカ1わかる
ゆゆゆ2023/08/21コンビニの人々Twitterでバズって、漫画化もされた、コンビニで働く人々のお話の漫画です。 読み放題で10巻目をなんとなく読んでみたら、漫画の世界と現実の世界がリンクしたところでした。 こうやってバズったんですね。 コンビニ店員しているとあるあるネタと、それを奇想天外対応する仁井君。 だけのお話と思いきや、いろんな濃い店員の方々が登場していて、楽しく、それからコンビニバイトをしていた昔を思い出して、少し辛い気持ちで読めます。 原作の松駒先生もおもしろいので、18巻も続いているんだろうなあと思いました。 あの頃より業務量が増えていて、ほんと大変ですねコンビニ店員‥ 先日、レジの支払い(現金)が自動になったコンビニで、「レジ違算から開放されたのですか?!」と思いつつ「すごいですね」と思わず言ったのを思い出しました。ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ハシモト 松駒2わかる
ゆゆゆ2023/08/20ゆるくてやさしい団地での新生活病気の都合でバリバリ働けなくなった主人公のさとこ。 薬膳を教えてくれた、お隣の大家さんとお兄さん。 週4パート勤務を受け入れてくれている新しい職場。 薬膳の話も出てくるけれど、スピ否定派の社長からは温泉の入り方があったり。 不安定な心の持ちようを落ち着かせるための方法の一つとして、書かれている気がする。 読むとホッとするのは、人々のやりとりや登場人物のニッコリとした表情もあるけれど、疲れた心や体を癒やす方法が示唆されているからかもしれない。 カリカリしていて、ほっとしたいときに読みたい漫画。しあわせは食べて寝て待て水凪トリ3わかる
ゆゆゆ2023/08/19ループを繰り返して生まれた規格外なご令嬢ルプなな、2024年アニメ化とのこと、おめでたいです。 悪役令嬢追放モノかつ、20歳で死んで追放された瞬間に戻るというループものという境遇にある、主人公リーシェ。 ループしているものの、記憶は引き継いでいるため、ループするたびに強くてニューゲームになっていっています。 そしてループしていると気づいてからは、そのループでの目標をたてやり遂げていこうとするくらい、したたかです。 それから記憶は引き継いでいるものの、ちょっとした変化で、起きるイベントも変わっているようで、ループごとに違う出来事が起こっているようです。 作品の舞台となる7度目のループの世界では、6度目の人生最期に関わりをもった大国ガルクハインの皇太子アルノルトと出会うという、今までにない出来事が起こります。 それをきっかけに婚約して、大国へわたって、あれよあれよと、怒涛の日々。 リーシェは気づいてないようですが、ゴロゴロするために憂いをなくそうと全力をつくしているので、目標にたてたゴロゴロする生活をできていません。 頑張り屋のリーシェと、それをあたたかく見守るアルノルト。 表情の子細がわかる漫画だとよくよく伝わってきて、規格外な二人を前に、思わずニヤニヤしてしまいます。 その頑張りの根幹は、アルノルトを闇落ちラスボス化はせないことなのですが、果たしてどうなるんでしょう。 私は小説家になろうに掲載されている原作小説から、木乃ひのき先生の漫画に入りました。 小説の雰囲気が漫画にばしっと描かれていて、展開は知っているはずなのに楽しく読んでいます。 ちなみに原作者の雨川透子先生、いろんな小説を並行して大量に書かれていて、書籍化もばんばんされていて、さらに会社員もされているというのだから、驚きです。 この作品の雰囲気が好きなら、原作者さんの他の作品も楽しく読めると思います。ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する(ガルドコミックス)木乃ひのき4わかる
ゆゆゆ2023/08/18魔王様の休暇(バカンス)用人員魔王の前で全滅寸前の勇者パーティ。 魔王から全滅させないかわりに、魔王と勇者が一年間入れ替わるという提案をされる。 パーティで生き残っているのは勇者と神官のふたりのみ。 止める神官、提案を受ける勇者。 勇者と入れ替わった魔王は、勇者一行(2名棺桶)とともに一年間のバカンスへ。 勇者の体を魔王の言動から守ったり、死んだ仲間を生き返らせたり、王城への報告だったり。 あとの始末は神官に任された‥。 神官の主人公アティ(男)は勇者フィリ(女)に好意を抱いているので、見た目は同じなのに中身は魔王になってしまったことで、展開がなおさらにドキドキハラハラ。 話を読んでいくと、規格外な魔王様は規格外なパワーをもっていたものの、魔王城では苦労されていた様子。 勇者の体に入ってからは、今度は規格外な魔力が人間サイズになったことで苦労されている様子。 これからの展開もおもしろくなりそうなので、未読の方はぜひ読んでみてほしい。魔王さまエクスチェンジ!!ほづみりや3わかる
