名無し
1年以上前
改めて読んで、感じたのだけれども
試合のシーンでの時間的な描写が凄く上手い。
私的に嫌いな格闘技漫画だと
残り試合時間数秒なのにどう考えても
数分レベルのやり取りがあったりとか
セコンドが「よけろ」「かわせ」とか声を出すと
選手がソレを聞いてよけたりかわしたりとか
ありえない展開があったりする。
その点「廻」は動きのある絵と静止画的な絵を
組み合わせたり、セコンドや観客の
「声」とか「感想」「判断」「直感」とかを
ちゃんと描きわけていて、
時間の流れ的にも、試合のリアリティからしても
凄く上手く描かれていると思った。