マンガトリツカレ男2019/04/28漫画ガロで掲載作品をまとめた短編集久しぶりに読んだが初期の矢口高雄は凄すぎる 表題作のチライ・アパッポよりも俺の好きな矢口高雄の暗さが出ている「長持唄考」や戦後の田舎のイメージを感じられる「狐の棲む里」の方が好き 「狐の棲む里」は20年ぐらい前の個人的な矢口高雄ブームの時に読んで衝撃を受けた 「青林傑作シリーズ チライ・アパッポ」に収録されているものと同じかどうかわからないが「青林傑作シリーズ チライ・アパッポ」は高額なのでこの電子書籍で読むのをお勧めします。 チライ・アパッポ矢口高雄1わかる
マンガトリツカレ男2019/04/27あらすじ通りの内容だったHで不気味で強烈 ハチャメチャじじいが起こすラジカル・コメディとしか言いようがない内容だ。 じじいの口の中のアップがきつい マジで柔俠伝の作者と同じとは信じられんぞ... 忍者じじ三太夫バロン吉元
マンガトリツカレ男2019/04/04表紙から絵が想像できないだろ...小説のコミカライズは色々あるけど、コミカライズ作者の選びのセンスが面白い。元の小説を読んでいないが内容は面白かった。 紙で読んだがちょっといい紙使っているとのページ数が多いのかちょっと重かった のぼうの城花咲アキラ 和田竜2わかる
マンガトリツカレ男2019/04/04面白くなりそうなところで終わってしまった何気なく手にとって読んでみたらそこそこ面白かった。 これから面白くなりそうなところで終わったのが残念 作者の阿崎桃子の名前は覚えたので次の連載が始まったら読もうフェンリル姉さんと僕阿崎桃子
マンガトリツカレ男2019/03/22最後まで読まないとタイトルの意味がわからないアメリカ海軍から発射された核ミサイルをソ連/中国が迎撃し40分で戦争が終わったところから始まる。核戦争で壊滅的になったアメリカへ災害地支援という形で自衛隊が上陸した辺りから最後まで多少中だるみはしたが面白かった。 ちょっとラストが急だったな地球0年田辺節雄 矢野徹
マンガトリツカレ男2019/03/16ネタバレ予想以上に面白かった東北地方に蝗が大量発生したところから始める。 最初はそんなに楽しめなかったが、東北地方でのイナゴの進路予想が外れた後あたりから一気に面白くなった。 内乱が始まり東北地方と中央政府の思惑を互いに読みあいや、なんとか落としどころを作ってうまくやろうとするタイミングで違うところから問題が発生しどんどん悪い方向にいってしまう。ラストの一番盛り上がるところから「えっ」って言う感じで終わってしまった。 蒼茫の大地、滅ぶ西村寿行 田辺節雄5わかる
マンガトリツカレ男2019/03/07未亡人の一人御飯「ママゴト」「私を連れて逃げて、お願い。」の作者の料理/グルメマンガ。 本編はあとがきを見れば納得いく感じの内容です 立ち食い蕎麦屋のおばさん/喫茶店のジジイ/結婚の誓いの時の背景が俺の好きな「薫の秘話」テイストでよかったあなたに捧げる私のごはん松田洋子1わかる
マンガトリツカレ男2019/02/26俺の考える「劇画」とは違う絵がだったほるぷ平和漫画シリーズの「水筒 ひめゆり学徒隊戦記」や「沖縄決戦」ほど作品として気迫は感じなかった。 全部で70ページぐらいなので展開が早くあっという間に終わった。 劇画「ひめゆりたちの沖縄戦」与那覇百子 ほしさぶろう
マンガトリツカレ男2019/02/26最後の方の急展開は必見最初の方の悪を裁く感じと世界編になり仲間集めのあたりは好きだけど最後の急展開は好きじゃないが一見価値があると思う。 子供の頃はふーんという感じだったが今読むと色々な事情を勘ぐってしまう。 漫画の内容よりも「神戸連続児童殺傷事件」の犯人が犯行声明にセリフを引用したので一時期有名だったな 瑪羅門の家族宮下あきら1わかる
マンガトリツカレ男2019/02/16なんというか表現できない面白さだあらすじは「これは10人の男達が50年もの長きにわたって命を賭けた悲願なのだ!」を叶えるために育てられた主人公を含む9人の仲間を集めて野球でUSAチームに勝つというがメインストーリーだがほとんどは仲間集めで終わってる。 最後のUSAチームとの対決はともかく仲間を集めるシーンだけはむちゃくちゃいい。最初の仲間の相撲取りを勝負する際の主人公の準備運動や各メンバーを仲間にするときにエピソードは小山ゆう作品が好きだったらたまらないものはある ハマるやつはすげー好きだと思うが、現代のリアルな野球漫画に慣れている人にとっては全く面白さが伝わらないと思う。 風の三郎小山ゆう1わかる