ゆゆゆ2023/08/17弟はばら撒かれたフラグに気が付かない大好きだったBLゲーム(しかもクリア後)の世界に転生したと気づいた主人公の男子高校生アキラ。 さらに、立場はゲームの主人公の弟という、推しカップル&アフターを見やすいベスポジ。 この主人公、元腐女子会社員としての記憶は殆どないものの、兄が主人公だったゲームのことはよく覚えているらしい。 兄カップルを眺めてニヤニヤしたり、恋に破れた男たちを見に行ったり、男たちがもたらす騒動に巻き込まれたり、なにかと忙しい。 そのせいか、元々の性格か、幼なじみの女の子はおそらく主人公に恋心を抱いているのに、主人公は気づかない模様。BL漫画とはいえ、おいたわしい。 ちなみに2巻までしか出ていないのに、展開を勘違いさせる表現にまんまと騙されたなあと思うこと数度。 お上手ですなあと思ってしまった。 ストーリーはサクサクと進み、主人公の中身が腐女子のせいかBL展開もマイルドで、グイグイとおもしろく読めている。 白兎さんも良いキャラクター。 あと原作小説家になろう版をみてみたら、原作者さんコメントで、なろう版と商業小説版と漫画版は話が少し違うと書かれていたので、3展開用意されているということ?!と震えてしまった。BLゲームの主人公の弟であることに気がつきました加奈 花果唯 しヴぇ1わかる
ゆゆゆ2023/08/17現実世界とパラレルワールドと中二病とアニメ化されたと聞いたことがあったので、タイトルは知っていて、でもアニメはまだ見たことなくて、漫画をいつか読もうと思っていて‥ついに読み始めた。 主人公たちはパラレルワールドで、全滅しないようタスクをこなしていくという、おつかいゲームのようなことをマスターを名乗る人にやらされている。 今読んでいる時点では、ストーリーはただそれだけ。 人間関係はごちゃごちゃしている。 ただ、その先に何が待っているのか、それは誰もわからない。 剣と魔法とモンスターもいるのに、主人公が中二病というか、一歩引いているせいかファンタジーというにはちょっと冷めているかんじがする。 パラレルワールドには勇者として登場しているせいか、反則のような俺TUEEE設定だけど、そこはあまり気にならない。むしろ、ものすごく強いわけではない。 忘れかけるけど、彼らは普通の中学生。 これが一番残酷な設定にも思える。 ちなみに、「100万の命の上に」という一文から、ゲームの「俺の屍を越えてゆけ」が思い浮かんだ。 この作品の「100万の命」は、いったいなんのことなんだろう。100万の命の上に俺は立っている奈央晃徳 山川直輝3わかる
ゆゆゆ2023/08/16根が良い人すぎるひょんなことから心の中がダダ漏れになってしまった、怖い怖い極道のおにいさん・龍崎あきら。 ダダ漏れと本人はつゆ知らず、周りの極道も自分だけが聞こえると思い込んで指摘せず。 きつい言動の裏にある優しい気持ちに、周囲の極道はニコニコというか、優しくされてときめくというか。 読み始めて、設定に対して「んなバカな」と「いやでもそういうものかもしれない」という気持ちが、自分の中でせめぎ合う。 サトラレも指摘されたら生きていけないというのがあったような。 そして、龍崎あきらの真意が、まるで父母のような優しさに包まれているので、きつい言葉とのギャップでまたおもしろい。 このままの勢いで3巻まで走り抜けるんだろうか。 おもしろい漫画をみつけてしまった。最凶ヤクザの心の中は意外とやさしい左東武之 新島一2わかる
ゆゆゆ2023/08/15キュンキュン恋文(ラブレター)をテーマにした、とっても青春なラブストーリーが綴られています。 一話読み終えるごとに、「ほぅっ‥」と安堵というか、青春への憧れというか、なんとも言えない気持ちが込み上がります。 ジョージ朝倉先生の描く表情、というか眼が好きです。 手紙を持って少し下を見た眼差し、胡乱げな眼、目は口ほどに物を言うというけれど、とても語ってくれます。 久々に漫画をみて、バッサバサなまつ毛と目力にやられかけましたが、中身を見てみたら「やっぱりこの絵が好きなんだ」と思い直しました。 なにげないシーンをうっとり見てしまいます。 動きを感じるところも好きです。 コマ割りなのか、描写なのか、何なのか分かりませんが、静止画なのに頭の中で補完されてドラマのように動いて見えます。不思議です。 青春謳歌中と夢にも思っていないだろう、甘酸っぱい青春をさらに甘酸っぱくさせる、キャラクターたちの表情、ぜひご堪能ください。恋文日和ジョージ朝倉1わかる
