こんなに願ってしまうものなのか #読切応援
マジでネタバレなしで読んでほしいのでぼかしたことしか書けないんだけど、このフレーズ大好きです…!!表紙の雰囲気が好きでなんとなく読んでみたんですが、とてもよかったです。 主人公の望月くんも陽向ちゃんも可愛くて可愛くて、二人のことがどんどん好きになっちゃうし「全部…全部──」のページが良すぎて泣いちゃう。「願ってるだけじゃ『いつか』なんて来ない」とか、言葉選びが綺麗なだけじゃなく心に刺さる感じがすごく好きです。鳥羽裕貴先生の作品もっと読みたいです!
願い事が書かれた紙飛行機が舞う街。
とても素敵だ。
それを嫌う主人公は若者若者してる。
最初にそう思った。
紙飛行機の終着駅が主人公の家のベランダという設定が出てくるまで。
紙飛行機が舞う以外、主人公がやたら寝る以外、普通の世界の話。
でも紙飛行機が舞うというファンタジーな光景に、剣と魔法のファンタジー要素が出るのかと少し期待して、ヒロインが実は異世界人とか妄想した。
そんなことはなかった。
これは高校生の青春話。
たくさんの人々の恋愛成就願望を見続けた主人公は、恋愛に関してサバサバしていたけど、ヒロインの登場でそうでもなくなり…
紙飛行機以上のファンタジー要素なんて不要な、ちょっとだけヒロインが「うんこ漏れたような顔」と言いすぎる青春恋愛漫画だった。
青春っていいですね。
ここは色んな願いが込められた紙ヒコーキが飛ぶ部屋――。少年はいつもこの部屋で人の願いの行き先を眺めていた。そんな彼の前にとある少女が現れて…?