マンガトリツカレ男2019/02/14すごい面白くなりそうなところで終わった...10年間無人島にこもって映画のシナリオを書いた男が都会に戻ってきたところから物語は始まる。物語の最初の方の技術に進歩/昔の友人の心の変化/無人島にこもる前の作成した映画がどれだけ周りに影響与えたかのエピソードがすごい良い。けど途中から話が壮大になりあれっと言う感じで終わってしまった。続きが読めるものなら読みたい。 ワルキューレといい「狩撫麻礼」の映画を題材にした漫画はすげー良いところで終わってしまうぜ... ギィルティ狩撫麻礼 中村真理子1わかる
マンガトリツカレ男2019/02/03ビッグコミックの別の総務部漫画ビッグコミックの総務部漫画といえば総務部総務課 山口六平太のイメージが強いけどイリーガルも好きだった。 一見ダメ社員が影では有能な社員という設定でよくある感じの内容だが「パイナップルARMY」の原作者 工藤かずやと「殺手」の木村直巳なのでいい感じで面白い。 最近読み直したがコンピュータ関係の描写が古いところはあるけどその辺は気にならなく楽しく読めたイリーガル木村直巳 工藤かずや
マンガトリツカレ男2019/01/20おそらくほとんど全話読んだ確実に読めていないのは、最近まで単行本未収録を含む以下の4作品 第237話「幻(ダミー)の栽培」 第245話「スワップ 捕虜交換」 第266話「バチカン・セット」最近収録されたのが発売したらしいのだが未読 番外話「告発の鉄十字」 ビッグコミック/別冊ゴルゴ/増刊ゴルゴ/SPコミック/文庫で微妙に収録も違うらしいので上記以外も読んでいないのがあるかもしれない。 ビッグコミック/文庫/SPコミックの最新刊などを読み続けているので、おそらくほとんど全話読んでるという話が前提です。 特によかった回は以下かな ・AT PIN-HOLE! ・死闘ダイヤカットダイヤ ・2万5000年の荒野 ・鬼畜の宴 ・白竜昇り立つ ・海へ向かうエバ ・ベイルートVIA ・最後の間諜-虫- ・システム・ダウン ・世紀末ハリウッド じょじょに各話好きな部分を書いていきます。ゴルゴ13さいとう・たかを
マンガトリツカレ男2019/01/18狩撫麻礼で何が面白いって聞くとだいたいこれが出てくる昔は個人的にあんまり面白さがわからなかったが、最近読み直して昔から狩撫麻礼ファンがオススメする理由がやっとわかった。昔はバンド漫画としてオデッセイがメジャーになり社会現象までというストーリーに注目していたが、サイドストーリーのオデッセイの生活も込みで楽しむもんだと。 初期の狩撫麻礼に登場する主人公を見出す中年の男はどいつもかっこよすぎる 谷口ジローと組んだ「青の戦士」「ナックル・ウォーズ」「LIVE!オデッセイ」のどれがいいと聞かれたら、「時と場合」によるとしかいえない。LIVE!オデッセイ谷口ジロー 狩撫麻礼3わかる
マンガトリツカレ男2019/01/15スピリッツらしからぬ作品途中までは主人公「リョウ」とバブル末期の世界観がメインになる「カヨ」が登場するあたりから狩撫っぽさが一気に出てくる。「カヨ」と「トキエ」の会うエピソードと狩撫っぽい台詞回しだし。 大山くんのボクサー編や浮浪者の調査など色々あってまとまりがない感じもする。 最後の方のトレンディドラマを見て救われるって話は妙に好き 天使派リョウ狩撫麻礼 中村真理子3わかる
マンガトリツカレ男2019/01/06この漫画を読むと中華料理への信頼度が増す韓国/アメリカでも映画化されたオールド・ボーイの元になった漫画 「嶺岸信明」「土屋ガロン」こと「狩撫麻礼」のサスペンスで主人公 五島慎一 はある日突然誘拐され10年間監禁された。解放された五島が自分が監禁された理由を解き明かすために奔走する。 前半の謎を解き明かす部分の方が好きかな ラスト周辺で監禁された理由が明らかになるが衝撃的な内容だ 「マジでそれかよ」って思うけど、物事は受け取り側がどう思うかだよな オールド・ボーイ嶺岸信明 土屋ガロン2わかる
マンガトリツカレ男2019/01/03ラストのページが雑誌掲載時と微妙に違うんだよな多分もっと続く予定だったが掲載誌のコミックギガが休刊になる都合で後半があんなに急展開になったのだと思う。 内容の雰囲気は「狩撫麻礼」だが「田村信」の作画の感じでコメディよりになっている。 掲載時の最終ページには未完とあったが電子書籍版はその文言はなくなっていたエッヂ狩撫麻礼 田村信1わかる