ゆゆゆ2023/08/15きっとまだまだ序盤の序盤マミー&ファミリーで「マミリーさん」なんて、かわいらしい名前で呼ばれている何かと、その正体の片鱗に触れてしまった少年たち。 ミイラ?ゾンビ?が出てきて、やっぱり人間がこわいという一端も見せつつ、マミリーさんもこわいという要素もありつつ。 マミリーさんって一体なんなんだ、という気持ちが、話を読む手を進めます。 主人公ペアが男女じゃなくて少年二人組というのが、最近読んだ漫画の中ではめずらしい要素で良いなと思いました。 あと主要キャラクターの皆さん、中身が濃すぎて、キャラクターが立っています。 みんな見た目が良いので、その差もおもしろいです。 今、14話を読んだところです。 今後の展開が楽しみです。人類蝕みつちよ丸 佐藤祐紀7わかる
ゆゆゆ2023/08/14ちょっぴりえっちなギャグ漫画今はなき「ギャグ王」に連載されていた、半人前の忍者男女4人と小頭1人を描いた、ちょっぴりえっちなシーンもあるギャグ漫画「半熟忍法帳」。 新山先生の漫画は、ドラクエ4コマ漫画でもちょっぴりえっちなシーンがあって、幼心にドキドキしたのを覚えている。 タイトルはおそらく、半人前の忍者だから半熟。 半熟で忍者というと、「半熟英雄」を思い出すけど、指摘されたのを見た覚えがない。 半熟英雄はスクウェア(当時は競合)のゲームだったから、触れてはいけなかったのかもしれない。 男女がそれぞれ良い感じの両思いになっているのに、もうひといき、うまくいきそうでいかないようで、うまくいってる。 そんなハラハラ感があって好きだった。 それから、ナイスバディーなお姉さんと鼻血。 読み直すとこういうコメディだったかーと、なんだかしみじみ。 Kindle Unlimitedなとで読むことができます。半熟忍法帳新山たかし3わかる
ゆゆゆ2023/08/14世界征服をたくらむ悪魔の赤ちゃん・ちぱまだスクエニではなくエニックスだったころ。 メジャーな「ガンガン」ではなく、「ギャグ王」という月刊誌に連載されていた「ちばパニック!!」 主人公の少年ササと、悪さをしては木に吊るされる悪魔の赤ちゃん「ちぱ」が織りなすほのぼのギャグコメディ。 ちぱの語尾は赤ちゃんなので、「でちゅ」。 悪魔らしく世界征服を目標として掲げるも、お菓子の話をされたらお菓子のことで頭がいっぱいになったり。 かわいらしさとおもしろさを兼ね備えた、幼児並みの言動。 マスコットキャラクターのちぱは、かわいらしさを詰め込まれた存在だった。 今読んでもかわいいねぇと思えるし、四半世紀を超える月日はササに対しても保護者のような目線にさせてくれる。 ‥年をとるはずだ。 ちなみに、シンプルな線なので、真似したら書けるんじゃないかと書いてみたものの、耳?が難しく、違う悪魔をたくさん描いてしまったのを覚えている。 最近、カービィなら書ける!と思って書いたら違う生物になったので、シンプルな線であれば真似しやすいというのは誤りらしい。 当時、読んでいた人には懐かしの漫画。 いま読んでもおもしろいですよ。ちぱパニック!!幸宮チノ1わかる
ゆゆゆ2023/08/14少年たちの心に刺さる何か📷ジャンプに連載されているオッサン顔の漫画くらいに思っていたら、小学校だか中学校のクラスメイトが好きと言っていて驚いた。 「おもしろいじゃん、たけし」 と彼は言っていた。別の子は「たァけェすィ」の言い方を真似してよく言っていた。 たけしには、あの年代の少年たちの心に刺さるものがあったらしい。 読み直してみたら、少年たちにウケた理由がわからないでもない。 7歳児が7歳児を心配したり、ボコスカしたり、少年誌でそんな台詞いいんですか?!な台詞を発したり。 勧善懲悪モノにもみえるけど、根本はリーダーでありたいという欲望。 リーダーの基準は父親が提示してくれた「物事を平等に判断できる心を持っているか」「相手の心を感じられるか」。 等身大でなく、ちょっと大人びたかっこよさを感じる。見た目はオッサンだけども。 添付はクラスで話題になっていたシーン。 第二次性徴期のとまどいを「ダンディー」で終わらせるたけし。たしかにかっこいい。 うろ覚えだったけど、まさか第一話のシーンとは思わなかった。世紀末リーダー伝たけし!島袋光年9わかる
ゆゆゆ2023/08/14ヤバイという感想をみて読んでみた・読んだ直後に思ったこと ヤバイ ・特に好きなところは? 大量に描かれたファンと集中線。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ヤバイの一言ですべてを終わらせる若者言葉感(でも今の若者はヤバイを多用するのだろうか)、ラブ・アンド・ピースなロック感、最近見ていなかった汗やらなんやらベッシャアな感じ、濃いめの作者の絵柄と合わさり、非常に濃い。 音がない漫画だから楽しめる音楽漫画?なのかもしれない。私の頭の中では「ヴォイ!ヴォイ!!」とロックではなく、激しめのメタルが流れた。 「ヴぁイ」と「ヴォイ」の違いが気になる。ヤバイ島袋光年6わかる
ゆゆゆ2023/08/13人類の未来は新小学一年生・サチちゃんの言動に委ねられた!ただのお子様漫画と思ったら、なんだか違う。 「コタローは一人暮らし」は大人びた幼稚園児だったけど、こちらは根っこは似ているけどちょっと違う。 生意気だったり、ひねくれてたり、幼かったり。 ジャンプラのコメント欄で「昔のクレヨンしんちゃん」に作者のテイストを足した感じと表現されている方がいて、言語化しきれないもどかしさが解消した。 しんちゃん的なのか。なるほど。 本作は、サチの言動や周りの奇抜なキャラクターもおもしろいけれど、天使と悪魔が点数をひたすらつけているのもおもしろい。 「このクソガキがー!」と言いたくなるような言動にも天使は良いところを見つけて加点するほど天使だし、悪魔は悪魔らしく悪い方にそそのかす悪魔っぷり。 でもクソガキなのでそそのかされた悪行は、逆張りして止めてしまう(やめても事前の行為で加点済)。 彼らは人間審判のために人間界にいるのでそれが業務なのだけど、善行と悪行を淡々と、細々した日常生活から採点しているので、マメだなあと思ってしまう。 神様もなかなか良いキャラクター。そうか、神様だもの!そうだよね。 一話序盤は理解しきれず、んん?と思ったけれど、後半には印象が大きく変わっていた。 第一話を読み終えた頃には、独特の世界観にハマって読み進めていた。 語彙力なく表現すれば、おもしろい・天才・すごい。 ぜひ読んで、「サチ録」の世界に引きずり込まれてほしい。サチ録~サチの黙示録~茶んた1わかる
ゆゆゆ2023/08/13許せる「訳あり」でお家賃が安くなるならば!おばけが出る激安物件。 たまたま空いたところに出くわした、ホラー音痴の女子高生。 大家さんと内覧し、出くわしたのは、目つきの悪い柴犬の地縛霊。 柴犬がとっても目つき悪く、ぶさいくかわいい。 愛情を与えられず地縛霊になっているので、愛ですぎると成仏してしまう設定も、またかわいい。 愛でているうちに、犬側の事情、女子高生の事情、いろいろ明らかになっていく。 読後感もとってもハートフルな読み切り漫画。シバつき物件(読切)大森えす2わかる
ゆゆゆ2023/08/13ガングロギャルとか元水泳部でこんがり焼けた肌、塩素で赤くなった髪の毛と、一見遊んでいそうな見た目、吊り目で強気そうな顔立ちの、内面は純粋で真面目なもも。 そして、もものオトモダチとして仲良くする、なんでも欲しがる、分かりやすく悪役の(なので見ていてイラッとしてくる)さえ。 ももが好きな同じ中学校出身のとーじ。 とーじを奪われまいと適当に指さしてしまった、学年一のモテ男の岡安。 彼女たち4人による、ドキドキハラハラ恋愛漫画「ピーチガール」。 帰省して、ふと思い出したこの漫画。 たしかガングロと呼ばれたお肌こんがりファッションが若者の間で流行っていた頃に本誌で読んでいた漫画だ。 あの頃テレビでは、ヤマンバのような髪型をしたチョコレート色の顔のギャルが「黒人みたいになりたーい」と言って、日焼けサロンに通う姿を特集していたのを覚えている。 今だと、プールで日焼けして、色素が抜けているくらいでどうして主人公は勘違いされてるの?となるかもしれないけど、当時はそう見られ得る時代だった。 漫画では読むにつれて、読者側としてはその容姿はだんだん気にならなくなり、(ももは日焼けした肌を嫌がっていたが)他のキャラクターも強いて気にしておらず、普通の恋愛漫画と変わらなくなったように思う。 ガングロギャルの時代はおわり、美白の時代へ移り変わっていったせいもあるかもしれない。 読み直してみたら、さえはお友達にみえるときもあるけど、やっぱりムカつくなあと思ってしまった。ピーチガール 新装版上田美和1わかる