マンガトリツカレ男2019/01/02ネタバレ確かヤングサンデーで掲載されていたよな?タイトルと作者で思い出したけどこの漫画はヤングサンデーに掲載されていたはず。 細かい時期は覚えていないけど、「白兵武者」「都立水商!」「闇のイージス AEGIS IN THE DARK」とかやってた時期に連載が始まり、あまりにヤングサンデーの雰囲気と違いすぎて記憶に刻みこまれた。 最終的には「メガネ」とくっついて終わる。 ちなみに書籍の単行本が少し分厚かったはずダメ恋。中山乃梨子
マンガトリツカレ男2019/01/02連載当時に読んでいれば感想は違ったとは思う最初の方は好きだけど、後半になるといまいちこの世界観にのめり込むことができなかった。急激な展開で理解が追いつきそうなところで終わってしまった。 勝手な言い方だが狩撫度数はそんなに高くないマニュアル狩撫麻礼 谷村ひとし
マンガトリツカレ男2019/01/022018年で一番発売に驚いた短編集80年代の「ビッグコミック」や「ビッグコミック増刊」で連載されたボクシング連作の短編集 「十点鐘」「ザ・リミット」「真夜中の挑戦者」「アフター・アワーズ」は特によかった。 「真夜中の挑戦者」「アフター・アワーズ」あたりはのちの「ハード&ルーズ」などにも通じるものがありそう 掲載時期の前後は不明ですが、同じボクシング漫画の『ナックル・ウォーズ』や『青の戦士』の内容に比べて「狩撫麻礼」っぽさはあんまりない感じもする。 掲載誌の差かそれとも漫画家の差かわからないが両方とも面白い事には違いない 狩撫麻礼 拳闘短編集 feat.園田光慶狩撫麻礼 園田光慶1わかる
マンガトリツカレ男2019/01/01最後の方になってやっとタイトルの意味がわかる『POWER FOOL』 途中までは方向性がよくわからないがラスト2回は間違いなく「狩撫麻礼」の思想が出まくってる 面白いかを聞かれたら答えに困るがラスト1ページの名言は一見の価値はあると思う 『Rock喫茶開店入門編』 Rock喫茶の開店を考えているカップルに対してRock喫茶の店主が奇妙な提案をするがなんというか条件が「狩撫麻礼」っぽい Rock喫茶の店主って「狩撫麻礼」本人の姿が元になっているのかな 最近出た「地球探査報告 ロンリネス」の表紙の「狩撫麻礼」に似ている POWER FOOL守村大 狩撫麻礼
マンガトリツカレ男2018/12/31ネタバレ衝撃のラストとはこの漫画のラストだなボクシングにのめり込みすぎて宗教に近くなってる男「森山」と「森山」に誘われてボクシングをやり始める男「三上」の話。 これだけ書くと「あしたのジョー」に近いものがあるが、確実に違うのは「丹下段平」より「森山」の方が圧倒的に思想が偏っている。 森山のセリフは全編通して名言だらけだ 「感動的な奴は何をやっても他人を感動させる」 「いい男は常にワンパターンだ」 「俺はマジメなだけさ」 「ボクシングを侮辱する者を俺は許さない」ナックル・ウォーズ谷口ジロー 狩撫麻礼
マンガトリツカレ男2018/12/24あらすじのせいで損している気がするあらすじはいかにも「どおくまん」っぽい表現になっているがこれは第一話のあらすじで2話以降は下宿の人間模様や辻本と鈴木の友情などいい話がばかりだった。 最初の方は辻本が主役で後半は鈴木の漫画を書くことメインになっていく。 インタビューとかを読んでから読むとちょっと自伝っぽい 京都札の辻下宿どおくまんプロ どおくまん
マンガトリツカレ男2018/12/17俺好みの短編集だった時代劇7作、現代劇5作と色々あるがどれも面白い 特に好きなのは 時代劇編だと「峠の茶屋」と「ぶらい」 現代劇編だと「人事を尽くして」かな 簡単な感想は以下の通り 峠の茶屋:二年くらい前に「グランドジャンプ」の読み切りで同名の「峠の茶屋」があったがこれに掲載されている「峠の茶屋」の1話目はその読み切りのプロトタイプっぽい。 ぶらい:渡世人が主人公で終わり方も含めてすごい好き。 人事を尽くして:国選弁護人が主人公の漫画。第3話のプロフェッショナルは、内容も主人公の職業意識も含めてすごい共感した。 ’86~’02 かわぐちかいじ全短編かわぐちかいじ3わかる